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February 2012

こないだ一度司会をさせていただいた
『笑う経済白書 THE ピンキリ SHOW』の2回目の収録があった。
トークが膨らみ、また4時間半ほど爆笑しながらの収録だった。

夜半、帰宅して、食べてなかったお弁当を食べながら、
これから原稿直しだ〜〜〜。
ほよ〜・・・

と思っていたら、くろすけ。
おいっ、弁当は、わたしのもんだぞっ。

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きょうもサンデー毎日インタビュー。

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足掛け12年困難な取材を続け、
『さいごの色町 飛田』をお書きになった井上理津子さんに伺う。

その取材で明らかになっている内容は、
このようなことが今の時代もつづいているのか、
過去にこんなことがあったのか、などと驚く現実ばかり。
ページ数という意味ではない、質量の大きさを感じさせる本だ。
読ませていただくと、
めっちゃハードな取材をこなしてらして驚く。
取材拒否にあおうと、なかなか証言してくれる人が見つからなくとも、
あきらめずに飛田に通い、必要とあれば張り込み、時には友人とともに潜入。
またその歴史や背景を調べるためなら、
暴力団事務所から警察まで、アポ無しで突撃で取材していく。

すごそうな女性だわ。
正直、ご本人に会うのも、ちょっとドキドキ・・・
めっちゃコワモテの、オットコ前の、厳しい人かもしれんと思ったからだ。
しかし、ぜんぜん違った!
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女性らしく、また優しさに溢れる井上さん。
ホッとする。

お話を伺って、本の取材の裏話、苦労話がたいへん興味深かった。
難しいテーマだったからこそ、
今回のインタビューでも一言一言をゆっくり丁寧に選びながらお話しされていた様子に、
井上さんの思いやりと誠意を感じた。
そして、本に書かなかったこと、書けなかったことも多々あったことが伝わってくる。
12年だから、取材をしているうちに、おふたりのお子さんも成人されたらしい。
困難な仕事を裏切らずに捧げてきた、その献身と覚悟に、尊敬の念が湧いた。

そして。
夜は、OMG!!! ついに来ちまった〜。
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東京事変、最期の生実演「 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」武道館公演!
うきゃーーー!

看板を観るなり、
うれしいやら、淋しいやら、興奮しいやら、
複雑な心持ちとなった。

ライブそのものは・・・恰好よすぎでした。
計算し尽くされたエンタテインメント世界のおよそ2時間半。魅了されっぱなし。
東京事変は、どのアルバムも完成度がめっちゃ高くて、音楽にしびれ、
聴くだけで毎回1度ほど体温が上がるような感じがあるのだが、
ライブでも、その上手さ、恰好よさは変わらない。
音もステージングも、美しい。
さいごのさいごは、わたしのめっちゃくちゃ大好きな曲だったという、うれしいサプライズ。
なんか興奮と淋しさで踊りながら泣いてしまった。
生演奏が聴ける同時代にこの世に存在したことに感謝。
Thank you so much for happening.....Incidents Tokyo!!!
またあなたに会えるのも、楽しみに待って、さよぅなぁら〜!

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本日2月28日(火)発売
『サンデー毎日』対談連載「すみきちのぶっちゃけ堂」のゲストは、
"中国で最も有名な日本人"と言われている、
北京大学研究員でコラムニストの加藤嘉一さんです。
頭の回転が早くて、話がとってもおもしろい27歳男子っ。

きょうは、サンデー毎日の対談で、
大好きな阿川佐和子さんをインタビュー!
阿川さんは、自分の将来像を思い描くとき、いつも浮かぶ方。
わたしの目標とする職業人のおひとりで、
雰囲気含め、憧れでもある。

そんな阿川さんと仕事の場でご一緒するのは今回3回目。
1回目は、スタジオパークでわたしがインタビュアー、ゲスト阿川さん。
2回目は、週刊文春の阿川さんの対談コーナーで、わたしがゲスト側。
そして、今回は、わたしがまたインタビュアーで、阿川さんがゲスト。
なんと、交替でインタビューし合っている(笑)
こんな関係、なかなかないような。光栄だぁ〜。

しかし、今回は、半分わたしの悩み相談会になっていたかも(笑)。
このところ仕事でもプライベートでも不安やモヤモヤ、自信喪失などが若干続いており、
それを、人生のrole model的な方に、ご本人はその辺どうしてきたのかを直接伺う、
貴重なチャンスだったのだ。
なんてラッキーなタイミング。
伺った結果・・・
とにかく、励まされたっ。
すごく現実的にヒントになる考え方や視点も、伺うことができた。
やっぱり人生の女子先輩の存在は、唯一無二、というほど大きい。
会う回数とか、普段どのくらい近しいかという問題ではなく、
その人しか占められない位置が、心の中にあるのだから。

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昼間はこもって、がぁーーーーーっと仕事をする。
原稿チェックしたり、書いたり、資料読んだり、ビデオ見たり。
やることいっぱいで、時間が足りないのでものすごい勢いでやる。
おかげでいろいろ進んだのだが、
ひとり家にこもって濃厚にやっていたら、
一言も言葉を発していないし、
ちょっと内向きウツウツしてきた。
このままじゃ、いかん。

そこで、夜はけじめ良く切り替えて、
ひさしぶりにガッツリ、カラオケへ!
ノリノリ系、バラード熱唱系など、オールラウンドに歌い上げましたところ、
あらっ、かなり転換。健全ハツラツ方向へ。
やっぱりカラオケって、なにかこう、"発散"になるのねぇ。
素敵。

いいね、二極化した時間の使い方をして、充実した一日に。
バランスとれたところで、ハイ、一日おつかれさま〜。

アイスランドからの帰りの飛行機で見た映画
「Yes Man」が最高におもしろかった!
日本では2009年に公開していたみたいだけれど、初めて存在も知った映画。

ジム・キャリーはさすがである。
うまいし、面白いし、頭が良い感じ。
いろいろ計算しているのだろうと感じてしまうのだが、
それがまったく不愉快ではないという不思議さ。
計算しながら疾走している、
図っているのだけど、全力だから、見ている方も心地よい。のかな。

ジム・キャリーが良いだけでなく、
この映画のストーリーがすごく好き。
すべてのことを悪く捉え、「No」と言っていた主人公が、
ある日から、すべてのことに「Yes!」と言って行動したら、人生はどう変わるのか・・・
という物語なんだけれど。
わたしの、"人生がおもしろい"と思う感覚とものすごくマッチング。
もちろん、この映画さながらにしていたら大変だろうけどっ(笑)
なにごとも、試し楽しみ、ある意味信じ、波に乗る。
すると、それが意外などこかにつながっていくという、計算できないおもしろさ。
一番好きだった台詞は、

"The world's a playground.
You know that when you are a kid, but somewhere along the way everyone forgets it. "

という、
ヒロインAllison(ズーイー・デシャネルが演じている。めっちゃくちゃかわいい)の言葉。
ドキッとした。
ゾクゾクした。
この感覚を忘れたくない。
The world is a PLAYGROUND!

あぁ、あまりにしっくり来たから、DVD買っちゃおうかなぁ。

アイスランドから戻る。
今回は、
『池上彰スペシャル 世界が変わった日〜あの震災から1年〜』
(フジテレビ系 3月10日 21:00〜23:10)
という番組のロケだった。

元NHKの大先輩でいらっしゃる池上さんとは、初めてご一緒する。
NHKではエレベータでたまたま一緒になって、
こちらが勝手に「あ、池上さんだ」と思うくらいの接触しかなかったので、
事実上、ゆっくりお話をするのも初めてだった。
まさか最初にご一緒するのが、アイスランドになるとは!
人生わからないわぁ。
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知的で優しく、さらに、ユーモラスなお方でしたっ。いえい。
(時折、抜群の回転力でオヤジ・ギャグを量産されます(笑)。)

アイスランドは火山が噴火して、堆積して作られた土地なので、
真っ黒い火山岩に覆われているところが多く、
いまだに火山や、地下深くのマグマを思わせる地形や自然現象も多々観られる。
初めて足を踏み込んだ世界、というような独特の景色が広がっているのだ。

[画像:IMG_3211]
アイスランドの中央は氷河に覆われているそうだ。
北極圏のすぐ近くだぞ、と感じる風景。

[画像:IMG_3196]
かと思えば、海のように広い温泉もっ!
仕事だから入れなかったけど(涙)

[画像:IMG_3232]
さらに、火星に雪が降ったらこんな感じだろうか、とか
猿の惑星・・・ってこんな感じだろうか、とか
想像がモクモクと膨らむランドスケープも。

実質、二日間だけだったけれど、
こんな風に地球を離れたような気持ちになった瞬間もあった。
あらためて、地球ってダイナミック。地球は"生きている"。

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そんな土地で忙しくロケをしたおかげで(?)、
池上さんともすっかり打ち解け、楽しみながら充実した二日間となった。
池上さんがこの写真をご覧になって、
「一枚目のときより、ずいぶん二人の距離感が縮まっているね!」と言ってくださった(笑)。
んー、最初から自分録りで図々しかったわたしですがっ(笑)
うれしい限りです。

そして、
やっぱり、さすが池上さん!いろんなことを教えてもいただいた!・・・が、
詳しい内容は、ぜひ番組で★
あのロケが、どんな風にまとまるのだろう?ちょっとわたしも楽しみである。

さあぁ。
帰ってきたら、東京でまたタンマリと仕事が溜まっていた。
がんばらんと・・・ふぁいとぉ。

アイスランドはユニークなことが多々で
かなり興味深い。
自然の景色、人間社会、国のインフラ。
固定観念で固まった頭がムギュッとこじ開けられる感じ。

ロケ中にハプニングも。
深い雪にロケバスのタイヤが埋まり、立ち往生。
なんとブルドーザーみたいのに来てもらって、
救出してもらった。
すごいな。
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2月21日(火)発売
『サンデー毎日』対談連載「すみきちのぶっちゃけ堂」のゲストは、
フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんです!
アナウンサーとしては先輩、
フリーになった時期はほぼ同じの羽鳥さんに
いろいろ伺いました。

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