きょうもサンデー毎日インタビュー。
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足掛け12年困難な取材を続け、
『さいごの色町 飛田』をお書きになった井上理津子さんに伺う。
その取材で明らかになっている内容は、
このようなことが今の時代もつづいているのか、
過去にこんなことがあったのか、などと驚く現実ばかり。
ページ数という意味ではない、質量の大きさを感じさせる本だ。
読ませていただくと、
めっちゃハードな取材をこなしてらして驚く。
取材拒否にあおうと、なかなか証言してくれる人が見つからなくとも、
あきらめずに飛田に通い、必要とあれば張り込み、時には友人とともに潜入。
またその歴史や背景を調べるためなら、
暴力団事務所から警察まで、アポ無しで突撃で取材していく。
すごそうな女性だわ。
正直、ご本人に会うのも、ちょっとドキドキ・・・
めっちゃコワモテの、オットコ前の、厳しい人かもしれんと思ったからだ。
しかし、ぜんぜん違った!
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女性らしく、また優しさに溢れる井上さん。
ホッとする。
お話を伺って、本の取材の裏話、苦労話がたいへん興味深かった。
難しいテーマだったからこそ、
今回のインタビューでも一言一言をゆっくり丁寧に選びながらお話しされていた様子に、
井上さんの思いやりと誠意を感じた。
そして、本に書かなかったこと、書けなかったことも多々あったことが伝わってくる。
12年だから、取材をしているうちに、おふたりのお子さんも成人されたらしい。
困難な仕事を裏切らずに捧げてきた、その献身と覚悟に、尊敬の念が湧いた。
そして。
夜は、OMG!!! ついに来ちまった〜。
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東京事変、最期の生実演「 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」武道館公演!
うきゃーーー!
看板を観るなり、
うれしいやら、淋しいやら、興奮しいやら、
複雑な心持ちとなった。
ライブそのものは・・・恰好よすぎでした。
計算し尽くされたエンタテインメント世界のおよそ2時間半。魅了されっぱなし。
東京事変は、どのアルバムも完成度がめっちゃ高くて、音楽にしびれ、
聴くだけで毎回1度ほど体温が上がるような感じがあるのだが、
ライブでも、その上手さ、恰好よさは変わらない。
音もステージングも、美しい。
さいごのさいごは、わたしのめっちゃくちゃ大好きな曲だったという、うれしいサプライズ。
なんか興奮と淋しさで踊りながら泣いてしまった。
生演奏が聴ける同時代にこの世に存在したことに感謝。
Thank you so much for happening.....Incidents Tokyo!!!
またあなたに会えるのも、楽しみに待って、さよぅなぁら〜!