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May 2010

数週間前から、慮っていたことがあった。
10年振りに、再び、するべきかどうか・・・

それは、ピアス。

16歳でカナダに引っ越してすぐ、耳にピアスをあけた。
校則の厳しかった日本の高校生から、自由と責任の国の高校生になった、
その証のように、
耳にぷちっと、小さなお星を付けた。

それから10年程経って、すでに社会人として仕事中心の生活を送っていたころ、
疲労がたまりすぎてしまい、顔や耳がかぶれてしまったことがあった。
直接ピアスが原因ではなかったものの、あまりに大変な思いをしたので、
ピアスを付けるのがこわくなってしまい、付けないままに数年が過ぎた。
再び付けようと思い立ったときには、すでに穴の内部が塞がってしまっていた。
ま、どうせちょっとこわいし、もういいか、と
ピアスは無しで過ごすことにした。

それから、また10年。
また最近、急にピアスへの気持ちが高まったのだ。
今年ひさしぶりにショートヘアにして、耳元が目立つこともある。
それに、表面に、穴の跡がはっきり残っていることもある。
そして、なんだか、こう
懐かしいものをわし掴みにするように、
行動を通して、風穴をあけるように。
お餅をついていると、返して、塊の中心のほうに行った餅が、
さらにどんどん返しているうちに、また塊の外側に現れるように。
そんな感覚を欲する自分を確信し、
今週末、決断した。

10年か。
なにごとも、タイミングがあるんだろう。
[画像:R0018553]

ふと、星占いを読んでいたら、
ほんとうに人を支えてくれるのは、
誰かに何かを与えてもらうことではなく
誰かに必要とされることだ、
という内容のことが書いてあった。

ほんとうにそうだな、と思う。

でも、意外と難しい。

そいえば、振り返ると
今週は、このことについてたくさん考えていた気がする。
だから、言葉が目に留まったのだろう。
あ、っていうか、
だから、そもそも占いに書いてあったのかも。

部屋に入ると、仕事仲間の若い女子ふたりが、キャッキャと笑っていた。
「テレビから楽しい音楽が流れてきて、ふたりでテンション上がっちゃってたんですよ〜」
パキパキ系のしーちゃんと、おっとり系のさーちゃん、
どちらもとてもマイペースなふたりがキャッキャ言っている。
ちと珍しいじゃない。
なるほど、確かに、陽気な音楽の効果は大、かもね。

その話から発展し、
仕事に向かうときとか、気合いを入れたいときに
「この曲を聴くと、必ず気分が上がる」という音楽は何?という話に。

28歳のしーちゃんは、即答。
「カトゥーン、ですねっ」
おお、さすが、若いっす!

わたしは、
「んー、スキマスイッチ、だね」
「ああ、いいですねぇ、どの曲ですか〜」
と、しーちゃん。

「さーちゃんは?」
26歳と一番若いさーちゃんは、
きっと、わたしが知りもしないような、最近のハヤリ系の音楽を言うに違いない、
と期待して耳をそばだてる。

「わたしはぁ〜、
『ウィー・アー・ザ・ワールド』聴くと、いつもヤバいです」

はあああ?!?!
あの、超80'sの「We are the World」?
スティービーやライオネル・リッチーの?!
っていうか、それ、むしろ、わたしの世代じゃんっ。

「26歳でしょう?古くないっすかぁ?!」

わたしとしーちゃんは、爆笑である。
しかし、さーちゃんはひるむ様子もなく、

「シンディ(ローパー)のとこに来ると、いつもほんとヤバいんです、
上がりすぎて、毎回泣いちゃうんです」
ガハハハ!

「ああいう、みんなで集まって歌っちゃう系のは、ヤバいんですよ」
アハハハ!

さーちゃん、アンタ、おもろいよ。
すでに、わたしの頭の中では『We are the world〜, we are the children〜♪」
と、BGMが鳴っていたよ。

こういう笑いはいいね。
一中のちょっと休憩、元気ショットだわよ。
そして、26歳って、かわいいなぁ、と思った。うふ。

みなさま、励ましのコメントありがとうございました。
おかげさまで、だいぶ良くなってきました。

気をつけつつも、ほっとする夜。

しかも、きょう、仕事仲間と話していたら、
内在する原因がわかったかも、という気がした。
気持ち上のことだけどね〜。
自分の頭の中ではアメーバのようにもや〜っとした気持ちでも、
人に対して口にするときは整理して言おうとする。
そんなとき、自分のことばをあらためて自分の耳から聞いて、
そうか、と思うことがたまにあるのだ。
無意識のことでも影響して、痛くなったりするんだから、
身体って素直だねぇ、とか思う。

状況は変えようがなくても、
自分の無意識を意識化することで、
状況に対しての自分の反応は変えることができる。
状況や人に過剰に期待をしないことさ。
いい意味で。
へろへろ〜、っと、さ。

いやあ、参った参った。

特にきっかけもなく、はっきりとした理由もなく、
昨日からだんだん、首の付け根近く、左側が痛くなってきていた。
かなり強い痛みで、原因の心当たりもなかった。

とほほ、と思いながら、たまに筋を違えるので、
まあ、これだけ痛かったら、これ以上悪くなることはないでしょう、
と、楽観的に構えて、寝た。

ところがどっこい。
今朝、起きて、ショック。
見事に悪化していたのだ(汗)
並大抵の痛さではない。
起き上がる動作がまず痛くて困難。
少しでも首周辺に力を入れると、電気ショックのような激痛が走る。
布団の中で姿勢を変えることもままならない。
唸りながら、5分くらいかけてじりじりと、なんとかベッドから身を起こす。

立ち上がるも、息が止まりそうな痛みだ。
どうしよう、今まで経験した中で最悪の首痛だ・・・
と思っているうちに、たぶん、痛すぎることが原因で、
急激に気持ち悪くなる。
同時に、冷や汗、手のしびれ。あ、気持ち悪くて血糖値が下がっているな、こりゃ。
と、頭ではわかっていても、トイレにしゃがみこみ、動けなくなる。
首は痛いから横になれないわ、気持ち悪いから身を起こしているのもつらいわで、
ものすごい汗が出てくる。
「お湯を飲んだり、冷蔵庫の中のフルーツのかけらを食べたりすればマシになるはず」
とか、アイデアはさまざま浮かぶのだが、
とにかく動けないから、行動に移せない。
にっちもさっちも行かなくって、どう打開すればいいか、さっぱりわからなかった。

ひさしぶりに、ひとり暮らしの不安がわたしの思考を直撃する。
「誰か、取って〜、と言いたいのに」とか、
「もしも失神しても、しばらくは誰も気づかないしなあ」とか、
人間こういうとき、考えないでもいいことをいろいろ考えるものだ。
それに抗うように、
「よし、友達に電話して助けを請おう」と考えはじめる、
「首用コルセットさえ持ってきてもらったら、ずいぶん楽になりそう」
近所に住んでいる仲良しとか、職場の仲間女子とか、誰に頼めばいいか頭の中でリストアップ。
気持ち悪い最中でも、頭だけは妙に冷静だったりする。

そうこう考えているうちに、なぜか、また違う方向に思考が巡る。
わたしは、いま、試されているのかもしれない、と。
ここでがんばり抜けるかどうかを、なんだか試されている気がしてきたのだ。
特にきっかけもなく、ここまでの首痛になっているところあたり、
そう思わせる。
なぜ、今こうなっているのだろう。
もっと感謝すべきことがいっぱいあって、それが見えていないのかもしれない。
しびれかけた手を合わせた。
なんだか、がんばるしかない気持ちになる。

気持ち悪さの波が下がった瞬間を狙って、
壁をつたい、立ち上がり、お湯をわかす。
冷蔵庫のフルーツなど,糖分を口に入れる。
白湯をすする。
すると、おぉ、やっぱり。
急激に、気持ち悪さが引いていった。
ものすごく、ホッとした。
首も、起きた瞬間より、少しマシになっているし、
とにかく、着替えて、仕事に行くことに。

自分自身とひさしぶりに対決している気がした。
ここでがんばり抜くことで、少しずつ、自分との新たな関係を開拓しているような。
そして、そうしなければならない時期に、ちょうど来ているような。
自らの既成概念にとらわれず、今を起点にまた構築するために。
外に出て、道を歩けることの解放感と自由さに後押しされ、
そんなことを考える。

夜、さらにマシになってきてはいたが、一応整形外科に寄ってみる。
そうしたら、筋違えのひどい版、それ以上でもそれ以下でもないと言われた。
とりあえず、筋肉を支えるテーピングをグルグルにされて、帰宅。
フランケンシュタインみたい。
あとは、おとなしめにして、治るのを待つしかないそうだ。
やっぱりね。

時に、
自分のなかで始まって、自分のなかで解決せざるを得ない大波小波って、あるのだ。
よい経験となりました
We are dynamic beings.

ピノの限定版、ひさしぶりに買ってみた。
[画像:IMG_1146]
ブルーベリー&チーズ味。

ピノの限定版は、当たり外れが激しいのだが、
今回のは、イケてる!
ブルーベリー・チーズケーキって、時折たまらなく食べたくなるが、
その、ちょっとさわやかめのアイス版。

[画像:IMG_1149]

しかし、甘いものって、「ちょっと控えなくっちゃ」って思った瞬間から、
逆に食べてしまうものだわね〜。
とほっ。
きょうはば〜んと食べちったわ。

人間の身体って、よーく観察すると、ほんとうに素直に反応している。

鼻水をこの1年ちょっと観察しているが、ほんとうにわかりやすいのだ。
つまり、それは、
身体が冷えると、出る。
暖まると、止まる。
のである。

今朝は、鼻水があやしかったのが、ヨガをして暖まったら、止まった。

冷える例としては、
・風にあたる(自然の風も、エアコンや空調の風も)
・甘い物を食べる(ケーキ、チョコレート、お菓子など)
・素肌を出していて、気づかないうちに表面が冷えている
(膝下や太もも、あと半袖で二の腕が出ているだけでも)
・汗をかいて、そのまま冷える
など。
これらをすると、鼻水が出てくるときがあるし、
鼻水が出ている場合は、必ず悪化する。

そのときに、反対のことをすると、不思議と鼻水が止まったりする。
・風を避ける
・塩分が含まれている物を食べる
・素肌を隠す(長袖、長ズボン)
・ヨガなどをして、身体を中から暖める
など。
これをすると、即効性があるときも多い。

少し前まで、滝のように出ていたのに、
お弁当を食べたら30分以内に止まった、
という経験は、何度もある。
あまりに即、効果があるから驚く程だ。
逆に、そういうときの空腹をケーキなどで満たすと、必ず悪化するのだ。
それも、よく、失敗したあとに気づいて、「あ〜またやっちゃった」と後悔。

ちなみに、これら、甘いもの、しょっぱいものについては、
インドの生命科学アーユルヴェーダでも同じようなことが言われている。
自分の身体で、その理論を確認する感じ。
それに、冷えは万病のもと、っていうけれど、
それを感覚的に実感する感じもある。
ふむふむ、興味深い。


ま、こんなこと考察している日曜日ってどうよ、とも言えるのだが。

最近、週末の度に鼻風邪をひいている。
気が抜けるんだろうか。
ある意味、単純体質とも言える。

とりあえず、昼まで12時間くらい寝て、
仕事の最低限の用事以外は家にこもる。
家でも結局、仕事のあれこれをやっているのだが、
気づくと、ひっつき虫が、くっついているぞ。

例えば、寝っ転がって資料を読んでいて、
ふと、あたたかくなったぞ、と思うと・・・
[画像:IMG_1152]
脚にひっつき虫。

[画像:IMG_1150]
「にゃはっ」

また、座ってDVDを見ていて、
ふと、後ろについていた手があたたかくなったぞ、と思うと・・・
[画像:IMG_1153]
手にひっつき虫。

[画像:IMG_1154]
「にゃはっ」

[画像:IMG_1156]
さときちは、超ウルトラ甘えん坊なのである。
そこがかわいいんだけどねぇ・・・

気持ちまでほっこりしたおかげか、
夜には鼻風邪もだいぶよくなっているのであった。
[画像:IMG_1158]


だめだ〜、ねむいぞ〜

最近、食事といっしょにワインを戴く楽しみを覚えたもんだから、
赤ワイン飲める夜は、ちょっとうれしいのね。
飲みながら、金曜日だし、ま、酔っぱらってもいいか、って思えた瞬間は
かなり解放されていますねぇ。すごく幸せな瞬間。
でも、すぐ眠くなる。
うーむ。
1杯飲んだだけなのに、ものすごく、ねむいぞ〜。
まぶたを、つまようじを縦に突っ張ってるような気持ちで帰宅し、,
とりあえずシャワーだけ浴びたら、
もう限界。
でも、限界近い眠気に従える瞬間もまた、幸せかもね〜。

眠気が、週末へいざなう。
おやすみなさい・・・
[画像:IMG_1139]

夕方、職場の売店で見つけたあんみつをつい買ってしまい、
仕事の合間のおやつに。
[画像:IMG_1138]
うひ。
ちょっとしたこういうものにつられ、また数時間仕事がんばれる。単純やで。

ふと、隣を見ると、
あら、後輩男子もアイスクリーム買ってきて食べてるわ。
週の中で、木曜午後は、ちょっと甘いものとか食べたくなる頃合いなのかな、
なんて、可笑しく思う。
ふぁいとっ。

夜は、ちいさな発見。
忙しい合間や疲れているときにヨガのアサナ練習をする場合、
薄く音楽をかけて、気分が流れるように工夫している。
いつもは、インドのシタールの音楽とか、軽いポップスとかなのだが、
初めて、クラシック音楽をかけながらやってみた。
そうしたら、すんごく、身体も気持ちもスムーズに流れるのなんのって。
ポーズからポーズへ、心地よいわ!
アサナは、ある程度、心地よいと感じながらすることが大事ではないかというのが、
ここ最近のわたしの考えなのだが、
そういう意味ではクラシックは最高だという感覚を発見したのだ。
もちろん、自分が好きな類の楽器や演奏者のものに限るが。
ふふふ。
新たな楽しみを見つけてしまったようで、うれしくなる。

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traq

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