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September 2012

きょうは、憧れの人と対談。
サンデー毎日で、
脚本家、映画監督の北川悦吏子さんと初めてお会いし、お話しした。

なんて素敵な女性!
まず、めっちゃカワイイ!!!
って先輩女性に失礼かもしれないが、本当なんだもん。
ご自身の映画やドラマに出演された方がいいのではないの、と思うキュートさでした。

そして、わたしは昔から北川悦吏子さんの脚本の大ファン。
一番はやっぱりコレでしょうか。

[画像1]
はい。いま毎日再放送もしていますが、
DVDボックスも持ってるんでーす、わたし。
ロンバケ。
ハマったな〜〜〜。
山口智子さん演じる"南"の髪型をこのころ真似したり、
ファッションも、似たようなものを探して買ったりしていたわ〜。
台詞も
「地雷踏んだ」
など、気に入って使ってみたり、
沁みるのもたくさんあった。

そんな話をしたら、ロンバケ裏話をいろいろ伺えて、まずそれで萌える!!
おもしろい!
スーパーボールの由来とか。

そして、今週末公開になる、北川悦吏子さん脚本、監督の映画
『新しい靴を買わなくちゃ』
が、これまたあらふぉー女子ときめく内容となっている。
中山美穂さんと向井理さんの、パリでの3日間のほのかなラブストーリー・・・★

働くアラフォー女子で、少し毎日を平坦に感じている人、
疲れている人、
このままでいいのかなぁ、ってよく思っている人、
なかなか乗り越えられない過去に引っ張られている人
などには特にオススメ。
大げさじゃない、そして、日常のリアルがある、
それでいて、少し遠くて綺麗でキラキラしている・・・
そんな映画。

わたしは、北川悦吏子さんは、"日本のノーラ・エフロン"だと思っている。
(Nora Ephron:メグ・ライアンと組んで、数々の名作を残した脚本家・監督)
きょうは直接お話しできて、ほんとうにうれしかった。
北川さんご自身の人生にもいろいろあれど、
いま日本に意外と少ない、
落ちついていて、さりげなくリアルで、ときめくキラキラ感のある作品を
これからもたくさん魅せてください!

マブダチの娘たちと過ごす土曜日。

もうすぐ5年の付き合いになる、かえちゃん。
(つまり、まもなく5歳)
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寒いって言うから、
わたしのジャケットと帽子被せたら、
可愛すぎて、アイドルの横顔みたい。
きゃー。
モテ女になるなぁ、この子は。
成長ぶりが見られると、なんだか感慨深い。

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癒しプリンセスのこの顔。
四ヶ月のぶんちゃんは、
寝てても起きてても、かわいい...。

天使たち。

「Blue Ocean」のインタビューで椎名林檎さんに久しぶりにお会いした。
いま、池袋の東京芸術劇場プレイハウスで上演中の
NODAMAP『エッグ』で、
初めて本格的に舞台用の音楽を担当されているからだ。
(ちなみにこの舞台、かなりかなり、おもしろい!さすが野田さん。)
東京事変のライブなどを観には伺っていたが、
ご本人と話すのは数年ぶり。
大ファンだから、ものすごくうれしい。
それに、女性はだいたい数年経つとさらに素敵になっているから、なおさらうれしい。
林檎さんも例外ではなかった。

東京事変の解散後、
これからの活動についてはあまりどうしていくか語っていなかった林檎さん。
ファンだけに、気になる!
またソロ活動をするのか?と思いきや、伺ってみると、
「作家業に専念したい、輝く誰かのためにトラックを作ったりしたい」と話す。
いま時代はスーパースターを求めている気がする、とおっしゃるのだ。
さらに、「どなたか、特にすでに思い描いている方は?」と伺ってみると、
「いまヘドウィグをやっている森山未來さんは日本のデヴィッド・ボウイ」、
「森山さんにために曲を書いたりしたい」と!
すでにくどいているんですかぁ?なんて伺ったら、
「もちろんです」だって〜〜〜。
わお。今後が楽しみになるひとことだ。
やっぱり、林檎さんは、歌い手である以前に、創り手でらっしゃるのだ。

もちろんファンとしては、林檎さんの唄も聴きたいのは山々ですが、
でも、大好きな女性が進化していく姿には強く共感。
これからも、活動を注視し、応援したい。
ま、意識する以前に、作品がわたしの琴線に触れるだろうけれど。
変化を恐れず前進していく林檎さんをリスペクトします!

そして、夕方。
茂木さんとサンデー毎日対談!
[画像:IMG_5092]
茂木さんとはフジテレビの廊下などで何度かすれ違っていたが、
ちゃんと座って語り合うのは、1年以上ぶりだった。
いやああ、久しぶりに、かなり深〜く、ある意味ワイルドに語り合った。
プロフェッショナルの頃の、"今だからできる話"もしてしまった(笑)
けっこうディープな世界です・・・。
そして、科学という分野の進化についてとか、
国境紛争の認知(脳)科学についてとか、
ほんとうにいろいろな話をすることができた。
毎週2回、隣に座っていた頃は、もう兄弟のようになっていて、
あえて深く語ることも照れくさいほどになっていた。
それに、ケンカ、というか、わたしがよく茂木さんを叱ったりしていて、
茂木さんには「妻よりコワイ」とか言われたこともあるものだ(笑)。
でも、時がわたしたちの関係を熟成してくれた、とわたしは思った。
初めて会ったころ一生懸命喋った感じとか、
兄弟のようになって口数も減った感じとか、
そういうどんな感じとも違う、新しい熟成感。
茂木さんもきょうの対談の中で言っていた・・・
人同志のつながりの中で、時間だけはごまかせない、積み上げた時間は脳にも刻まれる、と。

[画像:IMG_5095]
久しぶりに見るビールおじさんな茂木健一郎氏(笑)
対談後、軽く一杯。
茂木さんは前からいつもビールだったけど、
わたしがビールを飲めるようになったのは、つい2週間ほど前からだ。

時は経ち、人は変わり、
時が経ち、人は変わらない。
いろんな状況が違う中で、こうしてまた茂木さんと飲んでいる...
感慨深い、きょうの終わりに。

今週末楽しみにしていたイベント、それは、
TOKYO STATION VISION、東京駅のプロジェクションマッピング!
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成を祝う記念イベントとして
大正時代創建当時の姿によみがえった駅舎をスクリーンに、
プロジェクションマッピングという手法で、
映像と音のスペクタクルショーが繰り広げられる、という
今週末限りのイベントだ。
わたしのマブダチのダンナが手がけていることもあって、
だいぶ前から話だけは聞いていたのだが、
どのくらいのものなのか、あまり想像がついていなかった。

行ってみたら、すごいのなんの!
まず、すごい人。
昨日は混雑が凄すぎて、途中で中止せざるを得なくなったほど。
きょうは人の流れも整理し、3回の投影が無事に行われていた。
しかし、広い観覧スペースが、20分くらいで超満杯になるから、すごいわぁぁ、この注目度。

そして、
丸の内駅舎という、
×ばつ30mの巨大スクリーンを10分割して、
それぞれの分割スペース当たり、5台の特殊なプロジェクターから映像を投影するそう!
つまり、全部で50近いプロジェクターが並んでいるのだ。

[画像:IMG_5085]
これが特殊プロジェクターが積み上げられた櫓。
いち区画当たり5台分の映像を重ねることによって、立体感や映像の緻密さが出るとか。
ひえ〜、しかし、10区画の映像が、よくぴちっと合うよなぁ!

始まってみると・・・
凄まじく素敵だった!
[画像:IMG_5075]
映像の立体感がすごい。色も思ったよりずっと鮮やかで。
建物と映像が1mmもズレがなく、
タイルとか窓ガラスの形までぴちっと建物と映像がシンクロしていた。
そして、テンポの速い映像に、ぴったり連動する分厚い音。
音が加わると、映像の厚みとか手触り感って増すんだ、と初めて実感した。
しかも、駅舎の大きさを感じるダイナミックさ、迫力!
超パノラマスクリーンだもの(笑)。

そして、ユーモアが効いているところもセンスがよくて最高。
JR関連の映像と、
駅で聴こえてくる音をサンプリングした音楽のコーナーが、
楽しくって好きだった。
例えば、
[画像:IMG_5080]
Suicaの「ピッ」っていう音が、映像に合わせて聴こえたり、
ホームの電車出発時のお馴染みのメロディが聴こえてきたり。

[画像:IMG_5081]
駅舎の丸窓をポッチに見たて、手が出てきて押したり、回したり(笑)。
[画像:IMG_5082]
駅舎全体がイコライザーのようになって、
音楽とともに脈打つ。
楽しい!

なんだかあっという間の10分間。
もっと観たい!
と思わせる素晴らしいショーだった。
花火のお祭り後と似た読後感。
いろんな可能性を持っていそうだわ、このプロジェクションマッピングは。
毎週末どっかで観られるといいな、とか、
地方の歴史的建造物の観光の目玉とか・・・。
とにかく絶対に、どこかでまた観たい!

最近、まったく関連のない固有名詞が
タイトルに並ぶ日がつづいてるなぁ、わがブログ。
それだけ、なんだかあれやこれやな日々なのか。

ウィークエンドの始まり、金曜の夜は、
10月分の「おスミつき」の収録。
今月は、
「天童よしみさんが歌う美空ひばり」
「The Bawdies が熱弁をふるうソウル・ミュージック」
という、バリエーション豊かなラインアップ(^^)
(ちなみに、「おスミつき」の放送は、10月から、
毎週月曜日22:00-22:54になります)

The Bawdieのみなさんとは初めてお会いしたのだが、
ライブ映像や音楽のイメージと、
話したときの雰囲気のギャップに、
まず惹きこまれた。
さらに、
ソウル・ミュージックにほんっとに詳しくて、
特にボーカルのRoyさんが解説者のようにめっちゃ熱く語る、
"ゆるオタ"な感じが楽しくてたまらんかった(笑)
ソウル好きの小倉さんもすごく楽しそうだった。
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そして、土曜の午後は、
日本最大級のヨガイベント
「ヨガフェスタ横浜2012」へ。
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「知りたがり!」ヨガ天で
ウェアをお借りしているブランドの方々や
ヨガフェスタ主催者、講師の方々に、
ご挨拶したり、お話したり。
ヨガ天でできたご縁を多々感じた午後だった。
あらためて、
人とひとりずつ、つながっていけるっていいな。
その連鎖が道になる。


きょうはBlue Ocean のスタジオに
曙太郎さんがいらしてくださった。

[画像:IMG_5037]
203cm、200kgのビッグさ!
存在感が半端じゃなかった〜。
たまに真顔で言う冗談にどきっとしつつ、
中身はものすごく真摯で、優しい方だった。

そして夜。

大好きなPeople Treeブランドの
出版記念イベントに。
フェアトレードとエコにこだわるブランドで、だいぶ前から好きだったのだが、
最近はお洋服もかわいいのがいろいろラインアップされていて、注目である。

[画像:IMG_5041]
People Treeの社長のサフィア・ミニーさんにも、
ついにお会いできた。
10月に本屋に並ぶ著書「Naked Fashion〜おしゃれなエコのハローワーク」を手に。

[画像:IMG_5038]
イベントには、志同じくした(フェアトレード&エシカル)素敵な方々が
たくさんいらしていた。
以前から気になっていた方面の方々に出会ったり、
Blue Oceanを熱心に聴いてくださっている方に出会ったり、
ちょっと嬉しい夜。
趣向が似た方々が集まると、会場がいい雰囲気に包まれる。
そんな場の空気に少し身を浸すのは気持ちがいい。
うれしい空間に、感謝。

きょうは、Blue Oceanでスペシャルな発表が。

なんと、わたしの大好きなCurly Giraffeさんが、
Blue Oceanのために、曲を書き下ろしてくださったのだ!!
きゃー!

番組のために曲を書いていただけないでしょうか、と
Blue Oceanのやんちゃプロデューサーの甘利さんが、
カーリージラフさんご本人に無茶めなお願いをしたのは夏のはじめ。
無理かなぁ、とかって言っていたら、
ほんとうに書いてくれて、レコーディングまでバッチリしてくださったのだ!

きょうはその曲の発表日だった。
タイトルは、その名も「Blue Ocean」。
Blue Oceanという名前からイメージするもの、
そこから降りてきたような、無意識のうちに出来た曲、とおっしゃっていた。

わたしは生放送の中で初めて曲を聴かせていただくことに。
めっちゃ楽しみ&ドキドキで、曲を紹介し、オンエア。
そしたら、そしたら・・・

素敵過ぎる曲だったのだ!

大好きなCurly Giraffeさんの世界が満ちている感じの、あったかい曲。
海辺と緑に、黄金色の朝日が差している景色が浮かぶ。
そして、歌詞がまたいいのだ。
「貝殻の中に閉じ込めてしまったこの声を聞いて」とサビで(英語で)歌っていて、
ホンネで語り合おうよ、ホントのこと話してつながろうよ、
という番組のテーマにぴったり。
ひとりの少女が海辺で決意し、歩き出す姿が目に浮かび、
聴いているうちに感無量に・・・
曲が終わって、Curly Giraffeさんに御礼と感想を言おうと思ったら、
感極まって泣いてしまいました。
しかも、マジ泣き。
生放送進行できねーよ、というくらいに泣いてしまった(笑)
Curly Giraffeさん、引いたかな(笑)
でも、
やっぱりね、音楽の力って、氣って、すごいのだ。
それを実感した。

[画像:IMG_5034]
きょうお誕生日だったCurly Giraffeさん。
おめでとうございます。(手にはBlue Oceanから圧力鍋のプレゼント)
&本当にありがとうございました!
ちなみに、曲は、
毎日番組のエンディングでオンエアします。
(いまのところ番組でしか聴けない曲だもんっ!)

そして、夜は、
ブルーノート東京でいま毎日公演中の、
小曽根真トリオを聴きに。
w/ Christian McBride(B) and Jeff "Tain" Watts(Dr)という組み合わせ。
いやぁ、こちらは玄人ジャズトリオで、
ひとりひとりの音が粒揃いで、
か、か、か、か、かっこいいっ!!!
楽器の音って、弾く人に依って、こんなに違うんだねぇ・・・
身体に一音一音の繊細なサウンドが沁みていくのがわかる。
予定調和無しの迫力演奏に、寒イボ、ゾクゾク!
本当にイケてるアーティストのライブ・ジャズって、
音ひとつひとつ、和音、コード進行、展開、すべてが凄まじく気持ちがいい。

というわけで、
きょうは、いろんな意味で、
音楽ってばホントに最高だ、ということを実感した1日だった。
わたしにとって、なくてはならないもの!
言葉や理屈を超えた、感性の解放、生命の謳歌。
この世に音楽があることに感謝である。

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