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January 2014

映画監督のロン・ハワードさんと、サンデー毎日対談!

[画像:IMG_9751]

お会いするのを凄まじく楽しみにしていた。
私が米在住だった小学生の頃、
俳優だった監督は、アメリカで超有名なシットコム・シリーズ「ハッピーデイズ」の主役。
"ハワード監督を見て育った"と言っても過言ではない。
それに、監督の映画は
「ビューティフルマインド」「アポロ13」「バックドラフト」「スプラッシュ」等々、
私の心に深く入り込み、確かな跡を残している作品ばかり。
どの作品も想像を超えた世界が描かれ、エンタテインメント性抜群であると同時に、
監督の、人間を見つめる温かく、誠実な眼差しが感じられるのだ。

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今回の「ラッシュ」も傑作だ。
F1を全く知らない私でも、激しく心酔!
驚くほどドラマチックな実話を、こだわり抜いた正確さで描き出していて
迫力と説得力がすごい。

監督ご本人は、とびきりチャーミングな方!
肩の力の抜けた、周りを和ませるオーラ。
はじめは椅子の背もたれにもたれながら話してらしたが、
会話が弾んでくると姿勢も前のめり、言葉を尽くして情熱的に語ってくださった。
語り口は熱く、話がおもしろくて、仕事も大好きなのが伝わる。
凄まじく真剣に、プロフェッショナリズム溢れる姿勢で作品を創り続けているのがわかり、
またさらにファンになってしまった。
本当に素敵な方だった。
楽しかったなぁ......嗚呼、もっと話していたかった!

「ラッシュ」は2月7日公開。銀幕で観なくては損ですよ〜!

解説を書かせていただいた、
石田衣良さんのエッセイ『坂の下の湖』(集英社文庫)が発売されました。

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本年初の書く仕事♪
今年は、もっと書く仕事にチャレンジしたいと思っている年初です。

このエッセイは、衣良さんが「R25」(リクルート社)で現在も継続中の連載
「空は、今日も、青いか?」をまとめた本の第三弾。
日本の社会の現在と未来のこと、政治のこと、今という時代のこと、
それに恋愛や結婚のことなどが書かれていて、
強く共感できておもしろい!
それに、勇気が出る。R25世代じゃなくても(笑)
お薦めです。
よかったら読んでみてください。

早いもので、小正月。
(ちなみに太陰暦の14〜16日目が小正月)
今年は満月とちょうど重なるし、なんだか素敵。
2014最初の満月です。

ということで、小豆粥炊いてみました。
よもぎのお餅を入れてみた。
小豆と色の相性がいいです。
善哉ほど甘過ぎないし、美味しいなぁ(^^)
一年の健康を祈って。

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きょうは、前橋へ。
昨年10月にできたばかりの
新しい美術館『アーツ前橋』の開館記念シンポジウムの司会だ。

本来、アート大好きな私。
ちょっと久しぶりのアート系のお仕事で、
嬉しい。
しかも、満員御礼、500人定員をゆうに越えて、
立ち見や、お帰りいただく観覧者もいらしたくらいの大盛況。
ありがたい!
アート愛溢れるパネラーとのトークは弾み、
2時間があっという間でした。

そして、この『アーツ前橋』、
どんな美術館か全くバイアス無しに伺ったのだが...
最高に良い!
なんて完成度が高い!
感動した。

開館記念の展覧会は「カゼイロノハナ」。
そもそものキュレーションが素晴らしい。
前橋にゆかりのアーティストのの才能が存分に館内のあちこちで芽吹いていて、感激。
感覚的にも刺激されるし、知的にも面白い。
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展覧会の大きなテーマは"対話"。
まず最初のコーナーでは、
今の若手地元アーティストが
既に亡くなっている地元のアーティストの作品と"対話"をして、
彼ら若手が創り出した新しい作品が展示されている。
つまり、音楽で言うと、トリビュートアルバムみたいな。
時間を超えた両者の対話はいろんなレベルでのリスペクトを感じさせ、
私たちを温かい気持ちにさせてくれる。
それに、前橋には才能溢れる芸術家たちが、今も昔もこんなにいるのかぁ!と
たいへん感心するのである。

これができるのも、
80年代から、市が、地元のアーティストの代表作などを購入して、持っていたからだ。
まだ美術館がなかったうちから、
日本だと軽視されがちなアートにちゃんと予算を割き、
地元の芸術文化を保存、記録していこうという気概が素晴らしい!
そんなバックグラウンドも、鑑賞者の心を盛り立てる。

さらに、館内あちこちに仕掛け的アートが潜んでいて、
それを見つけると童心に返ったようにワクワクしてしまう。
例えば、美術館外の街路樹に引っかかっている赤い風船...
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と思ったら、これもアート!
美術館向かいの交番にも、回収しないよう、伝え済みだそう(笑)
楽しい〜
他にも、期間中に菌類のように増殖するアートや、
かわいい!と叫んでしまうエレベータの仕掛けなど、
遊び心満載だ。

美術館の建物は、実は、元・西武デパートの建物だそうだ。
それを、若手の建築家とキュレーターのみなさんで知恵を絞って
素敵な美術館に変身させている。
珍しい。
でも、だからこそ、すごく便のいい市街地にあるし、
市民の記憶とともにある美術館だ、
と館長の住友文彦さんは言う。
興味深く新しい、地域の美術館の在り方ではないだろうか。

また、最後にもわたし的にワクワクが。
『アーツ前橋』付随のカフェが、
ROBSON COFFEEというこだわりコーヒー店なのだ!
[画像1]おしゃれ空間!
地元の若い方が、開館に合わせてオープンしたお店だそう。
珈琲好きとしては試さないわけには行かないでしょ、
と飲んでみたら、
きゃー!凄まじく美味しい!
美味しい珈琲に出会うと幸せを感じる。
満面の笑みで帰路に付いた私。

かなり、いいエネルギー溢れる
『アーツ前橋』。
次の展覧会のとき、また行きたいなぁ。
お仕事でも、是非また貢献したい、
うれしい出会いの日であった。

Happy New Year!!!
あけましておめでとうございます。
昨年も本ブログを読みにきてくださり、ありがとうございました。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

日常と変わらず明朝も拙ラジオ番組の生放送ですが、
とりあえず、近くの神社で年越しだけして参りました。
今年がみなさまにとって
温かな良い年になることを願って。
[画像:IMG_9414]

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