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August 2007

昨夜から試行してダメだったからあきらめかけていたが、
なぜかいまになって急に電波がつながった!
ふしぎ。

初中国。
どきどきして到着。
なのに、北京空港の税関抜けたら
目の前に巨大なスタバ看板発見!
え、いま中国にもスタバがあるの?!
知らなかったのでびっくりした。
古都、西安にもわんさかあって
またびっくり。
いまの中国、なんだね。
ただ、名前は
「星巴克珈琲」と書くよ。
なんだかかわいい。
こゆいよね、漢字で書くと(笑)
そうそう、バンクーバーでわたしのハートをゲットした
「小心地滑」注意書きも早速発見し、
ひとり内心喜んだ。

ちなみに、
漢字のスタバの味は
やはり、日本より、ミルクがこゆかったのだった...。
美味飲飲(ごくごく)。

大きな荷物を持って歩くのが、大嫌いだ。
だって、疲れるもの。
すべてのやる気を削がれる。
だから、年中、小荷物主義と決めている。
減らせるものは減らして、少なくすむものは少なく、軽く、小さく、コンパクトに。
日常もそうなので、
かばんも、手帳も、財布も、携帯も、小さいものを選んでいる。
入れるものも、最小限。

出張や旅行となればなおさら!
どう減らせるかが腕の見せどころだ(って自分しか見ないけど)。
服はどう組み合わせれば最小限ですむか、
持っていかないで着ていっちゃえるものはないか(笑)とか。
あと、要らない資料や筆記用具や生活用品は持っていかない。
そして、洗面道具や化粧品をいかに減らすか・・・これは、指が鳴るぜぃ。
もちろん、そのままは持っていかない。
取っておいた試供品や、試供品のボトルが大活躍だ!
例えば、ファンデーション等も、
これが↓
ファンデ大

試供品のミニボトルに詰め替えたり、試供品ですむものを使ったりすれば、
こう変わる!↓
ファンデ小

なんと、重さも量も10分の1で済むのだ〜♪
あたしって天才〜とひとり悦に入る。ふっふっふ。

旅は、身軽に柔軟に、フットワークよくいかないと、ですわね。
そして、
スーツケースじゃなくて、自分の心にいっぱい荷物を詰めてかえってくることだ。

というわけで、きょうから、小荷物主義のまま
数日中国へ。(仕事だが。)
初めての国だから、なんだか緊張気味。
更新できるかは不明です。
ほな、いってきまーす。

先週、友人の夏休みのお土産で、カステラをいただいた。
1本いただくなんて、いつぶり?!って感じで、食べきれる自信がなかったのだが、
いざ食べてみると美味しくて、
1週間、毎日の朝ご飯になった。
カステラ1
「美味しい〜美味しい〜いい感じ〜♪」
って2、3切れずつ食べてたら、すぐなくなった(汗)

そしたら、びっくり!
今週月曜日に、またもや、カステラをいただいた!
全く予想もしていなかった別方面から、唐突にいただいた。
しかも、同じ福砂屋の別バージョンのカステラだ。
「はい、今週の分です」と言わんばかりのタイミングだ!
同じ月に2本もカステラをいただいたのも、食べるのも、
生まれて初めてでございますっ。

これは、先週美味しがりすぎて、
呼んじゃったね。
カステラの妖精、castella fairy を
呼んじゃったね。
ぜったい。
念じることのチカラを感じてしまったよ。
ほほほ。

ということで、今週もまたいただいておりまする。
ありたがく。
カステラ2

今年からネコのアリスちゃんを飼っている いとこのまやちゃんから、
癒されてください。とひとことだけのメールが来た。
ほよ?
しかし、添付されているものを見て、
わたしは目が三日月になった!

風呂桶アリス
「外見ながら風呂は最高だねぇ」

洗面台アリス
「次はシャワー浴びたいから、水出してくれる?」

いやんアリス
「tadaaaa!じゃーーん! どう?キレイになった、あたち。」

夢の中アリス
「おやすみなしゃ〜〜・・・スースースー・・・」

いやぁ〜〜〜〜〜ん♪か、か、かわいい・・・!!!
ハイ、
癒されました。
自分で台詞付けてみちゃうくらい、
癒されました。
まやちゃん、ありがとう。
アリスもまやちゃんも、癒し系の女子ですわ。

ああ、でも
やっぱり、ネコいいなぁぁぁ、
わたしも飼いたいなぁぁぁ・・・。

昨夜は、麻布十番祭りに買い食いしにいこうか迷ったのだが、なんか疲れちゃってて辞めた。
代わりに食料を調達にスーパーに行く途中、思いがけずお祭りに遭遇。
といっても、住宅地の真ん中のちいさな公園で行われている、
そこの町内会のこじんまりとしたお祭りだ。
見回すと子供ばっかりで、出店の雰囲気はかなり素朴。
自分が小学校のときに行っていた、近所の稲荷神社のお祭りを思い出した。懐かしい。
よっしゃ、フランクフルトだけでもとちょっと立ち寄ると、かわいい光景に出会う。
「畳ダーツ」という、手作り感200%なゲームに子供の行列ができていて、
女の子がまさに挑戦しようとしていた。
浴衣を着ておしゃれをした(気にすごくなるんだよね〜あの頃浴衣を着せてもらうとね〜)
その背中は、やる気に満ちていた(笑)
たたみダーツ1
たたみダーツ2
かわいいね!
ほのぼの。

そして夜久しぶりにDVDを借りてきた。
「ホリデイ」(The Holiday)。
ほんとは映画館で見たかったんだけど、見逃していたので。
いやああ、ずるいね。ずるい。
あまりにどんな女子も夢見る展開じゃないか。
実生活が全てイヤになって、全く別の国で、すっごく素敵な家をお金かけず借りて生活して
素敵すぎる男子に巡りあって、自分らしさを取り戻すなんてさ。なんてさ〜!
あまりに夢見る展開だから、
そんなにうまく行くわけねーだろっとか突っ込む気にもならず、
そのままヒロインたちの気持ちで楽しんじゃったわよぉ。もぉ。
また、「あたしはキャメロン・ディアズ?それとも、ケイト・ウィンスレットかしら?」とか
選ぼうとしちゃうところが図々しくてすごいよね。脳がね。
どっちでもないっつーの。

ま、とにかく、心ほのぼの。
特に最後のシーンが、こんなうまくいくのあり得ないでしょ?!っていうくらいに、
ほのぼのなのだ。
でも、そこもあえて突っ込まず。映画にのせていただきましょう。
見終わったら、自分まで現実の悩みを忘れそう〜みたいな。
そのままあまり部屋を見回さないようにして、寝た。

きのうは、産休に入る直前の"マブダチ" みずぴ と一緒に仕事をした。
産休前さいごの担当プロジェクトに彼女が呼んでくれて、
わたしもいろいろ調整し、何とかその仕事に参加できることになったのだ。

彼女とは、新入だったころからもう10年を超える付き合いで、
家族も友達も近くにいない地方赴任の時代から、家族として友達として一緒にやってきた。
特に音楽好きの面が互いに共鳴、彼女と何度カラオケにいったことか(笑)
かなり極端なところも、偏ったところも、オトコみたいなところもある女子同士だけど、
それをお互いに受け入れ、認めあい、励ましあい、見守り続けてきた仲だ。
互いの涙も笑顔も怒りも、かな〜り見てきたよ。
この半年間も、ずっと見つめてきた。
しんどそうなときも、体調が激変する最中も、生活をいろいろ調整しないとならないときも
ずーっとがんばって精力的に仕事をこなし、「負けない」彼女を見つめてきた。
すごいなあ、って思っていた。

だから、昨日いっしょに仕事ができたことは嬉しいことだった。
すでに大きなお腹を運びながら、彼女はパキパキしっかりとその場を仕切っていた。
周りに不安を感じさせる隙もない。
そして、途中で彼女がわたしに合図を送るタイミングがあったのだが、
そのとき一瞬目が合って、彼女が微笑んだ。
その表情を見て、仕事を淡々と続けつつも、わたしは胸がいっぱいになった。
その微笑みにうちらの友情をみた。ちょっと映画みたいに。
あの美しい微笑みを、わたしはずっと覚えているだろう。

よくここまでがんばったね。
わたしはあなたを尊敬するよ。
みずぴジュニアも、あんたみたいにいいオンナになることであろうよ。

仕事はそのまま淡々と終わり、
またみんな何事もなかったように、それぞれ別の業務に散った。
とある日の、とある仕事。
でも、人生の忘れられない瞬間って、
そんな風にさりげなくやってきて、さりげなく過ぎていくものなのかもしれない。
外に出ると、少し秋を予感させる風が肩を撫でた。

きょう、母に用事で電話した。
用事の話が済んだあと、唐突に母が言った。
「あ、さいきん、昔の写真見てたのねー、パソコンで。
で、3、4年前のあなたの写真が出てきたのよ、そしたらね〜」
はあ、そしたら?
「やっぱり、顔が老けてたわ、あなた。あの頃に比べて」

がーーーーーーん。
分かってるんですけど、自分の経年変化くらいは。
リマインドされなくても、わかってるんですけど。
それを改めて、朝から、電話で親に言われる、その意味がわからないんですけど。
なんでなの、なんでなの。
No need to point out the obvious.

「あなた、頬が痩けたから、身体じゃなくて、顔に肉付けた方がいいわよ」
いや、そうしたくても、そんな風に肉付く場所コントロールできないんですけど。
こちらも負けじと、
そんなこと言ったらお母さんだってお腹から顔に肉移動したほうがいいじゃんと言ったら、
「ママは、両方落とさなくちゃなのよぉ、もうやだわぁ、へへへ。」
へへへ、かよ。

電話を切って、鏡で確認。ため息。
自分より老けているはずの親から、老けていると突っ込まれるほど、
自分の生活を問い直したくなることはないかも・・・(汗)
ま、でも家族のよさは、
そうやって明るく何でもぶっちゃけられるってことなんだよね。
ちょっと朝から笑えたから、よしとしよう。

自分の中で捨てきれなかった夢をさいきん追ってみることにした知人のことば。
追ってみようか、リスクがあるから辞めとこうか、
周りにはけっこう止められ、自分でもかなり迷ったらしいのだが、
さいごはやることにした。理由は、
「だって、自分には嘘つけないでしょ。」
おぉ・・・ズシンと来た。
お寺の鐘の残響のように、今朝も心に響きつづけてる。

また今日は溶けるかと思った。
脳みそはちょっと溶け気味です。たら〜。
身体は重い。だら〜。

ほんとに蒸し暑くて嫌になるのだけど、
東京の夏の好きなところは、空が思いっきりダイナミックになること。
冬も空がすぱーんとダイナミックだけど、
夏は夏で、雲の迫力がすごい。
いろんな時間帯に、ビルの合間から空を見上げては
深呼吸を50回くらいしたかのような清々しさが頭の芯に流れ込む。
特に、夕空は大好き。
周りが家路を急いだり、食事会などへ足早に向かったりする
早送りの都会の真ん中で、
わたしはよく、ぽつんと立ち止まる。
「真夏の大アート・ショウ、毎日開催中」なんだもん。
自分のなかの時計が止まるんだ。
こんなに美しくていいんですか?
無料でいいんですか?
その下で暮らさせてもらって・・・ありがとう。

そして、そのまま雲に飲み込まれる幻想を観る。

代々木雲
よよぎ雲

表参道雲
おもてさんどう雲

空はでかい。
わたしはちいさい。
迷子にならずに生きていることだけで、
ちょっと奇跡だよ。

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