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May 2007

昨夜のつづき。
Oさんが、
貴重な別れ話のテンプレートを
メールで送ってくれた!!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Fw:題名なしの別れのメール

暫く返事ができず御免なさい。
実は他に好きな人が出来ました。なのでもうお会いするのが難しくなりました。
せっかくお近づきになれたのに僕の方の理由で申し訳ありません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3行で、要点を網羅する世界。
題名を付けないという、細かな工夫。
わたしがあやふやに記憶していたものより数倍完成度が高かった・・・。
Oさん、ありがとうっ!
(なんでやねん・笑)

きょうは、たまに集まるメンバーで、食事会。
「おじさまとクリエイティビティの間に挟まれる大変な仕事」をしているSさんと、
あと、「バブルのことならオレに聞け!」という感じのOさん。

Oさんは、いつも流行りのスポットや店、それに街のうわさ(なんやそれ)などに
めちゃめちゃ敏感で、情報が早い!
今夜は、Oさんが予約してくれた店は、
さすが!
わたしが最近気になっていたレストラン、
『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』だ。
六本木の国立新美術館の中にある、空中レストラン!
(写真の奥の、高い方↓)
空中レストラン

わたしは、吹き抜け空間とか天井が高いところが、大好物!!
天井低いところに居ると息が詰まる。
それに、美術館内だから、全席禁煙でしょう。
めっちゃ嬉しい。息ができる要素満載。わくわく。

まず驚いたのは、
卓上が美しいのだ!!
オレンジジュースも、オリーブも、
なんでこんなに美しい色なの?!
輝いているわっ!!
なんだか心ときめく。
ボキュースオリーブ

さすが美術館内。もしかして、ライティングにすごく凝っているのではないか?
見上げてみたら、
丸い形のレストランの渕に沿うような丸いレール上に、
スポットライトのような照明がたくさんしこまれていた。
テーブルごとに照らされている可能性あり。
専門じゃないから分からないけど。

1年ぶりくらいの集会、
最近どうよ、みたいなお話で盛り上がる。
目の前の料理が見た目に美しい色をしていると、
興奮して話が盛り上がることに気づいた。
(少なくともわたしはそうだわ。)

さらに、最初の前菜に、大声!(ポジティブな大声)
なんじゃ、これ!
ホワイトアスパラ

そうだ。
これは、フランスが誇る高級食材、ホワイトアスパラ〜〜♪
でかいよでかいよ。わーーい。と言っていたら
ウェイターさんが「エビ天と違って、中は全部詰まっていますから(にこっ)」。
そうねそうね。
ホワイトアスパラでかい
それにしても、でかいよ。
うれしいよ。
興奮だよ。
おいしーよぉ(涙)

ところで、Oさんは、ただでさえすごい。
すんごい機関銃トークのオトコ。
それが、美しい料理が盛り上げる集会の雰囲気に乗って、
せきららトーク、独壇場!
すごかった。
昨年からさまざまな人生の試練や浮き沈みにあっていたらしい。
全部、女性関係だけど(汗)
口説き話、別れ話、浮かれ話、危な話・・・!
今年に入って、人生で一番もてる時期を迎えたらしい。めでたいね。

Sさんとわたしは、「えー!」「へぇ!」「うそぉ!!」とか言うくらい。
話しているうちに、セルフせきらら盛り上がり状態に入るOさん。
自分で「ちょっと、今日は飲んじゃうよ、酔っぱらっちゃうよ、話しちゃうよ!」と
調子を付ける。
「よーおっ!」と掛け声を掛けたいくらいだ。

おもしろかったのが、
自分から女性に別れ話を切り出すのがすっごく苦手、という話。
たしかにOさんは、心根の優しい人だからね。
それで、
女性の友人に相談して作成したものを見せてくれた。
メール文章用の「別れ話テンプレート」!?!

「実は、他に好きな人ができてしまいました。
せっかくお近づきになれていたのに、残念です。
申し訳ありません。」
みたいな。

仕事の相手宛てかと思うような、ビジネスライクな文章!
誰にでも応用可能な(?)シンプルさ!
まぁ・・・
別れるときは、ぐだぐだ言ってもね、だめたときはだめですからねぇ・・・。

さらに、
口頭で、桜散る中で別れ話をしたことがあって、
そのときには歌が浮かんだから、
一句詠んで男友達に送信したという話も。

「あの女(ひと)の 泪目に散る 桜かな」

・・・。
送られたほうは、どう返事をしたのだろうか・・・。
ほんとうに、ユニークな人だよ。
すごいドラマな生活だよ。
あんたおもしろいよ、Oさんっ!!

そんな話、プラス、Sさんの仕事の裏話などを、超興味深く聞いていたら
いつの間にかデザートの時間に。
画家のパレット風のシャーベット、というのを頼んだ。
パレットアイス

うーん。
もっと、本格的なパレットの形のお皿と、
油絵の具をヘラでなすりつけたようなアイスを期待してたので、
ちょっとがっかり。
味は美味しかったけど。
セキララ・トークの大迫力には、負けてしまったね、アイス君。

いやはや。
今度は、1年も間あけずに集会しましょうね、Sさん、Oさんっ。

「事実は小説よりも奇なり」っていう
イギリスの詩人バイロンの言葉について日中ちょうど考えていたんだけど。
今夜、それを実感した。
人生は、小説よりもドラマティックなんだ。
誰の人生もね、ほんとは。
コーヒーカップ

先日、近所の銭湯に行ったときに
女子着替え室にあった、こちら。
なぁ〜んだ?

おかまドライヤー

一見、パーマかけ機(おかま)?
なんでこんなところに?
古くからの銭湯だったから、
お湯から上がった私は
「骨董の展示品かなぁ?」などと何気なく思いながら着替えていた。

ふと、髪が乾かしたくなって、番頭のおばちゃんにきいた。
「あのドライヤーないんですか?」
「あれだよ」
ほ?
パーマ機を指差してる?

なんと。
マッサージチェアのように、
横に付いている箱に100円入れると、
おかまの上部から熱風!
座って、頭を入れれば、それがドライヤー!
手も使わずに、座ってれば乾いちゃうというしくみ。
ほよーー。
こんなの、初めて見た!!
ひとりで、「くっくっく」と笑ってもうた。
笑いながらこれしてたとこ、こわかっただろうなぁ。

ある意味、ものぐさ?!
見た目は、メデューサ?!(髪の毛が蛇のように泳ぐ)
乾けば、よいのさ!?

一見は、経験にしかず。
やってみるまで、語っちゃダメだ。

大きく成長してきている
トマト姉妹。
ずっと、気に入った鉢が見つからず、植え替えできずにいた。
しかし、おぉぉ、これだぁぁぁ、という鉢に出会い・・・
ついに引っ越しだ!

同じみの台所用具も登場、土もたくさん用意して、ついに始動!
連れてこられたトマト姉妹も、どきどき。

引っ越し1
「あたしたちに何が起こるのかしら?」
「なにかな。なんだか、母さんが作業ズボンで動き出したわ。」

横長の陶器の鉢を見つけた。
上薬の色も気に入った。
これで、姉妹を離ればなれに植えずに済む。

引っ越し2
「あら、なんだか、きれいなおうちがあるわ」
「なにかしら、なにかしら。横目でのぞいちゃう」

土をたくさん入れて、
最後にトマト姉妹を移す。
土が手に温かい。
はぁ・・・ずっと触っていたいような。

引っ越し3
「あはっ、くすぐったいよぉ、お母さん」

引っ越し4
「あら?なんだか広々」
「脚も思いっきり伸ばせちゃう」

はあ。
心なしか、トマト姉妹ものびのび嬉しそう。
風に吹かれる姿が、笑っているように見える。
見ているこっちも、ニコニコ顔に。

引っ越し5
「うふふふふ〜」

さ、思う存分伸びなさいな。
生命の限りを尽くしなさいな。
それが一番の おやこうこう。

ブログに対して、
わざわざコメントをいただくのは
ありがたいことだ、と感じている。
みんな忙しいこの日本で、
人の書いた物を読むのはもちろん、
それに対してなにか「心動かす」というのは
本当に貴重なこと。
その労力はすごいことなのだ。

いつも、考えたことをマイペースに書いているだけなのに、
それに対していただくコメントを読んで
「へえ!」とか「なるほど。」とか「確かに。」と感じたり、
励まされたり、笑ったりしております。
レス?というのでしょうか、は徹底できないのであまり書いていませんが、
いただいたコメントは読んでおります。

いつもありがとうございます!
今夜は、感謝の気持ちを
そのまま書いてみました・・・おやすみなさい。

トマト姉妹が、順調に成長を続けている。
前回は、500mlのペットボトルと同じくらいだったのに、
1リットルのペットボトルと同じくだいだ!
トマト姉妹before

数日で、すごいなああ・・・と思い、
翌日また採寸してみた。
すると、
すごい!
一日ではっきり目視できるほど伸びている!
トマト姉妹after
1リットルボトルを、追い越した!
じーっと見つめていたら、伸びるのが動きとして、見て取れるのだろうかぁ。

いちにち24時間
あっという間だけど、
着実に時は経っているんだなぁ。

送別会があった。
送別会はきらいだ。
というか、送別がきらいなのかな。

送別会は、必ず、ひとつの時代の終焉を意味する。
たとえサラリーマンだって、
現場における一人一人の存在感は大きい。
ひとりでも去れば、変化を意味する。
それが、心ひとつにして何かに向かっていたチームであれば
なおさらだ。
二度と戻らない何かがあるのだ。
そして、時代は変わりゆく。

少し時代を振り返る。
共通の笑いや楽しかった出来事や
見てきたそれぞれの苦労や
そのときに体内に感じていた感覚や
「今」が閉じ込めていた気持ち、
そんな全部に思いを馳せ。
「またね、きっとね」と言いながらも
二度と「今」は戻らないと分かっているから
思いっきりさみしい。

変わることが、いいか悪いか、
それは分からないことだけど、
それを超えて
もう二度と今はやってこないという、そのことが、
さみしくて、切なくて、仕方ない。

そういう変化とともに歩いてかなきゃならないのが、
人生と分かってはいるけど。

雨の渋谷の街の音、諸行無常の響きあり・・・。

舞台「藪原検校」を見た。
『藪原検校HP』

引き込まれる演出と演技に、あっという間の3時間だった。
そう思わせてくれる舞台は、そう多くない。
しかも、
あっという間と感じさせた要因は、
ストーリー展開じゃなく
「遊び」の部分の秀逸さだった。

わたしがすごく気に入ってしまったのは、
ふたつ。

古田新太さん演じる、
座頭(盲目のお坊さんで、語り物や鍼灸を生業とした人)の杉の市が
「早物語」という、語り物を語る場面。
物語は、擬人化された白餅と黒餅の戦さの話で、
それを扇子でひざを叩く調子に合わせて、
軽快なリズムとうまい語呂合わせで語っていく。
おもしろすぎ!楽しすぎ!
10分くらい(?)語っていた気がするが、
古田さん、熱演、熱語り!
すごい!全くよどみなく、そしてちゃんと伝わるように語れる、
そのカリスマ性やコミュニケーション力はすごいと思った。
汗をたくさんかきながら、観客を魅了した。
この「早物語」というもの、ものすごく気に入ってしまった。
日本語は、やっぱり調子(リズム)の言葉だなと思った。
数年前に自覚したのだが、わたしは完全にリズム重視でしゃべる人間だ。
だから、とっても共感。
聞いていて気持いい。
それに、語呂合わせがカワイイ。
「戸棚ヶ城」を攻めるとか、「お鍋ヶ城」とか、
「おせちの面々に援軍を頼む」とか
「ナットウノスケ(?)が仲裁に入ろうとする」とか。
日本人って、お茶目なユーモアを持っているのよね。
かわいい笑いっていうか。「えへへ」みたいな。
そんなお茶目さが、わたしは大好きだ。
自分の中にある、日本の血を感じた。
そして、和文化に、改めて感激。
かっこいい。

そして、もうひとつは
日本橋が出てくるシーン。
江戸時代の日本橋の周りで行われていたことを、
音で表現していく。
魚を売る声、越後屋(今の三越)でお客さんを呼び込む声、
橋を渡る人たちの声、橋の番人の杖の音、寺の鐘の音・・・
それを全て、役者さんたちの声で紹介していく。
塩竈で育った杉の市が初めて江戸に出てくるとき、
日本橋は"見えない"けど、こう"聞こえた"だろうと。
最後、主役の杉の市が登場すると、全員が一度に合わせて声を出す。
「音で聞く、江戸の日本橋」だ!
ストーリーの展開にはあまり必要性はないところなのだが
そのシーンがすごく臨場感があった。
確かにこんな音だったのかも!と思わせる。
浮世絵などを見て、江戸の町並みとか、雰囲気とかを想像したことはよくあったけど、
音で昔の江戸を訪ねたら・・・なんて考えたことなかった!
時代性や情報性は、確かに周りの音にも詰まっている。現代だって、そう。
音には、すごくリアルな、研ぎすまされた何かがある気がするから。

段田安則さんが、最後のシーンで、日本刀を抜いて斬るシーンがあるんだけど、
そのお姿がめちゃめちゃかっこよかった。
ドキッとするくらいだった。
なんていうのか・・・
"和の機微いろいろ"を、感じた3時間だったのかもしれない。

一緒に観にいった、舞台好きの かなこさんが、言った。
「舞台というのは、『無駄』の面白さだと思うんですよね。
ストーリーには必要のない無駄が、舞台の個性とか良さを、出しているんですよ。」

なるほど〜。
「無駄」かぁ。
深い。
そういえば、生活の中では、無駄が一番大事かも。
人間である証拠と言うか。
どの「無駄」が好まれ、発展し、広まるか、っていうのは、
その国や人々の総体としての傾向も表すだろう。
無駄は、「文化」そのものかもしれない。

人間同士も、
ビジネスライクに物事が進む相手よりも、
「無駄」を一緒に過ごして楽しい人が、
実は、一番好きかも。
って思った。

きょうは、ヘルシーなものを食べよう!
と思って、台所に立った。

野菜炒めと、納豆とアボガドの和え物だ!

そしたら、

がーん。
フライパンに対して、
野菜多すぎた。
野菜炒め
かき混ぜられないじゃないか。
仕方ないから、しばらく放置。
・・・。

計算できなさすぎ。

さらに、
アボガド半分をラップに包んで取っておくのが面倒で
ま、いっか、とアボガド丸一つ分の量に合わせたら、
納豆が2パック要って・・・
がーん。
大盛り、山盛り、てんこ盛り。
見た目悪すぎ。
納豆山盛り
こんな量の納豆アボガド皿は見たことない。
チャーハンとか丼もの並の量だよ。
盛りつける前に気づこうよ・・・。

台所には鏡がないが
自分のことがよく見える。
だめなことろを中心に(涙)

台所に立つときは
覚悟せよ。



急性の大きな病気を克服したばかりの
先輩女子に会う。
そこぬけに元気で、明るい人だから
そのひとが病気と聞いたときは、まさかと思った。
今日会った顔は、再びそこぬけに元気で、
生命のエネルギーをいっぱいに感じたから
本当に、ほっとした。

そして、それとは別に、
帰宅すると、
心が痛くなるお手紙が家に届いていた。
人生は、荒波、大波、いろいろあるんだ。
それにまっすぐ、聖心を持つような清らかさで向き合おうとする人は、
美しい。
ほんとうの強さ。

そういうときに、人間が問われるんだろう。

最近、女子仲間を見渡してみると
妊娠するとか、
身体を壊すとか、
なにかしらの変化のニュースが、ほんとうに多い。
毎日のように、わたしは驚いたり、喜んだり、心配したり。
そういう年代なんだなあ、って思う。
女子の30代は、厄年が多いし、
体の変化の激しいタイミングなのだろう。
体は、自分のコンテナー。
そこからは逃げられないから、
体の変化=人生の大変化だ。

例えば、仕事のことで
やりがいに満ちるとか
現状に不満を感じるとか
向上したいとのぞむとか
残業をするとかしないとか。
普段の生活の楽しみとか
家やファッションや趣味や休日のこと。
ほんとは全て、二の次だ。
そういうこと全ては、元気に活動しているからこそ、
言える/思えること。
それを、今更ながら
「腹の底」で感じた。

みんな、自分を大切にしようね。
ありのままの自分を。
そして、信じたい・・・。

今日会った先輩女子が、入院中に送ったお花のお礼をくださった。
中を開けて、おどろいた。
ハンカチ。
きょう、一番欲しいものだったんだ!
本当に!
また持って出るの忘れたから。
いつも忘れる人間ではないのだけど、
最近だけなぜか2週間で5回もハンカチを忘れるおバカっぷり。
汗をよくかく気候なのに。
会社の売店のハンカチを全模様・制覇する勢いだった。
とても助かった。
ありがたい。
なんか、心を読まれたような気持ちになって、
ふしぎな鳥肌が立った。

タイミングの良い贈り物には
わたしは「吉」を感じる。
タイミングのよさは、誰にも説明できないラッキーだ。
この「吉」が、大きく大きく広がって
柔らかいハンカチのように、みんなを包み込みますように。
ハンカチ

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traq

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