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November 2009

いやはや、食べすぎである。
食べまくっている。
ふだんあまり食べないようなものを食べる中、発見しているのは、
あら、意外にも、なんだか身体が元気ではないか、
ということ。
もしかしたら、普段より。
食べるものの影響について、実験気分。

さらに、
カナダ時代からの付き合いの
友人夫妻と過ごし、
英語だけを使う時間を過ごすうち、
思考が率直で、ストレートになってる感じがする。
脳の思考パターン、ひいては感情や意識も、
言語の特性に引っ張られるのかも、
などと観察する。
英語ではっきり断言調で話す自分の発言を聞いて、
「そうか、わたし、そんな風に考えてるんだ」とか思ってる
日本語の自分がいたりする。

ふーむ...
どちらも、ひきつづき研究すべし、だわ。

上海に来ている。
高校からの友人夫婦を訪ね、
やってきました。

中国は、西安しか行ったことがなかったが、
ぜんぜん違う。
西安の大陸的なドダーンとした感じは、
全く無い。
むしろ、海に近いアジアで感じる雰囲気に似てる。
当たり前かもしれないが、
香港とか、台湾とかと似た匂い。
中国はやっぱり広いなぁ。

そして、違う文化に囲まれると、
頭のモードが切り替わって
おもしろい。
友達との、ひさーしぶりの近況交換を兼ねて、
ちょいと海のこっちから、
少し遠目で、
自分の暮らしを落ち着いて眺めてみるかね。
しかも、おもしろいのは、
昨夜は仕事や周りの人の夢を大量に見たことだ。
離れてるからこそ、
日常の記憶や思考の整理をしてるのかしら、
わたしの脳は。
「日常」というシステムを、
一度ログオフ、システム終了して、
デスクトップやワーキングメモリの整理をして、
再起動してるのかな。
ぬふ。

さあ、きょうも中華食べるぞい。

また観にいってしまった・・・"THIS IS IT"

週末に観にいって以来、
ずっと考えてしまうほど、
凄まじいインパクトを受けてしまったようで、
どうしても、もう一度、映画館の大きなスクリーンで見たかった。

二回目も、頭は冷静に見ているのだが、
身体はずっと興奮状態だった。
目を見開きすぎていて、
途中でコンタクトレンズが勝手に飛び出たくらい(ソフトなのに)。
なんでしょう。
この衝撃的なパワーは。フォースは。

音楽が持つ力もあるだろう。
理屈を飛び越え、体内のなにかと結びついて、
感情を揺らす、感覚を蠢かす。

いま夜になって、
沈殿して、意識に残る感覚は、
「ウーズ(ooze)感」だ。
ooze,というのは、
飽和状態のようになったものから、
耐えきれずに何かがしみ出てくる感じのこと。
例えば、和手ぬぐいにカボチャの茹でたのを包んで、
ぎゅーっと絞ると濃厚なカボチャが沁み出てくる感じとか、
パンパンの歯磨き粉のチューブに穴が空いて、
歯磨き粉がぶにょっと出てくる感じとか。
マイケルからも、
あの映画からも、
なにかがoozeしてた・・・。

ハテ。
自分からは、なにがoozeしてるだろう。
そんなこと、考えてみても新鮮な発見があるかもしれない。

週末から休暇をとっている。
仕事から離れて、自分の時間をとれるのは、いい。
ゼロのわたしに戻って、
ゼロからいろいろ考えられる感じがする。
好きなもの、今したいこと、考えたいこと、など、日常を再構築。

そこで、
母と、なにかしよう、という話になる。

いつからか、デトックス(解毒)という言葉が流行っているが、
Detoxificationという小難しい英語を、
デトックスという、覚えやすくてうまく流行る日本語によく返還したなあ
というのが、当初のわたしの感想であった。
さらに、
最近、デトックス、デトックスとあまりによく耳や目にするので、
この度ちょっと、天の邪鬼っ気に襲われ、
真逆を言ってみよう、ってことに。
つまり、
「トックス」!
直訳すれば、毒されちゃうってことか?きゃー。

では、どうトックスするかというと、
ま、わたしとしましては、ひとつしかありませんね。
ふふふ・・・
食べるのですっ。

というわけで、「食べまくる二日間」と決め、
母とふたりで、食べまくりました〜。
アフタヌーンティとか、タイ料理とか、卵焼きとか、チョコとか・・・
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[画像:IMG_0374]

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写真を撮り忘れたくらいガッついてしまったものもありましたわ〜。
いや〜。
母と、
「どうしよう、食べ過ぎ?・・・でもぉ、トックスホリデイだから、いいか!」
とか言って、
人様にはお薦めできない量と組み合わせで、美味しみましたっ(笑)。
"恐いもの見たさ"じゃないけれど、
どこか人って、毒を求めたり、毒に満たされる部分もある。
自分の欲を解放し、ユル〜く過ごすのって必要だ。
たまには、「トックスするのっ」と割り切っちゃう良さを
発見したであるよ。

そして、その間、
さときちは、カールアップカフェで、
きれいにデトックスされていたのでありました。

[画像:IMG_0447]
「ねーやんとママ、たくさん美味しいもの食べたのぉ?ずるい・・・ぐすん」

なに言うとるねん。
さときちは、たくさんのネコ仲間に囲まれ、
猫背が伸びたんだから、いいの。

しかも、カフェも、ユルいじゃないか(笑)
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それに、
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同じターキッシュアンゴラの
かぶとくん(左の、白黒の美男子です)と、
さときちは、なかよくしてたらしい。
おデート気分で、ええやないか。
(ふたりとも、中性だけど・・・うふ)

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「そうよ、さとちゃん。また来てね」
と、メイちゃん(ラパーマの美人女子)も言っていたわよ(って気がした)。

うちに帰宅したさときちは、
上手なシャンプーのおかげで、
冬毛がめっちゃ柔らかの、モファモファっ子に。

[画像:IMG_0436]
「モファモファ〜」

気持ちよい毛を撫でていると、
さときちは、そのまま甘えて、膝から離れなくなった。
結局、さときちに、最後は解毒されちゃったかも・・・。
[画像:IMG_0438]
「にゃ〜」

さときちです。
[画像:tox18]
ねーやん、わたちのデトックス・キャンプって、なにゃ?

にゃ?
あの、いつもの先輩ネコたちがいるカフェに行くの?
それで、
ねーやんよりもシャンプーが上手なおねえちゃんに
きれいに洗ってもらって、冬毛をモファモファにしてもらったり、
たまにはネコ仲間に囲まれて、緊張感ある一日を送ってみたり、
ひとりっこみたいにワガママ言わないようにしてみたり、
それらを通して、
「心身のデトックスをするキャンプ」を、
ねーやんが企画したって言うのぉ?
わお。

ネコ仲間がいるカフェというのは、
「カールアップカフェ」というネコカフェだよ。
わたちが小さいときに、しばらくホームステイしていたとこなの。
ここで初めて、ねーやんと出会ったんにゃ。
それ以来ずっと、わたちとねーやんにとって、
親戚のお宅みたいなところにゃんだ〜。
ぜんぜん商売っ気がないカフェで(笑)、
アットホームで、
ニンゲンのスタッフのみなさんも温かい、
めっちゃ素敵なカフェです。
カールアップのママさんは、
ネコに関して、経験に基づく知識がものすごく深くて、
ねーやんが心の頼りにしているんだって。
わたちもたまに遊びにいくの〜。

カールアップカフェには、
ニャン生の先輩や後輩たちがいっぱいいるよ。
みんな、かなりマイペースで、
堂々と、ネコ道を歩んでいるから、
行く度に、猫背、じゃなくて、背筋が伸びるんにゃ。

カールアップに到着すると、
相変わらずマイペースなユルイ雰囲気が
カフェ空間を支配していたよ〜。
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ターキッシュアンゴラ仲間のすぐるくん。
わたちより体格が大きい男の子だけど、
ずいぶんキレイに丸く収まっているにゃ!

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あ、おむすびちゃん、おむすびちゃん!
子ネコのおむすびちゃん。スコティッシュフォールド(立ち耳)の女子。
会うのは、初めてだにゃ。
あの、初めまして!

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「・・・・・。」

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わっ、子ネコながらにして渋い眼差し・・・
起こしてごめんにゃ!

最近、京都から来た男爵、という
ぐるめくん。
[画像:tox7]
うわ〜!
エキゾチックショートヘアのぐるめくん。
まだ子ネコというけど、すでに大物の迫力。
大物だから、もう写真集の主人公にもなっているんだって!
ひょ〜、スゴイにゃ〜。
わたちとはぜんぜん違う顔だけど、
同じネコなんだ。
ネコ界も、広いもんだ〜。

そして、カールアップを代表するアイドル、
おっさん、こと、しろくまくんもいたよ。
[画像:tox11]
見るものをすべてを、ゆる〜いウェイブに引き込む、
堂々たる寝姿です(笑)

[画像:tox14]
・・・。

[画像:tox13]
ねーやんが触っても、ぴくりともしません。
すごいにゃ!

ということで、わたちは、このあと、
デトックス・キャンプですっきりするため、
カールアップのママさんにお世話になるってことにゃ。
で、ねーやんと、すみママの「トックス・ホリデイ」って、なに?
[画像:tox8]
"デトックス"じゃなくて、"トックス"って、まさか・・・?

(つづくにゃ・・・)

にゃにかしら...?

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「家政婦は見た」風。

ねーやんとママが、
なんか準備してるわ。

[画像:IMG_5249]
むむ?
「さときちはデトックスキャンプで、
わたしたちはトックスホリデイだね」
とか言ってるわ...。

どゆこと...?
[画像:IMG_0073]
どゆことにゃー!

(つづく...)

マイケル・ジャクソンが亡くなったあとの
ある種の「マイケル・ブーム」には、
気持ちの上で、乗れない部分があった。
むしろ、抵抗を感じていた。
マイケルがスゴイ!好きだ!王だ、神だ!と言うなら、
生きているうちにもっと言ってあげたらよかったじゃないか、
と感じてしまうのだ。
亡くなったのを機に思い出したかのように、猫も杓子もマイケル、
というのはなんだか・・・
と、夏以来ずーーっと感じてきた。

そもそも、マイケル・ジャクソンは、
わたしにとっては"初体験のひと"、である。
というのも、
実は、小学生のときに初めて自ら買った音楽のカセット(当時はカセット!)が、
マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」だった。
白いジャケットを着て横たわるマイケル・ジャクソンの姿に
初めて「オトナの音楽」を手にした気がして、
8歳か9歳なりに、ふふふ、と背筋を延ばしたものだ。

わたしがアメリカ・シアトルで過ごしたのは、
80年代前半、つまり、MTVが始まったころである。
MTVに加入していた両親の知人のお宅で遊んでいたとき、
たまたま「スリラー」のミュージック・ビデオがオンエアされた。
仰天した。
ほかの大人向けの音楽とは一線を画した、おもしろさ。
こどもでも目が離せなくなるストーリー性。
曲はポップで覚えやすく、
それに合わせてゾンビたちが踊るんですから!
その日から虜になってしまったことは言うまでもない。
その後、カセットを手に入れ、
擦り切れるんじゃないかというほど、何度も聴いた。
間違いないなく、自分の音楽感覚の基礎には、
マイケル・ジャクソンのエッセンスが練り込まれている。

それでも、
抵抗があったのだ。
ブームよりも、切なさのほうが先に立った。
あえて、マイケルが特集されている記事とかテレビとかも
避けてきたところがある。

しかし、映画「THIS IS IT」は
ぜったいに映画館で見ておいたほうがいいと、
複数の信頼する友人に薦められ、
行ってみることにしたのだ。

どうだったのか。
結論から言うと・・・
ほんとうに観にいってよかった!!!

細かいところがどうのこうのという以前に、
見ているうちに、
この上ないポジティブな気持ちになる。
もちろん、音楽やダンスがすべてカッコイイため、
めちゃめちゃ興奮するというのもある。
立ち上がり、踊りたくなってしまうほど、体が疼く瞬間もあった。
しかし、それだけではない。
マイケル・ジャクソンの「天才性」と「人間らしさ」両方が垣間みえるドキュメントを通して
希望が湧く。
そんな彼とともにライブを練り上げる、スタッフ、ダンサー、ミュージシャンたちの
情熱、努力、プロ意識に感銘を受ける。
すべてのディテールに対するマイケル・ジャクソンの真摯な姿勢に、
生きて、表現をするということへの純粋な夢を感じる。
そんな、「夢」とか「希望」とか「愛」とか「使命」とか、
ちょっと照れくさいようなストレートな感情が自然と体内に生まれるのだ。
漢方薬的な効果があるかも、と思うほど、
シネマに入る前のわたしと、出てくるときのわたしは
別の次元を歩いていた。優しいエネルギーに満ちていた。

ここまで思う映画って、なかなか無い。

そして、すごいのは、
やるはずだったライブ本番よりも、
今回のドキュメント版のリハーサルの方が、
もしかしたら、
マイケル・ファンに限らない、世界中の多くの人に届く可能性があり、
それぞれの心をつよく揺さぶるかもしれない、と感じたことだ。

イタリアの天才芸術家ミケランジェロは
晩年、多くの彫刻を未完成のまま残しているが、それは、
「神の愛」のような美しく、壮大なテーマを
彫刻上で物理的に表現することの限界を
天才の嗅覚でかぎとった故ではないか、という説もある。
(イギリスの神経生物学者、セミール・ゼキによる)
だから、あえて作品を未完成のままに残し、
鑑賞者に想像の糊しろを与え、その想像力で補ってもらうのだ。
すると、表現できないほどの美しさや壮大さは、
鑑賞者の脳の中でちゃんと完成する。
ミケランジェロはこれを計算して未完成にした可能性もあるというのだ。

「THIS IS IT」を見ていて、そのことを思い出した。
銀幕に映るのは、完成した本番ではない、
未完成の破片、bits and piecesだ。
それをつなげて完成品にするのは、わたしたちに委ねられている。
マイケル・ジャクソンが醸し出すメッセージを読み取るのも、われわれ次第。
すると、ことばに出来ないほど壮大なスケール感が、
円のように完全な、ほの温かい熱が、
体内に残る。
これは、伝説の人としての運命だったのだろうか?
それとも、マイケルは、生前、こういう可能性を考えたことはあっただろうか・・・
なんだか、いろいろなことを考えてしまう。
とにかく、言えることは、マイケル・ジャクソンは天才だ。
どこまで自覚していたかわからないけれど、天才。
そして、"マイケル・フォーエバー"の本質が、腹に落ちた。

この記事の異常な長さからも、わたしの興奮ぶりが伝わるだろう。
もちろん、わたしが今ちょうど、このような前向きなきっかけを渇望していたから、
これだけ心に響いているのもある。
観て、ほんとうに、ほんと〜うに、よかった。
計り知れないほどのインスピレーションを戴いた。

Thank you, Michael.....
sincerely, yours.

[画像:R0016979]

今週は弟のバースデイがあったため、
週末のきょう、家族で集まって、
プチ誕生会を開催。

弟が前々から行きたいと言っていたイタリアンへ。

あまり期待していなかったのだが、
本日おすすめという食材をみて、興奮。

[画像:IMG_0276]
でっか〜い!イタリアきのこ。
大きな3本がポルチーニ。
手前の丸っこいのが、タマゴ茸と言っていた。
ポルチーニは大好きだけれど、
こんなに大きなキノコだったとは、知りませんでした〜。

ポルチーニはシンプルにソテーで、
[画像:IMG_0282]

タマゴ茸はパルメザンチーズやルッコラとサラダで。
[画像:IMG_0279]


うーーーん、
美味しい。
香ばしい。
秋の、山の出汁〜、っていう香味が広がる。

ほかにも、初めての
黒キャベツのペーストのパスタ
などもいただく。
[画像:IMG_0286]
黒キャベツとは言え、真緑でした(笑)

驚くほど美味しく、
食べるうちに上機嫌になっていく。
最近のわたしはそうだわ。
美味しいものを食べている途中に、
むくむくとチカラが湧いてくるのを感じる。

でも、家族の会話は
チカラ入らず、脱力系。
仕事の悩みとか、頭蓋骨周りの筋肉に力が入りそうな話は皆無で、
弟や義理の妹が誰に似ている、とか、
犬やネコの話とか、
よく考えると、おもしろくない?って話とか、
互いに突っ込みを入れたくなる発言とかが、
美味なお料理の付け合わせといったところ。
基本的にはどうでもいい話やーん、って。

[画像:IMG_0290]
デザートにはろうそく点していただいて、
バースデイボーイ(ボーイ、か・・・?)が、
吹き消した。
ケーキはみなで食らいついたが。

満足したあとには、また、母が
まったく話の脈絡と関係なく、希望を述べる。
「美味しかったわねぇ・・・じゃあ、カラオケ行く?」
え、美味しいのと関係ないし。しかも、こないだ行ったけど?
「だってぇ、ママ酔っぱらって寝てたから、歌えなかったんだもんっ」
ん・・・へーい。

さすがにきょうは、母はちゃんと歌っていた。
しかし、自分が歌う曲の間奏で、
なぜかバッグから、いきなり饅頭を取り出し
間奏中にぱくついたりして、
相変わらず変な行動を見せていた。
意味がわからない(笑)
なぜ、もっと余裕のある、人の歌のときに食べず、
自分の歌の間奏だったのだろう・・・
それ以前に、なぜ饅頭が入っていたのだろう・・・
母を見ていると、意外と笑えるのだ。

いずれにせよ、ほっとした、土曜の夜。
最終的には、
家族がみな健康で、
週末にこうしてすぐ集まれるような環境にいることが
なによりも幸せなのではないかと感じたのである。

今週は、わたしにしては珍しく、ほぼ毎日呑んでいる。
まあ、そういうときも、あるよね、呑みたいとき、
呑まないとやってられないとき。

けっこう酔っぱらったり、ほろ酔いくらいだったり、日によってまちまちだけど、
昨日は、仲良しの先輩宅で集まって呑んだため、
眠りに落ちる寸前までリラックスしちゃいました。

[画像:IMG_0260]
先輩んちはまたかっこよくて、センスがよすぎ。
DJをやっているので、部屋の中心にターンテーブル。

やはり、人のお宅で呑むとだめですねぇ、
くつろぎ過ぎて、酔いが回りやすい。
楽しい酔いの宵だったからいいけれど。

[画像:IMG_0259]

そして、今夜もほろ酔いで帰宅。
そうしたら、ある方から手紙が来ていた。
[画像:IMG_0271]

何気なく開封して、立ち読みしていたら、
あまりに優しいことばに溢れるお手紙。
それがあまりにあまりにシンプルに優しくて、
読んでいるうちに涙がこぼれ、気づいたら、しゃくりあげていた。
人間、呑みたいようなときに、不意に優しくされると、だめですね・・・

ま、そういうときもあるさ。
床面すれすれに忍び寄り、
いつのまにか足元を埋め尽くすドライアイスの白煙のように、
そっと忍び寄る切なさに
やられるときも。

きょうはシトシト降っていて、ひんやり寒いです〜。

女子にとって、冷えはほんとうに大敵というのが、
近頃わかるお年頃。
ちょっと冷えると、すぐなにかしらの不調が出る。
だから、いろいろと気をつけるようになっている。
自分なりの冷え回避法も、少しずつ増えているし。

そのなかでも、だいぶ前からの、冷え防止愛用品は、
ウールのスリッパ〜。

[画像:R0016971]
ペルーで、むかし買いました。
いま眺めても、絵が、かわいすぎだわ。
わたしの好みで、買ったときもひとめ惚れじゃ。
以来、冬のわたしの足を、暖めつづけてくれている。
すでにわたしの足の形に合わせて変形しているところもいいでしょ。
履いていると、柔らかく、しかし、しっかりと、足を包み込んでくれて、
安心感もあるのよね。
わたしの心もあっためてくれ〜い
なんて言ってみる、雨の夜である。

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traq

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