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January 2010

長年使っていた陶器のコーヒーフィルターに
かなりシリアスなひびが入っていたことが、
もう1年前から問題になっていた。
というか、
自分は、"味とも言える"とか思ってそんなに気にしていなかったのだが、
母に、「ひびの入った食器を使っていると福が逃げるわよ」と
言われたのがおよそ1年前

しかし、なんだかずっと行動に移していなかった。

自分にはそういうところがある。
思いついた30秒後には実行していることもあれば、
なんとなーく"いつかやろう"のまま、長い時間が経ってしまう案件も
けっこうあるのだ。

これは、そのひとつだった。
これだ、という陶器フィルターがなかなか見つからなかったのもある。
真剣に探してなかったのもある。

いずれにせよ、ついに行動に移し、新しいものを入手したのだ!

[画像:R0017479]
並べてみると、古い方は、
1年前よりさらにひびが深まり、
色もかなり染み込んでしまっていたことに、今更ながら気づく。
でも、それだけお世話になったということ。
これだけ頻繁にコーヒーを飲むわたしを、
よく支えてくれたよ・・・。

ささやかながら、
引き継ぎ式を開催することにした。

[画像:R0017480]
新旧、握手を交わし、
バトンを引き継ぐ。

ありがとう、ひびの古子ちゃん。
よろしくね、あたらしピカ子ちゃん。

ちなみに、
古子ちゃんは、外に連れていって、臨時の仕事に就いてもらおうかしらん、
と考えている。
そうそう。そう簡単には、さらばではない。ふふ。

細胞の新陳代謝のように、じりじりと
生活は回っていくのだ。
いろいろは巡っていくのだ。
そんなことを想ふ。

そして、素敵な香りとともに、
静かに
ピカ子ちゃんの時代が始まった。
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自分にむかついたり、イライラしたりするとき
つい、やけ食いモードになってしまう。
夜、ストレス食いしてしまうねん。

もちろん、そういうときも、美味しいものを選ぶ。
最近、劇的にはまってしまった、
甘辛せんべい。
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感涙の美味しさなのだ。
いつもは、一枚、一枚、大切に食べるのだが、
今夜はバッリバリ始めてしまった。
イライラしながら、つい、バリバリ。
ため息ついては、また、バリバリ。
いやあ、夜中に、良くないだろうとわかってても、
ばりばり・・・

すると。

たーーーらん。
たーーーらん。
(ジョーズのテーマ)

たーらん、たーらん、たーらん、たーらん・・・
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たりらーーーーーん!
[画像:IMG_0753]

きゃああああ!ヤツが来た〜!

[画像:IMG_0754]
「失礼ね。わたちだけど」

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「ねぇ、なに食べてるにゃ?なに、なに?」

こうなると、もう放っておいてはくれない。

[画像:IMG_0760]
じーーーーー。

見られていると、食べにくい・・・。
ひとりでバリバリと、夜中に食べていいのか?
さときちの執拗な視線は、
わたしが自分自身へ向ける、自問の視線に変わってくる。

結局、否応無しという感じでせんべい袋に封をし、棚にしまうのである。
とほ、弱いわ、わたし。

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「えへん。やけ悔いを放置しないのは、わたちの優しさにゃ」

うちのやけ食いは、放任されないのである。

寒いと、食が
進む〜〜〜。
進んじゃう〜〜〜。
ハイ。

もちろん、年中、食べ物のこと考えたり書いたりしているやないか、
というつっこみを自分に入れてしまいつつなのだけれど。

先日、年一回食べたくなるものとして、チョコパイを挙げたが、
ほかにもあった。
これ、ね。
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無性に食べたくなるときが、年一回ほど、来る。
しかも、冬場の、とっても寒い時期に。
[画像:R0017439]

ふしぎと、
冷たいけれど、幸せ。
部屋が暖かい。
ともにすするお茶がホカホカ。
自分の口の中のあったかさも感じる。

寒いときの冷たいは、
いろんな暖かさを意識させてくれるんだ。
ありがたさとともに。

ども、さときちです。
[画像:IMG_0654]
ねえやんは、寒いのもあって、
ちょっと参っているみたいです。
きょうは、ダウンしていましたにゃ。

[画像:IMG_0657]
でも、わたちは、オイルヒーターと友達だから、だいじょうぶ。
いい友達だにゃ〜・・・

[画像:IMG_0658]
もう、このっ、このっ、このぉっ!!!

疲れているのと、寒すぎで身体が冷えているので、
今夜はあったまるものを食べよう、
と意気込む。
鍋にネギ、キャベツ、うどんをクツクツしてお椀に入れる。

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欲張りすぎて、大盛りになる。

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こういう形に盛り上がる炭水化物食は、ごはんしか見たことがなかったが、
これでも、うどんなんです・・・

[画像:R0017476]
ほりゃ。

すぐに平らげてしまいました。

いやはや。
寒い。
今週に入って、ぐっと真冬モードだわ。
冷えに、さらに気をつけなければっ。

健康対策として、加湿器は引き続き利用中だが、
今年の冬はそれだけではない。

今年発見した、強力なあったか対策、
レッグウォーマー。
[画像:R0017473]

これが、よいのだわよ〜〜〜〜〜。
ほんに。

同い歳の女子Nさんから教えてもらったのだが、
からだ全体の冷えを防ぐためには、
ふくらはぎを冷やさないことが、大事なポイントだそうだ。
足首を冷やしてはいけない、というのはこれまでにも聞いたことがあったが、
ふくらはぎ、というのはあまり知らなかった。
で、
ふくらはぎを冷やさないために効果的なのが、
レッグウォーマーだというのだ。
しかも、一般的なファッションのように使うのではなく、
日中、ジーンズやパンツの下に装着したり、
寝るときにパジャマのズポン下に付けたまま寝たりするのだ。

それくらいで変わるの?と、思うことなかれ。
これが、やってみると、
あったか効果抜群なのです。

おかげで、今までは足がキンキンに冷えていたような状況でも、
今年はホカホカ、安心感に包まれ過ごせている。
体が冷えすぎて体調が悪くなりそう・・・ということも
昨年に比べると激減だ。

うれしいわ〜。
ありがたいわ〜。
Nさんの教えに感謝なのである。

足を組んだりして、足元がはらっと見えたとき、
レッグウォーマーが出てくるって、女子としてどうよ・・・(汗)?
という懸念は、置いておこう。
やっぱり、レッグウォーマーによる健康が生む笑顔のほうが、
女子の魅力という意味でも大事なはずなのだから!
なはっ。

コーヒー大好きのわたしは、
美味しいコーヒーに、けっこう、やる気とかを左右されたりする。
美味しいコーヒーが目の前に現れた瞬間、
テンションが上がるのを感じる。
お湯が沸騰するのに似た感覚で、
血がうわーっと上昇するような、
体内ではっきりとしたテンションのうごめきを感じるのだ。

単純である。

しかし、単純な自分を嘆くのではなく、
せっかくわかっているのなら、
そのしくみを利用しない手はない。

ということで、
会社、というか仕事現場に、コーヒー製造セットを持ち込んでみようと思う。

熱いコーヒーを入手できる場は限られている上、
自分にとっての美味しいコーヒーをゲットできる場は、
社内には皆無と言える。
でも、
忙しかったり、緊張感があったりという仕事の合間に、
ほっとひと息、ひとりコーヒーブレイクができたら、"利き"そうなんだもの。
緩急は、だいじ。
ぬふふ。

海外出張や海外旅行中の味気ないホテルの部屋を、
自分の城のように居心地よくしてしまう感覚と、似ているかも。

少し大掛かりな気もするが、
でも、これでハッピーになれたら、安いもんだ。
I'm a simple girl, eh?
[画像:R0017469]

最近、うちの家族の中で、
再編が起こっている。
家族員の住む場所が変わったり、
誰と誰がいっしょに住むかが変わったり、
誰がどの家具を使うかが変わったりと、
なんだか、いろいろ動いている、のだ。

そう、うちの家族は、父が転勤族で引越しが多かったこともあり、
家族同士の家具のやりとりが、けっこう多い。
親が使っていたベッドを、弟が独り暮らしになったとき譲り受け、
その後、わたしのところにも回ってきて、
なんと、家族全員が順番に同じベッドで睡眠を取ることに、
ということもある。
冷蔵庫やテレビも家族内を巡ったり、
棚とか机もそうだわねぇ。
考えてみれば、ほんとうに多い。

そして、きょう、新たに巡って、うちに来たものがある。
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小さな引き出し棚。

テレビ台のしっくり来るものが見つからず、
そのまま床に置いていたのをどうかと思っていた母が、
「この上に置きなさいな」と、すすめてくれたのだ。

そして、この棚の素敵なところは、
色づけ、絵つけは、祖母によるものであることだ。
祖母は、若いころ、ろうけつ染めを趣味としていて、
クッションとか、箱とか、布とか、いろいろなものを染めていた。
そのひとつが、この引き出しなのだ。
祖母がもう最近使わなくなっていたため、
どうしようか、と母は考えたらしい。

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色も、わたしの好きな自然な色合いだし、
渋さもあり、良いわ。
古いのだけど、
家族内で熟成されたアンティークだと思えば、すごいことだ。
しかも、上の面に少し色落ちが目立ったのだが、
布をひいて、テレビセットを置いてしまえば全く気にならない。
世界にひとつしかない、テレビ台だ〜。
ありがたい。

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うちに運んできて、
あらためてまじまじと近くで見ると、
もみじの絵の細かさも、風合いも、芸術的で少し驚く。
おばあちゃん、上手!と、感心してしまう。
祖母がこんなに器用だったら、
わたしもがんばれば、こういうの作れるのかなぁ、なんて。

いま、世の中には使い捨て風の家具もたくさんあるけれど、
わたしは、けっこう、
この我が家流の「家具巡歴」が、好きなのである。

[画像:R0017447]

チーズ、だいすき。

友人が、毎年一回、
仕事先の知り合い業者からチーズを安くまとめ買いするというので、
わたしも便乗させていただいた。

受け取ってびっくり。
だって、大きいんだもの!

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左側がパルメジャーノ、およそ1キロ!
右側がカチョカバロ、およそ800グラム!

[画像:R0017429]
でっかい!
ふだん、パルメジャーノなんて高すぎてあまり大量に買わないから、
ものすごく興奮な大きさだ。
しかも、両方のチーズともイタリア産で、質もいいものらしい。
それなのに、スーパーなどで買うよりも、激しく安い。
うれし〜〜〜い。

仕事が終わって、夜中。
耐えきれず、開けてしまった。
明日は祝日だし〜。ぐふ。

[画像:R0017432]
開けただけでものすごくいい香りが部屋に広がる・・・
ナイフでへずりながら食べてみる。

美味しいではありませんか!
パルメジャーノは、粉にして食事にかけたり混ぜたりするのも美味しいが、
わたしは、かたまりでかじるのが、たまらなく好きである。
かじっていたら、たまらなくなり、
っていうか、
ふつうにただ食べるのがもったいなくなり、
ワインと合わせて味わいたい・・・というキモチが高まる。
そういえば、
もう保存しすぎていて、ダメになりかけのワインが戸棚に入っていたような・・・
ごそごそごそ。
あった!
と、開けてしまった。

ここからは、止まらない。
だって、ほんとうに美味しいよ、
赤ワイン+チーズの味わい。
それぞれを単独で摂取した場合は、あまりたくさんは入らないのに、
ふしぎと合わせると、どんどん行ってしまう。

味に興味津々だったカチョカバロのほうも、
歯触りがグニュグニュしていて、たまらん。
さらに少し室温に置くと、やわらかくなり、風味も強くなる。
いいですねぇ。

夜中なのに、ペロっと、かなりの量を食べてしまいましたわ。
チーズ祭りだ、わっしょい、わっしょい!
ワインも入って、わっしょい、わっしょい!
ま、
明日は祝日だし〜。
家だと、酔っぱらっても寝ちゃえばいいし〜。
ぐふ。ぐふぐふ。
[画像:R0017434]

ども、さときちです。
気づいたんだけど、
ひとつのネコ・ベッドでも、

[画像:R0017367]
手を置いたり、

[画像:IMG_0641]
あごを置いたり、
使い方はいろいろ。
ものごとは工夫なんだにゃ。

同じ材料でも、
主体の工夫次第で、可能性はいっぱいなのだ。

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