ЙОГУРТ=ヨーグルト:飲むヨーグルト(2017年05月28日)

稚内も含めて、日本国内のスーパーの店頭で、お店の方や関係の企業から来ていると見受けられる方が立っていて、来店している買物客に呼び掛けて"試供品"を勧めながら当該商品の販売を推し進めている様子を時々視掛けます。(地域や店によっては"毎日"そういう様子という場所も在るのかもしれません。)

ユジノサハリンスクでも、お店の方や関係の企業から来ていると見受けられる方が立っていて、来店している買物客に呼び掛けて"試供品"を勧めながら当該商品の販売を推し進めている様子を時々視掛けます。毎日、何処ででも視掛けるというのでもなく、本当に「時々視る」感じです。ですから、視掛けると「あれ?あそこで何かやっている?」と酷く目立ちます。

ユジノサハリンスク市内や周辺の各地にどんどん出店している印象のチェーン店が4月末にスーパーの店舗を、5月後半に同じ建物内のベーカリーカフェを相次いで開いた場所が近くに在ります。好天の休日に少し歩き回り、冷たい飲物が欲しくなったのでその店に入りました。

そうすると、明らかにレジではない売場で、何やら棚の商品を整理しているような店員さん達とは「明らかに異なる雰囲気」の女性が立っていました。「こんにちは!御覧になって下さい!」というような様子で、小さな透明なプラスチックの使い捨てカップに白っぽい飲料を注いで買物客に勧めていました。

↓その「試供品を飲ませながら販売を推し進めていた」商品がこれです。
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↑「飲むヨーグルト」というモノです。小さなペットボトルに入っているモノです。

ユジノサハリンスク市内の様々な食料品を売っているスーパーには乳製品系統の品物のコーナーが設けられている場合が多いのですが、そこで気付くのは「ヨーグルト系統の加工品」と見受けられるモノの種類が少し多いということです。ユジノサハリンスクの消費者の志向として、ヨーグルト系統のモノが好まれるということかもしれません。実は以前にサハリンの方を稚内にお迎えした際、「ヨーグルト系統の色々なモノが存外に少ない」と言っていたのを耳にしたことが在りました。ユジノサハリンスクで店の様子を視れば、その意味は判りますが、聞いた当時は余り視ていなかったので「そういうものか?」程度に思っていました。

「試供品を飲ませながら販売を推し進めていた」商品の「飲むヨーグルト」ですが、330ml入りの容器です。1人で一気に飲むことも可能かもしれないような量ですが、2人位か3人位で分けて飲む方も在るかもしれませんし、冷蔵庫に置いておいて何回かに分ける場合も在るでしょう。稚内の店でも売られている、日本国内で出回っている「飲むヨーグルト」に比べると、「ヨーグルトらしい、ベタッとした感じ」がより強く残っているような感じがしました。

そして、ユジノサハリンスク市内の店で家庭向けに売られているジュース類で「イチゴ系統の味」が何となく目立ちましたが、この「飲むヨーグルト」も「イチゴ系統の味」が入っていました。考えてみれば、ヨーグルトは若干の酸味が在って、好みで甘味料を加えて頂くようなモノです。「甘酸っぱい」感じの「イチゴ系統の味」はよく合うのだと思います。

今般の「飲むヨーグルト」は1本が66ルーブルでした。幾つかの店で、この種のモノを視掛けました。色々なメーカーのモノが在って、66ルーブルは「中間位の価格?」のように見えました。もう少し安価なモノや、もう少し高価なモノも見受けられました。

今般の「飲むヨーグルト」は沿海地方を本拠地とする企業の製品のようでした。今般入手した「飲むヨーグルト」の他に、色々と牛乳を原料とする加工品、または牛乳そのものを扱っているようです。

>>ГринАгро(グリーンアグロ社 ロシア語のウェブサイト)

こういう商品にサハリンで出くわすと、サハリンの皆さんの「多少の好みの違い」に気付くと同時に、「こういうのも好いなぁ...」と思う場合が在ります。「イチゴ系統の味が付いた"飲むヨーグルト"」というのは、稚内の店で視た記憶が在りません。スプーンで食べるタイプのモノで、「イチゴ系統の味付き」というヨーグルトは求めて頂いた記憶も在るのですが。とにかくも、非常に興味深い感じです。

週末の夜にカフェバーでライヴ(2017年05月27日)

日本国内の方々の街を訪ねると、"しろまるしろまる通"とか"しろまるしろまる町"というような「夕方から夜に営業の飲食店等が集まっている地区」というものが見受けられるものです。ユジノサハリンスクに在っては、そうした「夕方から夜に営業の飲食店等が集まっている地区」というようなものは見受けられません。その他方で、「夕方から夜に営業の飲食店等」は市内の方々に見受けられます。

ユジノサハリンスクで見受けられる「夕方から夜に営業の飲食店等」ですが、パリッとした服装で出入りするレストランから、普段着で構わないカジュアルな店まで色々と在って、更にカラオケや音楽が賑やかな店も在れば、静かな感じの場所も在って、なかなかにバラエティーに富んでいる様子です。

カジュアルな感じで、音楽が賑やかなカフェバーでは週末の夜にバンドが入って生演奏をしている例も意外に多い様子です。そんな「バンドが入っている」という場所を訪ねてみました。

切っ掛けは、何度も稚内へやって来ている<ジャズタイム>(稚内へ来た際には"ヴレーミャ・ジャザ"と呼んでいましたが。)の一部メンバーが、<ジャズタイム>以外のバンド活動―<Dream Box>というバンドです。―をやっていて、そのバンドが土曜日の夜にカフェバーでライヴをやると知ったことでした。

ユジノサハリンスクは20万人の人口を擁する街である他方、意外にコンパクトな街で、何かで知り合った方と意外な場所で出くわすということが時々在る街です。この<Dream Box>というバンドでも活動しているという<ジャズタイム>のメンバーである、女性ヴォーカリストのエレーナ・アクシェンツェワさんに近所で偶然にお会いしてこの件を聞いたのでした。

この時季、ユジノサハリンスクで日が落ちてしまって「夜らしい」感じになるのは少し遅めな時間帯です。カフェバー<オペラ>という店は、金曜日と土曜日に関しては「朝まで」の営業なようですが、会場はその店でした。

↓店内でライヴが始まると、こういう感じです。特段に写真撮影は差支えが無いとのことだったので、少し様子を撮っておきました。
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↑バーカウンターやテーブル等が在るフロアに少し高くなっている個所が設けられていて、そこが楽器等を据えるステージとして使われます。

↓30分程度の演奏、20分程度の休憩、また演奏というような感じでライヴは続きます。
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↑ロック系なアレンジでオリジナル曲やカバー曲を演奏していました。

↓遅めな時間帯でも人の出入りが途切れず、店内は熱気に溢れていました。演奏が始まろうとする頃、バーカウンターの隅が空席になったので、その辺りに陣取ってライヴを愉しみました。
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色々な方式が在るのだと思われますが、この日は入場料やチャージのようなモノは発生せず、店内で頼む飲物等の料金だけでライヴを愉しむことが出来ました。コーヒーを何杯かと、写真のカクテルを1杯頂きました。(最初は<モヒート>と頼んだのですが、「なかなか出て来ない...」と思っていれば「ラムを切らしてしまって...」という話しなので「ウォッカベースで適当に...」ということにして出してもらったカクテルを頂いたのでした。)

実は以前にサハリンの方から「稚内のナイトライフは?」と尋ねられたことが在り、「どういうモノのことを言っているのか?」と思ったことも在ったのですが、「ユジノサハリンスクの週末の夜」を一寸だけ見ると「お尋ねの意味」が判りました。