週末の夜にカフェバーでライヴ(2017年05月27日)

日本国内の方々の街を訪ねると、"しろまるしろまる通"とか"しろまるしろまる町"というような「夕方から夜に営業の飲食店等が集まっている地区」というものが見受けられるものです。ユジノサハリンスクに在っては、そうした「夕方から夜に営業の飲食店等が集まっている地区」というようなものは見受けられません。その他方で、「夕方から夜に営業の飲食店等」は市内の方々に見受けられます。

ユジノサハリンスクで見受けられる「夕方から夜に営業の飲食店等」ですが、パリッとした服装で出入りするレストランから、普段着で構わないカジュアルな店まで色々と在って、更にカラオケや音楽が賑やかな店も在れば、静かな感じの場所も在って、なかなかにバラエティーに富んでいる様子です。

カジュアルな感じで、音楽が賑やかなカフェバーでは週末の夜にバンドが入って生演奏をしている例も意外に多い様子です。そんな「バンドが入っている」という場所を訪ねてみました。

切っ掛けは、何度も稚内へやって来ている<ジャズタイム>(稚内へ来た際には"ヴレーミャ・ジャザ"と呼んでいましたが。)の一部メンバーが、<ジャズタイム>以外のバンド活動―<Dream Box>というバンドです。―をやっていて、そのバンドが土曜日の夜にカフェバーでライヴをやると知ったことでした。

ユジノサハリンスクは20万人の人口を擁する街である他方、意外にコンパクトな街で、何かで知り合った方と意外な場所で出くわすということが時々在る街です。この<Dream Box>というバンドでも活動しているという<ジャズタイム>のメンバーである、女性ヴォーカリストのエレーナ・アクシェンツェワさんに近所で偶然にお会いしてこの件を聞いたのでした。

この時季、ユジノサハリンスクで日が落ちてしまって「夜らしい」感じになるのは少し遅めな時間帯です。カフェバー<オペラ>という店は、金曜日と土曜日に関しては「朝まで」の営業なようですが、会場はその店でした。

↓店内でライヴが始まると、こういう感じです。特段に写真撮影は差支えが無いとのことだったので、少し様子を撮っておきました。
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↑バーカウンターやテーブル等が在るフロアに少し高くなっている個所が設けられていて、そこが楽器等を据えるステージとして使われます。

↓30分程度の演奏、20分程度の休憩、また演奏というような感じでライヴは続きます。
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↑ロック系なアレンジでオリジナル曲やカバー曲を演奏していました。

↓遅めな時間帯でも人の出入りが途切れず、店内は熱気に溢れていました。演奏が始まろうとする頃、バーカウンターの隅が空席になったので、その辺りに陣取ってライヴを愉しみました。
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色々な方式が在るのだと思われますが、この日は入場料やチャージのようなモノは発生せず、店内で頼む飲物等の料金だけでライヴを愉しむことが出来ました。コーヒーを何杯かと、写真のカクテルを1杯頂きました。(最初は<モヒート>と頼んだのですが、「なかなか出て来ない...」と思っていれば「ラムを切らしてしまって...」という話しなので「ウォッカベースで適当に...」ということにして出してもらったカクテルを頂いたのでした。)

実は以前にサハリンの方から「稚内のナイトライフは?」と尋ねられたことが在り、「どういうモノのことを言っているのか?」と思ったことも在ったのですが、「ユジノサハリンスクの週末の夜」を一寸だけ見ると「お尋ねの意味」が判りました。

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