「ビーツのリゾット」?!:<Свекольное ризотто>(スヴェコーリナヤ・リゾット)(2019年03月16日)
休日、「朝食に遅く、昼食に早い」というような時間帯に、「イタリア料理系統のモノが楽しめる」という感じな店へ足を運びました。気に入っている休日の過ごし方の一つです。
「イタリア料理系統のモノが楽しめる」という感じな店には、「これは好い!」という気に入っているメニューが幾つも在るので寄る訳ですが、時には「季節の御薦め」というような具合に、聞き覚えの無いモノが供されている場合も在ります。料理の写真が入ったメニューでそういうモノが示されている場合の他方、「文字だけ」というのも多々在ります。
見付けた「文字だけ」のメニューに、「ビーツのリゾット」と称するモノが入っていることに気付きました。
リゾットは、日本国内では「洋風な雑炊」というような受け止め方をされているような感でもあるのですが、米飯を使用するのでもなく、米から炊いて味が付いて具材が入っているモノがリゾットです。そのリゾットは色々と頂いたことが在りますが、「ビーツのリゾット」というのは初耳でした。
↓「モノは試し...」と「ビーツのリゾット」を御願いしてみて、出て来たモノを視て少々驚きました。
16-03-2019_lunch.jpg
↑過ぎる程に鮮やかな色合いです。
ビーツは赤系の鮮やかな色が出る食材で、ロシアではかなり人気が高いらしく、ユジノサハリンスクでも随分とこのビーツを使った料理を視掛けます。最も有名なのは<ボルシチ>のようなスープだと思われますが、ビーツを使った鮮やかな色のサラダも色々と在ります。
このビーツは色々な国や地域で各々に用いているモノであるとは思います。が、リゾットのようなイタリア料理との組み合わせは、想像してみたこともありませんでした。
この「ビーツのリゾット」は牛肉の出汁が使われているようで、キノコ等の具材が入っているモノでした。ロシアで人気のビーツを使い、非常に鮮やかな色の一皿を創り出した訳です。
こういうのに出くわすと「〇〇料理はこうでなければならない」というようなことは、実は然程重要ではなく、料理を手掛ける人達の創意工夫でドンドン「見た目に愉しい」とか「美味しい」ということで、新しいモノが登場し、場合によってそれが長く受け継がれて「何時の間にか定番?」という場合も在るのだというようなことを考えました。
リゾットの故郷であるイタリアですが、南北に拡がる国土に各々の伝統を積み重ねた多彩な地域が連なっている場所で、産物も様々であれば、加工食品も「一口に〇〇と言っても色々」という状況なのです。そうした中で豊かな料理文化が育まれて、そういうモノが世界中の方々に散って、方々の様々なアイディアを吸収して新たなモノがドンドン創造されているという訳です。
或いは、日本国内でも「和風の具材等を合わせたパスタ」というのが在ると思いますが、この「ビーツのリゾット」も、「ロシアでポピュラーな材料を採り入れてみた」ということなのかもしれません。
350ルーブルの一皿を頂き、「食べて美味しく、視て面白い」ということで、なかなかに愉しませて頂きました。
「イタリア料理系統のモノが楽しめる」という感じな店には、「これは好い!」という気に入っているメニューが幾つも在るので寄る訳ですが、時には「季節の御薦め」というような具合に、聞き覚えの無いモノが供されている場合も在ります。料理の写真が入ったメニューでそういうモノが示されている場合の他方、「文字だけ」というのも多々在ります。
見付けた「文字だけ」のメニューに、「ビーツのリゾット」と称するモノが入っていることに気付きました。
リゾットは、日本国内では「洋風な雑炊」というような受け止め方をされているような感でもあるのですが、米飯を使用するのでもなく、米から炊いて味が付いて具材が入っているモノがリゾットです。そのリゾットは色々と頂いたことが在りますが、「ビーツのリゾット」というのは初耳でした。
↓「モノは試し...」と「ビーツのリゾット」を御願いしてみて、出て来たモノを視て少々驚きました。
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↑過ぎる程に鮮やかな色合いです。
ビーツは赤系の鮮やかな色が出る食材で、ロシアではかなり人気が高いらしく、ユジノサハリンスクでも随分とこのビーツを使った料理を視掛けます。最も有名なのは<ボルシチ>のようなスープだと思われますが、ビーツを使った鮮やかな色のサラダも色々と在ります。
このビーツは色々な国や地域で各々に用いているモノであるとは思います。が、リゾットのようなイタリア料理との組み合わせは、想像してみたこともありませんでした。
この「ビーツのリゾット」は牛肉の出汁が使われているようで、キノコ等の具材が入っているモノでした。ロシアで人気のビーツを使い、非常に鮮やかな色の一皿を創り出した訳です。
こういうのに出くわすと「〇〇料理はこうでなければならない」というようなことは、実は然程重要ではなく、料理を手掛ける人達の創意工夫でドンドン「見た目に愉しい」とか「美味しい」ということで、新しいモノが登場し、場合によってそれが長く受け継がれて「何時の間にか定番?」という場合も在るのだというようなことを考えました。
リゾットの故郷であるイタリアですが、南北に拡がる国土に各々の伝統を積み重ねた多彩な地域が連なっている場所で、産物も様々であれば、加工食品も「一口に〇〇と言っても色々」という状況なのです。そうした中で豊かな料理文化が育まれて、そういうモノが世界中の方々に散って、方々の様々なアイディアを吸収して新たなモノがドンドン創造されているという訳です。
或いは、日本国内でも「和風の具材等を合わせたパスタ」というのが在ると思いますが、この「ビーツのリゾット」も、「ロシアでポピュラーな材料を採り入れてみた」ということなのかもしれません。
350ルーブルの一皿を頂き、「食べて美味しく、視て面白い」ということで、なかなかに愉しませて頂きました。
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