Сало(サーロ)...(2019年01月31日)
「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理が在ります。
日本国内では、フランス語が語源であるという「オードブル」と呼んだり、もっと日本語らしい「前菜」という表現も多用されています。「食前酒の提供」というような事柄まで含む概念の「アペタイザー」という英語語源の語を使う場合も在るかもしれません。更に踏み込むと、日本国内の飲食店で見受けられる「御通し」に一寸似てなくもないかもしれないのですが。
「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理とは、スープやメイン料理の前に、食欲を増進して行くような目的で、量が少なく、塩分や酸味がやや強めというモノを供する場合が多いようです。
と言っても、この「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理、或いは供されるモノの中に「ゆったりと、これを肴に...」という気分になってしまうモノも交じっていると思います。
↓例えばこういうモノです。
31-01-2019 salo.jpg
↑これはСало(サーロ)といいます。
ロシア語では、アクセントが無い「о」(オー)は「ア」に近い発音となることが殆どなので、Сало(サーロ)は寧ろ「サーラ」と呼んでいるように聞こえる場合も在ります。が、ここではとりあえず表記を「Сало(サーロ)」としておきます。
Сало(サーロ)は「肉の脂身」の塩漬けです。何かを焼いたり揚げたりする場合に使う、食用油脂のラードとはやや違います。Сало(サーロ)はハムのような保存食で、そのまま食べ易いように切って頂くか、各種料理の材料に利用する訳です。
このСало(サーロ)を適当に薄くスライスしたモノの盛合せを頂くと、何処となく日本国内で見受けられる「肉の刺身」を想起しないでもありません。適度の塩味の御蔭で、飲物も進み、他の料理との相性も悪くないモノです。マスタード等を点けて頂くのも好い感じですが、場合によっては"薬味"とでも言うのか、色々なモノを合わせるという例も在るようです。
古くは、保存食として多量に消費する例も見受けられたようですが、現在では「Закуска」(ザクースカ)という分類が専らなようです。ロシア料理の店で、メニュー表の「Закуска」(ザクースカ)という分類の欄を視ると「Сало(サーロ)」と載っている場合も多く在ります。
このСало(サーロ)は、日本のロシアとの接点が在る人達の間では、「ロシアのアレ?酷くクセが強く...」と好き嫌いが分れるモノのように見受けられます。些か失礼な言い方をしてしまえば「アタリ!」と「ハズレ!」とでも言うのか、「非常に好い感じ!」な場合と「変に塩味が強過ぎる?」というような場合が見受けられるのがこのСало(サーロ)だと思えます。
ここで出した写真を撮った店では、「非常に好い感じ!」で、これをドンドン摘まみながら飲物を頂きました。
日本国内では、フランス語が語源であるという「オードブル」と呼んだり、もっと日本語らしい「前菜」という表現も多用されています。「食前酒の提供」というような事柄まで含む概念の「アペタイザー」という英語語源の語を使う場合も在るかもしれません。更に踏み込むと、日本国内の飲食店で見受けられる「御通し」に一寸似てなくもないかもしれないのですが。
「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理とは、スープやメイン料理の前に、食欲を増進して行くような目的で、量が少なく、塩分や酸味がやや強めというモノを供する場合が多いようです。
と言っても、この「Закуска」(ザクースカ)という分類になる料理、或いは供されるモノの中に「ゆったりと、これを肴に...」という気分になってしまうモノも交じっていると思います。
↓例えばこういうモノです。
31-01-2019 salo.jpg
↑これはСало(サーロ)といいます。
ロシア語では、アクセントが無い「о」(オー)は「ア」に近い発音となることが殆どなので、Сало(サーロ)は寧ろ「サーラ」と呼んでいるように聞こえる場合も在ります。が、ここではとりあえず表記を「Сало(サーロ)」としておきます。
Сало(サーロ)は「肉の脂身」の塩漬けです。何かを焼いたり揚げたりする場合に使う、食用油脂のラードとはやや違います。Сало(サーロ)はハムのような保存食で、そのまま食べ易いように切って頂くか、各種料理の材料に利用する訳です。
このСало(サーロ)を適当に薄くスライスしたモノの盛合せを頂くと、何処となく日本国内で見受けられる「肉の刺身」を想起しないでもありません。適度の塩味の御蔭で、飲物も進み、他の料理との相性も悪くないモノです。マスタード等を点けて頂くのも好い感じですが、場合によっては"薬味"とでも言うのか、色々なモノを合わせるという例も在るようです。
古くは、保存食として多量に消費する例も見受けられたようですが、現在では「Закуска」(ザクースカ)という分類が専らなようです。ロシア料理の店で、メニュー表の「Закуска」(ザクースカ)という分類の欄を視ると「Сало(サーロ)」と載っている場合も多く在ります。
このСало(サーロ)は、日本のロシアとの接点が在る人達の間では、「ロシアのアレ?酷くクセが強く...」と好き嫌いが分れるモノのように見受けられます。些か失礼な言い方をしてしまえば「アタリ!」と「ハズレ!」とでも言うのか、「非常に好い感じ!」な場合と「変に塩味が強過ぎる?」というような場合が見受けられるのがこのСало(サーロ)だと思えます。
ここで出した写真を撮った店では、「非常に好い感じ!」で、これをドンドン摘まみながら飲物を頂きました。
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