サハリン州の女性:<女性の日>(3月8日)に因む統計情報
3月8日は<女性の日>で、ロシアでは休日となります。ユジノサハリンスクも例に漏れません。
<女性の日>には「女性に花を贈る」という慣例が在りますが、各種のオフィス等では前々日や前日に花を届けるというようなことになります。そして「一大需要期」ということで、花を売る店はかなり激しい繁忙期ということになります。ブログでも取り上げたことも在る、花を売る店等も、大いに賑わっていることでしょう。
この<女性の日>に因み、「女性に纏わる統計データ」が取上げられ、内容が報じられていました。
サハリン州の人口は概ね48万8千人で、女性は52%を占める25万4千人となります。これは「1000人の男性に対して、1075人の女性」という状態です。
このサハリン州の25万4千人の平均年齢は41歳であるということです。これは男性に比べて4.8歳高いそうです。
余談のようになります。ここでは「統計データ」ということで、女性の平均年齢が41歳というような情報が提供されていますが、一般的な会話で「他所の方に年齢を尋ねる」というのはロシアでは余りせず、殊に女性に向けて年齢を尋ねるというのは「かなり酷く非礼」ということになってしまう場合が在るようです。こういう「ロシアの感じ」に少し馴染むと、日本国内の会話で、互いに初対面か何かで"開口一番"のように「何歳だ?」と言い出す方に出くわすことも在り、筆者は多少の戸惑いも禁じ得ません。
男性よりも女性が長命な傾向であるというのは、色々な国や地域で見受けられる例だと思います。サハリン州に住んでいる「100歳以上」の方は10人で、何れも女性とのことです。
サハリン州内では、働く女性はあらゆる分野で見受けられます。が、「殊に女性が目立つ分野」という例も見受けられます。
ホテル・レストラン関係ビジネスでは、女性就業者が男性就業者の2倍になるといいます。
保健・医療関係では、女性就業者が男性就業者の5倍になるといいます。
教育関係になると、女性就業者が男性就業者の7倍にもなるそうです。
実際、何かで医療機関を訪ねると女性の医師に出会う場合も多いと思います。更に、児童生徒が通う学校のような場所を何かで訪ねた経過を思い出すと、校長先生以下の教職員は「最初から女性と思っていて間違いない」という程度で、筆者の記憶の限りでは「男性の校長先生」にお会いした例が思い当たりません。
聞けば、「社会に出て活躍する女性が進む分野」として、保健・医療関係や教育関係はソ連時代から人気が高い分野で、現在でもその傾向は変わらないようです。
稚内市サハリン事務所では、サハリンの各友好都市やサハリン州政府の対日交流の御担当とやり取りをしますが、思い出す関係者の皆さんで男性は寧ろ少数派です。<女性の日>には、そうした関係が深い各機関の女性の皆さんを始め、稚内市サハリン事務所からも方々に花を贈っています。
<女性の日>に関して、ロシアでは色々と注目されていますから、日本国内で「然程、話題も出ていない?」と見えてしまう感で、筆者は多少戸惑っています。
<女性の日>には「女性に花を贈る」という慣例が在りますが、各種のオフィス等では前々日や前日に花を届けるというようなことになります。そして「一大需要期」ということで、花を売る店はかなり激しい繁忙期ということになります。ブログでも取り上げたことも在る、花を売る店等も、大いに賑わっていることでしょう。
この<女性の日>に因み、「女性に纏わる統計データ」が取上げられ、内容が報じられていました。
サハリン州の人口は概ね48万8千人で、女性は52%を占める25万4千人となります。これは「1000人の男性に対して、1075人の女性」という状態です。
このサハリン州の25万4千人の平均年齢は41歳であるということです。これは男性に比べて4.8歳高いそうです。
余談のようになります。ここでは「統計データ」ということで、女性の平均年齢が41歳というような情報が提供されていますが、一般的な会話で「他所の方に年齢を尋ねる」というのはロシアでは余りせず、殊に女性に向けて年齢を尋ねるというのは「かなり酷く非礼」ということになってしまう場合が在るようです。こういう「ロシアの感じ」に少し馴染むと、日本国内の会話で、互いに初対面か何かで"開口一番"のように「何歳だ?」と言い出す方に出くわすことも在り、筆者は多少の戸惑いも禁じ得ません。
男性よりも女性が長命な傾向であるというのは、色々な国や地域で見受けられる例だと思います。サハリン州に住んでいる「100歳以上」の方は10人で、何れも女性とのことです。
サハリン州内では、働く女性はあらゆる分野で見受けられます。が、「殊に女性が目立つ分野」という例も見受けられます。
ホテル・レストラン関係ビジネスでは、女性就業者が男性就業者の2倍になるといいます。
保健・医療関係では、女性就業者が男性就業者の5倍になるといいます。
教育関係になると、女性就業者が男性就業者の7倍にもなるそうです。
実際、何かで医療機関を訪ねると女性の医師に出会う場合も多いと思います。更に、児童生徒が通う学校のような場所を何かで訪ねた経過を思い出すと、校長先生以下の教職員は「最初から女性と思っていて間違いない」という程度で、筆者の記憶の限りでは「男性の校長先生」にお会いした例が思い当たりません。
聞けば、「社会に出て活躍する女性が進む分野」として、保健・医療関係や教育関係はソ連時代から人気が高い分野で、現在でもその傾向は変わらないようです。
稚内市サハリン事務所では、サハリンの各友好都市やサハリン州政府の対日交流の御担当とやり取りをしますが、思い出す関係者の皆さんで男性は寧ろ少数派です。<女性の日>には、そうした関係が深い各機関の女性の皆さんを始め、稚内市サハリン事務所からも方々に花を贈っています。
<女性の日>に関して、ロシアでは色々と注目されていますから、日本国内で「然程、話題も出ていない?」と見えてしまう感で、筆者は多少戸惑っています。