<СУШИ МАРКЕТ>(スシ・マルケト)(2018年07月07日)
↓「休日の土曜日に朝から好天」という状況に誘われて辿り着いた、朝のコルサコフの街角で視掛けました。
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↑飲食店?料理を配達するケータリングの店?営業開始には早過ぎる朝なので、状況はよく判りません。
<СУШИ МАРКЕТ>(スシ・マルケト)は「寿司マーケット」という程の意味なのだと思いました。左側の入口と見受けられる辺りには、「日の丸?」という感の赤い円の上に、盃か何かのようなモノと箸を思わせるモノを組み合わせ、何やら「神社の鳥居?」と視える形が描かれています。なかなかにクールなデザインです。
そして右側の壁に眼を転じると、看板が貼り付けられています。箸を立てたような、料理が入った容器を手にしている、アジア系の人物と思えるキャラクターが視えます。「何処の何者だ?!」というように思いました。中国の何処かの地方の衣装か、ベトナムか何処かの衣装を思わせる衣服や"傘"を身に着けているように視えます。
看板には、「ピザ、ロール、スシ、チキン、ヴォク」とあって、アプリを手持ちのスマートフォン等にダウンロードすると割引が受けられる仕組みが在るというような案内がされています。
"ピザ"や"スシ"はイメージし易いモノです。"ロール"は巻き寿司を基礎に、或いは巻き寿司からの着想を受けて各国で発展したモノで、サハリンでもよく視掛けます。"ヴォク"とは、中国の一部やベトナム等を起源とする麺モノらしいです。"チキン"は揚げたモノか焼いたモノかは判りませんが、日本で"鶏肉"と書かずに"チキン"と書く場合が在るのと似たような感じで用いられている表現であると思われます。
こういうのを視ると、「日本に由来の...」という文物が「殊更に特別でもないモノ」として、日本とは異なる文化が主流を占めている場所に受容れられていることを思います。と同時に「"非アジア"の文化圏では、"アジア"はとりあえず何でも一緒」と思われている面も在るのだということにも思い至ります。
それにしても何か不思議な感じがしますが、この店のように「アジア由来の料理」を採り入れている飲食店、またはケータリングの店は方々で存外に視掛けます。
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↑飲食店?料理を配達するケータリングの店?営業開始には早過ぎる朝なので、状況はよく判りません。
<СУШИ МАРКЕТ>(スシ・マルケト)は「寿司マーケット」という程の意味なのだと思いました。左側の入口と見受けられる辺りには、「日の丸?」という感の赤い円の上に、盃か何かのようなモノと箸を思わせるモノを組み合わせ、何やら「神社の鳥居?」と視える形が描かれています。なかなかにクールなデザインです。
そして右側の壁に眼を転じると、看板が貼り付けられています。箸を立てたような、料理が入った容器を手にしている、アジア系の人物と思えるキャラクターが視えます。「何処の何者だ?!」というように思いました。中国の何処かの地方の衣装か、ベトナムか何処かの衣装を思わせる衣服や"傘"を身に着けているように視えます。
看板には、「ピザ、ロール、スシ、チキン、ヴォク」とあって、アプリを手持ちのスマートフォン等にダウンロードすると割引が受けられる仕組みが在るというような案内がされています。
"ピザ"や"スシ"はイメージし易いモノです。"ロール"は巻き寿司を基礎に、或いは巻き寿司からの着想を受けて各国で発展したモノで、サハリンでもよく視掛けます。"ヴォク"とは、中国の一部やベトナム等を起源とする麺モノらしいです。"チキン"は揚げたモノか焼いたモノかは判りませんが、日本で"鶏肉"と書かずに"チキン"と書く場合が在るのと似たような感じで用いられている表現であると思われます。
こういうのを視ると、「日本に由来の...」という文物が「殊更に特別でもないモノ」として、日本とは異なる文化が主流を占めている場所に受容れられていることを思います。と同時に「"非アジア"の文化圏では、"アジア"はとりあえず何でも一緒」と思われている面も在るのだということにも思い至ります。
それにしても何か不思議な感じがしますが、この店のように「アジア由来の料理」を採り入れている飲食店、またはケータリングの店は方々で存外に視掛けます。
この記事へのコメント
中林20系
日本の巻き寿司とはまた違った発展の仕方をしてるんだなとその時は思ったものでしたが、その後ツイッターで偶然にムルマンスクの寿司バー&ケータリングの店と交流を持つこととなり、そこのメニューをHPで拝見すると...特にロールに関しては日本以外の世界中でお馴染みなカリフォルニアやフィラデルフィア以外にも、なぜ日本ではこういうものをやってくれないのだろうかと思う創作ものも。
その店も寿司...いやсушиがベースながら、タイ料理なども得意としてるようです。こういうのは客が求めるものでもあるのかな?と思った次第です。
稚内市サハリン事務所
何時もブログを御覧頂き、ありがとうございます。
"ロール"というモノが、巻き寿司に着想を得たものながら、各々の国や地域で独自な展開を見せて、独特な存在感を持っているということに、サハリン滞在の機会の中で気付きました。
そして、"ロール"を含む「アジアに起源を有する料理」というような関心も在るのだと思います。そういうのが、色々と入り交じって視えたのが、このコルサコフで視掛けた店の看板でした。
「日本のモノに着想」で独自に展開されたモノが、日本へ逆輸入というのも面白いかもしれません。と言うより、方々で愉しまれている料理には、そういうように何処かの何かに着想を得て登場し、登場したモノがまた他所に広まってというような動きが重なって現在に至っているというのが多いのかもしれません。