水兵さんの仕様のTシャツ(2017年05月27日)

ロシアでは水兵さんとか船員さんと言うと「紺色の横縞が入ったシャツ」というイメージが強いようです。

実際、海軍の艦艇に乗っている水兵さんについては、「紺色の横縞が入ったシャツ」はユニフォームの一部になっているようです。

↓海軍のユニフォームの一部になっている「紺色の横縞が入ったシャツ」としては長袖のモノが知られているのですが、夏用の袖なしのモノも見受けられます。
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↑このタイプのモノが、立ち寄った店では400ルーブルでした。こういう、軍や警察のような機関が利用する仕様な衣類は、存外に人気が高い様子です。

実は筆者は、4月半ばにサハリンに入ったのですが、その際には「温かめなアンダーウェア」を中心に持ち込み、何やら長袖Tシャツのようなモノばかりで、多少温かくなる日の衣類に困り始めました。そこでこういう「面白い」感じな他方で「価格も手頃」に思えるモノを入手したのです。筆者自身はTシャツ類は「XL」というサイズを着ますが、このロシアのモノのサイズは「56」と呼ばれているサイズでした。それで「ピッタリ」な感じで、大変に気に入っています。そこで、思わずこれを買い足してしまいました。

この水兵さんの仕様のTシャツを求めた近所の店では、店員さんが「うちは"国産"が主体で、ハバロフスク方面に在る工場のモノが殆どです」というようなことを口にしていたことが在りましたが、「国産の実用品」というのはロシアでは評価が高いのかもしれません。

ところで「横縞が入ったシャツ」というモノは、海軍以外の種類の軍や、制服を着用する政府系の機関で「ユニフォームの一部」となっているそうです。ただし、海軍で採用されている「紺色」と違う色が指定されているようです。何かの映画で視た記憶が在るのですが、空挺部隊ではもう少しハッキリした青の縞が入ったTシャツを使っていました。更に別な色のモノも幾例か視た記憶が在ります。筆者個人の単なる好みとしては、海軍仕様と聞く紺色や、空挺部隊仕様だという青が気に入っています。

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