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January 2013

久しぶりに、大切な友人に会う。
ボリショイ・バレエ団で長らくソリスト・バレエダンサーとして活躍した
岩田守弘さん。
岩田さんは昨年7月にボリショイバレエ団を退団し、
今度はバレエを創っていく振り付けや監督としての道を歩むべく、
昨年9月から、ウラン・ウデという東シベリアの都市に引越し、
ウラン・ウデ劇場バレエ団の芸術監督に就任した。
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1週間だけ帰国中の岩田さんとご飯。
そういえば、昨年のお正月、わたしは母と、
岩田さんとご家族のいるモスクワを訪ね、旅をした。
ボリショイ劇場で踊る岩田さんを観て大感激した。
あれからもう一年かぁ。
岩田さんの生活も変わり、
今はウラン・ウデ、氷点下30度の世界での単身赴任生活で、
模索しながらがんばっているお話を聞く。

そして、それ以外にも、聞けると思わなかったものすごーーーく興味深く、
わたしの関心ど真ん中の話がウワッサウワッサ出てきて、
凄まじくワクワクしてしまった!
興奮のあまり目を見開きすぎて、ドライアイになってしまったほど。
やっぱり!って思うことや、
そんなところが世界にあるのか!と驚くこと、
素敵そうだなぁと、その空気感を想像してしまいそうなことなど、
岩田さんが新しい発見と気づきに満ちた体験をしていることが伝わってくる。

そして、
バレエダンサーのような肉体を使うお仕事では、
自分で実際に踊る「現役」時代が終わると、
あとは、付随した「引退後」というようなイメージもあるが、
岩田さんは、そうではなく、
本当にゼロから、新一年生のように
新しい場所で、脳のシナプスも新しくつながりそうなことを多々経験しながら、
第二のキャリアを開拓し、人としも成長のチャンスをつかんでいる。
なんて素敵なんだろう!

その人に意志と、生きることへの情熱があれば、
そして、常識にとらわれず、新しいことを吸収する意欲があれば、
人には、人生のピークは何度でも訪れるのだろう。
そんなことを思った。
もう一段落だ、とかって決めているのは自分なのだから。
それまでやっていたことの延長だろうと、
そうじゃなくて、そこから派生した、ちょっと違う世界だろうと、
人は、新しく挑戦し、発見と成長を続けられるのだ。

うー。すごく勇気とエネルギーをもらったぞ。
岩田さん、ありがとう!!!
人生っておもしろいなぁ。
帰りみちの夜空を見上げたら、ワクワクして叫び出しそうになった。
そして、
ウラン・ウデに、行ってみたくなった!
すっごく、わたし、共鳴しそう。
いつか訪問できますように。

ひさしぶりに、うちのネコたち、さとみ&くろすけのお里でもある、
ネコカフェ「カールアップカフェ」に、年始の訪問。
相変わらず、ネコに囲まれたゆるい雰囲気に癒される。
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ここはカールアップの社長室ならぬ、"社長棚"。
シロクマのおっさん(左)、そして、ロナウジーニャ(右)という、
古株の二匹が寝ているから。
誰が来ようともびくともしない、さすが重役のおふたり(笑)。

そして、かわいい子ネコもたくさんいて、たまらん。
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チンチラのスズメちゃん。

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ラパーマのリッツくん。後ろ姿も愛くるしい。

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子ネコに目尻が下がりっぱなし。
ネコはほんまに癒されるのぅ。

A day of meeting PEOPLE!
きょうは、なんだかスゴイ人と次々にお会いするという
ちょっと不思議な巡り合わせの一日。

まず、朝の「Blue Ocean」のゲストで、
ずっとお会いしてみたかった、女優の工藤夕貴さんとお会いできた!
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女性としてめちゃ素敵で、生き方が潔く、大好きになった!
今の、静岡での無農薬農業生活の話を伺ったり、
アメリカ時代にした「えー!」っていうような苦労と、それで身に付いたこと、
そして、
最新出演作、沖縄を舞台にした『カラカラ』について伺った。
この『カラカラ』、すごくいいです。
ケベックから来た61歳の旅人で、
自分のこれまでを悔やみ、これからに不安を抱くカナダ人のピエールと、
沖縄に暮らす主婦で、夫のドメスティック・バイオレンスを受けながらも、
別れられず、心が死んだ状態で暮らす純子のふたりが、
それぞれの人生と向き合い、互いに関わり合い、
沖縄の島を旅する中で自分を再発見していくロードムービー。
沖縄に暮らす、カナダ人のクロード・ガニオン監督が自身で脚本も手掛けているため、
すごく"ジモティ"な視点と同時に、外国人の目から観た日本も描かれている。
日本ががっつり舞台なのだけれど、外国映画の雰囲気に満ちていて、新鮮。
そして、
カナダとは言え、フランス語圏ケベックの監督と主役俳優(ガブリエル・アルカン)だからだろうか、
登場人物同士、ある意味ドライに自立している関係が、ウェット過ぎず心地よい。
大人な、フランスっぽい関係、とでも言おうか。
人物の描かれ方もリアルで、
アドリブかしらと思うような、自然な空気に惹き込まれた2時間弱。
音楽もいい。
主人公のふたりともに、共感できる瞬間があるが、
わたしは、むしろ、男性のピエールさんに似ている自分を発見してしまった。
オススメ映画だす。

そして。

午後、「知りたがり!」で、
アメリカのフィギュアスケート選手、ジョニー・ウィアーさんがスタジオゲストに!
すらっと背が高く、端正な顔立ちの上、
すっごく愛嬌があって、優しい人柄がにじみ出ている方。
バンクーバーオリンピックの後、一度現役を引退、
その後、ゲイであることをカミングアウトし、ロシア人の男性と結婚された。
その後、再び現役に復帰し、現在ソチ・オリンピックを目指している。
男性との結婚を公表することは大変ではなかったか、との問いには、
「自分のような、
公に目立つ人と結婚をする勇気を持ってくれたパートナーの強さを目の当たりにしたら、
自分も勇気が湧いて、オープンにすることにまったく戸惑いはなくなった」
とキッパリ。
毅然とした、覚悟を感じる生き方・・・お若いのに、なんて素敵な方なんだろう!
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放送後、「なぜ現役復活したの?」と聞いてみたら、
「競技の"情熱"が恋しかった。
それと、競技やってるとスリムでいられるでしょ?
あと、彼(パートナー)が、やりなさいって、僕の背中を押したの」
ですって!
スリムでいられるからって・・・おーい(笑)
あんなハードな世界に、そんな理由で舞い戻るとは、大物は違うわ。
しかも、これ、ふざけて答えたんじゃありません、真面目に答えてくださったのだから。
そして、
「なるほど、パートナーの彼は、競技で活躍しているジョニーさんを見るのが好きなのね?」
と伺うと、
「Yes...そうなのっ」と、
彼の話になると、とってもキュートなジョニーさんなのだった(^^)
まっすぐで、透明感あふれる方だ!

さらに。
人に巡りあう日、三人目は、
サンデー毎日の対談でついにお会いした作家、浅見帆帆子さん。

わたしが帆帆子さんの本に出会ったのは、2004年。
一緒に台湾に旅行をした友人が旅に持参し、薦めてくれたのが
帆帆子さんの本『あなたは絶対!運がいい』。
「ラッキーを信じて前向きに生きれば面白いほど運が引き寄せられるよ」という
内容に即ハマり、
その旅行中に起こったハプニング
(台風に直撃されたり、目当ての店がやってなかったり、飛行機が飛ばなかったり)を
友人とすべて前向きに捉えて面白がりつづけた結果、
その旅自体が、めっちゃラッキーが重なる爆笑珍道中になったのだった。
帰国後、帆帆子さんの著作にすっかり夢中になり、何冊も読み、
その結果、自分の人生や日常のハプニングが、
さらに面白く感じられるようになった。
しんどいことがあっても、その考え方に救われた。

そんな帆帆子さんには、なんとなーく"いつぞやお会いできるのでは"と9年近く信じていたら、
きょうついに会えたのだ!
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自分にとってはスゴイこと。
9年前の自分に「やっぱり会えたよ!」と言ってあげたいくらい(笑)。
お会いした結果、やっぱり、すごーく素敵な女子だった・・・
1時間ちょっと熱く語り合い、しっかり前向きなエネルギーを交換し合えた。
いやぁ、でも、年頭に、こんな素敵な出会いがあること自体、ほんっと、ラッキー!

わぁ、長く書いた。
すごい一日だ。
感謝。

今週後半は、午後仕事が入っていないため、思いっきり太陽を楽しんでいる。
澄んだ冬空の蒼を眺めていると、
心から幸せな気持ちになる。
あー、生きていてよかった、って瞬間的に思う。

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空はわたしの栄養剤だ。

夕方、くろすけを予防接種に連れていく。
年一回の飼い主の責任だ。時間があるときに行っておかないとね。
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家政婦は見た、ごっこ・・・
なんてしてないで、ご挨拶をどうぞ。

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「あけましておめでとうにゃ!
冬毛の様子から、最近うちで"黒ひつじ"と呼ばれている、くろすけです」

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「冬はいつもよりさらに甘えん坊の、さとみです。
今年もよろしくお願いしますにゃ!」

嗚呼、充実の正月3日目。

朝は「Blue Ocean」に、
住職音楽ユニット「Tariki Echo」登場!
[画像:IMG_5954]
昨年一度来ていただいたのだが、やっぱりお正月にはお経が聴きたい、と思い、
お願いしたのである。
お正月から、スタジオ生でお経!開運に効きそう。きゃー(^^)

そして、思った通り、"お経音楽"ライブは最高だった。
スタジオに倍音響きまくり。
眉間にびんびん響き、脳内から悪いものが剥がれ落ちた感じ。
唄っていただいた(?)お経は、「先請迦佗」(ぜんしょうかだ)という、
法要のはじめに唱える、仏様を招き入れるお経だそう。
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でぃーーーぷ。

午後は、マブダチ宅にお正月訪問。
娘のかえちゃんと縄跳びや折り紙で遊んだり、
照明器具の調整に燃えるダンナを眺めたりして過ごす。
そして、夕方、マブダチとライブへ。

寺岡呼人さん主催の
『Golden Circle Vol.17 Anniversary for Yuming』
いやああああああ。めっちゃ豪華なメンバーで、
最高のライブだった!!!
まず、バンド演奏のレベルが凄まじく高くて、体感として気持ちよすぎ。
そして、ユーミンの曲がいい。歌詞も表示される演出で、
じっくり歌詞の良さも味わいながら、その世界に浸れるのだ。
その上、温かくて、血が通っていて、
出演している方々がそれぞれに味わい深くて。
年を重ねるのもいいな、と思わせてくれた。
音楽にはそういう味わいが絶対ににじみ出るし、
時に、技術以上に、人間的魅力、思い、人間性がものが伝えるものって大きい。
あんなに良質で、大人が楽しめるような落ち着きとワクワクを両立させた濃ゆいライブ、
なかなかないのではなかろうか。
寺岡呼人さんのプロデュース力とお人柄、人徳に依るところ大きいんだろうなと感じた。
もちろん、ユーミンさんの人徳と魅力にも。

音楽はいいね・・・
2013年ライブ初めは、とってもいい感じに終わった。
ありがたや〜。

あけましておめでとうございます!
本年も、なにとぞよろしくお願いいたします。

さて。
きょうも濃くお仕事。
朝は、Blue Ocean放送へ。
Tokyo FMで、おせち料理をスタジオに用意してくださっていて、
なんと、つまみつつ番組をお送りするという、リラックスぶり(笑)。
ありがたいですね〜。
スタジオ・ゲストは、ゲッターズ飯田さん。
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今年の運勢をズバズバ占ってくださり、元旦早い時間から、すごい脳に刺激!
ポジティブな話で気持ちが楽になる、と同時に、
ちゃんと意識的に、努力し、前向きに生きないといい方に転ばないよという話から、
身の引き締まる気持ちにもなるという、
矛盾しているようでしていない、
新年スタートにぴったりの、貴重な心持ちになれた放送。
ちなみに、合間にわたし個人の運勢も占ってくださったが、
言われることが「そうです!あ、そうです!」と心当たりのあることばかりで、
笑っちゃうくらい的を射られた感じだった。
2013年が楽しみになるお話を元旦から聞けたこと自体、
すごくラッキーな滑り出しである。

そして午後は、東京スカイツリーから元日特番の生放送。
行ってみたら、昨日と打って変わって、快晴の空にそびえるスカイツリー。
[画像:IMG_5925]
お正月から気持ちいい!

4時間以上に及ぶ番組、宮本先輩やほかの出演者の皆さんと一緒に
明るくワイワイと乗り切った。
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ソラカラちゃんも、初のお正月で、初の着物姿らしい。

今回ご一緒できてうれしかったのが、日高のり子さん。
[画像:IMG_5933]
お話しする声が、いちいちタッチの南に聴こえて、ときめいてしまう。
それに、とてもお優しくて、人の目をまっすぐ見てお話ししてくださる。
真摯さが伝わってくる女性って、素敵だ。

そして、もうひと組、ご縁を感じてしまったのは、Le Velvetsのみなさん。
[画像:IMG_5932]
音大を出たクラシック歌手5人のLe Velvets。
Blue Oceanには2回出演していただいている上、
この冬、Blue Oceanの"冬のスペシャル・ジングル"を3バージョン作っていただいたのだ。
朝の放送中に、毎日5人のハモリによるジングルを聴いているので、
こちらは勝手にかなり親しみが湧いている(笑)。
それに、前回ご一緒したBO出演は、24日のクリスマスイブで、
きょうは、元日にご一緒するという、
「まるで付き合っているカップルのようなイベント一緒ぶりですね!」
などと話してウケる。
最後は、「次の共演は、バレンタインデーで!」と笑ってご挨拶した。

元日にこれだけ仕事をしたのは、ほんとーーーに久しぶりだけれど、
一日の終わり、ホッとするとともに、穏やかな心持ち。
帰りしな見上げたら、暗空に浮かび上がるスカイツリーがいた。
[画像:IMG_5936]

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