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キューバ
Republic of Cuba
カリブ地域で最大の国土と人口を持つキューバは、1959年のキューバ革命によって樹立した政権が今日まで続く社会主義国家で、2011年4月に13年半ぶりに開催された第6回共産党大会において、今後、社会主義体制の原則を維持しつつも、経済・社会に関する改革を進めていくことが示されました。キューバは、革命以来続く米国の経済封鎖等で深刻な物資不足に直面する一方、識字率の高い人的資源を有し、今後成長を遂げる潜在性があります。JICAでは、「農業開発」と「持続可能な社会・経済開発」を重点分野に掲げ、「農業開発」で食糧増産、米を中心とした自給率向上に取り組み、「持続可能な社会・経済開発」では、環境保全や官民連携型の協力が期待できる保健医療分野(医療機器の整備)での協力を推進しています。
News ニュース
Project プロジェクト
JICAがキューバで実施する事業・プロジェクトの情報を提供します。
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主要病院における医療サービス向上のための医療機材整備計画
キューバの生涯がん罹患リスク、死亡リスクおよび5年再発リスクは中南米地域の平均よりも高く、死亡原因1位となっています。保健省は、「国家がん対策戦略」を策定し、がん診療サービスの体制強化に取り組んでいます。全国八つのがん診療管区で、がん医療サービスネットワークを形成、各医療施設の連携と協力で運営しているものの、財政難の影響で医療機材不足、老朽化のため、適切な対応ができていません。また貧困層の多い東北、東南部は診療環境が整っていないため、他のがん診療管区へ通院を余儀なくされています。この協力では、主要医療施設において、がん診療に必要な医療機材を調達し、がん診断および低侵襲治療の強化を図りました。これにより、同国医療サービスの拡充と質の向上に寄与しました。
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稲種子生産技術向上のための農業機材整備計画
キューバでは、主食である米の自給率が約40パーセント(2012年)と低迷しており、米の増産が課題となっています。米の増産には、高品質・優良品種の種子を増産し、主要な米生産地への配布を拡充することが重要です。そこで日本も2003年より、地域特性に合った優良品種の導入と、その種子生産技術を普及するための協力を行ってきました。この協力では、コメの主要産地及び同国政府が戦略的にコメ生産の拡大を図る9地域を対象に、稲種子生産と処理に必要な機材を供与しました。これにより、優良品種の稲種子の増産を図り、同国の農業開発に貢献しました。
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統合水資源管理のための能力強化プロジェクト
キューバでは利用可能な水資源量のうち67%が表流水、33%が地下水でとなっており、地下水が生活用水と農業用水として広く使われています。地下水は県や帯水層をまたいで送水され、対象地域全体で水を融通しながら利用されていますが、水位低下や塩水化が発生しています。このような負の影響を抑え、限られた水資源を有効に活用していくため、対象地域での統合水資源管理の推進が必要とされています。 本事業は、4つの流域において、流域委員会の運営・活動支援やモニタリング強化、広域水資源管理計画の策定、水資源庁と農業省の協働による農業での水利用の効率化を行うことにより、統合水資源管理の推進のための水資源庁及び農業省、流域委員会の体制・能力強化を図ります。 【上位目標】 本プロジェクトで構築した統合水資源管理に関する体制や機能がキューバ内の他流域で展開される。 【プロジェクト目標】 統合水資源管理を推進するための水資源庁及び農業省、流域委員会の体制と能力が強化される。 【成果】 成果 1 流域委員会のより良い運営のための体制と能力が強化される。 成果 2 統合水資源管理に資する流域/帯水層での表流水と地下水(揚水量を含む)、降雨量のモニタリングシステムと関連能力(データ分析・活用等)が強化される。 成果 3 広域水資源管理計画が改訂される。 成果 4 農業セクターと水セクターの連携が強化される。
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#技術協力
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#水資源・水供給
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#防災・復興
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画像診断における病院のデジタル化促進プロジェクト 画像診断における病院のデジタル化促進プロジェクト
キューバでは社会の情報化のための統合政策の一環として、効果的な医療サービスの提供と効率的な病院運営に向けて ICT を活用した病院のデジタル化 を推進しています。本事業は選定された5病院に対し、病院デジタル化に係わる計画策定・実施管理能力の向上、効果的な医用画像活用のための院内情報通信ネットワーク設備の最適化、画像診断 における病院デジタル化推進に向けた基礎の構築の支援を行います。これによって、画像診断における病院デジタル化推進モデルの確立を図り、もってキューバにおける実現可能性の高い病院デジタル化の推進を目指します。 (1) 上位目標 プロジェクトを通じて確立されたモデルを活用して、キューバにおいて画像診断における病院デジタル化が推進されている。 (2) プロジェクト目標 画像診断における病院デジタル化推進モデルが確立する。 (3) 成果 成果 1 保健省情報通信部、対象県保健局、パイロット病院の画像診断における病院のデジタル化に係わる計画策定・実施管理能力が向上する。 成果 2 パイロット病院において効果的な医用画像活用のための院内情報通信ネットワーク設備が最適化されている。 成果 3 画像診断における病院デジタル化推進に向けた基礎が構築される。
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再生可能エネルギーの開発に向けた電力セクターマスタープラン策定プロジェクト
キューバでは、ディーゼルエンジン発電を含めた火力発電が主な電源ですが、石油燃料の38パーセント(2013年)を輸入に依存し、エネルギーの安全保障上のリスクとなっています。さらに火力発電所の多くは70年代から80年代にかけて建設され、老朽化が著しく、発電効率及び供給信頼度の低下が課題となっています。そのため、再生可能エネルギーの利用を促進するとともに、既存火力発電所の改修を進め、石油燃料への依存並びに石油燃料の輸入を抑えることが重要となっています。同国は2030年までに再生可能エネルギー率(総発電電力量に対する再生可能エネルギーによる発電電力量の割合)を24パーセントに増大させるとの政策目標を掲げ、キューバ電力公社は太陽光、風力、バイオマス、水力による再生可能エネルギー開発計画を作成し、実施を進めています。この協力では、同国全土において、国家電力システムの系統安定化策を伴う2030年までの再生可能エネルギー開発マスタープランを策定することにより、同国の再生ネルギーの利用拡大に寄与します。
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ハバナ市廃棄物管理能力向上プロジェクト
キューバでは、1990年代初頭のソ連邦崩壊以降の経済の低迷が、廃棄物管理の適切な実施に大きな打撃を与えました。ハバナ市においては燃料不足のため処分場までの廃棄物輸送が困難となり、市民の生活環境が悪化しました。しかしながら、計画策定やマネジメントなどの基礎能力の不足により、廃棄物管理のための総合的な取り組みが十分に行われていませんでした。この協力では、ハバナ市公共サービス局の都市廃棄物管理能力の向上を支援し、同市全域における都市廃棄物管理の適正な実施と市の衛生環境の改善を図りました。
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ハバナ市歴史事務所文化会館視聴覚機材整備計画
キューバのハバナ市歴史事務所(OHCH)は、1938年に設立され、1982年にユネスコの世界遺産に登録されたハバナ市歴史地区の包括的な保全と開発を管轄している政府機関です。有形文化財の復元に加え、同地区における社会経済、文化および自然環境に関する活動を行っており、27の博物館、16の文化センター、図書室、歴史アーカイブなどの運営を行っています。この協力では、OHCHに対し、地域住民に多様な文化サービスを提供するための視聴覚機材および照明機材の導入を支援しました。これによりハバナ市民の歴史・文化への関心喚起、文化遺産保護意識の醸成に寄与しました。
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医療機材保守管理・がん早期診断能力強化プロジェクト
キューバでは近年、がんが循環器系疾患を超えて死因の第1位(2012年キューバ保健統計年鑑)となっています。医療機器の老朽化などにより医療の質が低下し、がん発見・診断の遅れが、死亡率を高くしていると考えられていることから、早期発見に資する診断能力の向上と集団検診システムの改善が重要な課題です。この協力では、国立医療機器センターの技術者を対象にした医療器材の品質管理に関する能力強化、画像診断医・病理医・腫瘍医・保健行政官を対象にしたがん早期診断の能力強化を行います。これにより、がん診療ネットワークシステムの基盤の強化を図り、キューバ国におけるがん診療サービスの拡充と質の向上に寄与します。
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技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力、草の根技術協力それぞれのプロジェクト情報は以下からもご覧いただけます。
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