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エルサルバドル
El Salvador
エルサルバドルは、天然資源に乏しく主要産業を持たないという経済的制約の中で、持続的な経済成長に向けた健全な経済運営を行うという課題を抱えています。また、地震やハリケーンなどの災害に度々見舞われており、自然災害に対し脆弱です。JICAは、同国の自立的・持続的な開発を促進するため、経済の活性化と雇用拡大を中核として支援を行うとともに、環境保全に対する同国の取組への支援にも努めています。中米諸国は災害リスク・環境などにおいて共通の問題を抱えています。エルサルバドルには中米統合機構(SICA) 本部が所在していることから、中米全体の広域協力を念頭に置いた案件を推進します。
Project プロジェクト
JICAがエルサルバドルで実施する事業・プロジェクトの情報を提供します。
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広域防災システム整備計画
エルサルバドルは、大地震やハリケーンなどの災害に度々見舞われています。この協力では、東日本大震災の被災地を含む日本の知見と技術を活用しながら、地震計や潮位計などの観測機材の整備を支援しました。これにより、同国における地震・津波などの観測能力を強化し、適切な警報を発出することで人的被害の低減に貢献しました。
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オロメガ湖・ホコタル湖統合的湿地管理プロジェクト
エルサルバドルのオロメガ湖およびエル・ホコタル湖は、ラムサール条約に登録された湿地で、特に環境保全が遅れているとされている東部のサン・ミゲル県とラ・ウニオン県の2県に跨る自然湖です。両湖周辺には、約2万人の住民が生活しており、両湿地帯は、人間による水質汚染、水鳥や魚種の減少、住民間の縄張り争いなど、多様で複雑な問題が蓄積されています。この協力では、両湖の継続的管理を推進するための基本的管理体制を整え、湿地を総合的に管理するためのモデル的アプローチの確立を支援しました。これにより、両湖にて確立されたモデルアプローチが、他の湿地の管理にも適用されることが期待されます。
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病院前診療の能力強化プロジェクト
エルサルバトルにおいて、頻繁に起こる自然災害によって生じる健康被害に対し、同国保健省は、死傷者数を可能な限り削減することを目標に災害医療体制の構築に取組んでいます。同国政府は、救急医療システムを首都圏に導入し、保健省内の救急医療局が中心となり運営を行っていますが、現場から医療施設への患者搬送中における判断や処置にかかる技術水準が不安定である他、処置を行ったあとに検証する評価体制も確立されていない状況です。この協力は、サンサルバドル首都圏において、病院前診療に携わる人材への能力強化、適切なモニタリング評価体制の確立、コミュニティ住民の救急救命に関する理解と参画の促進を支援しました。これにより、首都圏で確保された病院前診療の提供を図り、同国全域への病院前診療の普及に寄与しました。
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セントラルフォーラム(既存棟)。スタジオおよび編集・制作室が配置され現在供用中であるが室数の不足と設備の老朽化がみられる。 デジタル教材制作推進計画
エルサルバドルは、教育セクターにおいてはデジタルデバイドの解消を目的とした通信インフラの整備、デジタル分野の研究開発の促進、デジタル分野の教員養成、学校や地方における通信アクセスの向上、デジタルインクルージョンなどを柱とし、政策を進めています。 本事業は、国立教員研修所(ラリベルタ県)及び全国2か所(サンタアナ県、サンミゲル県)の教員研修センター(CFD)において、デジタル化を促進する教育教材制作のための機材を整備します。これにより、当国の就学前から中等教育の児童生徒向けの質の高い教材開発の推進を図り、もって当国の児童生徒の学習理解の促進に寄与するものです。 【事業の目的】 本事業は、国立教員研修所(ラリベルタ県)及び全国2か所(サンタアナ県、サンミゲル県)の教員研修センター(CFD)において、デジタル化を促進する教育教材制作のための機材を整備することにより、当国の就学前から中等教育の児童生徒向けの質の高い教材開発の推進を図り、もって当国の児童生徒の学習理解の促進に寄与するもの。 【事業内容】 1)施設、機材等の内容 【機材】 国立教員研修所:スイッチャー(3)、コントロールパネル(3)、ビデオモジュール(3)、インジェスター(3)、MAMサーバー(1)、MAMサーバー用ソフトウェア(1)、インターカムシステム(3)、波形モニター(1)、ビデオルーター(3)、ドリー付き3脚(3)、レンズキット(1)、無停電電源装置(1)、4チャンネルワイヤレスマイクロフォンシステム(3)、テレプロンプターシステム(3)等CFD:カメラセット(2)、ワイヤレスマイクロフォンセット(2)、 2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容 機材仕様作成業務、入札関連業務、調達監理業務、機材据付工事監理業務を想定。 ソフトコンポーネントなし。 3)調達・施工方法 基本的に日本調達とし、日本又は当国で調達困難な機材は第三国調達とする。
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道路建設中の様子(2023年9月末時点)2 サンミゲル市バイパス建設事業(II)
エルサルバドルでは、主要な運輸・交通手段は道路による陸上輸送であり、他国との貿易においても道路が主な輸送手段となっています。エルサルバドル東部の中心都市であるサンミゲル市街地を通過する国道1号線は、メキシコからパナマまでを結ぶ中南米地域の重要な物流網ですが、同国の経済発展にともない渋滞が深刻化しています。 本事業は、サンミゲル市周辺における幹線道路を整備することによって、交通輸送能力の増強を図り、もってエルサルバドルの経済発展に寄与するものです。 なお、本案件はドル建て借款であり、借款金額は51.37百万米ドル。2024年7月のJICAが用いる為替レート(1米ドル=160.581000円)に基づき換算すると82.49億円。 【事業の目的】 本事業は、サンミゲル市周辺における幹線道路整備を実施することにより、交通輸送能力の増強を図り、もって当国の経済発展に寄与するもの。 【事業内容】 1) 土木工事 1既存CA-1の拡幅 2バイパス建設(片側 2車線) エル・オブラフエロ〜アト・ヌエ間、約8.4km 3バイパス建設(片側 1 車線) アト・ヌエボ〜エル・パパロン間、約7.2km 4 主要河川渡河2地点での橋梁建設 2) コンサルティング・サービス(ショート・リスト方式) 詳細設計、入札補助、施工監理、環境社会配慮監理等
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#技術協力
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#運輸交通
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ラ・ウニオン港開発事業
エルサルバドルの唯一の国際貿易港であるアカフトラ港は、外海に面しているため、うねりなどの自然条件により、貨物取扱量が制限され、世界的な潮流である貨物のコンテナ化に対応するには限界がありました。そのため、同国政府は、それまで閉鎖されていた、同国東部に位置するラ・ウニオン港(旧クトゥコ港)を再建することで、同国および近隣諸国の海運貨物需要に対応を図る計画を策定しました。この協力では、ラ・ウニオン港を国際貿易港として再活性化し、増加する海運貨物やコンテナ化に対応することを目的に、新たにコンテナ優先ターミナル、バルク優先ターミナル、航路、アクセス道路などの施設の整備を支援しました。これにより、同国の物流の活性化・効率化の実現のみならず、地域間格差の是正や周辺の中米諸国の物流システム統合の推進に寄与しつつあります。
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サンミゲル市バイパス建設事業
エルサルバドルでは、主要な運輸・交通手段は道路による陸上輸送であり、他国との貿易においても道路が主な輸送手段となっています。同国政府は、最も重要な幹線道路であり、中米全土を横断するパンアメリカンハイウエイの一部を成す国道1号線が市街地を通過する都市部において、バイパス建設を進めてきました。一方で、サンミゲル市は主要都市の中でバイパスが建設されずに残った唯一の都市で、円滑な交通を確保する上でボトルネックとなっています。この協力では、同市において、バイパス建設および既存の国道1号線の車線数増加など、幹線道路の整備を支援します。これにより、同市市街地における交通渋滞の緩和を図り、地域経済の活性化に寄与します。
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熱発光地熱探査法による地熱探査と地熱貯留層の統合評価システム
エルサルバドルの電源は、大きく水力、地熱、火力の3点に分かれています。中でも地熱発電は、国産かつ再生可能なエネルギーの活用による地球温暖化対策の推進を図る上で、将来的に積極的な開発が期待されています。しかしながら、この資源確認の探査費用は極めて高額になるため、新たな探査手法の開発による作業効率化と費用の低減が課題です。この協力では、熱発光地熱探査法の展開・推進、地熱探査データ解析技術の開発、貯蓄層シュミレーションの整備など、地熱資源の探査を行うための総合システムを構築することで、同国における地熱エネルギー利用の促進に寄与します。
- 事業別プロジェクト一覧
- プロジェクト所在地図
技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力、草の根技術協力それぞれのプロジェクト情報は以下からもご覧いただけます。
エルサルバドルで実施中のプロジェクトがどの地域で行われているかご覧いただけます。