/overseas/india/__icsFiles/afieldfile/2023/04/11/Indiab.jpg
インド
India
インドは14億人を超える世界第1位の人口を抱える大国で、その経済規模は世界第5位に達しています。他方、道路や鉄道、電力、上下水道などのインフラの整備が急速な経済成長に追い付いておらず、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けても、栄養、保健、ジェンダー等の社会開発面で多くの課題に直面しています。また、毎年1500万人の規模で労働者が増加しており、教育や技術習得などの人的資本の拡充とともに、製造業など、新たな雇用機会を創出する産業基盤の強化が不可欠です。
JICAは過去60年以上にわたり、運輸、電力、上下水道などのインフラ整備と共に、貧困削減、人材育成、医療サービスの向上、投資促進など多岐に渡る支援を多様な開発協力スキームを活用して実施してきました。また、幅広い分野で協力を遂行する観点から、通常の支援に加え、民間セクターやNGOなどとの連携も強化しています。
これらの支援に加え、北東部の開発や産学ネットワークの強化、さらに「自由で開かれたインド太平洋構想」で謳われるアフリカ諸国へのインドとの協力などを通じて、インドの開発を支えるとともに、日印関係の強化に貢献していきます。
Project プロジェクト
JICAがインドで実施する事業・プロジェクトの情報を提供します。
-
アンダマン・ニコバル諸島における電力供給能力向上計画
インドの連邦直轄領の島嶼部の一つであるアンダマン・ニコバル諸島の南アンダマン島は、行政府所在地であるポートブレアがあり、諸島全人口の63パーセントが居住し、経済活動の中心となっています。南アンダマン島をカバーする南アンダマン電力系統は、ディーゼル発電所施設・関連設備の老朽化により発電効率の低下及び故障が頻発し、停電による産業活動に深刻な影響が出ています。 このような状況の中、中央政府の再エネ導入促進の方針の下、アンダマン・ニコバル連邦直轄領政府電力局は、ディーゼル発電の代替として二酸化炭素排出量が比較的少ないLNG火力発電設備導入計画を進めつつ、太陽光発電設備を導入する計画を進めています。また、太陽光発電と火力発電を遠隔制御し、系統の安定性を維持しながら太陽光の導入を最大化させることを目的としたエネルギー管理センターの整備が計画されています。しかし、太陽光発電については、現状の系統運用では、昼間の余剰電力を充電し、夜間のピーク時に放電するための設備・能力がないため、蓄電池の導入が課題となっています。また、LNG火力発電設備等の緊急時のバックアップ体制を構築し、電力の安定供給を実現する上でも、応答性の高い蓄電池の導入が必要とされています。 この協力では、南アンダマン島において、蓄電池及び関連設備を整備することにより、再エネ由来電力の有効活用と電力供給の安定化を図り、産業競争力の強化に寄与します。
-
ヴァラナシ国際協力・コンベンションセンター建設計画
インドのヴァラナシ市は、ヒンドゥー教の聖地とされ、ガンジス川での沐浴など、巡礼や観光を目的に、国内外から年間約700万人が訪れています。同市では、有形・無形文化の保存・育成のためのフェスティバルや催しものなども多数開催されていますが、観光・文化・産業行事に適した施設がないことが課題となっていました。この協力では、ヴァラナシ市において国際協力・コンベンションセンターを建設することにより、国内外の人的・文化的交流の促進を図り、観光分野の振興を通じた産業競争力の強化に寄与しました。
-
第二次ヴァラナシ国際協力・コンベンションセンター建設計画
インドのヴァラナシ市は、ヒンドゥー教の聖地とされ、ガンジス川での沐浴など、巡礼や観光を目的に、国内外から年間約700万人が訪れています。同市では、有形・無形文化の保存・育成のためのフェスティバルや催しものなども多数開催されていますが、観光・文化・産業行事に適した施設が整備されていないことが課題となっています。先行する「ヴァラナシ国際協力・コンベンションセンター建設計画」と併せたこの協力の実施により、同施設の完成後には年間約5万人の訪問者が見込まれ、国内外の人的・文化的交流の促進を図ると同時に、観光分野の振興を通じた産業競争力の強化に寄与しました。
-
西ベンガル州森林・生物多様性保全事業
インド東部に位置する西ベンガル州は、国内で2番目に人口密度が高い州です。生活に必要な薪炭材などのための違法伐採が絶えず、森林破壊が他州よりも量・質ともに進んでいます。また、豊かな生物多様性を有する同州では、絶滅危惧種も数多く生息しており、近年、人間と動物の接触防止体制の強化が必要となっています。この協力では、住民参加による植林活動や森林管理の強化、保護区管理体制の強化、野生動物の生息環境改善などの支援をしました。これにより、温室効果ガス排出量の削減を図りながら、同州の生物多様性の保全に寄与しました。
-
ヒマーチャル・プラデシュ州作物多様化推進事業
インドの首都デリーから北350キロメートルほどに位置するヒマーチャル・プラデシュ州は、ヒマラヤ山麓に広がる山岳農村地帯で、デリーへの生鮮野菜や果物などの供給地としての役割が期待されています。しかし灌漑施設が普及していないため、自給的な穀物生産しかされておらず、またデリーへ出荷するための道路整備も必要です。この協力では、小規模灌漑施設やアクセス農道などの生産基盤を整備するとともに、農家に対する技術指導などを行い、換金性の高い野菜類への作物の多様化を支援しました。これにより同地域の農民の所得向上に寄与しました。
- 事業別プロジェクト一覧
- プロジェクト所在地図
技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力、草の根技術協力それぞれのプロジェクト情報は以下からもご覧いただけます。
インドで実施中のプロジェクトがどの地域で行われているかご覧いただけます。