[フレーム]
livedoor ブログ(Blog)- アフィリエイト・法人利用もOK、無料/有料ブログサービス [ 趣味・創作(総合) - 趣味・創作一般 ] livedoor カンタン! ブログをはじめよう

2010年05月

2010年05月31日

沖家室時間

いつも口癖のように【沖家室(おきかむろ)】を、
癒しの里のように言っているが、
では何があるのと聞かれたら、
これと言って何があるようには答えない。

沖家室の魅力は、
あれがいいよ、これがいいよとは、
なかなか説明がつかないのである。

沖家室 沖家室

沖家室の魅力を伝えるうえで、
一番難しいのは島の人に伝える時。
もともと島に住んでいる人に、
「沖家室、沖家室って言うが何がいいの?」
と聞かれたらさすがに困る。

沖家室の持つ、まったり時間。
島に暮らす人でさえ持っていないような、
たまらない時間の過ぎ方。
こればかりは体感してもらうしかない。

沖家室 沖家室

ぼーーーーっと。
ぼーーーーーーーーっと。
沖家室だけが特別ではないが、
車の音もほとんど無い島の時間。

もちろん【浮島(うかしま)】、
【情島(なさけじま)】、【前島(まえしま)】。
このあたりはみんなそうだが、
とにかく耳に入る音が気持ちがいい。

沖家室 沖家室

沖家室に癒しの時間を見つける人は、
仕事の忙しい人や、都会の人が多い。
私なんかも時々行くが、
やはり、何かにとらわれない時間はいい。

こうやって書くと説明できそうだが、
しかし、やはり伝えきれない「心地よさ」。
ただ、そこにある風景が心地よいなんて、
なかなか素敵なことではないかと思う。

それは、防波堤の上や、港の中、
なんでもない道の辺にあるのだ。



2010年05月30日

バス停めぐり「本浦」

さて久しぶりのバス停めぐりは、
沖家室にある【本浦(ほんうら)】バス停。

沖家室は周防大島から更に橋で渡る小さな島。

バス停「本浦」 バス停「本浦」

周防大島屈指の癒しポイントでもあり、
釣り客のメッカでもある沖家室。
時代社会の人口増減の推移が極端で、
過疎化高齢化社会の最先端でもある。

しかし、島の随所は綺麗に管理されていて、
島で生きている老人達の生活が、
豊かなことが伝わってくる。
その沖家室の一番奥にあるバス停が本浦。

沖家室 沖家室

海上都市だった沖家室。
橋が出来る前は勿論海上交通の要衝。
たくさんの島人で溢れた時代もあったらしいが、
今となっては当時の生活はまるで想像が出来ない。

人で溢れる商店街を有した島とは思えないが、
わたし個人としては、今の静か過ぎる島の、
この時間は貴重だと思う。
澄んだ海のそばで、ただ1日をかみしめる。

沖家室 沖家室

いろんな人が来る島。
帰省する人、観光客、釣り客、ドライブ客、
おいしい物を食べにくる人もいれば、
日常の疲れを癒したくてくる人も。

ここでは、なにぶん無理をする必要がない。
自分の体の声を聞き、心の声を聞く。
体中の力を抜いていき、
顔から一切の力が抜け落ちるころ、
体の隅々に大気が命の光となって満ちている。

沖家室に行くと、何もしない。
ただ、それだけで嬉しい。



2010年05月27日

おこぜ祭!

今日のタイトルは別にイベントではない。
ただ、お祭騒ぎと言うのがふさわしいのは、
周防大島が鮮魚料理で誇る【お食事処慶】

ただいま、オコゼ料理のオンパレードが始まり、
白身とコラーゲンの感触、まさにお祭気分。

慶のおこぜ祭 慶のおこぜ祭

そもそもオコゼとはどう言う魚かと言えば、
一番の特徴は表情。
不細工の代名詞的存在と言うことだが、
いやいや、ずいぶん可愛い。

海の中で出会えば穏やかな魚なのだが、
実は背中には、凶悪なトゲを隠し持つ。
これを踏むと......病院に行くのがいい。
そんなオコゼが守っているのは、絶品の白身。

慶のおこぜ祭 慶のおこぜ祭

薄造りの持つ香ばしいくらいのおいしさ。
生臭さや独特の癖もなく食べやすい。
あれよあれよと口に入っていく。
から揚げもいい。

姿がまるまる分かるから揚げは、
カリカリ食べるのがいい。
忘れてはならないのがコラーゲンたっぷりの、
間接部分。首の周り、ヒレのつけね。
うむ!美味!

慶のおこぜ祭 慶のおこぜ祭

色んな食べ方が堪能できるが、
おすすめなのは「オコゼの味噌汁」。
もう、プルンプルン。
オコゼの旨みをあますことなく、楽しむ。

すすればオコゼ。かじればオコゼ。
しゃぶりつくとコラーゲン、ぷるるん。
とにかく食べ方は思いっきり。

お造りの場合なら肝が最大の楽しみか。
魚を食べるには周防大島は本当に良いところ。
気軽に食べれるオコゼ祭が熱い。



2010年05月26日

前島紀行(後編)

島を半分回って気づくのだが、
いったいどこに【黄幡神社】はあるのだろう?
まだ歩いていない方を見れば、
だんだん高くなる山のすそに墓地が見える。

前島 前島ヘリポート

墓地の方へ行くとおばあちゃんが、
熱心に畑をこさえている。
「黄幡さんから下ってきたかね?」
と聞かれて、どうやら山側が正解だと知る。

まったく人の気配がなくなるくらい歩いたら、
そこにはヘリポートが見えてきた。
そこからのダイナミックな眺めを楽しみ、
更に歩いてゆく。足は棒のようだ。

前島黄幡神社 前島黄幡神社

さすがに歩き疲れた時、
ようやく見えてきた小さな鳥居と、
長い下りの石段。
その先にはもう人の気配はなく、
ただ、巨大な石が祀られていた。

写真では分からないが、
ものすさまじい存在感を放ち、
もの言わぬ巨岩への、
言葉にならない信仰が生まれてくる。

前島 前島

しばらく岩の前に立ち尽くし、
思い立ったように山を降りていくと、
あっけなく海岸線まで出る。
気づけば港が見えている。

【黄幡神社】に最初に行けばすんなり回れたか。
しかし妙に心地よくて、
船の着く時間まで太陽にあたりながら、
昼寝を楽しんだ。

風の無い日。鳥の声さえ遠く。
薄い意識のずっと高い所から照らす太陽が、
まだ早い夏の匂いを振りまいていた。



2010年05月25日

前島紀行(中編)

前島神社のすぐ裏にあるのは、どうやら学校。
校舎裏に出たので、正面に回ってみる。

前島 前島

「久賀小学校前島分校」とある。
校庭に遊ぶ子供がいるわけもなく、
あまりに静かな学校はさすがに寂しい。
校庭を歩く自分の足音が耳につく。

散り終わったばかりの桜の木。
この校庭で何人の子供達を見送ったのか。
真横に伸びた桜の枝は、
優しげに手を伸ばす母のようにも見える。

前島 前島

学校の更に上のほうに、
前島のあまり高くないであろう、
山への登り口が見えている。
好奇心に誘われて細い道をゆく。

岩盤か粘土層の道を抜けると、
わずかに拓けた場所に出て、
そこには様々な野菜が作られていた。
畑のすぐ近くに、本当に小さな社があって、
何か吸い込まれるように魅入った。

前島 前島

集落は島の両側に分かれていて、
今度は島の反対側へと下っていく。
遠めにも立派な港が整備されていて、
3重に連なった防波堤が見える。

田んぼを作っていたのか、
少し広めの湿地と川があり、
それは海へと続いていく。
港に停泊する漁船が少なかったのは、
みな漁に出ていたのだろうか。
続く......。



2010年05月24日

前島紀行(前編)

以前から行こう行こうと思ったまま、
なかなか行かなかった周防大島の離島で、
久賀地域の沖に浮かぶのが【前島(まえしま)】。

先日、思い切って前島航路に乗り込んだ。
まだ眠い早朝のこと。久賀港で大あくび。

前島 前島

たまたま天気に恵まれて、
前島への連絡船に乗り込む。
案外大きな船で後部へまわる。
撮影の為には船内より船外がいい。

ゆっくりと港を抜け、
昔ながらの石積みの堤防を抜けると、
どんどんスピードを上げる。
風と潮しぶきの中をゆく爽快感。
これぞ離島への旅。

前島 前島

10分程度の航行を経て、
小さな島の小さな港へ。
一目で分かるほど海岸線の集落は寂れ、
崩落しそうな家屋が並ぶ。

島の人に会えるだろうかと不安になったが、
港で荷物を下ろす老婆やらがいて、
カメラをぶら下げた私に道を案内してくれた。
けたましいエンジン音と共に、
連絡船はまた久賀へ戻っていった。

前島 前島

島に目立つ印として【前島神社】。
そして【黄幡(おうばん)神社】の名前はよく聞く。
崖のようにさえ見える坂を登ると前島神社。
境内はよく掃除されている。

ぐるりと歩いて回ると、横に小さな社があって、
そこにはサンゴやらが置かれていた。
海に対する信仰からだろうか。

鳥の声に癒されながら、前島探索が始った。
続く......。



2010年05月22日

トリコへ行く

さすがに頭がボサボサになったので、
ヘアーデザインの【トリコ】へ。

島の若い子が頑張っているが、
オシャレな空間とセンスの良いカット、
何より人当たりのよい店長の、
ゆるい空気がいい。

トリコ トリコ

とにかくオシャレとか外観のことが、
まるで苦手で生きてきたので、
散髪に行って「今日はどうしますか?」
とか聞かれた日には、まるで要領を得ない。

そんな頭事情が面倒に思えて仕方ない私。
店長はよくわかってくれて、
頭を観察して、こうがいいだろう、
あーしたらいいだろうと、気づけば良い仕上がり。

トリコ トリコ

顔が悪いのはさすがにどうしようもないが、
髪型やちょっとした変化で、
綺麗さっぱりに見えるから不思議。
ちょっと気恥ずかしい。

さわやか風にして欲しいと思えば、
そのようにしてくれる。
観葉植物の多い店内で、
静かに髪を切るハサミの音を聴く。

トリコ トリコ

オシャレ好きな友人らも、
気づけばトリコに通っていたりする。
若い友人らだけじゃないようで、
島のオシャレ事情をトリコも一役担う。

髪型がすっきりすると、
意識もまるで変わる。
毎日が楽しくなると、周りも変わって見える。

ヘアーデザインとはまさに魔法。
人にちょっとした自信を与えてくれる。



2010年05月20日

生パスタ専門のKAZUHANA

先月の初めくらいから急ピッチで、
友人が生パスタ専門のお店のオープンに走りだした。

今までに何度か食べたけれど、
生パスタの食感は独特でやみつきになる。
もちもち、もちもち。

生パスタのお店の名は【KAZUHANA(カズハナ)】。
なんと、明日5月21日(金)オープン!

生パスタ専門店カズハナ パスタ&ピザ KAZUHANA

柳井の「メルクス」から「市役所」方向へ徒歩2分。
【エスパリエ・カゲツ】のお隣に、
やけにクールな緑色の看板が見えてくる。
店内の飾りつけも気品のある感じ。

柳井はおしゃれなお店が多いように思うが、
ここにまた、新しい顔が登場することになる。
実はすでにかなり食べさせてもらっているが、
味は抜群で個人的にはバジルソースが最高。

生パスタのお店カズハナ 生パスタのお店KAZUHANA

オーソドックスなトマトソースなんかも、
ふんわりパスタに似合っていて、
柔らかい風味と、もちもちの食感が好印象。
パスタの種類がこれまた多くて、
これは、通ってしまう予感がある。

セットメニューもあるようで、
特にランチなんかは盛りだくさん。
パスタもうまいが、バケットパンがまたうまい。

生パスタのお店KAZUHANA 生パスタのお店KAZUHANA

最近よく聞く「起業」と言う言葉。
自営業へのトライはやはり勇気がいる。
お店作りの過程、そこにある見えないドラマが、
これからお客様の笑顔へと繋がるのが楽しみ。
胸を張る店長に期待は高まるばかり。

やると決めたらやる。
そんな当たり前のことが、実は難しい。
夢を叶える道は、美しげだけれど、怖い。
私もまた、漠然と胸の中にある夢の形を、
思い出してはがんばろうと誓うのだった。

よし、週末は詩を書きまくるぞ。
そして、また、食べまくるぞ。



2010年05月19日

なんでもない幸せ

ちょっと前まで春が来たと言っていたら、
いつの間にかゴールデンウィークが去り、
もう梅雨の入り口。

夏が来れば汗をかく毎日が始まり、
気がつけば秋、みかんが実れば、
あっという間に1年は過ぎていくだろう。

なんでもない毎日の中に、
ちょっとした出来事やお祭なんかがあって、
大切なはずの毎日もいつしかぼんやりと。

周防大島の鳥 周防大島の鳥

これと言って特筆することもない日々。
それはなんだか、しあわせなことなのだと思う。
先日、久しぶりに風邪をひいた。
声は枯れ、熱を出し、ふとんにくるまる。

ぼーっと見つめる天井。
歩けば少しふらついて、そんな時に思う。
健康は人生のもっともな財だ。
失うと、なかなか戻ってこない。

周防大島のクローバー 周防大島のもみじ

幸せを探そう。案外けっこうある。
今日の夕食。寝る前のつぶやき。
家族との会話。いつも見る風景。
いいニュースもあるかもしれない。

だいじょうぶ。
毎日、たいへんだろうけど。
だいじょうぶ。
ちゃんと幸せが見つかる。

毎日を生きているあなただから、
だいじょうぶ。



2010年05月18日

新鮮な魚を食べる

周防大島は島だけあって、
周りを囲む海は観光資源でもあり、
生活の糧そのものでもある。

夏を待たずして海に入る子供達や、
毎週のように通う釣り客たち。
やはり来訪者のニーズのほとんどは海。

周防大島の海の幸といえば【お食事処慶】。

お食事処慶 お食事処慶

大きくて優しい大将のいるこのお店。
なんと言っても料理を頼めば、
お店の前にあるイケスに網をつっこみ、
目の前で、ぴちぴちはねる魚があがってくる。

魚の名前を教えてもらうこともあるが、
とにかく私たちが知るよりも、
はるかに沢山の種類がいる。
カレイだけでも、数種類がイケスにいる。

お食事処慶 お食事処慶

そして名物なのが料理の盛り方。
てんこもり。
お刺身は2人前注文したらすでにこれくらい。
活け造りにされた魚は、まだ生きていたりする。

魚は生臭いと思われがちだが、
新鮮な魚を食べるとまるでそんなことはない。
極端に言えば醤油をつけなくても食べられるくらい。
そういう料理は本当に贅沢だと思い海に感謝。

お食事処慶 お食事処慶

大将がまた愛嬌のある人で、
いつも楽しそうにやっているのも気持ちがいい。
魚を選ぶときの表情は真剣だが、
会話の時はタレ目になっていて可愛い。

料理人でありながら、どこかエンターテイナー。

笑いの中に料理が生まれてきて、
笑顔の人たちに食べられていく。
現在は【おこぜ祭】を開催中なのだとか。



掲示板
今になって
LINEスタンプ
作ってみた。
FaceBook

デジタル詩人
インスタグラムはこちら
FaceBook


コメント
Archives
記事検索


traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /