2007年10月
2007年10月31日
おふくろの味
「おふくろの味」と言えば、いわゆる家庭の味。
郷土料理は多々あれど、
その実際のところは家庭によって具や味付けが違う。
そういった、独特の味覚を育てていくものが、
いわゆる「おふくろの味」ではないかと思う。
そしてそれは、生涯忘れることのない、
自分にといって居心地のよい味なのである。
こうじ こうじ
縁側を歩いていて、不思議なものを見かけた。
何かを干しているらしいのだが、その何かが分からない。
しかし、今までの人生においても何度も見ているもの。
今日は祖母に聞いてみることにした。
「ありゃぁ、麹(こうじ)よ。」
麹と言うのは、味噌の元にするもので、
麦と米と麹菌を合わせて醗酵させたもの。
それを大豆、塩などと合わせて寝かせることで味噌が出来る。
味噌はまさに「家庭の味」の代表格。
本格的な調味料でありながら、
塩や砂糖よりも身近な場所から生まれてくる。
大豆 ミンチマシーン
味噌を作る時、大豆をつぶして混ぜるわけだが、
たいていの家庭では指で押しつぶすらしい。
が、我が家では昔より、ミンチマシーンを使う。
30年以上も使っている年代物が、
キーコ、キーコと音を立てる。
物に対する愛着というか、執着のようなもの。
田舎独特である、この物に対する執着心は、
いまでこそ「もったいない」の精神だが、
古来には当たり前の、いわば風土そのもの。
ばあちゃんの手 ミンチ大豆
小学生の頃は、よく大豆をミンチにする作業を手伝った。
今になって思えばあれが味噌造りだったのだ。
そうとも知らず、今また祖母と会話をしながら、
久しぶりにミンチマシーンのハンドルを回す。
交代しながら、キーコキーコと、大豆ミンチ。
ひぃばあちゃんの話。ひぃひぃばあちゃんの話。
昔話を聞きながら祖母と過ごす時間が好きだ。
私は末っ子で甘やかされて育ち、
今もなお、こうして祖母と戯れる時間を与えられている。
それは、なんとありがたいことだろう。
だから、私は受け取っておきたいし、伝えて行きたい。
祖母と過ごした時間に、祖母から預かったものを。
祖母から受けた恩は、祖母に返すのではなく、
次の世代に渡していく。それを私の祖母孝行にしたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかく□しろいしかく■しかくお報せ■しかく□しろいしかく■しかく
・たかし工房の壁紙配信がスタートしました。
作品紹介の1部として【ある日のデジタル詩人】ページで、
紹介させていただいています。
【ある日のデジタル詩人】-壁紙配信 その1-
http://takashiclub.arekao.jp/entry-755106cbfaa9a3895f36530f8cd06f8b.html
たかし工房
たかし工房
郷土料理は多々あれど、
その実際のところは家庭によって具や味付けが違う。
そういった、独特の味覚を育てていくものが、
いわゆる「おふくろの味」ではないかと思う。
そしてそれは、生涯忘れることのない、
自分にといって居心地のよい味なのである。
こうじ こうじ
縁側を歩いていて、不思議なものを見かけた。
何かを干しているらしいのだが、その何かが分からない。
しかし、今までの人生においても何度も見ているもの。
今日は祖母に聞いてみることにした。
「ありゃぁ、麹(こうじ)よ。」
麹と言うのは、味噌の元にするもので、
麦と米と麹菌を合わせて醗酵させたもの。
それを大豆、塩などと合わせて寝かせることで味噌が出来る。
味噌はまさに「家庭の味」の代表格。
本格的な調味料でありながら、
塩や砂糖よりも身近な場所から生まれてくる。
大豆 ミンチマシーン
味噌を作る時、大豆をつぶして混ぜるわけだが、
たいていの家庭では指で押しつぶすらしい。
が、我が家では昔より、ミンチマシーンを使う。
30年以上も使っている年代物が、
キーコ、キーコと音を立てる。
物に対する愛着というか、執着のようなもの。
田舎独特である、この物に対する執着心は、
いまでこそ「もったいない」の精神だが、
古来には当たり前の、いわば風土そのもの。
ばあちゃんの手 ミンチ大豆
小学生の頃は、よく大豆をミンチにする作業を手伝った。
今になって思えばあれが味噌造りだったのだ。
そうとも知らず、今また祖母と会話をしながら、
久しぶりにミンチマシーンのハンドルを回す。
交代しながら、キーコキーコと、大豆ミンチ。
ひぃばあちゃんの話。ひぃひぃばあちゃんの話。
昔話を聞きながら祖母と過ごす時間が好きだ。
私は末っ子で甘やかされて育ち、
今もなお、こうして祖母と戯れる時間を与えられている。
それは、なんとありがたいことだろう。
だから、私は受け取っておきたいし、伝えて行きたい。
祖母と過ごした時間に、祖母から預かったものを。
祖母から受けた恩は、祖母に返すのではなく、
次の世代に渡していく。それを私の祖母孝行にしたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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・たかし工房の壁紙配信がスタートしました。
作品紹介の1部として【ある日のデジタル詩人】ページで、
紹介させていただいています。
【ある日のデジタル詩人】-壁紙配信 その1-
http://takashiclub.arekao.jp/entry-755106cbfaa9a3895f36530f8cd06f8b.html
たかし工房
たかし工房
2007年10月30日
日常を撮る
昔話だが大学受験の時に面接というものを受けたが、
今でも記憶に残っているやり取りがある。
好きなことを聞かれて
「本を読むことが好きです」
と答えた時に
「本を読むのは仕事だと思ってください。
それとも、趣味としての読書が好きなのですか?」
と聞きなおされた。
私が通った大学は文系日本文学専攻。
今思えば、間の抜けたやりとり。
文学部に通いたい人間なのだから、
本を読むのはまさに仕事の1つだった。
日向猫 日向猫
最近、歩いていてよく猫なんかを撮る。
みかんのシーズン到来に出現したミカン用のキャリーボックス。
寒さをしのぐには格好の素材とばかりに、
猫達が占拠していることも多い。
考えてみれば、これはまさに趣味の撮影なのだ。
時々、写真を撮るのは何でだろう?と自問するが、
いまだに明確な答えを手に入れないまま。
くつろぎ猫 ラブラブ猫
仕事で引き受ける写真は、確かに仕事としての写真。
日常撮っている写真とは大きく隔たるものがある。
それが「求められる」ということ。
何をお客様が求めているか、それを考える。
どんなに素晴らしいアートな写真が生まれても、
お客様が求めていないものは、
商品価値などないのが、仕事としての写真。
それは肩書きなど無用の世界なのだ。
かくれんぼ猫 あの日あの頃の猫
アマチュアカメラマン。
そう言えば随分聞こえがいいが、
実際、自分がどのようにフォトグラファーなのか。
それも自分で決めかねる始末。
ただ感じているのは「今」と言う瞬間が、
とっても大切で、そのありがたい一瞬を、
自分の感性で、自分なりに残しておきたいと願っている。
おら!パンチっ猫 はいはいどうも猫
イベント撮影や、盆栽の撮影。
リフォームの撮影や、子供のイベント。
お金をいただいて撮影する時は、
どうしても緊張から逃れられない。
日常の中に潜むものと、
晴れ舞台に現れるものは、おのずと違う。
その性質の中に優劣こそないが、
生まれてくる感動にはそれぞれのよさがある。
これからも日常の中に探し続ける。
それは私にとってはロマンそのものでもある。
たかし工房
たかし工房
今でも記憶に残っているやり取りがある。
好きなことを聞かれて
「本を読むことが好きです」
と答えた時に
「本を読むのは仕事だと思ってください。
それとも、趣味としての読書が好きなのですか?」
と聞きなおされた。
私が通った大学は文系日本文学専攻。
今思えば、間の抜けたやりとり。
文学部に通いたい人間なのだから、
本を読むのはまさに仕事の1つだった。
日向猫 日向猫
最近、歩いていてよく猫なんかを撮る。
みかんのシーズン到来に出現したミカン用のキャリーボックス。
寒さをしのぐには格好の素材とばかりに、
猫達が占拠していることも多い。
考えてみれば、これはまさに趣味の撮影なのだ。
時々、写真を撮るのは何でだろう?と自問するが、
いまだに明確な答えを手に入れないまま。
くつろぎ猫 ラブラブ猫
仕事で引き受ける写真は、確かに仕事としての写真。
日常撮っている写真とは大きく隔たるものがある。
それが「求められる」ということ。
何をお客様が求めているか、それを考える。
どんなに素晴らしいアートな写真が生まれても、
お客様が求めていないものは、
商品価値などないのが、仕事としての写真。
それは肩書きなど無用の世界なのだ。
かくれんぼ猫 あの日あの頃の猫
アマチュアカメラマン。
そう言えば随分聞こえがいいが、
実際、自分がどのようにフォトグラファーなのか。
それも自分で決めかねる始末。
ただ感じているのは「今」と言う瞬間が、
とっても大切で、そのありがたい一瞬を、
自分の感性で、自分なりに残しておきたいと願っている。
おら!パンチっ猫 はいはいどうも猫
イベント撮影や、盆栽の撮影。
リフォームの撮影や、子供のイベント。
お金をいただいて撮影する時は、
どうしても緊張から逃れられない。
日常の中に潜むものと、
晴れ舞台に現れるものは、おのずと違う。
その性質の中に優劣こそないが、
生まれてくる感動にはそれぞれのよさがある。
これからも日常の中に探し続ける。
それは私にとってはロマンそのものでもある。
たかし工房
たかし工房
2007年10月29日
秋の花火
昨日は周防大島を離れて、
周防大島の向かいにある由宇町の【みなとオアシスゆう】へ。
先日より延期になった花火のお手伝いとして、
【藤屋】のお供をさせていただく。
会場 花火の筒
海の上で花火が上がる、由宇の花火大会。
3箇所からあがる規模の大きい花火大会だが、
まだまだ無名な感じは否めない。
しかし、花火の美しさは、近辺でもダントツではないかと思う。
パノラマに広がる海水浴場。
遮蔽物の少ないこの辺りでは、
花火を観るには絶好の環境にある。
そして、何よりもお奨めなのが「秋の花火」と言う点。
秋になると空が美しく見えるが、
これは空気が澄んでいるお陰。
秋の花火は、夏に比べてもずっと美しく見えるのだ。
みかん 手羽先
日暮れも早くなって、
最近では寒いと言っても過言ではない。
その暮れていく空気の中、
子供達は走り周りながら時間を過ごし、
大人たちは、焼き鳥や手羽先を食べながら待つ。
私も陸にあがると、
いつも愛用している【せっちゃんのお店】に行って、
大好きな手羽先を購入。
相変らずの美味に舌を肥やしながら、
あとは花火のあがる瞬間を待った。
花火 由宇町の花火
それまでざわざわしていた会場が、
花火が上がる瞬間が近づくと、
だんだんと落ち着いてくる。
その一発目が上がると、また会場は賑わう。
所々で口笛が響いたりする。
それにしても花火はいい。
みんなが同じく空を見上げるあの感覚。
一緒に手を叩き、
一緒に見とれて。
会場から湧き上がる拍手を受け止める、
花火アーティストの心境やいかに。
みなとオアシスゆうの花火 youゆうフェスタの花火
花火が終わったあと、
藤屋の伊藤氏はいつも同じように
「どうじゃった?えかったか?」
と聞いてくる。
私はこの質問が好きだ。
満面の笑みを持って応えたい。
今日、いかに素晴らしい瞬間を感じることが出来たかを。
会場にいた様々な人の声を背中に聞いた。
「3箇所からあがるねぇ!」
「あんな大きい花火は観たことがないね!」
「色んな色の花火があるね!変わった形の花火があるね!」
花火と言うのは、本当に非日常的な存在で、
その華々しさは夜の一瞬しか彩らない。
しかし、強烈に印象を残すと、
祭の後もしばらくの間は、余韻を会場に残す。
火薬に汚れた服から、花火師の匂いがする。
悠然と花火の後片付けをする花火師たち。
姿を見せない英雄には、ただ拍手のみが大冠となる。
たかし工房
たかし工房
周防大島の向かいにある由宇町の【みなとオアシスゆう】へ。
先日より延期になった花火のお手伝いとして、
【藤屋】のお供をさせていただく。
会場 花火の筒
海の上で花火が上がる、由宇の花火大会。
3箇所からあがる規模の大きい花火大会だが、
まだまだ無名な感じは否めない。
しかし、花火の美しさは、近辺でもダントツではないかと思う。
パノラマに広がる海水浴場。
遮蔽物の少ないこの辺りでは、
花火を観るには絶好の環境にある。
そして、何よりもお奨めなのが「秋の花火」と言う点。
秋になると空が美しく見えるが、
これは空気が澄んでいるお陰。
秋の花火は、夏に比べてもずっと美しく見えるのだ。
みかん 手羽先
日暮れも早くなって、
最近では寒いと言っても過言ではない。
その暮れていく空気の中、
子供達は走り周りながら時間を過ごし、
大人たちは、焼き鳥や手羽先を食べながら待つ。
私も陸にあがると、
いつも愛用している【せっちゃんのお店】に行って、
大好きな手羽先を購入。
相変らずの美味に舌を肥やしながら、
あとは花火のあがる瞬間を待った。
花火 由宇町の花火
それまでざわざわしていた会場が、
花火が上がる瞬間が近づくと、
だんだんと落ち着いてくる。
その一発目が上がると、また会場は賑わう。
所々で口笛が響いたりする。
それにしても花火はいい。
みんなが同じく空を見上げるあの感覚。
一緒に手を叩き、
一緒に見とれて。
会場から湧き上がる拍手を受け止める、
花火アーティストの心境やいかに。
みなとオアシスゆうの花火 youゆうフェスタの花火
花火が終わったあと、
藤屋の伊藤氏はいつも同じように
「どうじゃった?えかったか?」
と聞いてくる。
私はこの質問が好きだ。
満面の笑みを持って応えたい。
今日、いかに素晴らしい瞬間を感じることが出来たかを。
会場にいた様々な人の声を背中に聞いた。
「3箇所からあがるねぇ!」
「あんな大きい花火は観たことがないね!」
「色んな色の花火があるね!変わった形の花火があるね!」
花火と言うのは、本当に非日常的な存在で、
その華々しさは夜の一瞬しか彩らない。
しかし、強烈に印象を残すと、
祭の後もしばらくの間は、余韻を会場に残す。
火薬に汚れた服から、花火師の匂いがする。
悠然と花火の後片付けをする花火師たち。
姿を見せない英雄には、ただ拍手のみが大冠となる。
たかし工房
たかし工房
2007年10月28日
海の力
先日は周防大島を離れて、
本州真向かいにある【みなとオアシスゆう】へ。
この日は【株式会社 藤屋】の花火のお手伝い。
周防大島の花火師の仕事は、もちろん島の外にも多いので、
色々な場所へ赴くことになる。
それにしても、昨日は勝手が違った。
強風と高波。透き通った空とは裏腹に凶暴な海。
花火 花火
少々の雨なら花火が中止になることは無い。
しかし、この日の花火は船で沖に出て、沖から花火を上げる。
その船がそもそも出られないのである。
波をかぶれば折角セットした花火も駄目になるし、
波浪に揺れる船上で花火を上げることは大変な危険を伴う。
港をとりあえず出てみようという、先発の船も、
波にあおられて、どんぶらこ、どんぶらこ。
危険と言う判断が下され、花火は本日18:30に延期。
それにしても、改めて海は怖いと感じた1日になった。
グリーンステイながうら ストレリチア
早い撤退となったこの日は、
みんなで食事会と言うことになり、
ストレリチアの美しく咲き誇る、
周防大島の【グリーンステイながうら】へ。
ここは私が周防大島で一番利用しているレストランがある。
理由はおいしいから。
そのうえ、心安らぐのだからこの上ない。
そういえばここから【みなとオアシスゆう】が見える。
きっと美しく花火を観覧することが出来るだろう。
プルコギビビンバ スタミナラーメン
予定通りに行かない1日もある。
そういうものが社会だと思えば、
うまくいかなかったら、次への切り替えを上手にしたい。
そうくればおいしいものを食べるに限る。
私が絶賛する「ぽきまぶし」をメンバーが食べつつ、
私は「スタミナラーメン(写真右)」に挑戦。
中には「プルコギビビンバ(写真左)」を注文する人も。
このプルコギのたれが美味しいので、これもお気に入り。
今日食べたラーメンは一見ちゃんぽんだが、
食べてみればやっぱりラーメン。
にんにくの香りが強く食欲がわく。
さて、今日は海が凪ぎますように。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかく速報です■しかく
27日の【ゆうゆうフェスタ】前夜祭の花火は、
強風の為、本日28日に延期となりました。
花火開始予定時刻は18:30となっております。
よろしくお楽しみ下さい。
周防大島沿岸地域からもご覧になれる場所があると思います。
11月3日は【大島商専】にて花火があがります。
たかし工房
たかし工房
本州真向かいにある【みなとオアシスゆう】へ。
この日は【株式会社 藤屋】の花火のお手伝い。
周防大島の花火師の仕事は、もちろん島の外にも多いので、
色々な場所へ赴くことになる。
それにしても、昨日は勝手が違った。
強風と高波。透き通った空とは裏腹に凶暴な海。
花火 花火
少々の雨なら花火が中止になることは無い。
しかし、この日の花火は船で沖に出て、沖から花火を上げる。
その船がそもそも出られないのである。
波をかぶれば折角セットした花火も駄目になるし、
波浪に揺れる船上で花火を上げることは大変な危険を伴う。
港をとりあえず出てみようという、先発の船も、
波にあおられて、どんぶらこ、どんぶらこ。
危険と言う判断が下され、花火は本日18:30に延期。
それにしても、改めて海は怖いと感じた1日になった。
グリーンステイながうら ストレリチア
早い撤退となったこの日は、
みんなで食事会と言うことになり、
ストレリチアの美しく咲き誇る、
周防大島の【グリーンステイながうら】へ。
ここは私が周防大島で一番利用しているレストランがある。
理由はおいしいから。
そのうえ、心安らぐのだからこの上ない。
そういえばここから【みなとオアシスゆう】が見える。
きっと美しく花火を観覧することが出来るだろう。
プルコギビビンバ スタミナラーメン
予定通りに行かない1日もある。
そういうものが社会だと思えば、
うまくいかなかったら、次への切り替えを上手にしたい。
そうくればおいしいものを食べるに限る。
私が絶賛する「ぽきまぶし」をメンバーが食べつつ、
私は「スタミナラーメン(写真右)」に挑戦。
中には「プルコギビビンバ(写真左)」を注文する人も。
このプルコギのたれが美味しいので、これもお気に入り。
今日食べたラーメンは一見ちゃんぽんだが、
食べてみればやっぱりラーメン。
にんにくの香りが強く食欲がわく。
さて、今日は海が凪ぎますように。
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■しかく速報です■しかく
27日の【ゆうゆうフェスタ】前夜祭の花火は、
強風の為、本日28日に延期となりました。
花火開始予定時刻は18:30となっております。
よろしくお楽しみ下さい。
周防大島沿岸地域からもご覧になれる場所があると思います。
11月3日は【大島商専】にて花火があがります。
たかし工房
たかし工房
2007年10月27日
バス停めぐり「代の田」
コスモスの美しい季節もそろそろおしまいの周防大島。
今日紹介するバス停は小松開作にある【代の田】。
代の田 代の田
板張りの木造建築が目立ち、
どこか日本であっても、日本とは少し違う風情を感じる。
ハワイ移民の関係なのかもしれないし、
何か流行の名残りなのかもしれない。
この辺りには、生コンや土木などの会社が多い様子。
静かな集落ではあるのだが、
風景はどこか忙しげなものを感じる。
しかし、沖にはすぐに大島大橋が見えて、
なかなか海岸線には風情が残る地域でもある。
信仰 海岸線
何か昔からの信仰も感じられるところで、
歩いていると、面白いものを見つけた。
考えてみれば、石1つをとって見ても、
人間と言うのは実に千差万別の反応を生むもの。
国道沿いとはまた違った風情の海岸線を、
ぼちぼち歩きながら潮風を感じてみる。
土木事業者の車がいったり来たり。
なにか、落ち着かない気もしつつ、
それなのに喧騒が温かい。
コスモス コスモスとバス
揺れるコスモスの向こうに【大島大橋】が見える。
すっきりした構図で写真を撮ろうと思っていると、
ちょうど通りかかったバス。
バス停めぐりをしているわりには、
ほとんどバスの写真がない今日この頃。
久しぶりにバスの写真を撮れて、
それはそれで満足なバス停めぐりとなった。
もう、秋も終わりです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかく速報です■しかく
本日の【ゆうゆうフェスタ】の花火大会は、
強風の為、明日に延期となりました。
明日は18:30となります。
よろし楽しみ下さい。
■しかくお報せ■しかく
【マウンテンマウス】の兄妹デュオが物語りになった、
『金魚島にロックは流れる』全3巻が完結しました。
全国の書店でもお求めいただけます。
瀬戸内に生まれた物語をどうか感じて欲しいと思います。
『金魚島にロックは流れる1』
『金魚島にロックは流れる2』
『金魚島にロックは流れる3』
たかし工房
たかし工房
今日紹介するバス停は小松開作にある【代の田】。
代の田 代の田
板張りの木造建築が目立ち、
どこか日本であっても、日本とは少し違う風情を感じる。
ハワイ移民の関係なのかもしれないし、
何か流行の名残りなのかもしれない。
この辺りには、生コンや土木などの会社が多い様子。
静かな集落ではあるのだが、
風景はどこか忙しげなものを感じる。
しかし、沖にはすぐに大島大橋が見えて、
なかなか海岸線には風情が残る地域でもある。
信仰 海岸線
何か昔からの信仰も感じられるところで、
歩いていると、面白いものを見つけた。
考えてみれば、石1つをとって見ても、
人間と言うのは実に千差万別の反応を生むもの。
国道沿いとはまた違った風情の海岸線を、
ぼちぼち歩きながら潮風を感じてみる。
土木事業者の車がいったり来たり。
なにか、落ち着かない気もしつつ、
それなのに喧騒が温かい。
コスモス コスモスとバス
揺れるコスモスの向こうに【大島大橋】が見える。
すっきりした構図で写真を撮ろうと思っていると、
ちょうど通りかかったバス。
バス停めぐりをしているわりには、
ほとんどバスの写真がない今日この頃。
久しぶりにバスの写真を撮れて、
それはそれで満足なバス停めぐりとなった。
もう、秋も終わりです。
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本日の【ゆうゆうフェスタ】の花火大会は、
強風の為、明日に延期となりました。
明日は18:30となります。
よろし楽しみ下さい。
■しかくお報せ■しかく
【マウンテンマウス】の兄妹デュオが物語りになった、
『金魚島にロックは流れる』全3巻が完結しました。
全国の書店でもお求めいただけます。
瀬戸内に生まれた物語をどうか感じて欲しいと思います。
『金魚島にロックは流れる1』
『金魚島にロックは流れる2』
『金魚島にロックは流れる3』
たかし工房
たかし工房
2007年10月26日
金魚島の物語
周防大島には太陽のような兄妹デュオがいて、
名前を【マウンテンマウス】と言う。
じわりと広まって山口県にとどまらず、
県外活動も盛んな、島の新しい誇りでもある。
かしわ哲さん かしわ哲さん
この兄妹を気に入ってくださって、
とうとう二人の物語が本になっている。
それは仮想のお話ではあるのだが、
けっして周防大島は曲がっておらず、
島のエネルギーを凝縮した物語には、
島人でない人は新しい活気を得るだろうし、
島の出身者には、懐かしく素晴らしく響く。
全3巻となった『金魚島にロックは流れる』。
その完結記念も含めて、
先日は久賀で【かしわ哲】さんと【マウンテンマウス】による、
スペシャルライブが行われた。
マーシー マーちゃん
私が会場に着いた時は、
ちょうどかしわ哲さんのライブが始まった所だった。
自らも歌うかしわ哲さんの歌声は朗らかで透き通っている。
子供達がステージに詰め寄せる、
その明るい夜は、なんだか楽しくて仕方ない。
この時はお客様席で一緒に肩を揺らせたマウンテンマウス。
初めて会った時は、まだまだ小さな子供達に感じていた背中は、
いつの間にかずっと大きく、そして広く感じる。
歌うことでつないで来た笑顔。
そして、これから受け取るであろう、沢山の笑顔を支える。
マウンテンマウスファミリー マウンテンマウスファミリー
盛り上がっていくライブのクライマックスは、
家族も壇上に上がっての温かライブ。
今日のマーシーは、いつになく嬉しそうに見えた。
(※(注記)とは言ってもマーシーはいつも嬉しそう)
歌声が何重にも響く。
それは子供達の声。それは大人たちの声。
マーシーの、マーちゃんの、お父様お母様の。
そして、かしわ哲さんの歌声。
人の和 万歳三唱
この世界に住む人たちは、
みなそれぞれが個々に生きていて、
それは独立した命であるけれど、
こうやって並べてみると、
実に頼もしいほどの1つの命なのだと実感する。
人が手をつなぐということ。
それは実は難しいこと。
簡単そうに見えて、実は難しいことなのだが、
手をつなぐだけで、こんなにも幸せに思える。
そういう会場の片隅にあって、
その幸せをおすそわけしてもらった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかくお報せ■しかく
【マウンテンマウス】の兄妹デュオが物語りになった、
『金魚島にロックは流れる』全3巻が完結しました。
全国の書店でもお求めいただけます。
瀬戸内に生まれた物語をどうか感じて欲しいと思います。
『金魚島にロックは流れる1』
『金魚島にロックは流れる2』
『金魚島にロックは流れる3』
たかし工房
たかし工房
名前を【マウンテンマウス】と言う。
じわりと広まって山口県にとどまらず、
県外活動も盛んな、島の新しい誇りでもある。
かしわ哲さん かしわ哲さん
この兄妹を気に入ってくださって、
とうとう二人の物語が本になっている。
それは仮想のお話ではあるのだが、
けっして周防大島は曲がっておらず、
島のエネルギーを凝縮した物語には、
島人でない人は新しい活気を得るだろうし、
島の出身者には、懐かしく素晴らしく響く。
全3巻となった『金魚島にロックは流れる』。
その完結記念も含めて、
先日は久賀で【かしわ哲】さんと【マウンテンマウス】による、
スペシャルライブが行われた。
マーシー マーちゃん
私が会場に着いた時は、
ちょうどかしわ哲さんのライブが始まった所だった。
自らも歌うかしわ哲さんの歌声は朗らかで透き通っている。
子供達がステージに詰め寄せる、
その明るい夜は、なんだか楽しくて仕方ない。
この時はお客様席で一緒に肩を揺らせたマウンテンマウス。
初めて会った時は、まだまだ小さな子供達に感じていた背中は、
いつの間にかずっと大きく、そして広く感じる。
歌うことでつないで来た笑顔。
そして、これから受け取るであろう、沢山の笑顔を支える。
マウンテンマウスファミリー マウンテンマウスファミリー
盛り上がっていくライブのクライマックスは、
家族も壇上に上がっての温かライブ。
今日のマーシーは、いつになく嬉しそうに見えた。
(※(注記)とは言ってもマーシーはいつも嬉しそう)
歌声が何重にも響く。
それは子供達の声。それは大人たちの声。
マーシーの、マーちゃんの、お父様お母様の。
そして、かしわ哲さんの歌声。
人の和 万歳三唱
この世界に住む人たちは、
みなそれぞれが個々に生きていて、
それは独立した命であるけれど、
こうやって並べてみると、
実に頼もしいほどの1つの命なのだと実感する。
人が手をつなぐということ。
それは実は難しいこと。
簡単そうに見えて、実は難しいことなのだが、
手をつなぐだけで、こんなにも幸せに思える。
そういう会場の片隅にあって、
その幸せをおすそわけしてもらった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかくお報せ■しかく
【マウンテンマウス】の兄妹デュオが物語りになった、
『金魚島にロックは流れる』全3巻が完結しました。
全国の書店でもお求めいただけます。
瀬戸内に生まれた物語をどうか感じて欲しいと思います。
『金魚島にロックは流れる1』
『金魚島にロックは流れる2』
『金魚島にロックは流れる3』
たかし工房
たかし工房
2007年10月25日
夕陽を追う散歩
秋は過ごしやすい季節ではあるが、
春とは違って、やたら寒いイメージが強い。
到来する冬を想像するせいだろうか、
暖色に燃える夕陽には、ひとしおの哀愁が漂う。
リンドウ 夕焼けの林道
この季節になると、山道の散歩もあまり汗をかかず、
枯れ草の増えてきた山道を、独り静かに歩く。
写真の林道は整備こそされているものの、
人の歩かなくなって久しいような道。
周防大島には、時々荒れた山の中に、
こういった道を見つけることが出来る。
それは寂しい。
しかし、その寂しさは決して嫌なものではない。
巌門 岩場
人知れぬ場所と言えばこれは【巌門】。
竜崎温泉のすぐ近くにあるのだが、
今は道が崩れていて、歩いて行くのには危険が伴う。
それこそ、人の入らない場所になってしまって、
どこか霊格の上がった雰囲気さえ見受けられる。
沖からならよく見えるだろうか、
漁師達が網を引いている。
夕焼け 秋の情緒
周防大島には代表的な奇岩が4つあって、
その1つでもある【巌門】。
4つの奇岩をあわせて「四岩(しいわ)」と呼び、
「四岩合わせ」で「しあわせ」とつづる。
こう言うのはロマンなのだ。
昔の人が信仰対象としても見た、4つの大岩。
霊験は積み重ねられて、
それは今も続いているものの1つでもある。
岩は何も語らない。
しかし、岩を見ている人の心には、
なにかしら、様々な想いが宿るものなのである。
たかし工房
たかし工房
春とは違って、やたら寒いイメージが強い。
到来する冬を想像するせいだろうか、
暖色に燃える夕陽には、ひとしおの哀愁が漂う。
リンドウ 夕焼けの林道
この季節になると、山道の散歩もあまり汗をかかず、
枯れ草の増えてきた山道を、独り静かに歩く。
写真の林道は整備こそされているものの、
人の歩かなくなって久しいような道。
周防大島には、時々荒れた山の中に、
こういった道を見つけることが出来る。
それは寂しい。
しかし、その寂しさは決して嫌なものではない。
巌門 岩場
人知れぬ場所と言えばこれは【巌門】。
竜崎温泉のすぐ近くにあるのだが、
今は道が崩れていて、歩いて行くのには危険が伴う。
それこそ、人の入らない場所になってしまって、
どこか霊格の上がった雰囲気さえ見受けられる。
沖からならよく見えるだろうか、
漁師達が網を引いている。
夕焼け 秋の情緒
周防大島には代表的な奇岩が4つあって、
その1つでもある【巌門】。
4つの奇岩をあわせて「四岩(しいわ)」と呼び、
「四岩合わせ」で「しあわせ」とつづる。
こう言うのはロマンなのだ。
昔の人が信仰対象としても見た、4つの大岩。
霊験は積み重ねられて、
それは今も続いているものの1つでもある。
岩は何も語らない。
しかし、岩を見ている人の心には、
なにかしら、様々な想いが宿るものなのである。
たかし工房
たかし工房
2007年10月24日
海岸線を歩くと
海岸線と一言に言っても、どこも同じではなく、
ここ周防大島でも、場所によって違う風情を楽しむことが出来る。
陽の傾き具合で言えば、島の東西でも見え方が違い、
夕陽が楽しめる場所や、朝日が楽しめる場所など、
そのそれぞれの趣があって楽しい。
沖浦海岸 沖浦海岸
周防大島には国道が通っていて、それが北側の海岸線。
しかし、大島に入って国道ではない道を行けば、
島の南側ルートの海岸線を楽しむことが出来る。
少し狭い道幅に緊張する人も多いのだが、
なんだか、こちらの海岸線には、こちらのよいところがある。
写真は沖浦地区にあるもので、
沖のほうに小さな小島が見えている。
信仰を感じることの出来る、この辺りは夕焼けが美しいはず。
沖に見えるのは柳井市なので、
当たり前ながら、島の北側と違った風景が見られる。
岩肌 岩肌
海岸線、と言えば砂浜を想像する人が多いだろうが、
もちろん、岩場も相当に多い。
むしろ、岩場の方が多いのだが、この岩肌にしても、
まるで違ってくるから面白い。
いわゆる地溝帯と言うものが違うと、
この岩肌に変化が見られると言うことなのだが、
詳しいことまでは分からない。
ただ、大島の海岸線は注意しながら歩くと、
いろんな岩肌に出会うことが出来る。
コンクリート 階段
もちろん、奇岩を探して歩くのも楽しい。
今日はこの岩場に、妙な形のコンクリートブロックが落ちていた。
なぜ、このような形のものが、こんな場所に?
そもそも、これは何なのか?
そう、階段の1部分なのである。
一説によると以前の台風によって欠けたらしいのだが、
真偽のほどは分からない。
ただ、何と言うか、少し間抜けなこの風景も、
味わい方によれば、また妙味を持っているものだと、
ふるさとの海岸線の微笑ましい風情を見る。
それにしても、いつからこのままなのだろうか?
たかし工房
たかし工房
ここ周防大島でも、場所によって違う風情を楽しむことが出来る。
陽の傾き具合で言えば、島の東西でも見え方が違い、
夕陽が楽しめる場所や、朝日が楽しめる場所など、
そのそれぞれの趣があって楽しい。
沖浦海岸 沖浦海岸
周防大島には国道が通っていて、それが北側の海岸線。
しかし、大島に入って国道ではない道を行けば、
島の南側ルートの海岸線を楽しむことが出来る。
少し狭い道幅に緊張する人も多いのだが、
なんだか、こちらの海岸線には、こちらのよいところがある。
写真は沖浦地区にあるもので、
沖のほうに小さな小島が見えている。
信仰を感じることの出来る、この辺りは夕焼けが美しいはず。
沖に見えるのは柳井市なので、
当たり前ながら、島の北側と違った風景が見られる。
岩肌 岩肌
海岸線、と言えば砂浜を想像する人が多いだろうが、
もちろん、岩場も相当に多い。
むしろ、岩場の方が多いのだが、この岩肌にしても、
まるで違ってくるから面白い。
いわゆる地溝帯と言うものが違うと、
この岩肌に変化が見られると言うことなのだが、
詳しいことまでは分からない。
ただ、大島の海岸線は注意しながら歩くと、
いろんな岩肌に出会うことが出来る。
コンクリート 階段
もちろん、奇岩を探して歩くのも楽しい。
今日はこの岩場に、妙な形のコンクリートブロックが落ちていた。
なぜ、このような形のものが、こんな場所に?
そもそも、これは何なのか?
そう、階段の1部分なのである。
一説によると以前の台風によって欠けたらしいのだが、
真偽のほどは分からない。
ただ、何と言うか、少し間抜けなこの風景も、
味わい方によれば、また妙味を持っているものだと、
ふるさとの海岸線の微笑ましい風情を見る。
それにしても、いつからこのままなのだろうか?
たかし工房
たかし工房
2007年10月23日
バス停めぐり「三下」
さてさて。
随分久しぶりだが周防大島バス停めぐり。
今日紹介するのは【外入(とのにゅう)】にある、
【三下(さんげ)】と言うバス停。
三下 田舎情緒
昔ながらの郵便ポストが置かれ、
なんだか、偲ばれる日本を今に残す地域。
海岸線は今は静かにしているが、
一度台風が来れば、風当たりが強く、
日常風景が一変する地域でもある。
外入集落の西側にある、この一帯は、
今も瓦屋根の風景を多く残し、
山野を耕す住民たちの穏やかな暮らしが見られる。
猫 ウミネコ
この日海岸線を歩いていて、
最初に出会ったのは猫。
沖には、テトラポットを休憩場に使うウミネコ。
目が合った猫は、そのまま動くでもなく、
こっちを見ながら、しかし、巧妙に隙を伺っている。
思い切って腰をおろしてみると、
今とばかりに猫は消えうせてしまった。
しかし、どこか人に懐いた様子を感じる。
山田神社 山田神社
この集落には【山田神社】と言う立派な神社がある。
綺麗に整備されて、大事にされた参道の階段。
階段を登りながら見渡すと、
瓦屋根の美しい風景が広がっているのが分かる。
そして、そこには今もなお、生活があるのだ。
神社の境内はそれほど広く見えないが、
周囲はとても広く、外周を回るだけで、
いろんなものを見ることが出来る。
一度登ってみて欲しい神社の1つでもある。
外入の街並み 海岸風景
階段からの見晴らしは、
もう秋の夕暮れに沈みかけていた。
陽が沈むのはどんどん早くなっていき、
そこに、わずかながら冬の気配を感じる。
「秋は夕暮れと」古人は言ったそうだが、
なるほど、秋と言うのは寂しい風情がよく似合う。
もう1度海岸線に戻って夕陽に照らされた砂浜を歩く。
係留された一本の木。
こんな風景もいつまでも見られる約束はない。
そう想えば想うほど、
今日と言う日を覚えておこうと、
静かに胸に書き込むの私の1日が過ぎる。
たかし工房
たかし工房
随分久しぶりだが周防大島バス停めぐり。
今日紹介するのは【外入(とのにゅう)】にある、
【三下(さんげ)】と言うバス停。
三下 田舎情緒
昔ながらの郵便ポストが置かれ、
なんだか、偲ばれる日本を今に残す地域。
海岸線は今は静かにしているが、
一度台風が来れば、風当たりが強く、
日常風景が一変する地域でもある。
外入集落の西側にある、この一帯は、
今も瓦屋根の風景を多く残し、
山野を耕す住民たちの穏やかな暮らしが見られる。
猫 ウミネコ
この日海岸線を歩いていて、
最初に出会ったのは猫。
沖には、テトラポットを休憩場に使うウミネコ。
目が合った猫は、そのまま動くでもなく、
こっちを見ながら、しかし、巧妙に隙を伺っている。
思い切って腰をおろしてみると、
今とばかりに猫は消えうせてしまった。
しかし、どこか人に懐いた様子を感じる。
山田神社 山田神社
この集落には【山田神社】と言う立派な神社がある。
綺麗に整備されて、大事にされた参道の階段。
階段を登りながら見渡すと、
瓦屋根の美しい風景が広がっているのが分かる。
そして、そこには今もなお、生活があるのだ。
神社の境内はそれほど広く見えないが、
周囲はとても広く、外周を回るだけで、
いろんなものを見ることが出来る。
一度登ってみて欲しい神社の1つでもある。
外入の街並み 海岸風景
階段からの見晴らしは、
もう秋の夕暮れに沈みかけていた。
陽が沈むのはどんどん早くなっていき、
そこに、わずかながら冬の気配を感じる。
「秋は夕暮れと」古人は言ったそうだが、
なるほど、秋と言うのは寂しい風情がよく似合う。
もう1度海岸線に戻って夕陽に照らされた砂浜を歩く。
係留された一本の木。
こんな風景もいつまでも見られる約束はない。
そう想えば想うほど、
今日と言う日を覚えておこうと、
静かに胸に書き込むの私の1日が過ぎる。
たかし工房
たかし工房
2007年10月22日
秋の山野で
めっきり秋らしくなって、
半そでだと寒いくらいの毎日になった。
秋というのは、なかなか目に見えず、
しかし、秋が来たと言うことは実感として肌に感じる。
さて、秋山を歩くことが好きなので、
山中を歩く時はお気に入りの山菜を探す。
私のお気に入りはこちら。
ヤマノイモのむかご むかご
付き合いの多い人は、すでにご存知のことだろう。
これは「ヤマノイモのむかご」。
日本の山野に多く見かけられ、
どちらかと言えば荒れている所で見かける。
【自然薯(じねんじょ)】と言う芋の種類なのだが、
根は芋になって滋養が高いとされる。
山芋・長芋と同じ種類のもの。
ツルになって広がる植物なのだが、
そのツルに豆のように実がなり、
それが今日紹介している写真のもの。
生でも食べられるので、私は山に行くと好んで食べる。
森のアート 森のアーティスト
山野と言うのは、私たちの生活圏から離れてしまった。
昔はごく身近だったであろう「山」と言う空間。
最近では、人間界は山野を忘れつつあるように感じる。
そういう荒れた山野を歩いていると、
ふだんは見かけない、様々な生き物に出会う。
キラキラと輝いていたのは「蜘蛛の巣」。
嫌われものの蜘蛛だが、
実に繊細な、まさに山のアーティストではないかと思う。
炒める むかご炒め
手に入れた「ヤマノイモのむかご」は、
軽く水にさらしたあと、気持ち程度に茹でる。
茹でたら、水気が飛ぶのを待って、
フライパンで炒める。
軽く塩をふって味付けをするだけの、
素朴な調理が実に似合っている。
そして、なんともいえない美味なものへ変身するのである。
山の幸。きっと口にしたことのない人の方が多いだろう。
しかし、食べたことの無い人は、
一度食べてみると、案外お気に入りになってしまうのが、
この「ヤマノイモのむかご」と言うものなのである。
たかし工房
たかし工房
半そでだと寒いくらいの毎日になった。
秋というのは、なかなか目に見えず、
しかし、秋が来たと言うことは実感として肌に感じる。
さて、秋山を歩くことが好きなので、
山中を歩く時はお気に入りの山菜を探す。
私のお気に入りはこちら。
ヤマノイモのむかご むかご
付き合いの多い人は、すでにご存知のことだろう。
これは「ヤマノイモのむかご」。
日本の山野に多く見かけられ、
どちらかと言えば荒れている所で見かける。
【自然薯(じねんじょ)】と言う芋の種類なのだが、
根は芋になって滋養が高いとされる。
山芋・長芋と同じ種類のもの。
ツルになって広がる植物なのだが、
そのツルに豆のように実がなり、
それが今日紹介している写真のもの。
生でも食べられるので、私は山に行くと好んで食べる。
森のアート 森のアーティスト
山野と言うのは、私たちの生活圏から離れてしまった。
昔はごく身近だったであろう「山」と言う空間。
最近では、人間界は山野を忘れつつあるように感じる。
そういう荒れた山野を歩いていると、
ふだんは見かけない、様々な生き物に出会う。
キラキラと輝いていたのは「蜘蛛の巣」。
嫌われものの蜘蛛だが、
実に繊細な、まさに山のアーティストではないかと思う。
炒める むかご炒め
手に入れた「ヤマノイモのむかご」は、
軽く水にさらしたあと、気持ち程度に茹でる。
茹でたら、水気が飛ぶのを待って、
フライパンで炒める。
軽く塩をふって味付けをするだけの、
素朴な調理が実に似合っている。
そして、なんともいえない美味なものへ変身するのである。
山の幸。きっと口にしたことのない人の方が多いだろう。
しかし、食べたことの無い人は、
一度食べてみると、案外お気に入りになってしまうのが、
この「ヤマノイモのむかご」と言うものなのである。
たかし工房
たかし工房