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2006年04月

2006年04月30日

周防大島と猫

懐かしいこの風景の中に
新しく生まれてくる命たち。
何も人ばかりとは限りません。

狸や猫。そして、昆虫など。
数多くの命と共生している大島です。

狸をみる光景なんかは、決して珍しくない。
我が家では、家の庭によくいます。

目があって、シャッターをきる。
狸の目は、いつも純粋でおびえています。

周防大島の狸

野良猫も多くいついた我が家には、
ふてぶてしくも椎茸用の木の上に
こちらを眺めながら座っています。
周防大島の野良猫

日本は今、ゴールデンウィーク。
私はこれから大阪のツアーエキスポでイベント参加。
新しい大島の明日の為に、
自分にできることを、一歩ずつ、一歩ずつ。
それはカタツムリの足跡に似ていると思います。

周防大島のカタツムリ

周防大島が全国に誇るもの。
詩人西山喬は、大阪で何を見つけて帰るのでしょうか。
しばらく離れる大島を、旅先から想うというのも、
私にとっては珍しいこと。

では、大島を伝えてきます。

2006年04月29日

周防大島の夏を想う

もう、夏が目前です。
ゴールデンウィークをすぎると、
とたんに島は夏の色に染まり始める。

島という独特のシュチュエーションが
胸を揺らします。

初めて来たのに、どこか懐かしい。
「おかえりなさい」
海からは、そんな声さえ聞こえる気がする。

毎日住んでいても、島の声は見失いません。
ゆっくりと、ゆっくりと。
それは島独特のリズムです。

肩の力を抜き、幼少期に戻ったように。
眼には輝きと浪漫を用意されますよう。

浮島

歩いてみたい風景があれば、
車のエンジンをきって深呼吸。

この島には、いくつもの海岸があり、
あなたが始める、物語の出発点で溢れています。

浮島

想っているうちは夢
動き始めたら物語

待ちきれない夏を控えて、
詩人は静かに燃えています。

2006年04月27日

周防大島を歩く

大島の春は暮れていきます。
もう夏の気配さえ感じられる山の木々。
でも、まだもう暫くは寒い夜が続きます。

野山には沢山の花が。
少し前までは、八重桜が美しかったけど、
それももう終わり。

しかし春はまだ終わらない。

新芽から真っ赤なもみじが手をひろげています。

紅葉の新芽

我が家のそばには、白いアザミが咲いています。

鬼あざみ(白)

もうしばらくの春を、花をみながら過ごしましょう。

夏が来ると、大島はたいへんな賑わいです。
今だけの静かな春は、とても貴重な時間なのです。

皆様の生活のすぐそばで、花が微笑んでいますように。

2006年04月24日

周防大島のポストカード

島の一番端には、田舎風景によく似合う港がある。
港のずっと沖の方まで小さな島々に囲まれて、
そこは湖と表現するのがふさわしいように思う。

凪いだ海の向こう、島と島の小さな隙間を行き来する雲。
初夏の風に乗って、今まさに来る夏を予感した。

瀬戸内海に夏がくる。
それはいくつもの物語の始まりでもある。

もうすぐここを
入道雲がとおる

新しい夏が来る。

伊保田港

2006年04月23日

周防大島デジタル詩人の物語

わしの物語が始まるって思うと、ちょっとゾクゾクする。

山口県は瀬戸内海に浮かぶ、周防大島!
わしはここに生まれたその日から、今日まで生きてきて、
今また、新しい物語の幕を開けようと思うんよ。

自然豊かな周防大島に育った、西山たかしの物語。
デジタル詩人兼デジタルフォトグラファー。

デジタル詩人西山喬

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