2020年06月
2020年06月23日
夏のモミジ
真夏になると散歩中の日陰が恋しくて、
焼け焦がすような日差しの日には、
影から影に足を延ばすように歩いてしまう。
神社の風情が好きで島のお社を訪ねることがあるが、
夏は特に日陰が気持ちよく感じて、
避暑を兼ねてお参りをさせて頂く。
ただ、蚊が多いので長居は出来ない。
安高妙見神社のもみじ
先日は安下庄(あげのしょう)にある、
安高妙見神社にお参りをさせて頂き、
立派な鳥居や、境内を覆いつくすようなモミジに、
しばらく見上げ続けていた。
すぐ近くに日蓮宗のお寺もあり、
妙見信仰として関係があるのだろうと思う。
瓦屋根に草が生えてはいても、
荘厳さを失わない、美しい空間だった。
焼け焦がすような日差しの日には、
影から影に足を延ばすように歩いてしまう。
神社の風情が好きで島のお社を訪ねることがあるが、
夏は特に日陰が気持ちよく感じて、
避暑を兼ねてお参りをさせて頂く。
ただ、蚊が多いので長居は出来ない。
安高妙見神社のもみじ
先日は安下庄(あげのしょう)にある、
安高妙見神社にお参りをさせて頂き、
立派な鳥居や、境内を覆いつくすようなモミジに、
しばらく見上げ続けていた。
すぐ近くに日蓮宗のお寺もあり、
妙見信仰として関係があるのだろうと思う。
瓦屋根に草が生えてはいても、
荘厳さを失わない、美しい空間だった。
2020年06月21日
片添ヶ浜
周防大島で夏に賑わう場所と言えば、
片添ヶ浜(かたそえがはま)海水浴場。
ヤシの木の並木が続くので、
ここで記念撮影をする人も多い。
地元の人は逆に寄り付かないのではないかと思うが、
歩いて見るとなかなか心地よい場所でもある。
近頃は散歩することが増え、
開発された風景とは言え、なかなか風情さえ感じる。
片添ヶ浜
実際、この島の観光はどこを目指して、
どこへたどり着いているのか、
よく分からないところもあるのだが、
静かな場所もあれば、喧噪に満ちた場所もある。
年間たくさんの観光客が訪れるので、
観光ニーズも様々なのだろうし、
そこに、確たる正解もないのかもしれない。
ただ、生まれ故郷に色々な形で人が訪れている。
帰省客、観光客、釣り客、地元の人。
もともと考え方も、気づきも違う人たちが、
それぞれの楽しみ方でこの島の形を決めてきたのだと、
そういう今の周防大島なのだろうと思う。
片添ヶ浜(かたそえがはま)海水浴場。
ヤシの木の並木が続くので、
ここで記念撮影をする人も多い。
地元の人は逆に寄り付かないのではないかと思うが、
歩いて見るとなかなか心地よい場所でもある。
近頃は散歩することが増え、
開発された風景とは言え、なかなか風情さえ感じる。
片添ヶ浜
実際、この島の観光はどこを目指して、
どこへたどり着いているのか、
よく分からないところもあるのだが、
静かな場所もあれば、喧噪に満ちた場所もある。
年間たくさんの観光客が訪れるので、
観光ニーズも様々なのだろうし、
そこに、確たる正解もないのかもしれない。
ただ、生まれ故郷に色々な形で人が訪れている。
帰省客、観光客、釣り客、地元の人。
もともと考え方も、気づきも違う人たちが、
それぞれの楽しみ方でこの島の形を決めてきたのだと、
そういう今の周防大島なのだろうと思う。
2020年06月19日
対岸から大島大橋
全長約1020メートルの周防大島へ架ける橋。
ポモナグリーンという緑色に塗られた、
周防大島のシンボル的存在、大島大橋。
飯の山(いいのやま)から見る風景は、
先日紹介したばかりだが、
対岸から見る、というのもなかなかいい。
自分の住む島を、対岸から見るという意識も好きだ。
大島大橋
大島大橋を対岸から見るスポットは幾つかあるが、
私は大畠駅裏の海岸線から、潮の引いた時間に撮れる角度が好き。
または、大畠の港や【美ゅ〜ロード】の途中にある展望エリア、
更に足を延ばせる人なら【琴石山】山頂から見る人もいるかも。
私より少し年上のこの橋は、
長年の経年劣化に耐え、
外国船の衝突事故を乗り越え、
今も私たちを対岸と繋いでくれている。
ポモナグリーンという緑色に塗られた、
周防大島のシンボル的存在、大島大橋。
飯の山(いいのやま)から見る風景は、
先日紹介したばかりだが、
対岸から見る、というのもなかなかいい。
自分の住む島を、対岸から見るという意識も好きだ。
大島大橋
大島大橋を対岸から見るスポットは幾つかあるが、
私は大畠駅裏の海岸線から、潮の引いた時間に撮れる角度が好き。
または、大畠の港や【美ゅ〜ロード】の途中にある展望エリア、
更に足を延ばせる人なら【琴石山】山頂から見る人もいるかも。
私より少し年上のこの橋は、
長年の経年劣化に耐え、
外国船の衝突事故を乗り越え、
今も私たちを対岸と繋いでくれている。
2020年06月17日
飯の山展望台
海の楽しみ方は、何も海へ行くことだけじゃなく、
山から見渡すというのもいい。
周防大島は海に面した山が幾つかある。
大島大橋を渡る時に目の前に見えている、
小さな山は【飯の山(いいのやま)】と言い、
ここから見る風景は格別。
飯の山
案外登ったことが無いという方が多い。
それも、道が狭い為ではないかと思うが、
確かに車1台分の道が続くので、
対向車が来ると緊張が走る。
山頂まで頑張って行くと、
展望台があり、その風景がご褒美。
潮風にあたりながら、
大畠瀬戸の早瀬と大島大橋を眺める。
フェリーが通る時間帯なら、
なおさら格別な気持ちになり、
しばらく見ていられる。
山から見渡すというのもいい。
周防大島は海に面した山が幾つかある。
大島大橋を渡る時に目の前に見えている、
小さな山は【飯の山(いいのやま)】と言い、
ここから見る風景は格別。
飯の山
案外登ったことが無いという方が多い。
それも、道が狭い為ではないかと思うが、
確かに車1台分の道が続くので、
対向車が来ると緊張が走る。
山頂まで頑張って行くと、
展望台があり、その風景がご褒美。
潮風にあたりながら、
大畠瀬戸の早瀬と大島大橋を眺める。
フェリーが通る時間帯なら、
なおさら格別な気持ちになり、
しばらく見ていられる。
2020年06月15日
絶景、天狗岩
「インスタ映え」という言葉も、
いつの間にか慣用句のように定着した感があるが、
周防大島に生まれた私は、
なかなか「映える」感覚が薄いようだ。
海が近くにありすぎて、
海が綺麗という感覚が、
都会の人と比べてかなり違う気がする。
よほど綺麗じゃないと、綺麗とは言わない。
そういう私にとっても、
これはかなりインパクトある風景だと思うのが、
嵩山(だけさん)中腹にある【天狗岩】。
天狗岩
岩屋権現の駐車場から歩いて道沿いを下ると、
天狗岩の看板が見えてくる。
急角度の坂を下りると数分で着く。
急に開ける眼前の風景に息をのむ。
それから、大きな声を出したくなる。
天狗岩に立つと足がすくみ、
それでも覗き込みたい景色。
山から見る海の、格別なこと。
こういう風景が映える、っていうのだろう。
いつの間にか慣用句のように定着した感があるが、
周防大島に生まれた私は、
なかなか「映える」感覚が薄いようだ。
海が近くにありすぎて、
海が綺麗という感覚が、
都会の人と比べてかなり違う気がする。
よほど綺麗じゃないと、綺麗とは言わない。
そういう私にとっても、
これはかなりインパクトある風景だと思うのが、
嵩山(だけさん)中腹にある【天狗岩】。
天狗岩
岩屋権現の駐車場から歩いて道沿いを下ると、
天狗岩の看板が見えてくる。
急角度の坂を下りると数分で着く。
急に開ける眼前の風景に息をのむ。
それから、大きな声を出したくなる。
天狗岩に立つと足がすくみ、
それでも覗き込みたい景色。
山から見る海の、格別なこと。
こういう風景が映える、っていうのだろう。
2020年06月13日
星のビーチ
近頃インスタ映えすると、
人気を高めている周防大島の観光スポットが、
和佐にある【星のビーチ】。
星の形をした電灯があり、
そのことから通称、星のビーチと呼ばれるようだ。
星のビーチ
先日書いた、ガーデンカフェ・リバージュとは、
とても近い所にあり、
ホテル・サンシャインサザンセトの少し山手にある道を、
まっすぐ行くと、海水浴場みたいな所へ。
海がとても綺麗な和佐の海岸は、
知る人ぞ知る隠れスポットのようだったが、
近頃はインスタグラムでの投稿が増え、
一躍有名スポットに名を連ねそうな勢い。
和佐の集落の中は道が細すぎて、
車で行くのが難しいところだが、
サンシャイン側から行くと楽に行ける。
人気を高めている周防大島の観光スポットが、
和佐にある【星のビーチ】。
星の形をした電灯があり、
そのことから通称、星のビーチと呼ばれるようだ。
星のビーチ
先日書いた、ガーデンカフェ・リバージュとは、
とても近い所にあり、
ホテル・サンシャインサザンセトの少し山手にある道を、
まっすぐ行くと、海水浴場みたいな所へ。
海がとても綺麗な和佐の海岸は、
知る人ぞ知る隠れスポットのようだったが、
近頃はインスタグラムでの投稿が増え、
一躍有名スポットに名を連ねそうな勢い。
和佐の集落の中は道が細すぎて、
車で行くのが難しいところだが、
サンシャイン側から行くと楽に行ける。
2020年06月11日
ガーデンカフェ・リバージュ
周防大島に新しいカフェが出来た。
【ガーデンカフェ・リバージュ】。
事務所からも近いし、
早速、赤ちゃんを連れて行ってみた。
片添ヶ浜にあるサンシャインサザンセトの、
少し手前に左折する道があり、
和佐(わさ)に抜ける峠の広い道を行けば、
急に美しい庭のあるお店が見えてくる。
ガーデンカフェリバージュ
海の見える高台に、
花のたくさん植えられた庭と芝生。
あちこちに椅子が置いてあり、
注文した商品を受け取ると好きな所を選んで食べる。
建物2階テラスからは、
庭と海が一望できる。
赤ちゃんを連れての食事は難しかったが、
自由度の高いお店はゆっくり出来そう。
料理もとてもおいしくて、
おすすめのドラフトコーヒーというのも、
初めての感覚で色々と楽しめた。
7月に入るとカレーメニューも出るらしい。
花に囲まれて。
そういう時間がいい。
【ガーデンカフェ・リバージュ】。
事務所からも近いし、
早速、赤ちゃんを連れて行ってみた。
片添ヶ浜にあるサンシャインサザンセトの、
少し手前に左折する道があり、
和佐(わさ)に抜ける峠の広い道を行けば、
急に美しい庭のあるお店が見えてくる。
ガーデンカフェリバージュ
海の見える高台に、
花のたくさん植えられた庭と芝生。
あちこちに椅子が置いてあり、
注文した商品を受け取ると好きな所を選んで食べる。
建物2階テラスからは、
庭と海が一望できる。
赤ちゃんを連れての食事は難しかったが、
自由度の高いお店はゆっくり出来そう。
料理もとてもおいしくて、
おすすめのドラフトコーヒーというのも、
初めての感覚で色々と楽しめた。
7月に入るとカレーメニューも出るらしい。
花に囲まれて。
そういう時間がいい。
2020年06月07日
海の色
先日パワービーチへ行った時のこと。
海の色が鮮やかな緑色に見えて、
しばらく見とれていた。
暖かくなるにつれて、
次第に海はエメラルドグリーンになり、
早い人だとすでに海に入っていたり、
子供たちは水辺で走り回っている。
パワービーチ
だいたいどこにいても海は見えていて、
当たり前にそばにあるものは、
得てしてその変化に気づかないものだ。
海は季節で少しずつ色を変えているのに。
海藻もすごく伸びているようで、
アカモクと呼ばれる海藻が、
長く茂り、海面に揺れている。
時々、海鵜が魚を探して潜る姿も。
運がよければ海岸線に座って、
スナメリを見つけることもある。
時間があれば、癒し時間だと思って、
防波堤に座って海で様々な変化を探すのもいい。
海の色が鮮やかな緑色に見えて、
しばらく見とれていた。
暖かくなるにつれて、
次第に海はエメラルドグリーンになり、
早い人だとすでに海に入っていたり、
子供たちは水辺で走り回っている。
パワービーチ
だいたいどこにいても海は見えていて、
当たり前にそばにあるものは、
得てしてその変化に気づかないものだ。
海は季節で少しずつ色を変えているのに。
海藻もすごく伸びているようで、
アカモクと呼ばれる海藻が、
長く茂り、海面に揺れている。
時々、海鵜が魚を探して潜る姿も。
運がよければ海岸線に座って、
スナメリを見つけることもある。
時間があれば、癒し時間だと思って、
防波堤に座って海で様々な変化を探すのもいい。
2020年06月05日
陸奥記念館
周防大島の一番奥と言われる伊保田(いほた)。
伊保田には四国に開かれた港があるので、
伊保田に生まれた人に取っては、
むしろ周防大島の玄関としての意識がある。
戦艦陸奥の記念館があるのもここ伊保田。
すぐ沖に見える柱島(はしらじま)と、
伊保田の間くらいで戦艦陸奥は沈み、
その引き揚げた遺品や砲台が展示されている。
陸奥記念館 伊保田
穏やかな海だが、戦時中はここを沢山の艦隊が往来し、
船を見たことは口外禁止だったらしい。
兵隊さんが水練で島に寄ることもあったそう。
沈没した6月8日には戦艦陸奥殉難将兵慰霊祭も催される。
今年は感染症拡大防止のこともあり、
戦艦陸奥殉難将兵慰霊祭は中止になったようだが、
この日、黙祷をされる方は多いのではないかと思う。
伊保田には四国に開かれた港があるので、
伊保田に生まれた人に取っては、
むしろ周防大島の玄関としての意識がある。
戦艦陸奥の記念館があるのもここ伊保田。
すぐ沖に見える柱島(はしらじま)と、
伊保田の間くらいで戦艦陸奥は沈み、
その引き揚げた遺品や砲台が展示されている。
陸奥記念館 伊保田
穏やかな海だが、戦時中はここを沢山の艦隊が往来し、
船を見たことは口外禁止だったらしい。
兵隊さんが水練で島に寄ることもあったそう。
沈没した6月8日には戦艦陸奥殉難将兵慰霊祭も催される。
今年は感染症拡大防止のこともあり、
戦艦陸奥殉難将兵慰霊祭は中止になったようだが、
この日、黙祷をされる方は多いのではないかと思う。
2020年06月03日
片添ヶ浜に上がった花火
6月1日にCheer up!花火プロジェクトという、
全国各地で一斉に花火を打ち上げる催しがあった。
「悪疫退散を祈願し、花火を見上げて全国の人に笑顔になってもらう」というもの。
周防大島は花火の打ち上げ業者【藤屋】さんがいるので、
もちろん、打ちあがるだろうと思ったら、
予想通り、片添ヶ浜から轟音が聞こえてきた。
見るには間に合わなかったが、音だけはよく聞こえた。
周防大島 花火
※(注記)別の花火の画像です
片添を予想して見に行った人も多かったと思う。
今回のコロナウイルス感染拡大に伴い、
沢山の方が生活に疲弊し、
生業に大きなダメージを負い続ける人たちがいる。
なかなか打開策も見つからない中、
必要な折り合いを探す日々。
久しぶりに気の晴れるニュースとなった。
花火師の方々、ありがとうございました。
全国各地で一斉に花火を打ち上げる催しがあった。
「悪疫退散を祈願し、花火を見上げて全国の人に笑顔になってもらう」というもの。
周防大島は花火の打ち上げ業者【藤屋】さんがいるので、
もちろん、打ちあがるだろうと思ったら、
予想通り、片添ヶ浜から轟音が聞こえてきた。
見るには間に合わなかったが、音だけはよく聞こえた。
周防大島 花火
※(注記)別の花火の画像です
片添を予想して見に行った人も多かったと思う。
今回のコロナウイルス感染拡大に伴い、
沢山の方が生活に疲弊し、
生業に大きなダメージを負い続ける人たちがいる。
なかなか打開策も見つからない中、
必要な折り合いを探す日々。
久しぶりに気の晴れるニュースとなった。
花火師の方々、ありがとうございました。