2006年07月
2006年07月31日
周防大島グリーンツーリズム −頭石(かぐめいし)地区訪問体験―
さて、周防大島グリーンツーリズム先進地視察の2日目は、
山間部の農村、【頭石(かぐめいし)地区】に行きました。
ここは集落や生活自体を「村丸ごと生活博物館」として、
この地域の生活を私たちに見せていただけます。
新しい農村の開発として、自らの生活を振り返る人たちの、
優しい笑顔が印象に残る地域です。
ふるさとを伝えてくれる学芸員さんが、
この日は3人参加してくださいました。
その人たちの語りを受けながら共に歩いて回ります。
頭石地区 頭石地区
石積みの棚田が続く美しい川沿い。野菜なども作られています。
年間の食事のほとんどを自給するらしい、このあたりの生活。
静かな山村には「足ることを知る山村の豊かさ」がにおいます。
頭石はどこにでもある農村です。
川も棚田も、稲も家並みも。
それなのに、どうしてこんなに心躍る散歩になるのか。
それは案内してくださる方のお話です。
頭石地区の学芸員 頭石地区の由来
ふるさとのお話をしてくれます。
川に転がっている石の話や、田んぼの話。
自分たちの先祖、ルーツの話に、作物の話。
庭先の話や、となりのおじさんの話。
どれも温かく響いてきます。
そこで感じる「ふるさとが好きなんだなぁ...」ということ。
暑い日中をよぎった風が、まだ青い稲をなでる。
風が見える瞬間がある山の集落。
限られた日照時間の中で人が生きています。
畑や自然と一緒に生きています。
頭石地区
ふるさとの在り方を、あるように伝えていく。
案内された時間のなか、私たちは童心に返っていました。
せみの声が頭のすぐ上に聞こえます。
見上げる山の深さは、ちょっと測れないほど深い。
川に沿うようにして、ずっと上までたんぼが見える。
日本の懐かしい風景のようでありながら、
今もなお、現行で継がれているふるさとの1日があります。
場所をうつしたずっと山の高いところで、清水を飲ませていただいた。
頭石地区の清水
先客がいて、湧き水を汲みながら浴びている姿が面白い。
鬱蒼とした森の中。
さきほどまでかいていた汗がすごい早さでひいていく。
清水に足をつける者もいて、最後には青ざめる者もいる。
山村の暑さしのぎ。寿命が5年は延びると、みなで笑いあった。
昼食には地元で採れる野菜の料理を楽しんだ。
頭石地区の料理 頭石地区の料理
「ここにしかないもの」とか「超有名な郷土料理」
そんなものは出てきませんでした。
提供されたのは、頭石地区にあるもの。
この「あるものを出す」というのは、本当に大切なことです。
いつものことですが、祖母は「あるものを、あるように」使います。
私たちが求める豊かさの根本は、
どうやらこの「ある」ことを知ることのようです。
どこを歩いていても常に川の音が聞こえる頭石地区。
家のすぐ脇の川には降りられるようになっていて、
その川岸にはタワシなど置いてあります。
川の中にまで感じられる、住民の生活。息吹があります。
田に沿って、家並みに沿って、川の音が流れていきます。
料理を提供してくださった女性陣のきびきびした動きも、
たいへん印象に残っているし、帰り際の道に並んで頭を下げる、
村人の篤い心にも感銘を受けました。
フォトカード 頭石
自然景観を
多く残しつつ、
人の心を伝えつつ。
何よりふるさとの今日を
来訪者に伝えています。
学ぶことの多い、山間農村、頭石地区。
今日もまた水や風と共に生活をしていることでしょう。
私たちを活かしてくれる周防大島。
僕に出来る周防大島のグリーンツーリズム。
すなわち、今を伝えていくこと。
周防大島の今日を届けていくこと。
僕はふるさとが好きです。
周防大島の1日が好きです。
この想いを、綴り続けます。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
山間部の農村、【頭石(かぐめいし)地区】に行きました。
ここは集落や生活自体を「村丸ごと生活博物館」として、
この地域の生活を私たちに見せていただけます。
新しい農村の開発として、自らの生活を振り返る人たちの、
優しい笑顔が印象に残る地域です。
ふるさとを伝えてくれる学芸員さんが、
この日は3人参加してくださいました。
その人たちの語りを受けながら共に歩いて回ります。
頭石地区 頭石地区
石積みの棚田が続く美しい川沿い。野菜なども作られています。
年間の食事のほとんどを自給するらしい、このあたりの生活。
静かな山村には「足ることを知る山村の豊かさ」がにおいます。
頭石はどこにでもある農村です。
川も棚田も、稲も家並みも。
それなのに、どうしてこんなに心躍る散歩になるのか。
それは案内してくださる方のお話です。
頭石地区の学芸員 頭石地区の由来
ふるさとのお話をしてくれます。
川に転がっている石の話や、田んぼの話。
自分たちの先祖、ルーツの話に、作物の話。
庭先の話や、となりのおじさんの話。
どれも温かく響いてきます。
そこで感じる「ふるさとが好きなんだなぁ...」ということ。
暑い日中をよぎった風が、まだ青い稲をなでる。
風が見える瞬間がある山の集落。
限られた日照時間の中で人が生きています。
畑や自然と一緒に生きています。
頭石地区
ふるさとの在り方を、あるように伝えていく。
案内された時間のなか、私たちは童心に返っていました。
せみの声が頭のすぐ上に聞こえます。
見上げる山の深さは、ちょっと測れないほど深い。
川に沿うようにして、ずっと上までたんぼが見える。
日本の懐かしい風景のようでありながら、
今もなお、現行で継がれているふるさとの1日があります。
場所をうつしたずっと山の高いところで、清水を飲ませていただいた。
頭石地区の清水
先客がいて、湧き水を汲みながら浴びている姿が面白い。
鬱蒼とした森の中。
さきほどまでかいていた汗がすごい早さでひいていく。
清水に足をつける者もいて、最後には青ざめる者もいる。
山村の暑さしのぎ。寿命が5年は延びると、みなで笑いあった。
昼食には地元で採れる野菜の料理を楽しんだ。
頭石地区の料理 頭石地区の料理
「ここにしかないもの」とか「超有名な郷土料理」
そんなものは出てきませんでした。
提供されたのは、頭石地区にあるもの。
この「あるものを出す」というのは、本当に大切なことです。
いつものことですが、祖母は「あるものを、あるように」使います。
私たちが求める豊かさの根本は、
どうやらこの「ある」ことを知ることのようです。
どこを歩いていても常に川の音が聞こえる頭石地区。
家のすぐ脇の川には降りられるようになっていて、
その川岸にはタワシなど置いてあります。
川の中にまで感じられる、住民の生活。息吹があります。
田に沿って、家並みに沿って、川の音が流れていきます。
料理を提供してくださった女性陣のきびきびした動きも、
たいへん印象に残っているし、帰り際の道に並んで頭を下げる、
村人の篤い心にも感銘を受けました。
フォトカード 頭石
自然景観を
多く残しつつ、
人の心を伝えつつ。
何よりふるさとの今日を
来訪者に伝えています。
学ぶことの多い、山間農村、頭石地区。
今日もまた水や風と共に生活をしていることでしょう。
私たちを活かしてくれる周防大島。
僕に出来る周防大島のグリーンツーリズム。
すなわち、今を伝えていくこと。
周防大島の今日を届けていくこと。
僕はふるさとが好きです。
周防大島の1日が好きです。
この想いを、綴り続けます。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月30日
周防大島グリーンツーリズム -水俣市へ-
土曜日より周防大島を離れて、遠く熊本の水俣市に行っておりました。
今回は周防大島グリーンツーリズムでの、先進地視察です。
やや強行軍のスケジュール。
まずは水俣市に到着すると同時に昼食。
道の駅「たのうら」にある【たばくまん】。
道の駅たのうえ「たばくまん」 たばくまん「太刀魚丼」
ここは農家直送の野菜を使った、
農家と消費者をつなぐ、農家レストラン。
水俣市は農業も漁業も盛んなところ。
太刀魚は特に光るものがあります。
水俣市の案内を引き受けてくださった方は
吉本さんと言って「地元学」で著名な方。
そして、水俣市の再生に長く取り組んでいる方です。
案内されたのは、杉本さんという、女性漁師。
水俣病に苦しんだ方の一人で現在は語り部をしています。
しかし、長い辛い時間のことよりも、
今身の回りにあるものを使う自給自足の世界を伝えてくれました。
杉本さんのイリコ 水俣イリコ
短い時間でしたが、ゆるりと太く語ってくれました。
その瞬間に感じる人としての厚みは文章にはなりません。
そこで思い出したのは、祖母に言われた
「思いやりを忘れちゃいけん。ありがとうを忘れちゃいけん。」
その言葉でした。
ふるさとの海を愛して愛してやまない杉本さんのところで生まれてくる。
そんないりこは、水俣の恵みを受けているように感じました。
続いて紹介されたのは、お茶農家の天野さん。
ユニークな家に住み、山の深い海抜500メートルの高原に住んでいます。
お茶農家として、考えて、売る。
いろりのあるお宅は赴きがあります。
天野家の茶畑 天野家の茶畑
静かにくれていく山の頂上から見渡した茶畑や高原のすそ。
みな振り返り、細めた目に美しい風景を収めていました。
夜には温泉宿「あさひ荘」へ。
あさひ荘 あさひ荘
古い温泉町ですごす、湯と川の音と、カジカの声に耳を傾けながら、
時間を忘れるようにすごさせていただきました。
ふるさとをあるままに受け入れる。
ふるさとをよく見てみる。
自分のふるさとを伝えるということを、
改めて考えた1日になりました。
周防大島のグリーンツーリズム。
考えてみれば、自分の家にさえ種があるものなのです。
以上が1日目の日程概略。
2日は【頭石(かぐめいし)】という地域で、
実際に土地を歩きながら体験させていただいた、
地元学について考えさせていただきました。
そのことはまた明日の日記にて。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【カフェ・ミサキ】の新着情報です。
始まりました「生しぼりなつみ」。
カフェミサキ カフェミサキ なつみジュース
注文を受けた時点で、大島生まれで、
夏が旬のみかん「なつみ」を搾ってくれます。
ほんの少し氷が溶け始めたくらいが飲み頃。
なつみは、地元農家直送。
ぜひ1度お試しを。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
今回は周防大島グリーンツーリズムでの、先進地視察です。
やや強行軍のスケジュール。
まずは水俣市に到着すると同時に昼食。
道の駅「たのうら」にある【たばくまん】。
道の駅たのうえ「たばくまん」 たばくまん「太刀魚丼」
ここは農家直送の野菜を使った、
農家と消費者をつなぐ、農家レストラン。
水俣市は農業も漁業も盛んなところ。
太刀魚は特に光るものがあります。
水俣市の案内を引き受けてくださった方は
吉本さんと言って「地元学」で著名な方。
そして、水俣市の再生に長く取り組んでいる方です。
案内されたのは、杉本さんという、女性漁師。
水俣病に苦しんだ方の一人で現在は語り部をしています。
しかし、長い辛い時間のことよりも、
今身の回りにあるものを使う自給自足の世界を伝えてくれました。
杉本さんのイリコ 水俣イリコ
短い時間でしたが、ゆるりと太く語ってくれました。
その瞬間に感じる人としての厚みは文章にはなりません。
そこで思い出したのは、祖母に言われた
「思いやりを忘れちゃいけん。ありがとうを忘れちゃいけん。」
その言葉でした。
ふるさとの海を愛して愛してやまない杉本さんのところで生まれてくる。
そんないりこは、水俣の恵みを受けているように感じました。
続いて紹介されたのは、お茶農家の天野さん。
ユニークな家に住み、山の深い海抜500メートルの高原に住んでいます。
お茶農家として、考えて、売る。
いろりのあるお宅は赴きがあります。
天野家の茶畑 天野家の茶畑
静かにくれていく山の頂上から見渡した茶畑や高原のすそ。
みな振り返り、細めた目に美しい風景を収めていました。
夜には温泉宿「あさひ荘」へ。
あさひ荘 あさひ荘
古い温泉町ですごす、湯と川の音と、カジカの声に耳を傾けながら、
時間を忘れるようにすごさせていただきました。
ふるさとをあるままに受け入れる。
ふるさとをよく見てみる。
自分のふるさとを伝えるということを、
改めて考えた1日になりました。
周防大島のグリーンツーリズム。
考えてみれば、自分の家にさえ種があるものなのです。
以上が1日目の日程概略。
2日は【頭石(かぐめいし)】という地域で、
実際に土地を歩きながら体験させていただいた、
地元学について考えさせていただきました。
そのことはまた明日の日記にて。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【カフェ・ミサキ】の新着情報です。
始まりました「生しぼりなつみ」。
カフェミサキ カフェミサキ なつみジュース
注文を受けた時点で、大島生まれで、
夏が旬のみかん「なつみ」を搾ってくれます。
ほんの少し氷が溶け始めたくらいが飲み頃。
なつみは、地元農家直送。
ぜひ1度お試しを。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月28日
夏のジャム屋さん -瀬戸内ジャムズガーデン-
さて7月もあとわずか。もうすぐ8月。
8月と言えば、さすがに夏も真っ只中。
そんな8月になると大島には、あのお店がオープンします。
そう、みんなお待ちかねのジャム屋さん。
【瀬戸内ジャムズガーデン】
ジャムズガーデン前には、白い砂浜が見える。
オシャレな外装を見つけたら、訪ねてみて欲しい。
優しい空気をまとう、島生まれのジャムのお店。
瀬戸内ジャムズガーデン 瀬戸内ジャムズガーデン前の砂浜
8月1日〜8月31日までの限定でオープン。
ジャムにはすでにファンが多く、
ここのジャムは入手できないことも多い。
人気殺到の島ジャム目当てに、ぜひ来ていただきたい。
瀬戸内ジャムズガーデン 瀬戸内ジャムズガーデン
そんなジャムズガーデンのマスターは歌手にして、ジャム姉さん。
8月からの準備に、今は毎日ジャムを作り続けている。
今日は少しだけ、その現場を見せていただいた。
白鳥ちあき 瀬戸内ジャムズガーデンのジャム
先日CDを出したばかりの白鳥ちあきさん。
忙しい毎日を楽しそうに生きている。
優しい表情からこぼれる、更に優しい笑顔は、
見ているこちらを嬉しくさせてくれる。
店内には、可愛らしい小物が並んでいる。
瀬戸内ジャムズガーデン 白鳥文明
中には展示販売しているものもあり、
白鳥文明先生著作の『石ころ』も並べられていた。
オープンの待ち遠しいお店。
ジャムズガーデンの綴る、大島の1日が始まる。
白鳥ちあき
夏季限定ジャムズガーデンはこちら
8月と言えば、さすがに夏も真っ只中。
そんな8月になると大島には、あのお店がオープンします。
そう、みんなお待ちかねのジャム屋さん。
【瀬戸内ジャムズガーデン】
ジャムズガーデン前には、白い砂浜が見える。
オシャレな外装を見つけたら、訪ねてみて欲しい。
優しい空気をまとう、島生まれのジャムのお店。
瀬戸内ジャムズガーデン 瀬戸内ジャムズガーデン前の砂浜
8月1日〜8月31日までの限定でオープン。
ジャムにはすでにファンが多く、
ここのジャムは入手できないことも多い。
人気殺到の島ジャム目当てに、ぜひ来ていただきたい。
瀬戸内ジャムズガーデン 瀬戸内ジャムズガーデン
そんなジャムズガーデンのマスターは歌手にして、ジャム姉さん。
8月からの準備に、今は毎日ジャムを作り続けている。
今日は少しだけ、その現場を見せていただいた。
白鳥ちあき 瀬戸内ジャムズガーデンのジャム
先日CDを出したばかりの白鳥ちあきさん。
忙しい毎日を楽しそうに生きている。
優しい表情からこぼれる、更に優しい笑顔は、
見ているこちらを嬉しくさせてくれる。
店内には、可愛らしい小物が並んでいる。
瀬戸内ジャムズガーデン 白鳥文明
中には展示販売しているものもあり、
白鳥文明先生著作の『石ころ』も並べられていた。
オープンの待ち遠しいお店。
ジャムズガーデンの綴る、大島の1日が始まる。
白鳥ちあき
夏季限定ジャムズガーデンはこちら
2006年07月27日
入道雲の通る道
海に行くどぉ!
もう定番の僕の休日です(毎日が休日です)。
入道雲が流れていく姿が夏らしく、
ついつい海に行ってしまう最近。水は深いところに行くと冷たい。
入道雲
熱射の降り注ぐ砂浜を歩いていると倒れそうになる。
すぐに海に飛び込んで体を冷やす。
水の中に逃げていく体中の熱。
片手に握ったモリは獲物を見つけるたびに逃がさない。
と言いつつも、今日は空振りが多い。
周防大島の魚 周防大島の魚
途中、モリが刺さっておらず、モリのスキマに魚がかかるということも。
色々なことが起こる海。
ふと立ち尽くして、空を見つめ始める。
周防大島の海 周防大島の海
塊になって、ずっと向こうを横切る雲の列。
もう何だか分らない形をしている。
多くの心を惹き付けてやまない、空と雲。
今日もまた、私達の生活の横をモコモコと通り過ぎる。
小さい頃、下をくぐっていたトンネルは堕ちてしまった。
変わり続ける今の中、私達が生きている。
想い出はいつも瞬間の中にある。
今日生きていることを、誰かに伝えつつ。
笑いながら、生きていきたい。
恋の花火
大丈夫。人生は退屈するようには出来ていない。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
もう定番の僕の休日です(毎日が休日です)。
入道雲が流れていく姿が夏らしく、
ついつい海に行ってしまう最近。水は深いところに行くと冷たい。
入道雲
熱射の降り注ぐ砂浜を歩いていると倒れそうになる。
すぐに海に飛び込んで体を冷やす。
水の中に逃げていく体中の熱。
片手に握ったモリは獲物を見つけるたびに逃がさない。
と言いつつも、今日は空振りが多い。
周防大島の魚 周防大島の魚
途中、モリが刺さっておらず、モリのスキマに魚がかかるということも。
色々なことが起こる海。
ふと立ち尽くして、空を見つめ始める。
周防大島の海 周防大島の海
塊になって、ずっと向こうを横切る雲の列。
もう何だか分らない形をしている。
多くの心を惹き付けてやまない、空と雲。
今日もまた、私達の生活の横をモコモコと通り過ぎる。
小さい頃、下をくぐっていたトンネルは堕ちてしまった。
変わり続ける今の中、私達が生きている。
想い出はいつも瞬間の中にある。
今日生きていることを、誰かに伝えつつ。
笑いながら、生きていきたい。
恋の花火
大丈夫。人生は退屈するようには出来ていない。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月26日
海に行こう
今日も海にいくどぉ〜!
誰かが聞いているわけではないが、
出発前はいつも気合を入れるようにしている。
先日近所の海で近所の子供達や大人が一緒になって
「親と子の水辺の教室」なるものが催されていた。
水辺の教室
地元の海を通じて、色々なことを学ぼう。
小学校長や役場の方々が子供達の背中を見守る。
インストラクターの方々は子供達と一緒に海辺の生物探索。
様々なチェック項目があって、地元の海は89点!
大変水質がよいことが分った。
周防大島の磯
そんなこともあったので、今日も私は地元の海へモリを持っていく。
随分温かくなった海に入ると、そこにはギザミ(キュウセン)がいる。
今日はやけに多いので、そこを【ギザミ広場】と呼ぶことにした。
広場では野人がモリを持って待ち構えている。
次々にギザミを仕留めていく。
キュウセン 磯道具
時々、水中眼鏡が曇らないように、海草で拭く。
こうすると曇りにくくなると言う、昔からの知恵である。
梅雨明け。山水の入った海は少し汚れている。
そんな中、泳いでいると魚とは出会い頭が多い。
お互いがびっくりしている海の中。
周防大島の海
いろいろな
命が
ここを
通り過ぎて
行くよ
今日は少し覚えていて欲しいことがある。
海で遊ぶ時のちょっとした危険を避ける為に。
下記、2枚の写真の左が【鳥の羽】右が【カナコギ】。
周防大島の海 周防大島の海
どちらも刺す種類の生物。
「鳥の羽」は見た目と裏腹に猛烈な毒性を持つ。
触れるとクラゲに刺されたように腫れ上がる。
しかも治りにくい。
「カナコギ」はあまり動かない種類の魚で、
オコゼの仲間。背びれが凶器で、やはり強烈。
昔からカナコギを踏んで泣きまくる子供が多い。
私も例に漏れず、カナコギを踏んで泣きまくったものだ。
もうあんな思いはしたくない。
したくなければ、近寄らない。避けるのが一番なのである。
もしもこの2種に刺されたら、アンモニアや真水で洗おう。
勿論病院に行くことを奨める。
海は楽しいところ。でも、危険だっていっぱいなのである。
楽しく遊んで、よい想い出を残す為に。
ケジメをつけた遊び方を心得てはめを外そう。
まぁカナコギやクラゲに刺されるのもよい思い出ではあるのだが。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日使っているデジタルカメラは、
サイバーショットのT30icon。
アミカフェのマスターも使っている優れものなのだ。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
誰かが聞いているわけではないが、
出発前はいつも気合を入れるようにしている。
先日近所の海で近所の子供達や大人が一緒になって
「親と子の水辺の教室」なるものが催されていた。
水辺の教室
地元の海を通じて、色々なことを学ぼう。
小学校長や役場の方々が子供達の背中を見守る。
インストラクターの方々は子供達と一緒に海辺の生物探索。
様々なチェック項目があって、地元の海は89点!
大変水質がよいことが分った。
周防大島の磯
そんなこともあったので、今日も私は地元の海へモリを持っていく。
随分温かくなった海に入ると、そこにはギザミ(キュウセン)がいる。
今日はやけに多いので、そこを【ギザミ広場】と呼ぶことにした。
広場では野人がモリを持って待ち構えている。
次々にギザミを仕留めていく。
キュウセン 磯道具
時々、水中眼鏡が曇らないように、海草で拭く。
こうすると曇りにくくなると言う、昔からの知恵である。
梅雨明け。山水の入った海は少し汚れている。
そんな中、泳いでいると魚とは出会い頭が多い。
お互いがびっくりしている海の中。
周防大島の海
いろいろな
命が
ここを
通り過ぎて
行くよ
今日は少し覚えていて欲しいことがある。
海で遊ぶ時のちょっとした危険を避ける為に。
下記、2枚の写真の左が【鳥の羽】右が【カナコギ】。
周防大島の海 周防大島の海
どちらも刺す種類の生物。
「鳥の羽」は見た目と裏腹に猛烈な毒性を持つ。
触れるとクラゲに刺されたように腫れ上がる。
しかも治りにくい。
「カナコギ」はあまり動かない種類の魚で、
オコゼの仲間。背びれが凶器で、やはり強烈。
昔からカナコギを踏んで泣きまくる子供が多い。
私も例に漏れず、カナコギを踏んで泣きまくったものだ。
もうあんな思いはしたくない。
したくなければ、近寄らない。避けるのが一番なのである。
もしもこの2種に刺されたら、アンモニアや真水で洗おう。
勿論病院に行くことを奨める。
海は楽しいところ。でも、危険だっていっぱいなのである。
楽しく遊んで、よい想い出を残す為に。
ケジメをつけた遊び方を心得てはめを外そう。
まぁカナコギやクラゲに刺されるのもよい思い出ではあるのだが。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日使っているデジタルカメラは、
サイバーショットのT30icon。
アミカフェのマスターも使っている優れものなのだ。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月25日
バス停めぐり 「周防長崎」
周防大島のバス停を巡る。
今日の紹介するバス停は【周防長崎(すおうながさき)】。
周防長崎 周防長崎
海が綺麗な地域のバス停。周辺は結構賑わっています。
ところで皆さんは、シオーレを知っていますか。
シオーレは周防大島で生まれた新しいブランドみかん。
冬を越した完熟みかんは見事な甘露です。
そのシオーレのジュースが出たのです。
皆さんご存知の【周防大島:道の駅】。
道の駅サザンセトとうわ 道の駅サザンセトとうわ
さっそく試飲に行ってきました。
道の駅外の販売店で出迎えてくれるのは支配人。
さわやかな海の男の笑顔。
道の駅サザンセトとうわ 道の駅サザンセトとうわ
ミキサーを軽く回して出来上がり。
「丸搾りシオーレ」300円安い!
シオーレが300円で楽しめるのも、産地周防大島ならでは。
口元に運ぶ前からすでにみかんの香りでいっぱい。
ふるさとの野山が凝縮されたシオーレの香り。
一口飲めば、口の中に丸ごとみかんが放り込まれたよう。
道の駅サザンセトとうわシオーレ
ジュースというより、まさにみかん汁。
いや、本当にみかんの汁です。
口の中にまるごとみかん。
夏の真っ只中にみかんを楽しむと言う贅沢。
この夏、道の駅から目が離せない。
近所には真宮島(しんぐうとう)が涼やかに浮かぶ。
周防大島 真宮島 周防大島 真宮島
道の駅周辺の探索も楽しく、大人から子供まで楽しい休日がすごせる。
周防大島の遊びどころ、道の駅。
バスを降りて徒歩3分程度です。
よっしゃ、そうと決まったら行こう!道の駅!
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
今日の紹介するバス停は【周防長崎(すおうながさき)】。
周防長崎 周防長崎
海が綺麗な地域のバス停。周辺は結構賑わっています。
ところで皆さんは、シオーレを知っていますか。
シオーレは周防大島で生まれた新しいブランドみかん。
冬を越した完熟みかんは見事な甘露です。
そのシオーレのジュースが出たのです。
皆さんご存知の【周防大島:道の駅】。
道の駅サザンセトとうわ 道の駅サザンセトとうわ
さっそく試飲に行ってきました。
道の駅外の販売店で出迎えてくれるのは支配人。
さわやかな海の男の笑顔。
道の駅サザンセトとうわ 道の駅サザンセトとうわ
ミキサーを軽く回して出来上がり。
「丸搾りシオーレ」300円安い!
シオーレが300円で楽しめるのも、産地周防大島ならでは。
口元に運ぶ前からすでにみかんの香りでいっぱい。
ふるさとの野山が凝縮されたシオーレの香り。
一口飲めば、口の中に丸ごとみかんが放り込まれたよう。
道の駅サザンセトとうわシオーレ
ジュースというより、まさにみかん汁。
いや、本当にみかんの汁です。
口の中にまるごとみかん。
夏の真っ只中にみかんを楽しむと言う贅沢。
この夏、道の駅から目が離せない。
近所には真宮島(しんぐうとう)が涼やかに浮かぶ。
周防大島 真宮島 周防大島 真宮島
道の駅周辺の探索も楽しく、大人から子供まで楽しい休日がすごせる。
周防大島の遊びどころ、道の駅。
バスを降りて徒歩3分程度です。
よっしゃ、そうと決まったら行こう!道の駅!
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月24日
魚のある食卓
周防大島のライフスタイルの1つとして定着しているのが、
「魚釣り」
休日の大島海岸線を賑やかすのも釣り客。
島民も夕間詰めになれば、竿とバケツを持って海岸に行く。
そんな風景も昔にくらべると少なくなったものの、
今でもやはり多く見かける。
今の季節は【デンゴ:豆アジ】(小さなアジ。アジの幼魚を指す)が、
夕方にかけて港周辺を回遊する。
[画像:大島の魚][画像:大島の魚]
ちなみに私は全然釣りが駄目な男なのである。
よって今日紹介する釣果は父のもの。
我が家に帰る父を見守るのは野良猫。
野良と言っても居ついているので、家猫に近い。
我が家の野良猫 我が家の野良猫
猫は敏感に父の動きに反応している。
ヒゲを揺らし、目は微動だにしない。
中には無関心な猫もいるのではあるが。
父は自分で釣って来た魚は、自分でシゴをする(始末をつける)。
[画像:大島の魚]
人差し指くらいしかないのだが、このデンゴが美味しい。
デンゴはから揚げにして、甘酢と和えて南蛮漬けにする。
大島でもポピュラーな食卓の風景である。
大島の魚
自然に囲まれた食卓には、身近にあるものが運ばれてくる。
自給自足生活とまではいかないが、
ちょっとした珍味を贅沢に添える。
そういう大島の日常の食生活は、豊かであると言える。
しかし豊かさとは、無限ではないことも覚えておかなければならない。
「豊かさ」とは「今、足りている」ことであると考える私。
決して多くを望まない。
そんな私の島生活を、
芸術生活社刊行の『PLASMA』で紹介していただきました。
では今日は可愛い猫の暑中見舞いです。
暑中見舞い
暑さに負けずに、夏を乗り越えましょう。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
「魚釣り」
休日の大島海岸線を賑やかすのも釣り客。
島民も夕間詰めになれば、竿とバケツを持って海岸に行く。
そんな風景も昔にくらべると少なくなったものの、
今でもやはり多く見かける。
今の季節は【デンゴ:豆アジ】(小さなアジ。アジの幼魚を指す)が、
夕方にかけて港周辺を回遊する。
[画像:大島の魚][画像:大島の魚]
ちなみに私は全然釣りが駄目な男なのである。
よって今日紹介する釣果は父のもの。
我が家に帰る父を見守るのは野良猫。
野良と言っても居ついているので、家猫に近い。
我が家の野良猫 我が家の野良猫
猫は敏感に父の動きに反応している。
ヒゲを揺らし、目は微動だにしない。
中には無関心な猫もいるのではあるが。
父は自分で釣って来た魚は、自分でシゴをする(始末をつける)。
[画像:大島の魚]
人差し指くらいしかないのだが、このデンゴが美味しい。
デンゴはから揚げにして、甘酢と和えて南蛮漬けにする。
大島でもポピュラーな食卓の風景である。
大島の魚
自然に囲まれた食卓には、身近にあるものが運ばれてくる。
自給自足生活とまではいかないが、
ちょっとした珍味を贅沢に添える。
そういう大島の日常の食生活は、豊かであると言える。
しかし豊かさとは、無限ではないことも覚えておかなければならない。
「豊かさ」とは「今、足りている」ことであると考える私。
決して多くを望まない。
そんな私の島生活を、
芸術生活社刊行の『PLASMA』で紹介していただきました。
では今日は可愛い猫の暑中見舞いです。
暑中見舞い
暑さに負けずに、夏を乗り越えましょう。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月23日
周防大島の外で -徳島フジグラン北島-
先日22日は、周防大島久賀の夜市だったのだが、
私は大島を離れ、遠く徳島に旅立った。
徳島フジグラン北島での花火イベントへ。
もちろん花火師でもあるし、カメラマンとしてでもある。
海の見えない徳島の盆地で少しショボンとする私。
そんな私の前に現れた司会者の女性。
【伊藤ゆみこ】
伊藤ゆみこ
フリーのMC(マスターオブセレモニー:一般的に司会者だったり)をする、
なんと周防大島出身の女性。
徳島に来て出会った周防大島人が、大きな活躍をしている。
大島っ子はフリーで、呼ばれたら日本全国へ行く!
現在は中国・九州・四国地方が主なのだとか。
更に驚くのは社長の娘であること。
今回のことは偶然なのだそうで、花火の手伝い以外で、
一緒に仕事をするのは初めてとのこと。
伊藤ゆみこ
本番を目前に控えている、伊藤ゆみこさんの眼光は鋭く、
何度も何度もリハーサルを繰り返していた。
プロの仕事。花火師もMCも。
これから出逢うお客様の為に、出来ることを出来る限りする。
社長はいつも
「人の喜ぶ仕事じゃ。最高じゃろうが!」
と笑顔で僕を励ましてくれる。
そして夜が来る。
交差するビーム。ざわめいていた会場が静まると同時に音楽が流れ始める。
サーチライト&レーザー サーチライト&レーザー
流れ始めた音楽と呼応するように昇り始める花火。
計算しつくされた花火は、秒刻みでスケジュールが設定されている。
伊藤火薬店の花火 伊藤火薬店の花火
日常では冗談が多く、気のいい社長。
しかし花火を触るときの社長の顔は堅く鋭い。
妥協しない職人の手が、空に浮かぶ幻想を描く。
伊藤火薬店の花火 伊藤火薬店の花火
花火は昔ほど高価でなくなってきて、
誕生日祝いや、結婚式のお祝いに花火をあげる人も出てきたらしい。
数人がお金を出し合ったら、実はあがってしまう花火。
「プレゼントに花火」
ちょっと試してみようかと、少し思ってみたりする。
そうこう考えているうちに、イベントは静まり始め、
ビームによる芸術が空を埋める。
サーチライト&レーザー サーチライト&レーザー
伊藤ゆみこさんの、最後のナレーションに従って、
お客様たちが帰途につく。
太く優しい声に暫し聞きほれる。
声で人を魅了するというのも、まさにプロの仕事だと感心した。
大島の外に出て活動する一人の女性の物語に触れた徳島。
MCが終わったあとは、短い時間だが花火師に戻った伊藤ゆみこさん。
「ぶち綺麗じゃったよ!」
との掛け声に社長は目尻を垂らした。
火薬の煙る徳島に周防大島をいっぱいに感じた1日となった。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
私は大島を離れ、遠く徳島に旅立った。
徳島フジグラン北島での花火イベントへ。
もちろん花火師でもあるし、カメラマンとしてでもある。
海の見えない徳島の盆地で少しショボンとする私。
そんな私の前に現れた司会者の女性。
【伊藤ゆみこ】
伊藤ゆみこ
フリーのMC(マスターオブセレモニー:一般的に司会者だったり)をする、
なんと周防大島出身の女性。
徳島に来て出会った周防大島人が、大きな活躍をしている。
大島っ子はフリーで、呼ばれたら日本全国へ行く!
現在は中国・九州・四国地方が主なのだとか。
更に驚くのは社長の娘であること。
今回のことは偶然なのだそうで、花火の手伝い以外で、
一緒に仕事をするのは初めてとのこと。
伊藤ゆみこ
本番を目前に控えている、伊藤ゆみこさんの眼光は鋭く、
何度も何度もリハーサルを繰り返していた。
プロの仕事。花火師もMCも。
これから出逢うお客様の為に、出来ることを出来る限りする。
社長はいつも
「人の喜ぶ仕事じゃ。最高じゃろうが!」
と笑顔で僕を励ましてくれる。
そして夜が来る。
交差するビーム。ざわめいていた会場が静まると同時に音楽が流れ始める。
サーチライト&レーザー サーチライト&レーザー
流れ始めた音楽と呼応するように昇り始める花火。
計算しつくされた花火は、秒刻みでスケジュールが設定されている。
伊藤火薬店の花火 伊藤火薬店の花火
日常では冗談が多く、気のいい社長。
しかし花火を触るときの社長の顔は堅く鋭い。
妥協しない職人の手が、空に浮かぶ幻想を描く。
伊藤火薬店の花火 伊藤火薬店の花火
花火は昔ほど高価でなくなってきて、
誕生日祝いや、結婚式のお祝いに花火をあげる人も出てきたらしい。
数人がお金を出し合ったら、実はあがってしまう花火。
「プレゼントに花火」
ちょっと試してみようかと、少し思ってみたりする。
そうこう考えているうちに、イベントは静まり始め、
ビームによる芸術が空を埋める。
サーチライト&レーザー サーチライト&レーザー
伊藤ゆみこさんの、最後のナレーションに従って、
お客様たちが帰途につく。
太く優しい声に暫し聞きほれる。
声で人を魅了するというのも、まさにプロの仕事だと感心した。
大島の外に出て活動する一人の女性の物語に触れた徳島。
MCが終わったあとは、短い時間だが花火師に戻った伊藤ゆみこさん。
「ぶち綺麗じゃったよ!」
との掛け声に社長は目尻を垂らした。
火薬の煙る徳島に周防大島をいっぱいに感じた1日となった。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月21日
想い出写真展 -周防大島文化交流センター-
アルバムに眠っている、周防大島の想い出。
そんな想い出が集まったら、
それこそ楽しい地図が創れそうな気がしませんか?
今日は、そんな心のつながりを生む大島地図のお話です。
もうご覧になった方も多いと思いますが、
場所は【周防大島文化交流センター】で行われています。
周防大島文化交流センター 周防大島文化交流センター
大きく印刷された周防大島マップには、
ナンバーリングが施されています。
周囲を飾る写真の明るさにも注目したいところ。
周防大島文化交流センター 周防大島文化交流センター
マップの両脇には、パネルが並んでおり、
そこには、想い出と共に写真が貼られています。
島人の笑顔であったり、島の風景であったり。
ある人は恋人の笑顔を誇り、
ある人は自分の大切な風景写真を誇っています。
夏の周防大島の遊び心を反映したような写真もあります。
それにしても、両端のパネル。どうも空白が多いようです。
どうしてだろう......まさか......!?
そう!このパネルはまだ未完成!
この先、沢山の人の参加を経て、完成に向かい続ける未完の地図なのです。
あなたの大切な想い出を、このマップに加えてみませんか?
想い出が、新しい形で未来に繋がっていく。
それって素敵なことだと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明後日より【ami cafe 228.】で写真のミニ展示を行います。
2Lサイズ額入りを3枚ほど、アミカフェの入り口に展示しております。
フォト詩 フォト詩
展示品はそのまま販売品でもありますので、
どうぞアミカフェに足を運ばれた折には、
ご覧いただけると幸いです。
フォト詩
土砂降りだった大島も、夜から晴れ始めました。
しっかりと深呼吸をしてみる。
もう、夏の虫が鳴いている。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
そんな想い出が集まったら、
それこそ楽しい地図が創れそうな気がしませんか?
今日は、そんな心のつながりを生む大島地図のお話です。
もうご覧になった方も多いと思いますが、
場所は【周防大島文化交流センター】で行われています。
周防大島文化交流センター 周防大島文化交流センター
大きく印刷された周防大島マップには、
ナンバーリングが施されています。
周囲を飾る写真の明るさにも注目したいところ。
周防大島文化交流センター 周防大島文化交流センター
マップの両脇には、パネルが並んでおり、
そこには、想い出と共に写真が貼られています。
島人の笑顔であったり、島の風景であったり。
ある人は恋人の笑顔を誇り、
ある人は自分の大切な風景写真を誇っています。
夏の周防大島の遊び心を反映したような写真もあります。
それにしても、両端のパネル。どうも空白が多いようです。
どうしてだろう......まさか......!?
そう!このパネルはまだ未完成!
この先、沢山の人の参加を経て、完成に向かい続ける未完の地図なのです。
あなたの大切な想い出を、このマップに加えてみませんか?
想い出が、新しい形で未来に繋がっていく。
それって素敵なことだと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明後日より【ami cafe 228.】で写真のミニ展示を行います。
2Lサイズ額入りを3枚ほど、アミカフェの入り口に展示しております。
フォト詩 フォト詩
展示品はそのまま販売品でもありますので、
どうぞアミカフェに足を運ばれた折には、
ご覧いただけると幸いです。
フォト詩
土砂降りだった大島も、夜から晴れ始めました。
しっかりと深呼吸をしてみる。
もう、夏の虫が鳴いている。
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
2006年07月20日
夏物語 -幼少期の話-
夏の風物詩として海水浴場を埋める人たち。
もちろん私も泳ぐのだが、幼少期には特に泳いだ。
毎日、毎日のように泳いだ。
昼食を食べるとすぐに自転車に乗って近くの海水浴場へ。
それはほんの数分の出来事。
みんな我先にと海を目指す。子供達の目は皆一様に輝いている。
周防大島 日向泊 周防大島 日向泊
子供たちの海遊びの中でも特にエキサイトしたのが「ラムネ」。
地方により呼び方様々な飛び込みのことを言う。
頭から飛び込むことを「飛び込み」。足から飛び込むことを「ラムネ」。
防波堤や突堤からのラムネ。干潮時には高くなるので、
私達は度胸試しとよろこんでいた。
誰から飛び込むのか、ジャンケンで順番を決める。
周防大島の海底
自分の番が来ると覚悟を決め、鼻をつまんでダイブする。
うわぁああ!!
一瞬の浮遊感の後にくる墜落する感覚。
衝撃が体を覆い目を開けばそこは海中。
キラキラと水面が輝いているのが見え始める。
自分よりも先に昇って行く水泡。
周防大島の海底
きっとあの泡の様子を例えて「ラムネ」と呼んだのだろう。
次々に飛び込む子供達。爽快感を覚えると、我先にと。
走っては飛び込み、もう順番なんて関係なくなってくる。
時代は変わり子供達は減った。
しかし今年もまた会えることだろう腕白たちのことを思うと、
どうにも夏が楽しくてしかないのである。
夏の大島の海。泳いで暮れる日々を。
どうぞ暑い日々を、この海で冷ましていってください。
長尾八幡宮の鯉
(写真は安下庄:「長尾八幡宮」の鯉)
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]
もちろん私も泳ぐのだが、幼少期には特に泳いだ。
毎日、毎日のように泳いだ。
昼食を食べるとすぐに自転車に乗って近くの海水浴場へ。
それはほんの数分の出来事。
みんな我先にと海を目指す。子供達の目は皆一様に輝いている。
周防大島 日向泊 周防大島 日向泊
子供たちの海遊びの中でも特にエキサイトしたのが「ラムネ」。
地方により呼び方様々な飛び込みのことを言う。
頭から飛び込むことを「飛び込み」。足から飛び込むことを「ラムネ」。
防波堤や突堤からのラムネ。干潮時には高くなるので、
私達は度胸試しとよろこんでいた。
誰から飛び込むのか、ジャンケンで順番を決める。
周防大島の海底
自分の番が来ると覚悟を決め、鼻をつまんでダイブする。
うわぁああ!!
一瞬の浮遊感の後にくる墜落する感覚。
衝撃が体を覆い目を開けばそこは海中。
キラキラと水面が輝いているのが見え始める。
自分よりも先に昇って行く水泡。
周防大島の海底
きっとあの泡の様子を例えて「ラムネ」と呼んだのだろう。
次々に飛び込む子供達。爽快感を覚えると、我先にと。
走っては飛び込み、もう順番なんて関係なくなってくる。
時代は変わり子供達は減った。
しかし今年もまた会えることだろう腕白たちのことを思うと、
どうにも夏が楽しくてしかないのである。
夏の大島の海。泳いで暮れる日々を。
どうぞ暑い日々を、この海で冷ましていってください。
長尾八幡宮の鯉
(写真は安下庄:「長尾八幡宮」の鯉)
[画像:たかし挨拶文 夏バージョン]