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2010年02月

2010年02月28日

島の卵と巣立ち

最近では当たり前のように聞くフレーズが、
「起業家」と言う言葉で、まぁ自分で仕事を作る人、
と言うのがこの言葉の持つ意味ではないかと思う。

私も写真を撮ったり詩を書いたりデザインをしたり。
なんでも仕事になるといえばなるが、
それはそんなに楽しいばかりの道ではない。

ともかく、自分で自分の仕事を生もうという連中が集まる、
周防大島の【島スクエア】。
ひらたく言えば起業家スクールなのだが、
その途中経過の発表会が先日あった。

島スクエア 島スクエア

色々な人が集まった会場で発表会は行われたが、
柳井市長や周防大島町長、また色々な世界の重鎮やら。
そのプレッシャーの中、島スクエア2期生代表などが、
新しいビジネスプランの発表をする。

この島スクエアには、たくさんの起業家の卵が集まり、
色々な人との出会いの中で、新しい道を発見していく。
私も昨年より参加していて、この日は、
作品を展示させていただくなど、得難い機会をもらった。
宣伝には格好の場所なので、人脈作りにもよい。

漫画家・にしむらてつあき ピザソース

雑誌『くるとん』で漫画を描いている【にしむらてつあき】さんも、
島スクエアで知り合ったのだが、
そのイラストの力を活かして新商品を発案していた。
農家でもあるにしむらさん。

トマトの甘みが活かされたピザソースの開発をしていた模様。
これが実においしい。
トマトそのものが好きな私にはたまらない。
ピザソースだが、むしろパスタを作ってみたい。

川田餅 餅屋の五目おこわ

この辺りでは知らない人がいない【川田餅】の若旦那も参加。
商品開発コースで勉強しての発表は「餅屋の五目おこわ」。
会場では試作販売もされていたのだが、
さすが老舗の出す商品、おばあちゃんを思い出す味つけ。

会場に着いたころ、まだ少し残っていると油断していたら、
次に買いに行ったら、もう無い!
売り切れが早すぎるのは嬉しい出来事。
こうなったら、実販売を待つしかない。

次の時代の夢を、自分の力で生み出そうとする人たち。
それは本当に素晴らしいことだと思う。
何かが生まれるというのは、本当に素晴しいことだと思う。



2010年02月27日

しまなみ海道

さて、先日は瀬戸内海を巡ろうと思って、
松山の【椿さん】に参拝したあとは、
【しまなみ海道】の入り口にあたる今治へ。

焼き鳥の町を味わい城下町を見渡す。

今治市 今治城

あまり下調べせずに来たので、
焼き鳥の町だと言われてびっくり。
有名なのは「タオルの街」と言われるほどのタオル産業。
お土産屋にはずらりタオルが並ぶ。

今治城は近くにあったホテルの展望よりも、
ずっと下に見えるのが不思議。
昔は城の建築技術もすごかったろうが、
さすがに現代建築はすごいということか。

大三島 大三島

しまなみ海道で最初に目指したのは、やはり【大山祇神社】。
由緒正しい神社で境内には大きな楠がある。
以前も来たことがあるが、
以前は下調べもなく、吸い寄せられるようにしていった神社。

が、まずは腹ごしらえ。
近くにあったお寿司屋さんみたいなお店に入り、
魚を使った料理を楽しんでみる。
同じ瀬戸内海だが、旅行だと思えば気分も高揚する。

大三島神社 大三島神社

境内にある古木は、圧倒的な存在感でそこにあった。
私たちには想像もつかない三千年。
木というか、樹と言うか、気と言うか。

瀬戸内海には、まだまだ色々な島があって、
他にも驚くことは色々あるだろう。
島を巡るのが、こんなに楽しいとは。
古木に別れを告げると、尾道へと足を向けた。

続く。



2010年02月24日

椿さん2010

冬と春の境目になる季節。
この季節になると毎年恒例の【椿さん】が始まる。

と言うのは愛媛県松山市にある【椿神社】にて行われるお祭。
昔から、周防大島東部の人たちは、
商売繁盛を願って、椿さんにお参りをする。

周防大島松山フェリー 周防大島松山フェリー

周防大島と松山を結ぶフェリーは伊保田(いほた)から出る。
よく島の端っこだと言われるが、
実は海上交通があるので、非常に便利なところなのである。
その交通の要衝たる伊保田を出て、いざ愛媛へ。

周防大島を出て数分もすれば県境。
海の上に浮かぶブイが県の境目。
ゆったり進むフェリー。
朝から釣り船がたくさん出ている。

椿さん おたやん

3日間連続でお祭をする【椿さん】。
参道の長さに驚き、人の出入りに驚く。
聞くと十万人を超える参拝があるという。
縁日の長い列はどこまでも続く気がする。

名物キャラクターの【おたやん】。
境内のいたるところに見える。
風が吹くと揺れるのだが、
椿だらけの境内はなんだか風光明媚。

寒桜 がんざき

椿神社の名物はもちろん椿なのだが、
実は寒桜が咲くのでも有名。
早い桜がチラチラとほころび参拝者を癒す。
がんざきを買うお客様が大きな拍手に囲まれている。

おみくじを引く人の笑顔もいい。
身動きもたいへんなほど参拝者に埋もれながら、
時々青空を眺める。暖かくなる兆しが見える。
椿さんは季節の境目になると言われるが、
まこと、その通りだなぁと縁日を物色した椿さん最終日。



2010年02月23日

ギャラリーカフェみかんの木

この最近はカフェのオープンが続く周防大島。
何か、チャレンジしたくなる空気があるのか、
島に惚れた人たちの活躍の機会は目覚しいものがある。

先日、白石(しらいし)の上に発見したのは、
【カフェギャラリーみかんの木】

ギャラリーカフェみかんの木 ギャラリーカフェみかんの木

土日祝日しか開いていないらしく、
休日を見計らって小高い丘に登る。
瀬戸内海を低く見渡すこの角度は、
海の青さが際立っている。

まだまだ開発中の土地に建っているせいか、
一見やっていないのかと思ったけれど、
中に入ってみると、なるほど驚く。
そこはアートのあるカフェ。
これがギャラリーカフェたるゆえんだろう。

ギャラリーカフェみかんの木 ギャラリーカフェみかんの木

トールペイントをはじめ色々な作品が並ぶ。
中でも、人形の表情には惹き込まれる。
瞳の奥に何か小さな宇宙を残すような。
優しい表情なのだが、なんとも言えない世離れした色がある。

他のお客様も、どれが可愛いとか物色。
どうやら展示しながら販売もしているらしい。
お気に入りの人形の写真をしばらく撮らせてもらう。

ギャラリーカフェみかんの木 ギャラリーカフェみかんの木

小腹が空いていたので軽食をいただき、
アートを横目にカフェタイムと洒落込む。
夫婦でやっているこのカフェ。
お話を聞いていると本当に誠実な性質が伝わってくる。

優しい空気は作品にも宿っている。

休日しかやっていないので、
平日に行くと丘からの風景を楽しむだけになる。
それも、それでいいのだが。



2010年02月21日

お好み焼き幸ちゃん

今度、柳井を舞台にした写真展をしようと、
ひとまず撮影範囲を決めて、ぶらぶらしていた日。

新しいお好み焼き屋さんの看板が見えて、
気になっていたところ、どうやら周防大島と縁のある人らしい。
山芋を使ったお店と言うのも気になったので行くことに。

幸ちゃん 幸ちゃん

山芋を使ったお好み焼きはフワフワ。
その歯ごたえや、生地の軽い感じが好き。
小さな店内を切り盛りする夫婦は、
陽気な関西弁と、独特のトークスピード。

関西圏にいたようなのだが、
お店のメニューを見ていると、
どうやら「牛スジの煮込み」なんかあるらしい。

幸ちゃん 幸ちゃん

お隣はアンティークのお店【スタジオT’s】。
店内でバンクーバオリンピックを見ながら、
お好み焼きの、焼きあがるのを待つ。

奥さんがまた陽気な人で、
なんだかそこにいるだけで楽しい。
周防大島やご近所のお話のことも話題にあがる。

幸ちゃん 牛スジ煮込み

関西風お好み焼きのお店なのだが、
お勧めと言うことで、モダンに牛スジを入れてもらう。
牛スジはトロトロと、輝いている。
そういえば通天閣に行った時も牛スジのお店が多かった気がする。

フワフワの生地と独特の食感。
お好み焼きのいいところは、
やっぱり鉄板の上で香り高く食べるところ。
熱々を、ハフハフ言いながら食べる。
山芋の生地は、さっくりしていて、幾らでも食べられる気がした。



2010年02月20日

島から島へ、笠佐島

周防大島は橋で繋がった半島扱いされる島だけれど、
実際、船を使わないと行くことの出来ない島が幾つかある。

周防大島の各所から航路が出ているが、
今日私が行ったのが小松港から行く【笠佐島(かささじま)】

笠佐島 漁家民宿かささ

船で渡ると言うのはなんとも気持ちがいいもので、
潮風を受けながら、船のエンジン音に耳をかたむける。
瀬戸内海はあまり荒れないので、揺れは心地よい程度。
大島大橋をいつもと違う角度で見ながら、いざ笠佐島。

実はこの島に漁家民宿が出来たのである。
民宿の話はまたいずれ、詳しく出来るといいのだが、
ともかく、ここで昼食をすることも出来る。
予約して行かないと、多分食べられないだろう。

石焼ビビンバ コチジャン

漁家民宿と言うだけあって、
漁師のおっちゃんが釣った魚がメインの料理。
なのだが......。
なんとここの奥さんが韓国からと言うこと。

新鮮な魚貝料理以外にも、なんと本格韓国料理が。
これがまた、うまい。
日本人の味覚とは違うところで生まれた料理。
見栄えもいいし、これを食べる為に海を渡ってもいいと思った。
島は本当に静かで、石焼のじゅーという音に癒される。

笠佐島 笠佐島

12時丁度の便で渡ると、帰るのは17時の便。
この5時間がまた心地よい。
何をするでもなく、ぼーっとすごす。
民宿の人たちと話すのも楽しいし、散歩も気持ちがいい。

あまり広くない島だけれど、
本当に日頃の時間の過ぎ方とは違って、
それがあんまり居心地がいいので、すぐに夕方になる。
ちょっと仕事を手伝わせてもらうのも楽しい。

自分なりの時間の過ごし方を考えることの出来る島。
笠佐で出会った漁家民宿。次は、泊まろうか。
宿の詳細はまたいずれ。



2010年02月17日

余田の臥龍梅

最近はお隣の地区にあたる柳井(やない)巡りが楽しい。
しっかり歩けば色々見つかる。
とりあえずメジャーな柳井巡りを楽しみたいと、
春の風物詩である梅を求めて放浪。

余田の臥龍梅 余田の臥龍梅

聞けば梅の有名な地域があるということで、
行ってみたのは天然記念物だとか言う、
【余田の臥龍梅】。

道路沿いで見つけた看板をたどって、
なかなかたどり着かないが、
とにかく、順路どおりに行くと、
次第に梅の林が見えて来る。

余田の臥龍梅 余田の臥龍梅

「柳井の木」のシリーズにあたるらしく、
梅林の前に色々と説明書きがあって、
ぱっと読むだけではよく分からず、
色々と説明を聞きながら、なるほどと楽しむ。

梅の香りがいい。
梅林には他の観光客もいて、
どうやら写真シーズンまっただなか。

余田の臥龍梅 余田の臥龍梅

「飛び梅」と呼ばれる現象らしいのだが、
もともとあった梅が、まぁ増えたということだろう。
その原木にあたるものは、すでに枯れているらしいが、
写真のものがそれにあたるのかは、定かではない。

ただ、長い期間そこにあった梅を想う。
梅の香りが漂う頃には、沢山の人がここを思い出すのだろうか。
柳井をふるさとにする人はこの梅にどんな想いがあるのだろう。

子供が梅の木の間を走り回る姿を想像してみた。



2010年02月16日

トマトラーメン

トマトラーメン、と言われてもまるで馴染めない。
そう思いながら【グリーンステイながうら】の、
麺類のキャンペーンを眺めて久しい。

とうとう昨日思いたって【グリーンステイながうら】へ。
3月いっぱいやってるらしいので、
今のうちに、1つ1つ試しておきたいのである。

グリーンステイながうら

行ってみれば、本館が改装中のようで、
なんだか凄みのある様子。
生まれ変わった姿に期待をしつつ、
一路、レストランへ。

計6種類あって、どれもおいしそう。
とりあえず、まずはこの味と思って注文したのは、
やっぱり「トマトラーメン」だった。

トマトラーメン トマトラーメンリゾット

見た目のインパクトはすごい。
まるでハイビスカスのような赤さだが、
タンタン麺なら、こんな紅さにもなるかもしれない。
が、このラーメンはトマト風味で、むしろ甘い。

胡椒の代わりに、粉チーズをかける。
これが、予想以上にまろやかで、なんだかうまい。
馴染みがある気がするのはイタリアン系の思い出からか?

麺を食べたらスタッフのおすすめにしたがって、
ライスを注文。ご飯をいれると即席リゾットの出来上がり。
見た目と違い受け入れやすい味で、
次はチャンポンに挑戦したいところ。

お土産コーナー お土産コーナー

帰りもお土産コーナーで物色してみる。
最近は野菜が充実している様子で、
地物に需要があるのは嬉しいこと。

ふるさとの施設は、いつも色々な取り組みをして、
変化するゆえに何度も足を運んでしまう。
スタッフが一丸となって、楽しみながら明日を創る。
周防大島の表情は、もっと豊かになる。



2010年02月15日

甦る里山

この数年、変化に激しい周防大島だが、
久賀(くか)の山奥にある滝、
【延命の滝】の周辺も見違える変化に驚く。

数年前から活動中の【ふるさと里山救援隊】をはじめとする、
地元の有志たちの活動は根気よく続けられ、
今では草むらだった滝周辺の風景は、
再生する棚田遺跡と、里山風景に溢れる。

延命の滝 延命の滝

最近では定点観測のお手伝いもさせていただき、
数ヶ月ごとに変化を追っているのだが、
こうして写真に撮ると、
どんどん姿を現す棚田の美しさに目を奪われる。

前までは見通しのなかったところが美しくなり、
隣の畑が一望できるほどになった。
昔は蛇が怖くて歩けない人がいたほど。
今では思い出せないほど、昔は草が深かった。

延命の滝 延命の滝

それぞれ写真は3ヶ月間のビフォア・アフター。
変化していく里山には面白い効果があるらしく、
延命の滝周辺の荒地も、
最近は整備をする人が増えたという。

しばらくすれば、また美しくなるだろう。
有志たちは常に数年後を追いかけ、
里山に植樹を続けている。
数年後に咲く桜を想像しながら、樹を植えている。

延命の滝

たくさんの人がここを愛して通っている。
この日訪れていた家族客が、
子供と歩ける散歩道を楽しんでいた。
先日は、恋人同士も歩いていた。

美しい道は歩くのが楽しい。
美しい里は、また遊びに行きたくなる。

周防大島の巨大棚田遺跡。
見るに壮観で、未来には花の園になることだろう。



2010年02月13日

下関にて

下関に行った日。
周防大島のフライベント【サタデーフラ】でも有名で、
【周防大島アロハ大使】でもある【Mana(マナ)】のライブ。

みんなが心を1つにする夜は過ぎていった。

mana manaとアート

写真とフラダンスの融合されたステージ。
背景には色々な写真が流れ、
その中には周防大島の風景写真も多く見られた。
嬉しいのは私の写真も使っていただけたこと。

会場をぐるりと見渡せば、
色々とアートな作品もあり、それらはマナさんの縁の力。
いろんな作品がそれぞれ光を発していて、
私は写真の作品に詩をつけさせていただいた。

レイ フラハナ

レイも飾られていたが、マナの二人はレイに対する想いも強い。
生花でのレイのプレゼントなんかもあり、
会場をつつむ空気そのものが、
アロハスピリットをまとっているように感じた。

夏にプレゼントしたフェルトアートの、
【フラハナちゃん】人形も置いてくれていた。
フェルトアーティスト【クミンゴ】さんの作品。
小さな小さなフラガール。

海峡タワー 海峡タワー

熱い、熱いステージを体感したあとは、
少しクールダウンも兼ねて【海峡タワー】へ登る。
夜景目当てで登る人が他にもいるようだが、
雨、霧の日だったせいか、人は少ない。

しかし、夜景は素晴らしいものだった。
ライトアップされた関門海峡。
美しい光はそのまま、九州へとつながっている。

下関の夜が静かに、静かに過ぎていった。
その後は盛大な打ち上げパーティに参加して、
再び、心は燃え上がったわけだが。



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