2007年08月
2007年08月31日
バス停めぐり「周防長浜」
さて、随分久しぶりになった周防大島のバス停めぐり。
今日紹介するのは海岸線の美しい集落がある【周防長浜】。
周防長浜 周防長浜
周防大島でも、この近辺の海岸線が好きだという人は多い。
私も勿論その1人である。
美しい風情を残す海岸線は数多くあるが、
長浜の海岸線の美しさはひとしお。
何が、と言えば説明はしがたいのだが、
一瞬白くかすむような美しい海。
テトラポットの風景なんかも素晴らしい。
長浜の海 テトラポッと
長浜の海が持つ美しさは、
ドキッとさせるような美しさとは違い、
じんわりと、胸の奥に湧き上がってきて、
なおかつ衝動として「大好きだ!」となる。
そういう海がふるさと周防大島に残ることは喜ばしい。
夏の海水浴を楽しむ人もいくらか見かけたが、
麦藁帽子をかぶったおじいちゃんが、
道路の安全を確認しながら子供達の背中を押す、
その風情には胸をうたれた。
砂浜 岩場
どこか未開発なこの地域は大島の中でも小さい集落に見受ける。
時々歩いている老人を見かけるが、
ほとんど人を見かけたことの無い集落でもある。
それでも、夏休みの間はしばし賑わったことだろう。
ふるさとの夏は観光面で見れば「かきいれどき」。
しかしそれ以上に、
日頃の過疎に暮れる大島にとって、
人の持ち帰る元気が地元住民の間に流れ込み、
お年寄りの方々がふだんにも増して若返る日々でもあった。
季節は秋へ。
虫の声がよく響く夜が来ました。
たかし工房
今日紹介するのは海岸線の美しい集落がある【周防長浜】。
周防長浜 周防長浜
周防大島でも、この近辺の海岸線が好きだという人は多い。
私も勿論その1人である。
美しい風情を残す海岸線は数多くあるが、
長浜の海岸線の美しさはひとしお。
何が、と言えば説明はしがたいのだが、
一瞬白くかすむような美しい海。
テトラポットの風景なんかも素晴らしい。
長浜の海 テトラポッと
長浜の海が持つ美しさは、
ドキッとさせるような美しさとは違い、
じんわりと、胸の奥に湧き上がってきて、
なおかつ衝動として「大好きだ!」となる。
そういう海がふるさと周防大島に残ることは喜ばしい。
夏の海水浴を楽しむ人もいくらか見かけたが、
麦藁帽子をかぶったおじいちゃんが、
道路の安全を確認しながら子供達の背中を押す、
その風情には胸をうたれた。
砂浜 岩場
どこか未開発なこの地域は大島の中でも小さい集落に見受ける。
時々歩いている老人を見かけるが、
ほとんど人を見かけたことの無い集落でもある。
それでも、夏休みの間はしばし賑わったことだろう。
ふるさとの夏は観光面で見れば「かきいれどき」。
しかしそれ以上に、
日頃の過疎に暮れる大島にとって、
人の持ち帰る元気が地元住民の間に流れ込み、
お年寄りの方々がふだんにも増して若返る日々でもあった。
季節は秋へ。
虫の声がよく響く夜が来ました。
たかし工房
2007年08月30日
夏の思い出話
今年の夏の過ぎた思い出を1つ。
8月13日の出来事は柳井の【柳北小学校】グラウンド。
小さいながらも盛大に行われていた盆踊りを見た。
柳北の花火大会 柳北小学校の盆踊り
この日は【大観荘】でも花火があがり、
私はそちらの現場へ向かっていたのだが、
花火の後始末も順調に終わったこともあり、
いそいそと、柳北小学校へと出かけて行った。
会場の賑わいはまさに夏そのもので、
温かい交流の場として、その雰囲気を盛り上げているようだった。
ド派手なイベントもよいが、
やはりこういった地域独特の風情は心に訴えるものがある。
氷屋に群がる小さな子らは綺麗に笑う。
柳北の花火大会 盆提灯
手作り感でいっぱいの会場風景は、
そのまま地域の人たちの熱い想いをあらわす。
しっかりと地域へ根付いた人たちが、
毎年毎年、こうやってお祭りを続けていくと言うことが、
どれだけ大切なことか、それを子供達がいつか引き継いでいくのだ。
周防大島を離れているので知り合いがいるはずもないが、
会場の持っている空気は、
どこか懐かしく、どこか寂しげで、しかし本当に温かい。
私が会場へつくとすぐに花火が始まった。
花火 花火
今年は特に花火撮影の機会が多かったので、
珍しく技巧にこだわった遊び撮影を試みる。
何度か挑戦していると、面白い花火の写真も撮れる。
それにしても、小さな会場には不似合いなくらいの、
立派な花火があがった。
その強烈な音の渦に会場は拍手喝采。
盆踊りの締めくくりには良い思いでになったことだろう。
花火 花火
あまりに盛り上がる会場に、
花火慣れしていると思っていた私も改めて興奮した。
巨大イベントとは一味違う一体感がある。
これが地域行事の醍醐味なのかもしれない。
花火が終わったあとも、火薬の香るグラウンドには、
ほどよい余韻が残り、
カキ氷屋がひっくり返した氷は、
まだ大きな形を残したまま静かに溶けていった。
私の胸の奥には、もう1つ特別な想いがあったように思うが、
それが果たしてどんなものだったか、
今となってはよく思い出せない、
まさに夏の幻想のような夜が終わった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかくお報せ■しかく
〔モルキオ症候群と闘う磯元颯太くんがTV放送されます〕
NHK山口より二日連続放送ということです。
30日〔木〕PM6:10〜
ゆうゆうワイド 山口限定(6:30頃の予定♪)
31日〔金〕AM7:30〜
おはよう日本 (中国五県)
たかし工房
8月13日の出来事は柳井の【柳北小学校】グラウンド。
小さいながらも盛大に行われていた盆踊りを見た。
柳北の花火大会 柳北小学校の盆踊り
この日は【大観荘】でも花火があがり、
私はそちらの現場へ向かっていたのだが、
花火の後始末も順調に終わったこともあり、
いそいそと、柳北小学校へと出かけて行った。
会場の賑わいはまさに夏そのもので、
温かい交流の場として、その雰囲気を盛り上げているようだった。
ド派手なイベントもよいが、
やはりこういった地域独特の風情は心に訴えるものがある。
氷屋に群がる小さな子らは綺麗に笑う。
柳北の花火大会 盆提灯
手作り感でいっぱいの会場風景は、
そのまま地域の人たちの熱い想いをあらわす。
しっかりと地域へ根付いた人たちが、
毎年毎年、こうやってお祭りを続けていくと言うことが、
どれだけ大切なことか、それを子供達がいつか引き継いでいくのだ。
周防大島を離れているので知り合いがいるはずもないが、
会場の持っている空気は、
どこか懐かしく、どこか寂しげで、しかし本当に温かい。
私が会場へつくとすぐに花火が始まった。
花火 花火
今年は特に花火撮影の機会が多かったので、
珍しく技巧にこだわった遊び撮影を試みる。
何度か挑戦していると、面白い花火の写真も撮れる。
それにしても、小さな会場には不似合いなくらいの、
立派な花火があがった。
その強烈な音の渦に会場は拍手喝采。
盆踊りの締めくくりには良い思いでになったことだろう。
花火 花火
あまりに盛り上がる会場に、
花火慣れしていると思っていた私も改めて興奮した。
巨大イベントとは一味違う一体感がある。
これが地域行事の醍醐味なのかもしれない。
花火が終わったあとも、火薬の香るグラウンドには、
ほどよい余韻が残り、
カキ氷屋がひっくり返した氷は、
まだ大きな形を残したまま静かに溶けていった。
私の胸の奥には、もう1つ特別な想いがあったように思うが、
それが果たしてどんなものだったか、
今となってはよく思い出せない、
まさに夏の幻想のような夜が終わった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■しかくお報せ■しかく
〔モルキオ症候群と闘う磯元颯太くんがTV放送されます〕
NHK山口より二日連続放送ということです。
30日〔木〕PM6:10〜
ゆうゆうワイド 山口限定(6:30頃の予定♪)
31日〔金〕AM7:30〜
おはよう日本 (中国五県)
たかし工房
2007年08月29日
過ぎていった夏
夏はあっという間に過ぎていって、
気が付けば海岸を賑わした人たちも消えてしまった。
ビー玉海岸 ビー玉海岸
夏は周防大島のシーズンそのもの。
海と空、美しい緑を堪能してくれたお客様も多いことだろう。
久賀にある【びー玉海岸】なんかは、
大島でも比較的アクセスがしやすい場所だったので、
この夏、通りかかる度に人の多さに感動した。
ゴミも非常に多かったのは残念ではあるが、
それはこれからの課題であって、
何も否定するものではない。
年を追うごとに「ゴミのない海水浴場」にしていけばいい。
そしてそれは私たちには出来ることだと思っている。
ビー玉海岸 ビー玉海岸
今年の夏はびー玉海岸ではアイスクリーム屋さんが出ていた。
土日だけの業者で、大島の外から来ていたようだが、
こういった感じで、
大島の海が盛り上がっていくことは良いことだと言える。
島外の業者が出来るのなら、
大島に住む人にはもっと楽に出来ることかもしれない。
まだまだ可能性に満ちた大島の海に、
新しい挑戦が生まれることも期待したい。
さぁ、次は秋。
秋になれば期待の【周防大島まるかじり】がやってくる。
それはまさに島がまるごと揺れることだろう。
たかし工房
気が付けば海岸を賑わした人たちも消えてしまった。
ビー玉海岸 ビー玉海岸
夏は周防大島のシーズンそのもの。
海と空、美しい緑を堪能してくれたお客様も多いことだろう。
久賀にある【びー玉海岸】なんかは、
大島でも比較的アクセスがしやすい場所だったので、
この夏、通りかかる度に人の多さに感動した。
ゴミも非常に多かったのは残念ではあるが、
それはこれからの課題であって、
何も否定するものではない。
年を追うごとに「ゴミのない海水浴場」にしていけばいい。
そしてそれは私たちには出来ることだと思っている。
ビー玉海岸 ビー玉海岸
今年の夏はびー玉海岸ではアイスクリーム屋さんが出ていた。
土日だけの業者で、大島の外から来ていたようだが、
こういった感じで、
大島の海が盛り上がっていくことは良いことだと言える。
島外の業者が出来るのなら、
大島に住む人にはもっと楽に出来ることかもしれない。
まだまだ可能性に満ちた大島の海に、
新しい挑戦が生まれることも期待したい。
さぁ、次は秋。
秋になれば期待の【周防大島まるかじり】がやってくる。
それはまさに島がまるごと揺れることだろう。
たかし工房
2007年08月28日
海から吹いた風
昨日は小松は大島商専にある【大島丸】へ久しぶりの訪問。
今年の5月に【ホクレア号】に出会って以来。
大島丸 大島丸
この日の目的は【ホクレア号】へ搭乗していた日本人クルーである、
荒木汰久治さんがいらっしゃると言うことで、
その懇親会に参加させていただいた。
久しぶりに見た荒木さんはやはり日焼けして、
周囲には海の香りがついて回る。
「海人(うみんちゅ)」との出会いを感じたそこには、
熱を帯びた風が吹いた気がする。
荒木さん ホクレア号エンブレム
ホクレアの搭乗経験の話以外にも、
日本ですすめられた荒木さん自身のプロジェクトでもある、
「海人丸(うみんちゅまる)」の話も聞かせていただいた。
愛知万博の折の話なのでご存知の方もいらっしゃるだろう。
恥ずかしながら私は何も知らずに出かけていき、
ただひたすら「ほぉ!」「はぁ」と聞き入る。
楽しいレクリエーションではくじ引きもあり、
光栄にもホクレアエンブレムが当たる。
バーベキュー バーベキュー
バーベキューになってからは、それぞれが自分のペースで楽しみ、
荒木さんと長くおしゃべりが出来る人もいれば、
ふだん聞くことの出来ない話を、
大島丸の船長や機関長から聞きつつ、
また現役の生徒の話も聞きながら、
その楽しい時間はどんどん過ぎていった。
みな胸の中にある万感が放たれたように語った。
熱い言葉と熱い想い。
荒木さんが「海人丸」や「ホクレア号」だったように、
私たちは「周防大島」を選んだ。
その情熱は舞台こそ違えど同じく未来へ向かう。
伊保田の朝焼け
あまりに楽しすぎた時間は、夜の夜まで続き、
私が帰宅する頃には朝日が昇ろうとしていた。
久しぶりに見た、瀬戸の朝日。
色々と混迷する時期もあったが、
私にはいつも「自分が見たいもの」が何か分かっている。
それはこれからの私を支えるものである。
---------------------------------------------------
ホクレア号との出会いの日々に興味のある方は、
私の視線ではありますが、歴史的瞬間をごらんください。
【ホクレアとの日々 目次】
http://blog.livedoor.jp/takashiclub/archives/50968575.html
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たかし工房
今年の5月に【ホクレア号】に出会って以来。
大島丸 大島丸
この日の目的は【ホクレア号】へ搭乗していた日本人クルーである、
荒木汰久治さんがいらっしゃると言うことで、
その懇親会に参加させていただいた。
久しぶりに見た荒木さんはやはり日焼けして、
周囲には海の香りがついて回る。
「海人(うみんちゅ)」との出会いを感じたそこには、
熱を帯びた風が吹いた気がする。
荒木さん ホクレア号エンブレム
ホクレアの搭乗経験の話以外にも、
日本ですすめられた荒木さん自身のプロジェクトでもある、
「海人丸(うみんちゅまる)」の話も聞かせていただいた。
愛知万博の折の話なのでご存知の方もいらっしゃるだろう。
恥ずかしながら私は何も知らずに出かけていき、
ただひたすら「ほぉ!」「はぁ」と聞き入る。
楽しいレクリエーションではくじ引きもあり、
光栄にもホクレアエンブレムが当たる。
バーベキュー バーベキュー
バーベキューになってからは、それぞれが自分のペースで楽しみ、
荒木さんと長くおしゃべりが出来る人もいれば、
ふだん聞くことの出来ない話を、
大島丸の船長や機関長から聞きつつ、
また現役の生徒の話も聞きながら、
その楽しい時間はどんどん過ぎていった。
みな胸の中にある万感が放たれたように語った。
熱い言葉と熱い想い。
荒木さんが「海人丸」や「ホクレア号」だったように、
私たちは「周防大島」を選んだ。
その情熱は舞台こそ違えど同じく未来へ向かう。
伊保田の朝焼け
あまりに楽しすぎた時間は、夜の夜まで続き、
私が帰宅する頃には朝日が昇ろうとしていた。
久しぶりに見た、瀬戸の朝日。
色々と混迷する時期もあったが、
私にはいつも「自分が見たいもの」が何か分かっている。
それはこれからの私を支えるものである。
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ホクレア号との出会いの日々に興味のある方は、
私の視線ではありますが、歴史的瞬間をごらんください。
【ホクレアとの日々 目次】
http://blog.livedoor.jp/takashiclub/archives/50968575.html
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たかし工房
2007年08月27日
錦帯橋の花火 〔後編〕
昨日の日記の続きになる錦帯橋の花火大会の話。
夕暮れ時になれば、いつの間にか湧き上がってきたように、
たくさんの人で溢れ始めた。
錦帯橋 錦川
錦帯橋を埋め尽くし始めた人の群れ。
川遊びの風情も形を変えて、屋形船による水遊びへ。
日本情緒溢れる錦帯橋周辺の空気は、
アジアらしいなんともいえない雰囲気をかもし出す。
撮影ポイント周辺も人が増えてきて、
しっかり自分のポジションを確保すると、
どうにも動きがとれなくなってしまった。
岩国のホテル 岩国城下町
夕闇は一気に夜へ。
観光地のネオンはまた一段と風情を深める。
見方によれば異国情緒さえ漂う。
静かなまま、しかし、人いきれに汗をかく。
みな語るでもなく、動き回るでもなく、
ひたすらに花火のあがる時間を待っていた。
もちろん、露店周辺やステージの賑やかさは異質。
川をはさんだ向こう側は陽気な声で賑わう。
今か今かと待ちわびて集中力も散漫になった頃、
ようやく花火のアナウンスが流れた。
花火 花火
それからはあっと言う間だった。
怒涛のごとく上がり続ける合計30になる花火プログラム。
ドドド!とあがると、少し休みが入り、
またドドドドと花火があがる。
その美しさもそうだが、派手さは相当のもの。
花火 花火
上がるたびに歓声があがる。
この花火大会独特の一体感も、この夏最後になるだろうか?
秋になれば【みなとオアシス由宇】で再び花火が観られる。
それまでの見納めにと、子供心のようにして花火を楽しんだ夜。
錦帯橋に現れた刹那の夢幻が人を酔わせた。
花火の後、
会場となった錦川の川原は相当のゴミに溢れていた。
その有様はイベント会場の業とは言えあまりにも無残。
ゴミに添えるように、またゴミが増えていく。
ただ1つ、錦帯橋の橋の上に、私が見る限りではゴミはなく、
少なくとも錦帯橋は大事にされているのだと、
それだけが伝わってきた。
たかし工房
夕暮れ時になれば、いつの間にか湧き上がってきたように、
たくさんの人で溢れ始めた。
錦帯橋 錦川
錦帯橋を埋め尽くし始めた人の群れ。
川遊びの風情も形を変えて、屋形船による水遊びへ。
日本情緒溢れる錦帯橋周辺の空気は、
アジアらしいなんともいえない雰囲気をかもし出す。
撮影ポイント周辺も人が増えてきて、
しっかり自分のポジションを確保すると、
どうにも動きがとれなくなってしまった。
岩国のホテル 岩国城下町
夕闇は一気に夜へ。
観光地のネオンはまた一段と風情を深める。
見方によれば異国情緒さえ漂う。
静かなまま、しかし、人いきれに汗をかく。
みな語るでもなく、動き回るでもなく、
ひたすらに花火のあがる時間を待っていた。
もちろん、露店周辺やステージの賑やかさは異質。
川をはさんだ向こう側は陽気な声で賑わう。
今か今かと待ちわびて集中力も散漫になった頃、
ようやく花火のアナウンスが流れた。
花火 花火
それからはあっと言う間だった。
怒涛のごとく上がり続ける合計30になる花火プログラム。
ドドド!とあがると、少し休みが入り、
またドドドドと花火があがる。
その美しさもそうだが、派手さは相当のもの。
花火 花火
上がるたびに歓声があがる。
この花火大会独特の一体感も、この夏最後になるだろうか?
秋になれば【みなとオアシス由宇】で再び花火が観られる。
それまでの見納めにと、子供心のようにして花火を楽しんだ夜。
錦帯橋に現れた刹那の夢幻が人を酔わせた。
花火の後、
会場となった錦川の川原は相当のゴミに溢れていた。
その有様はイベント会場の業とは言えあまりにも無残。
ゴミに添えるように、またゴミが増えていく。
ただ1つ、錦帯橋の橋の上に、私が見る限りではゴミはなく、
少なくとも錦帯橋は大事にされているのだと、
それだけが伝わってきた。
たかし工房
2007年08月26日
錦帯橋の花火 〔前編〕
先日は周防大島を離れて、岩国へ。
それほど遠くない場所にある【錦帯橋】を目指した。
目的は8月4日から延期されていた「錦川水の祭典」の花火大会。
錦川 錦帯橋
周防大島に生きていると海ばかり目について、
夏の風物詩の1つである「川涼み」を忘れがち。
もちろん大島にも大きな川はあるのだが、
この日は錦川の、のんびり風情を楽しむことにした。
竹ざおで渡っていく船のなんとも言えない風情。
いまだ試したことのない、川での水泳。
それぞれが日常では見かけない風景なので、
同じ山口県ではあるものの、すっかり旅行者気分。
錦帯橋 錦帯橋
この夏、特に愛用している紅色の番傘。
猛暑が続く日中には、必ずと言っていいほど使っている。
川に浮かんだ橋のシルエット。
そこに小さく番傘の丸い影がまた美しく見えた。
川原には夜店の準備に忙しい様子が伺える。
夏祭りの気配が、のんびりとした風景の中で、
どんどんと膨らんできているのが分かる。
時代屋からんころん 時代屋からんころん
とりあえず昼は3時くらいに岩国入り。
花火は夜遅いので、それまでどうしようかと、
岩国城下町を探検していて見つけたのは【時代屋からんころん】。
名前もユニークなこのお店は、
店内の様子も更にユニーク。
和物の販売をしつつ、奥がカフェになっていて、
店内に入った瞬間、その雰囲気に酔いしれる。
時代屋からんころん 時代屋からんころん
貸し出しの着物などもあるらしく、
岩国城下町を雰囲気よく歩きたい人は、
ぜひぜひ寄ってみて欲しいお店。
もちろん、大人な雰囲気でカフェを楽しむのもいい。
ゆったりとした時間の経過が、
夜の花火へと繋がっていく。
その間歩き回った岩国城下町や錦帯橋の風情は、
まさに時代の足音を今に伝えてくれる気がした。
さて、肝心の花火のお話はまた明日ということで。
たかし工房
それほど遠くない場所にある【錦帯橋】を目指した。
目的は8月4日から延期されていた「錦川水の祭典」の花火大会。
錦川 錦帯橋
周防大島に生きていると海ばかり目について、
夏の風物詩の1つである「川涼み」を忘れがち。
もちろん大島にも大きな川はあるのだが、
この日は錦川の、のんびり風情を楽しむことにした。
竹ざおで渡っていく船のなんとも言えない風情。
いまだ試したことのない、川での水泳。
それぞれが日常では見かけない風景なので、
同じ山口県ではあるものの、すっかり旅行者気分。
錦帯橋 錦帯橋
この夏、特に愛用している紅色の番傘。
猛暑が続く日中には、必ずと言っていいほど使っている。
川に浮かんだ橋のシルエット。
そこに小さく番傘の丸い影がまた美しく見えた。
川原には夜店の準備に忙しい様子が伺える。
夏祭りの気配が、のんびりとした風景の中で、
どんどんと膨らんできているのが分かる。
時代屋からんころん 時代屋からんころん
とりあえず昼は3時くらいに岩国入り。
花火は夜遅いので、それまでどうしようかと、
岩国城下町を探検していて見つけたのは【時代屋からんころん】。
名前もユニークなこのお店は、
店内の様子も更にユニーク。
和物の販売をしつつ、奥がカフェになっていて、
店内に入った瞬間、その雰囲気に酔いしれる。
時代屋からんころん 時代屋からんころん
貸し出しの着物などもあるらしく、
岩国城下町を雰囲気よく歩きたい人は、
ぜひぜひ寄ってみて欲しいお店。
もちろん、大人な雰囲気でカフェを楽しむのもいい。
ゆったりとした時間の経過が、
夜の花火へと繋がっていく。
その間歩き回った岩国城下町や錦帯橋の風情は、
まさに時代の足音を今に伝えてくれる気がした。
さて、肝心の花火のお話はまた明日ということで。
たかし工房
2007年08月25日
思い出す夏
夏はあっという間にすぎていって、
世間の言う夏休みも、残りわずかとなってしまった。
そろそろ子供達が宿題の山と対峙している頃だろうか?
私にもそういう時代があったことを懐かしく思い出す。
陸奥海水浴場 夏の海
写真は伊保田にある【陸奥海水浴場】。
ここは私にとって一番の思い出あるビーチ。
小さい頃は、夏休みのほぼ毎日をここで過ごした。
静かな田舎の海が、夏だけは本当に賑やかだった。
顔も分からないほど日焼けした子供達が、
我先に突堤に走り、海に向かって飛び込んだ記憶が、
今も砂浜のあちこちに残っているように思う。
伊保田 瀬戸内海
めっきり人の減った伊保田の海。
それでも、数人の子供らは元気に遊びまわる。
後には伊保田湾を囲う【岳山】や【鯛の峰】が。
夏雲はその上を悠々と渡っていき、
夏の砂浜には時々大きな影が出来る。
流木思い出の担い手は
どんどん減っていく
そういう過疎の現実も
当たり前になってきて
少し寂しい思いもあれど
それはそれで受け止める
ここで生きていくことは
思った以上に覚悟がいる
そういう覚悟の出来た人が
また新しい
ふるさとを生み出していく
私はずっと周防大島にいるから気づきにくいかもしれないが、
久しぶりに帰省した人なら、
もっと敏感にこの島の変化を感じ取ることだろう。
それはすべてが悪いものではない。
犬さん 子供達
海水浴のお客様が可愛い犬を連れていて、
吠えるでもなく、海を見ていた。
子供達は子供達で、海にあるもので基地を作り、
今もなお、島の風情が伝えられていくことを、
心のうちで喜びながら、
次世代の島人が育っていくことが楽しみにしてみた。
たかし工房
世間の言う夏休みも、残りわずかとなってしまった。
そろそろ子供達が宿題の山と対峙している頃だろうか?
私にもそういう時代があったことを懐かしく思い出す。
陸奥海水浴場 夏の海
写真は伊保田にある【陸奥海水浴場】。
ここは私にとって一番の思い出あるビーチ。
小さい頃は、夏休みのほぼ毎日をここで過ごした。
静かな田舎の海が、夏だけは本当に賑やかだった。
顔も分からないほど日焼けした子供達が、
我先に突堤に走り、海に向かって飛び込んだ記憶が、
今も砂浜のあちこちに残っているように思う。
伊保田 瀬戸内海
めっきり人の減った伊保田の海。
それでも、数人の子供らは元気に遊びまわる。
後には伊保田湾を囲う【岳山】や【鯛の峰】が。
夏雲はその上を悠々と渡っていき、
夏の砂浜には時々大きな影が出来る。
流木思い出の担い手は
どんどん減っていく
そういう過疎の現実も
当たり前になってきて
少し寂しい思いもあれど
それはそれで受け止める
ここで生きていくことは
思った以上に覚悟がいる
そういう覚悟の出来た人が
また新しい
ふるさとを生み出していく
私はずっと周防大島にいるから気づきにくいかもしれないが、
久しぶりに帰省した人なら、
もっと敏感にこの島の変化を感じ取ることだろう。
それはすべてが悪いものではない。
犬さん 子供達
海水浴のお客様が可愛い犬を連れていて、
吠えるでもなく、海を見ていた。
子供達は子供達で、海にあるもので基地を作り、
今もなお、島の風情が伝えられていくことを、
心のうちで喜びながら、
次世代の島人が育っていくことが楽しみにしてみた。
たかし工房
2007年08月24日
夏の島暮らし
この夏の思い出の1つとして、友人のホームステイがある。
大阪で知り合った友人とは、これで会うのが3度目。
意気投合して以来の知り合いだが、この夏も楽しいものになった。
真宮島 真宮島
6泊7日の滞在となった今回の夏ステイ。
初めての周防大島体験は非常に楽しく過ごせたらしい。
海の美しさにも触れてもらったし、
夏の海産物の美味も味わってもらった。
中でも堪能したのが、海の道が現れる【真宮島】。
海の中を歩くという妙な体験だったが、
なかなか得がたい瞬間だったのではないだろうか?
道の駅のアジ定食 地魚ポキ
お店も色々と巡った。
中でも今が旬のアジを楽しんだのが【道の駅】の「アジ定食」。
季節物はやはり楽しみが多く、
料理の中には周防大島で話題の「地魚ポキ」も。
「大島では3食がお腹いっぱいになる」
と嬉しそうに語ってくれたのは、こちらも気持ちがよかった。
夜になると、アジを釣りに行ってみたし、
そこでは結構な釣果をあげることもできた。
ジャムズガーデン ジャムズガーデン
お土産選びの候補の1つになったのは、
【瀬戸内ジャムズガーデン】の新作ジャム。
いろんなジャムを楽しみながら、
家族宛の配送をしてもらっていた。
もちろん自分の物も購入したようで、
甘みたっぷりのジャムを今頃楽しんでいるだろう。
のんびりした時間が過ぎて行くので、
いつしか時計を見ることさえ忘れてしまう。
花火 花火
夜は勿論花火を楽しむ。
おもちゃ花火だけでなく、周防大島では、
久賀と安下庄の花火大会を特等席で観覧したとのこと。
それはとても面白かったことだろう。
近場で見られる大島の花火大会の迫力は、
なかなか見られるものではない。
たった7日。それでもたくさんの経験があったはず。
こういったプログラムを個人だけでなく、
もっと大きな形で、サービス化していけるのなら、
周防大島の未来はもっと違った形で、
笑顔に溢れていくことだろう。
まぁ、今はまだ私の友達で手一杯なのである。
たかし工房
大阪で知り合った友人とは、これで会うのが3度目。
意気投合して以来の知り合いだが、この夏も楽しいものになった。
真宮島 真宮島
6泊7日の滞在となった今回の夏ステイ。
初めての周防大島体験は非常に楽しく過ごせたらしい。
海の美しさにも触れてもらったし、
夏の海産物の美味も味わってもらった。
中でも堪能したのが、海の道が現れる【真宮島】。
海の中を歩くという妙な体験だったが、
なかなか得がたい瞬間だったのではないだろうか?
道の駅のアジ定食 地魚ポキ
お店も色々と巡った。
中でも今が旬のアジを楽しんだのが【道の駅】の「アジ定食」。
季節物はやはり楽しみが多く、
料理の中には周防大島で話題の「地魚ポキ」も。
「大島では3食がお腹いっぱいになる」
と嬉しそうに語ってくれたのは、こちらも気持ちがよかった。
夜になると、アジを釣りに行ってみたし、
そこでは結構な釣果をあげることもできた。
ジャムズガーデン ジャムズガーデン
お土産選びの候補の1つになったのは、
【瀬戸内ジャムズガーデン】の新作ジャム。
いろんなジャムを楽しみながら、
家族宛の配送をしてもらっていた。
もちろん自分の物も購入したようで、
甘みたっぷりのジャムを今頃楽しんでいるだろう。
のんびりした時間が過ぎて行くので、
いつしか時計を見ることさえ忘れてしまう。
花火 花火
夜は勿論花火を楽しむ。
おもちゃ花火だけでなく、周防大島では、
久賀と安下庄の花火大会を特等席で観覧したとのこと。
それはとても面白かったことだろう。
近場で見られる大島の花火大会の迫力は、
なかなか見られるものではない。
たった7日。それでもたくさんの経験があったはず。
こういったプログラムを個人だけでなく、
もっと大きな形で、サービス化していけるのなら、
周防大島の未来はもっと違った形で、
笑顔に溢れていくことだろう。
まぁ、今はまだ私の友達で手一杯なのである。
たかし工房
2007年08月23日
延命の滝でそうめん流し
今日は久賀の山中にある【延命の滝】に出かけてきた。
久賀延命の滝 久賀延命の滝
風光明媚で有名な滝なのだが、
落差もなかなかにあり、今朝の雨も手伝ってか、
滝の水量もやや多めに思った。
ふだんは静かな場所であるが、
今日は長い竹が渡されている。
そう、今日はここで「そうめん流し」が行われた。
ながしそうめん そうめん流し
地元の方がせっせと作ってくれたそうめんの流し台。
材料はもちろん、地元の竹。
清流が美しく流れ落ちていく様が、私たちに納涼してくれる。
今日は【中野浩一のK-ファン】の収録もあった。
久賀の保育園児たちもかけつけ、
大島を代表する兄妹デュオ【マウンテンマウス】も登場。
園児たちと中野浩一 流しそうめんを楽しむ園児
番組の収録ではあったものの、
子供達はそうめんを食べるのに一所懸命。
大人たちはその微笑ましい様子を、優しく見守っていた。
中野さんの面白い人柄と、
マウンテンマウスの陽気な感性が、
静かな里山を賑やかにしてくれた。
マウンテンマウス みんなで
番組の放送に関する詳しい情報はまた。
それにしても岩清水に洗われたそうめんはおいしかった。
田舎のちょっとした思い出話として、
こういったサービスが提供されたら、
それは本当に面白く素晴らしいものになるだろう。
まだまだ大島はいろんな未来を描ける。
その未知数な様子は、大島の人間だけでは埋められず、
周防大島に関わる色々な人の知恵が勇躍する場になるだろう。
たかし工房
久賀延命の滝 久賀延命の滝
風光明媚で有名な滝なのだが、
落差もなかなかにあり、今朝の雨も手伝ってか、
滝の水量もやや多めに思った。
ふだんは静かな場所であるが、
今日は長い竹が渡されている。
そう、今日はここで「そうめん流し」が行われた。
ながしそうめん そうめん流し
地元の方がせっせと作ってくれたそうめんの流し台。
材料はもちろん、地元の竹。
清流が美しく流れ落ちていく様が、私たちに納涼してくれる。
今日は【中野浩一のK-ファン】の収録もあった。
久賀の保育園児たちもかけつけ、
大島を代表する兄妹デュオ【マウンテンマウス】も登場。
園児たちと中野浩一 流しそうめんを楽しむ園児
番組の収録ではあったものの、
子供達はそうめんを食べるのに一所懸命。
大人たちはその微笑ましい様子を、優しく見守っていた。
中野さんの面白い人柄と、
マウンテンマウスの陽気な感性が、
静かな里山を賑やかにしてくれた。
マウンテンマウス みんなで
番組の放送に関する詳しい情報はまた。
それにしても岩清水に洗われたそうめんはおいしかった。
田舎のちょっとした思い出話として、
こういったサービスが提供されたら、
それは本当に面白く素晴らしいものになるだろう。
まだまだ大島はいろんな未来を描ける。
その未知数な様子は、大島の人間だけでは埋められず、
周防大島に関わる色々な人の知恵が勇躍する場になるだろう。
たかし工房
2007年08月21日
縄文土器いよいよ完成〔後編〕
昼食の準備になると俄然やる気が出るのが私。
【陶芸の館】周辺が急に好い匂いで溢れる。
子供たちもお手伝いをしてくれるのが好印象。
アジ そうめんの具
アジの丸焼きは、綺麗に身をとって「ジンダ味噌」に。
焼いている最中のなんとも言えない香りは、
思わずフライングしてしまいそう。
そうめんの具を女性人がせっせと用意。
シソ、ミョウガ、錦糸玉子。
主婦達の日頃から鍛えた腕が振るわれる。
子供たちは調理の仕方に耳を傾けながら、
積極的に調理に参加していく。
子供が積極的に成長していく環境。
これは本当に重要で素晴らしいこと。
かまどご飯 おにぎり
かまどで炊き上がったご飯は香りがよく、
みんなで作ったオニギリは、あっという間になくなっていく。
そうめんはやや作りすぎた感じだったが、
大食漢の私には丁度ありがたい。
食べ終わったあとは少しだけの休憩タイム。
日本家屋での昼寝は気持ちいい。
夏の暑さもまるで気にならないほどの空間。
その間に縄文土器の焼き加減をみたりする。
発掘 埴輪出土
午後にはカキ氷作りを楽しみながら、
縄文土器の焼き上がりを待ち、
とうとう、その時が来る。
焚き木の炭の下に埋まった縄文土器を丁寧に探す。
その姿はまるで発掘作業なのだが、
これがまた面白い。
割れた陶器の破片を丁寧に拾っては、
「これは僕の陶器の破片じゃ!」
など大盛り上がり。
出土品 縄文土器
綺麗に焼きあがった人もいれば、
割れて破片がどこにいったか分からない人もいたが、
みなそれぞれに楽しんでいたように思う。
破片を集めて復元作業をする人もいたが、
それも1つの楽しみ方だろう。
長い時間、汗をかきながら作品作りを学ぶ。
こういったイベントが様々な場所で、
様々な形で提供されていくと、
周防大島の新しい楽しみ方が生まれてくるのではないだろうか。
たかし工房
【陶芸の館】周辺が急に好い匂いで溢れる。
子供たちもお手伝いをしてくれるのが好印象。
アジ そうめんの具
アジの丸焼きは、綺麗に身をとって「ジンダ味噌」に。
焼いている最中のなんとも言えない香りは、
思わずフライングしてしまいそう。
そうめんの具を女性人がせっせと用意。
シソ、ミョウガ、錦糸玉子。
主婦達の日頃から鍛えた腕が振るわれる。
子供たちは調理の仕方に耳を傾けながら、
積極的に調理に参加していく。
子供が積極的に成長していく環境。
これは本当に重要で素晴らしいこと。
かまどご飯 おにぎり
かまどで炊き上がったご飯は香りがよく、
みんなで作ったオニギリは、あっという間になくなっていく。
そうめんはやや作りすぎた感じだったが、
大食漢の私には丁度ありがたい。
食べ終わったあとは少しだけの休憩タイム。
日本家屋での昼寝は気持ちいい。
夏の暑さもまるで気にならないほどの空間。
その間に縄文土器の焼き加減をみたりする。
発掘 埴輪出土
午後にはカキ氷作りを楽しみながら、
縄文土器の焼き上がりを待ち、
とうとう、その時が来る。
焚き木の炭の下に埋まった縄文土器を丁寧に探す。
その姿はまるで発掘作業なのだが、
これがまた面白い。
割れた陶器の破片を丁寧に拾っては、
「これは僕の陶器の破片じゃ!」
など大盛り上がり。
出土品 縄文土器
綺麗に焼きあがった人もいれば、
割れて破片がどこにいったか分からない人もいたが、
みなそれぞれに楽しんでいたように思う。
破片を集めて復元作業をする人もいたが、
それも1つの楽しみ方だろう。
長い時間、汗をかきながら作品作りを学ぶ。
こういったイベントが様々な場所で、
様々な形で提供されていくと、
周防大島の新しい楽しみ方が生まれてくるのではないだろうか。
たかし工房