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2011年11月

2011年11月29日

南の海岸

周防大島に来るほとんどの人が、
国道437号線を通る観光を選ぶ。

島なのに国道が通っていると言うのは、
周防大島が他の島に比べて、
随分恵まれている点でもある。

周防大島南岸 周防大島南岸

わたし自身、案内はやはり国道のある北側が多いが、
時々、ゆっくりしたい人が来た時には、
南側の海岸線をドライブすることがある。
こちらは商用施設もなく、本当にのんびり。

車の通りも北側に比べると少ないが、
代わりに道路はやや細い。
しかし、極上と言っていいだけの、
静かで砂の綺麗な海浜が点在する。

周防大島南岸 周防大島南岸

海を見るのが好きだ。
これは誰もがそうではないかもしれないが、
田舎に来たら、何もしないこの時間こそを、
楽しんでもらえると嬉しい。

波に侵食された岩の形や、
漂着した物、植物、風の音。
もちろん海の声も聞こえるはず。
そこに広がる、海の声。

周防大島南岸 周防大島南岸

ビーチコーミングが好きな人は、
砂浜に混じった青や緑のガラスを拾う。
きめ細かい砂が残る自然の浜では、
ちょっとしたことが心地よい。

あまり騒ぐ必要もなく。
ただ風まかせに体を揺らしたらいい。
ふるさとの海はいつも通り静か。
光を溜めた柔らかい昼下がり。

飽きるまで、ここにいたらいい。



2011年11月28日

周防大島海の市

先日、周防大島の安下庄(あげのしょう)で、
【海の市】が初めて開催された。

漁協の水揚げ場が近い安下庄湾のそばで行われ、
会場に行く途中、
早くも魚を買って帰る人を沢山みかけた。

周防大島海の市 周防大島海の市

秋の空に嵩山(だけさん)が美しく映える。
安下庄の人には昔から変わらない風景のひとつで、
ふるさとの絶景のひとつとも言えるだろう。
私も高校時代、あの山に向って青春を謳歌した。

夏には花火大会も催される広場には、
沢山のテントが並び、
初の開催ながらも盛況ぶりが伺える。
島の色々なところから出店があったらしい。

周防大島海の市 周防大島海の市

人だかりが出来ていたのは、もちろん鮮魚コーナー。
漁協が管理しているだけあって、
魚の種類も豊富で、
見ているだけでも楽しいものとなった。

特産品コーナーなんかもあり、
【島スクエア】の卒業生が販売している、
「あしたば佃煮」が売られていた。
私の文字を使ってくれているのが嬉しい。

周防大島海の市 周防大島海の市

最近島を賑わわしている若者たちによる出店もあった。
中でも列を作ったのが【太刀魚スティック】。
アイデア商品は会場でも注目を集め、
若手3人によるショップは早々の完売。

【周防大島まるかじり】の会場でも見かけた人達が多く、
強い想いで作られたお米【ひとみしり】も販売されていた。
面白い若手が増えてきて、
これからの周防大島の盛り上がりを予感させる。



2011年11月25日

ふるさとの鍋

周防大島といえばみかん。

この数年、周防大島でひとつの挑戦が始まっている。
【周防大島まるかじり】で誕生したのは新名物の【みかん鍋】。
年々その知名度を高め、近頃はよく聞く名前になっている。

周防大島みかん鍋 周防大島みかん鍋

今日は周防大島高校でみかん鍋の振る舞いが行われた。
地元でこれから育っていく人たちに、
しっかり味わってもらう機会があるのも面白いし、
OBの料理人などによる講演も行われた。

【マウンテンマウス】も駆けつけて、
みかん鍋のテーマ曲を歌ってくれて、
賑やかに郷土でのふれあいが行われ、
これから育てていく名物に新たな物語が加わった。

周防大島みかん鍋 周防大島みかん鍋

高校生たちはとても素直な反応をするので、
見ていてとても気持ちがいい。
みかんを入れる時には驚きの声をあげ、
食べれば「うまい!」と叫んでくれる。

3年生が鍋作りの手伝いをしていた。
とにかく驚きのリアクションが多彩。
みかん鍋はこれからもっと沢山の人に知られて、
奇抜だと言われながらも落ちついていくことだろう。

ふるさとの当たり前と呼ばれるまでには、
まだまだ長い時間がいるかもしれない。
しかし、こうやって地道にみかん鍋の宣伝をする、
ふるさとの人がいることを頼もしく思った。



2011年11月24日

2011柳井まつり

金魚が雨を呼ぶとして、
毎年恒例の【柳井まつり】は雨が多いという。

先日の祝日も心配された雨が、
お祭りの時間に合わせたかのように晴れ、
曇りではあったが、名物の【花笠おどり】の行列が、
色鮮やかに柳井の町を練り歩いた。

2011柳井まつり 2011柳井まつり

よく名前は聞いているお祭りだったし、
ポスターには賑やかなな様子が映し出され、
いつかは行ってみたいと思っていたお祭り。
初めて出会った花笠行列は想像以上に派手。

先頭が来るのを見て、
少しずつ写真を撮り始めるのだが、
それにしても行列が尽きる気配がない。
ふと思って見渡せる場所に出てみる。

2011柳井まつり 2011柳井まつり

見ればJR柳井駅のところから、
延々と続く花笠の行列。
こんなに参加者がいるのかと驚きながら、
音楽に併せて左右に振られる傘に見とれる。

先頭は白壁の街並みに届いているから、
距離にすると相当の長さと言うことになる。
みんなこの日の為に練習をしてきたのだろうか、
知り合いも踊っていたりして、なんだか羨ましい。

2011柳井まつり 2011柳井まつり

もちろん、健啖家の私はグルメも忘れない。
「G級グルメ」と言う名前に惹かれて、
会場ではガツガツと、あちこちで食べまくる。
もちろん新聞で紹介されたアレも購入。

【じねんじょカレー】のパッケージが可愛く、
柳井の白壁に行ったよと、証明書の気分で買う。
金魚提灯にしても白壁の街並みにしてもそうだが、
柳井の街が持つ魅力は本当に素晴しい。



2011年11月22日

軽1グランプリ

おっさんになっても面白いことをし続けたい。
ちょっと馬鹿馬鹿しいくらいのことを、
本気で楽しめる大人になりたい。

【周防大島まるかじり】で、
その素晴しいお手本を見た気がする。

前日、雨の中笑いながら準備をしていた、
沢山の男前たち。
社長などの肩書き関係なしに、
みんなで汗をかくイベントなのだ。

周防大島軽1グランプリ 周防大島軽1グランプリ

周防大島まるかじりの目玉になった、
【軽1グランプリ】は海風吹く会場の片隅
異様な熱気に包まれたお手製サーキットに、
本気で遊ぶ高齢のお兄ちゃん(おっさん)がいた。

エネルギーについて考える今の時代。
最高のエコ・エンジン(人力)で動く、
軽トラのタイムアタックレース。
仕掛け人の盛り上げに参加者もノリノリ。

周防大島軽1グランプリ 周防大島軽1グランプリ

軽トラは田舎に行けばどこでも見かける。
こと周防大島はみかん農家やら、
漁業者、土木関係者やらと、
軽トラは生活密着型のハイテクカー。

もっともスタンダードな車。
いつもお世話になる軽トラを、
どんどん引っ張る参加者の中には、
女性や子供もたくさん登場。

周防大島軽1グランプリ 周防大島軽1グランプリ

単純明快なルールだから誰でも面白い。
見ている方も手に汗握り、
子供でも動く軽トラの軽さには、
見ている一堂から歓喜の声があがる。

青空の下、みんなが笑った。
参加者が楽しいように、運営側も笑顔いっぱい。
大人がこれだけ楽しそうにしている島なのだ、
育ってくる子供達も、必ず笑顔で育つことだろう。



2011年11月20日

第6回周防大島まるかじり

雨が心配された【第6回周防大島まるかじり】。
風こそ強いものの、青空となり笑顔の開幕となった。

周防大島の魅力を詰め込んだイベントは、
農協、漁協、商工会、観光協会をはじめとする、
沢山の知恵と努力と、あと笑いとかが結集している。

第6回周防大島まるかじり 第6回周防大島まるかじり

【マウンテンマウス】のライブに始まったこのイベント。
今年のテーマは「軽トラ」。
軽トラマーケットと言うフリマを中心に、
飲食店やアトラクションコーナーが並ぶ。

中でも注目の的だったのは「軽1グランプリ」。
エコ・ドライビングを代表するかのような、
人力エンジンの鼓動がうなる、
シンプルかつ奥の深いタイムアタックも行われた。

第6回周防大島まるかじり 第6回周防大島まるかじり

話題となった軽トラマーケットは、
バリエーション豊富な出店があって、
遊休品、雑貨、魚屋、農家、花屋、二重焼き、
ジャム屋、アパレルなどが並んだ。

私も軽バンに掲示板を作って、
写真の展示コーナーを設けた。
名づけて「ミニ写真展」、そのまんま。
ポストカードは沢山の方に買って頂けた。

第6回周防大島まるかじり 第6回周防大島まるかじり

毎年恒例となっている、
【広島魚市】を招いての競売。
セリ市を体験するかのようなコーナーは、
ステージに釘付けのお客様でいっぱい。

釣りの大会も同時開催されていて、
ファミリーで出場された方たちは、
ふだんは経験しないルールのある釣りを、
思ったより難しいと言いながらも楽しんでいた様子。

第6回周防大島まるかじり 第6回周防大島まるかじり

そして何より周防大島と言えばみかん。
ステージでは「みかんの早食い」が行われて、
人の食べっぷりを見ては笑い転げ、
子供が頑張る姿を見ては、親はシャッターをきる。

イベントの締めくくりには【みかん鍋】の振る舞いも。
まだ食べたことがないと言った人たちも、
「知らんかったが、うまいんじゃね〜。」と素直な感想。
こうしてまた周防大島の楽しみが広まる。

周防大島ってどんな島なんだろうと、
それを、一目でわかってもらえるようなイベントではないかと、
私は素直に思っているのだが。
また来年は、どんな夢が生まれてくるだろう。



2011年11月18日

8cafe

先日、周防大島の近所になる、
平生(ひらお)へ遊びに行ったのだが、
【般若寺】からの帰り道で迷った私が、
車を停めたところに、そのカフェはあった。

それは本当に偶然だったのだが、
とても可愛い車が置いてあって、
しかも、カフェの看板がある。
その完成された雰囲気に誘われるままに入店。

8cafe 8cafe

こんなおしゃれなお店があったのか。
名前は【8cafe】。自然の光が温かい。
木の良さが分かる歩き心地。
目に映る優しい気配。

女の子なら誰でも憧れる空間ではないかと思う。
もちろん、男性だって感嘆の息を漏らす。
テーブルを選ぶにしても、
どの席も座ってみたくなる。

8cafe 8cafe

時間に追われるような日常。
気付いたら慌しく過ぎていく1年。
そういう私たちの社会に必要な、
「時間」と言う栄養。

あまり急がずに、どっしり腰をおろそう。
焦ってもいいことはないので、
せっかく迷いこんだこの時間を、
心から楽しむようにしてみる。

8cafe 8cafe

会話こそ少なく、しかし、くつろいでいる。
スイーツを待ちながら、
癒し空間を生み出している小物達を眺める。
出てきたケーキの受け皿はなんと【KOUNO TOUKITEN】

すっかり魅了された私。
友人もあっちを見て、こっちを見て。
随分楽しませてもらったカフェタイム。
今度はお気に入りの本を持って行こう。



2011年11月16日

瀬戸内の眺め

先日、遠く熊本県からのお客様を迎えた。
日本中を縦横無尽に走る高速道路など、
便利がよくなったこともあり、
なんと日帰りでの来訪。

火の国熊本からお越し頂くこともあり、
案内したのは瀬戸内の風景と、瀬戸内の珍味。

嵩山 嵩山

瀬戸内海は島が多いことで有名だが、
その多島美を堪能するには、
やはり高い所に登るのがいい。
【嵩山(だけさん)】からの眺めは広くていい。

久賀(くか)や浮島(うかしま)を見て、
そのずっと向こうは海を囲むように本州。
南を向けば四国が見え、天気次第で九州が見える。
陸に囲まれた瀬戸内の、まるで湖のような風景。

お食事処慶 瀬戸内ジャムズガーデン

せっかく瀬戸内海なので魚料理を食べて頂こうと、
【お食事処慶】で「親父の釣った魚定食」を。
みんなで頼めば更にパワーアップするこの刺身盛り。
船で出てきて一同歓喜の声が響く。

食事の後はカフェタイムも考えて、
【瀬戸内ジャムズガーデン】へ行く。
こちらではみんなドリンクだけだったが、
なぜか私が張り切ってスイーツを注文。

遠方より来てくれる友のあること。
それが何よりもの喜びとなった日。
またひとつ、島に思い出が増えた。



2011年11月14日

みかんの芽

周防大島がみかんの島として有名なのは、
もう言うまでもない。

お土産屋さんに行っても、
この季節はみかんばかりだ。
このオレンジ色に染まる時期が、
実は周防大島のもっとも「らしい」時期なのだ。

周防大島みかん農業 周防大島みかん農業

周防大島も社会の例にもれず、
農業の担い手不足の話は深刻を極める。
我が家もみかん農家だが、
自分がみかんを作る姿は想像がしにくい。

そんな周防大島で出会った、
岩手県から来た若者。それが【辻鼻(つじはな)】さん。
珍しい苗字もさることながら、
彼は今、みかん農家になろうと研修中。

周防大島みかん農業 周防大島みかん農業

それはもう感動してしまった。
みかんが好きだからみかんを作るらしい。
「いい物を作っていけばいいと思う」と、
その言葉の素直さに胸を打たれる。

みかんを触る辻鼻さんは始終笑顔。
「傷のついたみかんも個性的」と愛情がこもる言葉。
今はみかん畑を借りての農業。
いずれは周防大島に自分の農園を構えて欲しいものだ。

周防大島のみかんは、ただそこに出来ているわけではない。
汗をかく人が、その上に愛情を重ねて、
自然環境と一緒になって育てあげてこそ、
私たちの生活に届いてくるのだ。

ありがとう。ありがとう。



2011年11月11日

小行司にこにこパーク

朝市に代表される、
生産者の顔が見えて来る市場形式。
周防大島も盛んだが、
もちろん近隣地域、それぞれに盛ん。

先日行ったのは田布施(たぶせ)にある、
小行司にこにこパーク】。

小行司 小行司

地域案内の看板があって、
小さな地域だけれど元気を発信している。
なにやら安くておいしいと評判のお弁当があるとか。
しかし、この日はお弁当が売り切れだった。

建物の中にはパンなども売っていて、
お土産品になるようなものや、
地域ならではの素材も販売されている。
おばちゃん達は元気に動き回っている。

小行司 小行司

食堂のような感じで、おかずをとって食べられる。
この日はお弁当を諦めてうどんを食べる。
たくさんとったおかずの中には、
色々と工夫あるものも多く、なによりおいしい。

帰りしな気付いたのは「大島みかん」が置いてある。
地域の人が喜ぶいい物も販売したいと言う想いだろう。
大島のみかんが少し離れた田布施で売られていて、
ちょっと嬉しかったりする、初冬のこと。



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