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2020年05月

2020年05月29日

ハマウドの花

周防大島の沿岸によく茂っているハマウド。

パクチーに似た匂いがして、
虫の匂いみたいで嫌う人が多い。
見た目が明日葉に似ていて、
間違えて採る人がいるが別物なので注意。

この時期に花をつけるのだが、
その時だけ、やたら首を持ち上げて背伸びして咲く。
鮮やかな緑色の茎に白い花が目立つ。
テトラポットの隙間から伸びたものは特に目立つ。

ハマウド

ふだん目にも留めない植物で、
つやつやした印象以外ほとんど残らないが、
花をつけ始めると、
あれ、こんな植物あったかなとなる。

まぁ実際そういう植物のほうが多いわけだが。
ハマウド。
なんとなく気づいたら、呼んであげよう。

2020年05月27日

スベリヒユを食べる

島のあちこちで野草のスベリヒユが目につくようになってきた。
癖の無い野草で、茹でるだけで食べることが出来る。
昔は雑草と思って引きちぎって捨てていたが、
食べ方を教わって以来、かなり好きな野草になった。

畑などで土の表面に横ばいに伸びていく。
新芽は紫色が鮮やかで、だんだん緑色になっていく。
畑だけでなく荒れ地でも広がっていることがあり、
大きくても小さくても、食べるには問題ない気がする。

スベリヒユ

主な食べ方は、水でよく洗い軽く茹でるだけ。
マヨネーズ和え、または辛子醤油和え、
またはポン酢であっさり、サラダに載せて、など。
ともかく使い方が簡単。

きざむとネバネバが出るので、
ねばる食材が好きな方は包丁でよく刻んで、
醤油おかか、などで食べるなど。
味噌汁に入れるのもいい。

生食も出来るらしいけど、
茹でたほうがいいんじゃないかと思う。
畑の雑草程度に思わずに、
見つけたら食卓が豊かになると思いたい。

ちぎってきたスベリヒユは、
水に浸しているとずっと元気で保存できる。

2020年05月25日

悩ましきタナゴ

タナゴというと川魚と思われる方も多いらしいが、
このあたりでは、タナゴは海のものだと思っている。
厳密には、ウミタナゴと言うらしい。

タナゴが好きだと言う人も多いが、
個人的には外道の種類だと思っている。
いろんな魚が並んでいたら選ばないが、
先日、縁があってタナゴが我が家へ。

周防大島 タナゴ

煮物がおいしくなるだろうと、
他の雑魚と併せて煮ていると、
タナゴ独特の甘い匂いというか、
そう、タナゴの身は甘く柔らかい。

幼少期に好きだった時もあったが、
何度も食べていると、
この甘柔らかい感じが嫌になってしまったが、
久しぶりに食べると、ずいぶんおいしい。

先入観や偏見はもちろんあったが、
少しだけタナゴの株があがった。
もちろん、今後も買うことはないのだが、
タナゴもおいしいよねって、言ってしまうだろう。

2020年05月23日

カゴの中のタコ、壷の中のタコ

タコは高級品。
スーパーでも足1本が高くて、なかなか買うことが無い。

小さい頃は食卓にありふれていて、
磯に遊びに行った母が獲ってきたり、
近所の誰かがくれて冷蔵庫に入っていたり、
まさか、タコは買うものと思ったこともなかった。

周防大島 タコ

タコはどうやって獲るのか知らない人も多いだろうが、
タコ壷という、陶器(今はプラ製が多い)を海に沈める。
言うならばタコマンション。
タコの住処として使ってもらい、まとめて揚げるタコ漁。

カゴを沈めている人もいて、
幼少期、退屈な時は人の家のカゴをあげて、
中を覗いたり、素潜りしてタコ壷に手を突っ込んだり、
今考えると、ろくな遊びではなかった。

が、子供にとって興奮する出来事でもあり、
沈めていると何かが入っている、
と言う罠とか仕掛けに憧れた。
タコ泥棒はしないが、いじり回すから弱ったに違いない。



2020年05月21日

イシダイなんて食べた記憶もない

海で時々見かけるのがイシダイの子供。
サンバソウ、と呼ぶらしいのだが、
ほとんど耳にしないのだが、
漁師などはそう呼ぶのだろうか。

イシダイそのものは珍しい魚でもなく、
特に子供のイシダイは、白と黒がはっきりしていて、
テレビで見る熱帯魚のような雰囲気がある。
かなり人懐っこくて、好奇心が強い魚だと思う。

周防大島 イシダイ

海の中でじっと待っていると、
こちらに興味を持ちながら、ゆらゆら寄ってくる。
なかには手のひらを口で突っつくものもいて、
そういう個体はダイバーが餌付けしているという説がある。

実際に手でつかんだこともあるが、
イシダイだから食べてみよう、と思ったことはない。
イシダイをすごいおいしいと推されることもあるが、
記憶に無いので、日常の食卓に並ぶ魚種ではないのかもしれない。

ただ、海の中で出会うと特別感があり、
何か海中散歩を魚と一緒に楽しんでいるようで、
漫画の主人公にでもなったようだ。
太陽の光を反射する可愛いやつ、それがイシダイの子。

2020年05月19日

クジメはアイナメ?

アイナメ、アイナメと思って食べていた魚が、
実はクジメだと知ったのは随分最近の話。

色やしっぽの形が違い、
たいていの場合、磯にいるのはクジメ。
ほとんどの人がアイナメとして認識している為、
クジメという名前を出しても共感を得ない。

周防大島 クジメ

刺身にすると全然違うらしいが、
煮物だとその違いはよくわからない。
違いと言えば、しっぽの形が扇型なのがクジメ。
「く」の字に見えるのがアイナメ。

またアイナメはかなり大きくなる。
クジメは小さく、赤身がかっている。
だからなんだ、というくらい、
味の違いも実際のところ分からない。

なので、クジメもアイナメもうまい。
磯には沢山いて、
子供たちの漁り遊びの相手でもある。

魚の名前は実に多様で、
ほとんどの場合、十把一絡げな呼び方をしていて、
時々図鑑を見てみると、
思った名前では無くて今更勉強になることもある。

2020年05月17日

ギザミ、本名キュウセン

磯で泳ぐ時にもっとも出会う魚と言えば、
ギザミかベラではないかと思う。
同じ魚種に所属するが、
ギザミは好物、ベラは敬遠という風潮がある。

図鑑などを見ていて気付いた人もいるかもしれないが、
ギザミは方言、キュウセンというのが本名。
白いギザミと、緑色のギザミといるが、
これは性別の違い。とにかく磯にあふれた魚。

周防大島 ギザミ キュウセン

けっこう大きくなる魚種で、
大きなものは塩焼きにして食べるとうまい。
ギザミはわざわざ買うほどではないが、
もらうと嬉しい、気がする。

シュノーケリングで浮いていると、
このギザミは色んな所に集まっていて、
逃げても、すぐまた寄ってきたりと、
その見た目も綺麗で眺めているのが楽しい。

ちなみにギザミはベラ科ではあるが、
一般的に言うベラとはちょっと違う。
ギザミは塩焼きがうまい。
いや、これは私の主観でしかないのだがうまい。

子供たちの遊び相手としては、
ネズミゴチという小魚に続く人気魚種ではないかと思う。

2020年05月15日

ヤハンドウが釣れた日は

「ほんまにうまいんはヤハンよ。」

ヤハンがうまい、ヤハンがうまい。
ヤハンとはヤハンドウの略。
では、ヤハンドウとは何か。

正式にスズメダイと言う。
地元ではヤハンドウ、ヤハンと呼びながら、
名前の由来などは不明。
山口県内はわりと通用するらしい。

周防大島 ヤハンドー スズメダイ

サビキ釣りで狙わずとも釣れることが多い。
小さいうえに骨が硬くてやっかい。
しかし、これが唐揚げにして南蛮漬けにするとうまい。
そのファンはかなり多いとみている。

雑魚のように扱われることが多いが、
日本海側に行けばパックに詰めて売っていることも。
有名魚種とは言わないまでも、
おなじみの、と言った感がある。

今でもヤハンドウと言えば、
何か懐かしいおまじないのように耳に響き、
子供心に不思議に思ったことや、
強そうな名前は心の奥深くにしっかり刻まれている。

2020年05月13日

ハゲかメイボかウマヅラハギ

タイトルだけでは何のことやら。
周防大島でもよく釣れる魚で、
冬の鍋物などで人気が高いのがハゲ。

このハゲというのは、カワハギのことなのだが、
周防大島で言うハゲは、主にウマヅラハギだと思う。
身はぷりぷりで、上品な白身。
刺身、揚げ物、煮物、鍋物と万能。

スーパーなどでは時々「メイボ」の名前で登場。
そのウマヅラハギを、方言だと思うがハゲ。

周防大島 ハゲ

大きな角が生えていてかっこいい。
身が長く大きいので食べ応えがある。
幼少期、ハゲを見つけると母に揚げてもらった。
ハゲは身離れがよく食べやすいので好きだ。

鍋では茹でても身崩れしないので、
これまた使いやすく、名物みかん鍋にもよく入っている。
わざわざ釣るのは難しいらしく、
サビキ釣りでは「餌泥棒」と呼ばれ餌だけ食うのが上手。

おちょぼ口で可愛いところもある。
海の中で見かけると慌てて逃げるのだが、
その逃げる時の慌てた様子も可愛い。

ハゲ、とは毛の薄い人には痛い名だが、
実際の由来は、皮を剥ぐ調理法のほうで、
けっこう残酷なシーンでもある。

しかし、美しい白身に出会う為、
今日もどこかで、皮を剥ぎ取られていることだろう。

2020年05月11日

ホゴは味噌汁

魚談義の中で、思ったより挙がらないが、
誰かが思い出したように名前を挙げると、
急に特別うまい魚種認定される魚がホゴ。

ホゴって何よ。ホゴはカサゴの方言。
このあたりだとカサゴと言うほうが伝わらない。
「赤メバル」と呼ぶ地域もあり、
メバルなの?カサゴなの?ホゴなの?と訳がわからない。

周防大島 ホゴ カサゴ

ホゴは昔から食卓にありふれた魚の1つで、
煮物や味噌汁の具、唐揚げになることが多い。
あまり刺身で食べることはない。
とにかく、私は言いたい。ホゴは味噌汁。

我が家ではだいたい味噌汁に入れる魚は、
ホゴだったが、今でも小さなホゴは味噌汁。
ホゴはよいダシが出て、風味のいい汁になる。

人気魚種のメバルより知名度は低いが、
島の人に深く愛されているのは間違いない。

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