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2011年07月

2011年07月31日

タヒチアンダンス

毎週土曜日は周防大島の【サタデーフラ】を楽しんでいる。
様々なフラを見ながら色々な出会いがあるが、
今週もまた楽しい出会いがあった。

【サンシャインサザンセト】は大島の誇る、
リゾート地帯に建つホテル。
ここもサタデーフラのメイン会場の1つ。

POERAVA サタフラ POERAVA

この日の始まりはかなり賑やかとなった。
福岡から来た【POERAVA】と言うチームは、
タヒチアンダンスの踊り手が揃う。
普段見慣れたフラとはまた違った印象がある。

見た目も派手でココナッツブラや腰みの。
ハワイアンのフラとは一線を画す、
賑やかで動きが早く、スポーティな感じがある。
露出が高めなのも文化的なものなのだろうか。

POERAVA サタフラ POERAVA サタフラ

サタフラを毎週のように見にくるお客様も、
POERAVAの衣装や踊りに目が釘付けになる。
踊りに合わせて甲高い掛け声が飛ぶのだが、
そういった雰囲気が似合うサンシャインの芝生。

腰の動きがダイナミック。
交代するメンバーの衣装も赤や黄、オレンジ色。
その華やかさを受け止める踊り手たちも、
素晴しい曲線美を持つ体を惜しみなく使う。

POERAVA サタフラ POERAVA サタフラ

フラの踊り手たちは皆、堂々としている。
日頃から常々思うが、綺麗で有りたいという願いや、
綺麗でい続けるということは、
「自信」という名の極上の美を育てるのではなかろうか。

夜を彩る見事な華たちの舞いは続いた。
途中、サンシャインサザンセトの名物の花火もあがり、
フラガールたちは一斉に空に向けて拍手を贈る。
周防大島、サタフラの夜のなんと楽しいことか。



2011年07月28日

こいわい食堂

縁あって行った祝島(いわいしま)。
先日、記事には書かなかったが、島にある小さな食堂へ行った。
出来たばかりのお店でIターンした女の子が経営している。

改めて掲載しておこうと思ったのは、
私の中でようやく彼女との出会いが消化できてきたような、
それでも、私ごときでは足りない深みがある。

こいわい食堂 こいわい食堂

Iターンされた芳川さんと、Uターンした氏本さんの、
ダブルオーナーでやっているお店なのだが、
初見で、とにかく昔遊びに行った、
ばあちゃんの家を訪ねる感覚だった。

家の匂い。庭の匂い。
昔ながらの「よう来たね」と言った感じ。
祝島に惚れて、祝島に流れる時間のつなぎ手となり、
次の時代に確かな知恵を伝えていくのだろう。

こいわい食堂 こいわい食堂

テーブルの上には私たちの名前が書かれたお品書き。
1品1品に、食材を持ち寄った人の名前も連なっている。
こんなに人の顔を想像してしまう食事は始めて。
きゅうりや、梅干の向こうに、縁がつながっている。

食事中にも、祝島のおばあちゃんがやってきて、
野菜を届けてくれたり、
そのおばあちゃんを指して、オーナーの芳川さんは、
「私の先生なんです」と、2人して照れ笑いが可愛い。

こいわい食堂 こいわい食堂

オプションで海鮮、または豚肉がつくのだが、
相方が海鮮、私は豚肉を選択。
海の幸はもちろん祝島沖で獲れたものだし、
豚は、先日紹介した【氏本農園】の豚さん。

食事をしながら、色々なことを思い出す。
我が家も今は祖母がいて、食事の前に畑へ行き、
採ったばかりの野菜を洗いながら食卓で会話をする。
そういう生活は、祖母のいる今しかないのだ。

芳川さんが選択したように、私にも先生となる祖母がいる。
色々なことを沢山見せてもらったが、
実際にやってみたことは本当は少ない。
今のうちに、祖母の生活にもっと触れておこうと思う。



2011年07月26日

アロハな花を咲かせましょ

周防大島で【サタデーフラ】が始まり、
今年で4回目になる。
90を超えるチームが参加する巨大イベントになったが、
始まった頃は、参加チームを探し声をかけることもあった。

イベントを手伝わせていただき、
私も色々と拝見させていただいたが、
メインスタッフの努力と、楽しむ姿勢に心を打たれる。

サタデーフラ サタデーフラ

スタッフはいつも忙しそうに駆け回り、
しかし、たいへんな笑顔で会場を盛り上げている。
当たり前のようだが、楽しいと言うのはすごいことだ。
良いイベントには、よい笑顔が生まれるものだ。

踊り手も様々で、観客も増加している。
フラの勉強に来る人もいれば、
通りすがりの観客もいる。
それらが無料だと言うことも驚かされる。

サタデーフラ サタデーフラ

メイン会場になる【グリーンステイながうら】も、
【サンシャインサザンセト】も、
夕暮れ時からが特に素晴しい風景を見せてくれる。
フラの背景に自然が広がる。

日が落ちるとライトアップされて、
会場の空気が一変するのが分かる。
とたんに涼しくなる瀬戸内の夏が、
気持ちよく過ごしている観客の表情から分かる。

サタデーフラ サタデーフラ

フラにも色々と種類があって、
何度会場に足を運んでも飽きない。
今年初めて拝見させていただいたチームは、
身にまとった空気で会場を沸かせた。

瀬戸内海に浮かぶ島の、
夏だけの熱い夜。
もっともっと、沢山の人に見てもらいたい。
毎週土曜日と言う機会の多さも魅力なのだ。



2011年07月25日

フラっと周防大島

周防大島の夏の盛り上がりが止まらない。
【サタフラ】に集まるフラの名手が舞えば、
観客は魅了され、夏の一体感が高まる。

毎週土曜日のサタフラは、
昼の部と夜の部があり、昼は【道の駅サザンセトとうわ】。
今週は子供達の元気よいフラで始まった。

サタフラ道の駅 サタフラ道の駅

大人の女性が魅せるフラも素敵だが、
子供達のフラも非常に人気が高い。
集まる顔ぶれは勿論、ご両親やおじいちゃんおばあちゃん。
我が子の晴れ姿を見にカメラを構えての登場。

目尻の下がることこのうえない表情で、
観客席は即席カメラマンで埋まる。
そのうち写真を撮るのも忘れて、満面の笑顔。
子供達の健気さに夏の暑さなんて忘れてしまう。

サタフラ道の駅 サタフラ道の駅

女性たちにとっては憧れの存在にもなるフラガール。
子供達のフラを見たあと、
そのまま残ってしばらく目を輝かせている。
女性にとっていつまでも輝く美と言うのは不可能ではない。

磨きあげた動きのひとつひとつに目を奪われる。
笑顔で踊るその舞台の華やかさの中には、
衣装や、頭飾りなども目を惹く。
手作りの頭飾りを持ってくるフラガールもいる。

サタフラ道の駅 サタフラ道の駅

フラを習いたいと言う人も増えたように思う。
そういう機会を与えてくれるサタフラも素晴しいし、
そういう願いを受け止めてくれる先生方が、
サタフラにやってくる。

フラガールはこれからも生まれてくることだろう。
その立役者となるのは、舞台に輝く無数の華たち。
周防大島の景観美が、更にそれを引き立たせることだろう。
夏のフライベント、サタフラは8月終わりまで行われる。



2011年07月24日

縁から縁へ

今日は周防大島で映画の上映会が行われた。
【107+1〜天国はつくるもの】のお手伝いをさせて頂き、
今日もまた、とても素晴しい縁との出逢いがあった。

私たちが望む社会と言うのがどういうものか、
実は、なかなか説明できないのが本当ではないかと思う。
「どんな毎日だったら楽しいかな?」

それは決して誰かが用意してくれるものではない。
私たちは思った以上に、私たちの未来を決めるだけの、
力を持っているのだと、改めて考える1日になった。

周防大島人の輪 周防大島人の輪

上映会のあと、ステージでは【マウンテンマウス】が、
主催者の小野寺さんを交えたトークライブをし、
相変らずの眩しい笑顔で、島の未来を語ってくれた。
私の持つ縁が、誰かの持つ縁と出会って大きくなっていく。

私たちが日頃あまり気付かないところですれ違っている、
1人1人の人が、何か些細なきっかけを頂くことで、
とても楽しいことを共有できる友達になれるかもしれない。
縁は自然な形で私たちを導いてくれる。

お侍茶屋彦右衛門の野菜市場 周防大島人の輪

打上げには地元の【お侍茶屋彦右衛門】で。
野菜市場に置いてあった色とりどりの野菜を見て、
私たちもまた、個性を輝かせ照らしあう仲間だと再認識。
経験や好奇心が、私の色となり、出会いがそれに磨きをかける。

初めて会った方とも、沢山会話をする機会となり、
大きくなっていく縁を一度大きく吸い込んでみる。
胸いっぱいに膨らませた未来への希望。
青春は何度でも訪れ、幾らでも叫び声を生む。



2011年07月21日

カンディンスキー!

カンディンスキーが山口市にやってくる!
そう聞いた時、実は【カンディンスキー】なるものが、
いったいいかなる人物なのか知りもしなかった。

聞けば色彩のマジシャンのような、
キャンバスいっぱいの目に鮮やかな画を描くという。
と言うことで、いざ山口市の美術館へ。

むくの木 むくの木

とは言え、やはり大切なのは腹ごしらえ。
山口市といえば【一の坂】が有名。
その美しい川沿いの風景を歩くと、
【むくの木】と言うお店に出会う。

時間を忘れるようなお店の入口は狭い。
しかし、入るとふわっとメルヘン世界。
むくの木をお気に入りの名に挙げる人は多い。
店長もまるで童話の世界のような雰囲気が漂う。

むくの木 むくの木

私はこの日おすすめだったと言う、
カレーのスペシャルを頼んだのだが、
なるほど、おすすめだ。
とろっと口に流し込めば香りが漂う。

あとからゆっくりと辛みがついてくる。
相方が奨めてきたのは、
コーヒーゼリーの入ったぜんざい。
これがまた食後にいい。

カンディンスキー

さて、肝心のカンディンスキー。
抽象画の父と呼ばれるような人だが、
その世界観は勿論一朝一夕には生まれていない。
時代と、社会。そう、この人は戦時のアーティストだ。

アートが何かなんて、到底答えられるものではないが、
人が生きていく為に必要なものの中に、
アートと呼ばれる心の具現化されるものはあると思う。
叫びたいじゃないか、この世界。

中は写真が撮れなかったので、
興味を持った人はぜひ行ってみて欲しい。
よく分からないくらいが、丁度いいかもしれない。



2011年07月20日

2011サタフラ道の駅

先週、7月16日に開幕した【サタデーフラ】こと【サタフラ】。
周防大島が瀬戸内のハワイと呼ばれる、
その代表的なイベントになったが、
夏休みの毎週の土曜日、フラのダンサーが集まるのだ。

会場は昼の部に【道の駅サザンセトとうわ】。
夜の部に【グリーンステイながうら】と【サンシャインサザンセト】。

サタデーフラ サタデーフラ

道の駅会場に、今年は特設ステージが登場。
フラガールにとっては嬉しい、
足元がよく分かる仕組みなっている。
フラダンサーの足の運びにも注目して欲しい。

サタフラに登場するチームは、
今年になって爆発に増加して90チームほど。
毎週様々なチームが踊りにくるので、
何度見ても新鮮な想いで見ることが出来る。

サタデーフラ サタフラ似顔絵

道の駅には毎週の土日になると、
恒例の【サタフラ似顔絵】も始まる。
フラの衣装に着替えて描く似顔絵は、
周防大島のお土産としても人気が高い。

夏だけの限定似顔絵なので、
サタフラ観覧の際には、
ぜひぜひ立ち寄って欲しいところ。
周防大島の夏は今年も最高だ!



2011年07月19日

2011下田管弦祭

先日、周防大島の【下田(したた)】にて、
厳島信仰にもとづく【管弦祭】が執り行われた。
いわゆる「十七夜」と呼ばれるお祭り。

毎年7月17日に行われるので、
この時期が来ると、いよいよ夏かと実感する。
それと言うのも夏の花火の初陣でもあるのだ。

下田十七夜 下田十七夜

陽が落ち始めると港から漁船が出航する。
大漁旗に提灯を携えて、それから太鼓が響き始める。
漁船からは手持ちの花火が上げられる。
防波堤の上に漁船を眺める家族達がいた。

どこそこの漁船が大きいからすぐに分かるとか、
なにがし君の大きな声がここまで響くとか、
地元ならではの会話を聞きながら、
私は花火現場の番犬をしている。

下田十七夜 下田十七夜

陽がすっかり落ちて、
夕暮がやがて青暗い星空に変わると、
ようやく花火の開始が告げられる。
今かと待ちわびる子供達は前傾姿勢。

まだか、まだかと言う喧騒を破るように、
轟音が鳴り響く。
最初の一発に歓声がわくと、
あとはもう雪崩式に打ちあがっていく。

下田十七夜 下田十七夜

下田の花火は地方の小さなお祭りと思えないほど、
立派な花火が上がるので人気が高い。
子供達が何度も「これで終わりじゃ!」と叫ぶ。
その都度、さらに大きな花火が上がる。

大人も子供も、夏の暑さを忘れて夜空を見上げる。
この夜空のずっと向こうに、
今も被災地では復興の闘いが続いているのだと思うと、
花開く夜空の火に、1つ1つ願いごとをした。

厳島の神様が空と海を通じて、
遠い東日本へと願いを運んでくれることだろう。
今日もありがとう。
そして台風の影響があまり出ないことを願って。



2011年07月17日

2011サタデーフラ開幕

周防大島夏の祭典が開幕した。
恒例となった夏休みを彩るフラの祭典。

ハワイ州カウアイ島と姉妹縁組の周防大島は、
夏休みの毎週土曜日に【サタデーフラ】と言う、
フラの踊り手が集まるお祭りをするのだ、。

サタフラ サタフラ

子供から大人まで様々な踊り手がやってくる。
今年の参加は総勢で90チームにも及び、
フラの島、瀬戸内のハワイの名に恥じない、
堂々たる祭典へと発展した。

色とりどりの衣装も見ごたえがあるが、
やはり1人1人が日頃磨いてきた、
足運びや、指先の動き、目線の動きと、
動きに現れるものに目を奪われる。

サタフラ サタフラ

今年はコーラスグループも参加したり、
バックバンドと一緒の発表があったりと、
更に賑やかになったサタデーフラ。
遠くは神奈川県のチームからも参加。

大阪、福岡、広島と参加者も幅広い。
周防大島にも地元のチームが多数いる。
これからの毎週土曜日を踊りまくるかと思うと、
ドキドキする気持ちが抑えきれない。

サタフラ サタフラ

観覧車が参加するフラもあった。
踊り手の訴えかけに反応するように、
観覧車の手がゆっくりと動き始め、
しだいに大きな波のように見え始めた。

人の心がひとつになる。
星空を仰ぐように、
みんなの手が空へと向った。
今年のサタフラもまた、美しい幕開けになった。



2011年07月14日

祝島紀行(5/5)

祝島(いわいしま)は島の外周が思ったより広く、
徒歩しかない観光客にはかなり厳しい。

おすすめと言われたところは、
どちらも島の端の方にあるので歩いてはなかなかいけない。
そこで目にとまるのが、港にある「レンタサイクル」。

祝島のレンタサイクル 祝島から本土

【チャリンコハウス】と書かれていて分かりやすい。
さっそく貸していただき、数年ぶりの自転車をこぐ。
思ったようにこげず多少蛇行するものの、
風の強い祝島の海岸を自転車で行くのは爽快。

西へと回ると、ずっと海岸線が続く。
海を見る生活はこの島の人の当たり前の毎日だろう。
海と風の中に暮らす祝島の生活。
その素朴な生活の中に私の知らない濃い歴史もある。

祝島と原子力発電所反対 祝島の看板

島のあちこちで見かけたのは上関に計画された、
原子力発電所への反対メッセージ。
福島で進行中の事故も日本に影を落としているように思うが、
日本にはいつのまにか沢山の原子力発電所が建てられている。

上関の計画は現在凍結の見通しのようで、
祝島の人たちの反対運動も平穏を得ているだろうか。
田舎の素朴な民に、数十年の闘争をもたらしたと思うと、
過ぎた年月がいかに地域を疲弊させて来たかを考えてしまう。

祝島とまき 祝島の生活

本土から離れていた祝島は、離島というビハインドもあったろうが、
現在も焚き木燃料を使う家も多い様子で、
狭い土地も利用して作られる畑も素朴ながら力強い。
一方、我が家は電化が進み、久しく焚き木を集めた記憶がない。

毎日の生活。糧とはどのように得ていくのか。
祖母たちの生活を見ても、豊かさは山や海に得てくる。
勿論現代社会はお金も大切なので、そればかりではない。
しかし、古臭いはずの生活の力強さを失ってはいけないと思う。

祝島のグラスファイバーの屋根 祝島と練塀

地域と言うのは時代と共に変わっていくものだ。
数年間、ふるさとの写真を撮っている間にも変化は著しい。
祝島で見た不思議の中でも「屋根」の不思議は強く、
グラスファイバーの屋根は強烈な違和感を抱いた。

必要性と実用性が島の建築物に影響を及ぼしていると感じた。
独自性のある「練塀」も古いものと新しいものとで、
造り方がどこか違うようにも感じられ、
祝島文化の伝承が今後どのように続けられるか興味を持つ。

初めて行っただけで、衝撃の多い島歩きとなった。
また改めて歩きに行きたい島に出会った。
瀬戸内の島々、もっと色んな島にも行ってみよう。
そして、更にふるさとを好きになろうと思う。



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