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2010年09月

2010年09月28日

かみはなまつり!

周防大島の大地を震わせたイベント、
【かみはなまつり】が先日【お侍茶屋彦右衛門】にて、
盛大に行われた。

【マウンテンマウス】主催で、
メインには元ブルーハーツの【梶原徹也さん】をはじめ、
数々のアーティスト達が集結した。

マウンテンマウス 梶原徹也さん

とにかくゴージャス。
マウンテンマウスの天真爛漫なMCにいざなわれ、
次々に登場するアーティスト達は、
山口県の活動者だけでなく、関東からも登場。

土地の神様が喜ぶような祭にしたい。
本当に、そのとおりになったのではないかと思う。
心温まる交流に生まれたかみはなまつり。
そこには、魂の響きが集まり、音楽となった。

かみはなまつり 周防大島 お侍茶屋彦右衛門

周防大島高校の吹奏楽部なども参加し、
詰め寄せた人達は、
それぞれのスタイルで音楽を楽しむ。
歌うパン屋さんの作った、
「マウンテンマウスパン」も会場で話題になった。

雨の気配が濃厚だったイベント。
さすがに後半で雨が降ってしまったのだが、
参加者が協力してテント移動。
心が感応しあうお祭に感激してしまった。

かみはなまつり 蓮風 友岡さん

さすがの梶原さんのドラムにはみんな釘付けで、
競演した【連風】の友岡さんの太鼓は、
素晴しい響きで嵩山まで届いたに違いない。
ジャンベ、舞踏、三味線、鈴の音などなど。

なかなか味わえない、異種セッション。
土地の神様も楽しんでくれたに違いない。
賑わいの上に笑顔を築き、
明るい未来を見せてくれたマウンテンマウス達。
ありがとう。ありがとう。



2010年09月27日

移民の歌、ホレホレ節(後編)

ハワイ移民の歌『ホレホレ節』が、
周防大島のあちこちで披露された。
【アグネスキムラ】さんの想いは、
この島にどのように響いただろうか。

島を歩く、あちこちでの交流は、
心温まるものだったように思う。

フカ地蔵祭 フカ地蔵祭

沖家室(おきかむろ)では【フカ地蔵祭】に参加。
静かな海の周りが少し賑やかになる。
日頃の海から頂く恩恵に対して、
この日は逆に魚を海に返すという。

不思議な感覚だが、こういった風習は、
昔の日本にはあったのだよと地元の人に教えてもらう。
供養と言うのがよいのか、
ともかく、水槽の魚を見守る子供が印象的。

フカ地蔵祭 フカ地蔵祭

一番最初に住職が、祭りの名のとおり、
「フカ」、この辺りでは「ノウクレ」と呼ぶ、
小さなサメを取り出して海へ返す。
網から離れると元気よく泳ぐフカ。

アグネスキムラさんも参加。
なかなかひっくり返らない網に苦戦しながら、
魚を丁寧に海へ返していた。
こういった恵みに対する感謝の念は、
世界共通の意識なのではないかと思う。

我が島荘での交流 我が島荘での交流

沢山の小さな交流。
アグネスキムラさんも島のあちこちを歩いたらしい。
宿泊先となった【我が島荘】でも、
小さな交流があった。

わざわざ訪ねてきた遠い友人たちや、
地元の人たちが寄ったささやかな交流。
歌い、踊り、それはまさにアットホームで。
「来たらいいよ」と声をかけてくれた友人には、
本当にありがたい縁をいただいた。

ホレホレ節。ハワイ移民の歴史がつないだ縁。
またいつか、この島であの歌声に会えますように。



2010年09月25日

移民の歌、ホレホレ節(中編)

ハワイ移民の歌『ホレホレ節』を携えて、
【アグネスキムラ】さんは周防大島を歩いた。

道の駅でのライブを終えたあとに、
向ったのは【沖家室(おきかむろ)】。
ホクレア号クルーに同行したあの日を思い出す。

泊清寺 ふか地蔵祭

周防大島の中でも特に時間の過ぎ方が違う。
そう錯覚させるのは沖家室の音ではないかと思う。
静かな集落を歩くお年寄りたち。
過疎化高齢化の島には、ハワイ移民の歴史も眠る。

この日は【フカ地蔵】の縁日の日でもあり、
境内では島のお年寄りが集まっての、
カラオケ大会などが催されているようだった。
ほとんど飛入りのような形で、コンサートが実現した。

アグネスキムラさん アグネスキムラさん

私よりもずっと先輩になる島の高齢者たち。
60歳を過ぎてもまだまだ現役と言い、
80歳でもばりばりの現役だと言う。
そんな先輩たちは、どのようにホレホレ節を聞いたろう。

ハワイ移民の歌。
それは日本の歌であって、日本の大地で歌われなかった。
遠い地、ハワイの労働中に口ずさんだといわれる。
日本民謡を感じさせる歌に、また新しい歴史がつながる。

アグネスキムラさん アグネスキムラさん

【泊清寺(はくせいじ)】の本堂で歌ったあと、
山手にある墓地へ向う一行。
昔から気になっていた、棕櫚(しゅろ)並木も、
ハワイ移民と関係があるらしかった。

第一移民団として渡った人のお墓があるらしく、
アグネスキムラさんが、その墓の前で歌う。
ギター伴走もなく、アグネスさんの声だけが響く。

目をつむってハワイで働く自分を想像してみる。
帰ってこれた人は、幸せなのだ。
もちろん、向こうで成功した人もいただろう。
過酷な労働の中にどんな青春があったろうか。

続く......。



2010年09月24日

移民の歌、ホレホレ節(前編)

周防大島がハワイ移民の歴史から、
今もハワイのカウアイ島と交流があることは、
周知のところであるが、
実際、私たちはハワイ移民のことをどれだけ知っているか?

この度、アロハなご縁があったのだろう、
アロハな歌い手【アグネスキムラ】さんが、
周防大島を訪ねてきてくださった。

アグネスキムラさん アグネスキムラさん

代表曲にハワイ移民を歌った『ホレホレ節』がある。
今回の来訪はもちろんプライベートによるものだが、
ありがたいことに、島でのライブなど引き受けてくださり、
その美声を披露していただく機会があった。

ホレホレ節のタイトルを初めて聞いた時は、
陽気な調子を想像してしまったが、
どっこい、ハワイ移民による労働歌。
遠い地から日本へ寄せる想いも刻まれる。

周防大島のケイキフラ 周防大島のケイキフラ

「行こかメリケン、帰ろかジャパン」の、
有名なフレーズから始まり、
観客はその静かな歌の中に、
ハワイ移民の歴史を想像する。

島の子供達もフラでお出迎えと言うことで、
アグネスキムラさんの前でフラを披露。
今はまだ子供達も踊りを楽しむ年齢。
そのうち、そこにはハワイ移民の歴史と、
周防大島の歴史物語も継がれていくことだろう。

アグネスキムラさん アグネスキムラさん

ありがたいことに大島は【ハワイ移民資料館】があり、
そこではハワイ移民に関する情報がたくさん手に入る。
私たちには学習する機会がたくさんあって、
改めて、私たちをハワイに繋ぐ歴史とは、
いったい何なのかを考えさせられる。

ハワイへ夢を求めて旅立った人たちの想い。
周防大島の生活は、本当に豊かになっただろうか。
親戚にもハワイ移民の関係者がいたように思う。
そういう人たちの話も、ちゃんと覚えておきたい。

続く......。



2010年09月20日

ばあちゃんと食べる魚

敬老の日ということで、
祖母に何かしたくなって、
相棒と一緒に買い物へ行くも何もみつからない。

思えばそんなに器用な買い物が出来るわけでもない。
そう思うと、何か食べるものがよいだろうと思い、
思案したあげく、祖母に新鮮な魚を食べさせたくなった。

周防大島の海遊び 周防大島の海遊び

周防大島で暮らしているわりに、
まったく釣りの知識もなく経験も少ない私。
そもそも、見えないものを釣るという行為が、
あまり向いていないのではないかと思う。

ともかく、釣具屋によって、
色々と物色して、とにかく、魚を手に入れる為に、
ベストだと思う方法を、自分なりにチョイス。
あとは、海へ行き、魚を見つけるのみ。

周防大島の海遊び 周防大島の海遊び

いまでは高級魚として取引される「メバル」もいいが、
やはり美味なのは「アイナメ」。
3時間くらいねばって、アイナメを探す。
アイナメを見つけた瞬間、祖母の笑顔を想像した。

メバル、カサゴ、ギザミ、それからアイナメ。
素晴しい礒魚たちに出会い、
祖母の待つ食卓へ。祖母はたくさん褒めてくれた。
私はというと、どっと疲れて倒れこむ。

祖父のいなくなった初めての敬老の日。
広く感じる食卓には、アイナメの頭だけが残る。
おいしかったろうか。おいしかったろうか。



2010年09月19日

秋晴れの海

周防大島の秋が青く彩られる。
秋になると空や海が青みを強め、
エメラルドグリーンだった海も、
今では青い印象の方が強い。

周防大島の青い海 周防大島の青い海

それでもまだまだ日差しの強い季節。
海で遊ぶと言っても、陽の高い時は、
注意して遊びたいところ。

人で溢れた夏休みと違って、
誰もいない砂浜が目立つ周防大島。
この季節の方が、
海遊びは気持ちがいいほどなのだが。

周防大島の青い海 周防大島の青い海

海辺には流木やら、海草がながれついている。
よくアオサと呼んでいたが、
実際、海草の種類ほ私たちが知るよりも、
ずっと豊富なのではないかと想像する。

そういえば同じ植物である海草だが、
陸上の作物や花と同じく品種改良などされるのだろうか?
あまり聞いたことがないが、
耐寒種や食用種の発達などあるのだろうか?

海のことは、本当に未知の部分が多い。



2010年09月18日

ちっちゃな出会い

秋らしくなったと思うのは、
虫の鳴き声や、落ち着いた気温のせいか。
静かに迎えたと思った夜も、
耳をすますと虫の大合唱で賑やか。

久しぶりに散歩をしていて、
小さいけれど、素敵な出会いがあった。

周防大島ひまわり 唐辛子

夏は終ってしまったけれど、
まだまだ元気なのはヒマワリ。
新しいヒマワリが咲くなかで、
小さな小さなヒマワリが咲いているのを見つけた。

我が家のまわりを歩けば、
収穫されたばかりの唐辛子。
美しいつやを持ったその赤色が、
秋空に一層美しく輝く。

きのこ 星の花

野山を行けば妙なキノコにも出くわす。
もっと時間がたてば、そのうち猿の腰掛みたいに、
なっていくのだろうか?
山には色々な植物が生まれてきて、
案外、どれも名前を知らない自分がもどかしい。

そして駐車場にてしゃがむと、
小さな小さな、誰も見ないのではないかと、
そう思うほど小さい、星の形をした花に出会った。

花と呼ぶには、なんだか葉に近いのか、枯れているのか。
しかし、それは確かに星の形をしている。
何気ない道にあるのだ、それは。



2010年09月15日

輝く海で

周防大島の海。
毎日見ているが、毎日違う。

そんな違いが妙にはっきりする日。
海の大きな変化が目に飛び込んでくる。

周防大島の海 周防大島の海

やけに海がバシャバシャと騒がしいと思ったら、
数百匹はいるであろうボラの群れ。
どうやら産卵か何かの様子なのだが、
とにかくその異常な量といったらない。

時々見られる風景なのかもしれないが、
塊になったボラの集団の中に、
滝登りのように飛び跳ねるボラがいたりと、
海も眺めていると珍景に出会うものだ。

周防大島の海 周防大島の海ホタル

素晴しい風景は他にも色々ある。
周防大島のある海岸へ行けば、
心躍るほどの海ホタルの群れに出会ったりする。
月明かりのない日は特に目をみはる。

海ホタルや夜光虫、静かな夜の青い光。
見上げれば星空も光の群れとなって、
いつしか、空も海もない妙な一体感を感じる。
自然界には、まだ私たちの知らない、
素晴しく美しいものが溢れているのだ。



2010年09月14日

久賀港

周防大島には幾つかの有人離島がある。
【情島(なさけしま)】【浮島(うかしま)】
【笠佐島(かささじま)】そして【前島(まえしま)】。

久賀港 久賀港

そのうちの前島へは何度か渡ったことがあるが、
静かな集落が、きりたった崖沿いに配置された、
島らしい町がある。
航路しか移動手段がなく、その出発は久賀港。

久賀の【観光協会】のある建物が目印。
その駐車場で小さな花を見つけた。
どうやらポーチュラカの飛び種なのだろうが、
高熱のアスファルトに咲くとは、まさに根性。

港マーケット 港マーケット

ここには【ふれあいマーケット・港(みなと)】がある。
よく食べにいくのだが、
もっぱら「てんぷらそば」を注文。
特にざるそばが良いと思うのは私流。

実際、ここの天ぷらは絶賛されることが多く、
友人知人、時々案内するのだが評判がよい。
お土産物もあるので重宝されるが、
ともかく、天ぷらならここがよいだろう。

前島航路 前島航路

前島航路は生活航路と言えども、
1日に3本しか往復していない。
なかなか渡る機会の少ない島だが、
海上でうける風はなんとも気持ちがいい。

島から島へ。

ちょっと不思議な感覚が船旅にはある。
それは世界が切り替わるような、
妙な爽快感と冒険の始まりを意識させるのだ。



2010年09月13日

漁業のある風景

周防大島と言えば鮮魚。
そういうイメージで来訪する人も多いし、
鮮魚は島の代表的財産だとも言える。

漁業はかなり厳しい現状だと聞くだけに、
時々見る漁の風景は特別に見える。

周防大島の海 周防大島の海

私の幼少期でも、イワシ網の漁船が、
港でイワシを配ったり、
潮にのって浜に打ちあがったイワシを、
みんなで拾うことはよくあった。

今ではそういう話もほとんど聞かないが、
沖の方に目をやると、
海鳥が海のうえにたかっていることもある。

久賀の漁師町 久賀の漁師町

私のふるさと伊保田(いほた)は、
半農半漁という形態が多かったようで、
みかん山を持ちつつ、小さな漁船も持っていた。

島のあちこちを歩くと、
漁村の風景は今も残り、
海沿いの集落は今も漁具を見ることが出来る。
どうやって使うか分からないものも多い。

久賀の漁師町 久賀の漁師町

あまり歩いたことが無かった久賀の海岸地域。
海が近いところには造船所があったり、
漁業協同組合があったり、
目につかない海の生活が見えて来る。

大きな港には、たくさんの漁船があり、
中には若い漁師もいると聞く。
竹の漁礁を作ったり色々と活動もあるようで、
島の漁業が脈打つ海がある。



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