2013年05月
2013年05月30日
周防大島移住・定住ツアー(後編)
周防大島への定住希望者は、
地元の人との交流に憧れがある。
島に住むからには、風土に触れ、
人情に触れたいとの想いがあり、
ツアー中の小さな出会いにも、
参加者は色々と感動をしている様子。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
多少の観光も含めての【前島(まえしま)】。
スナメリが見つかるかもしれない船の旅。
この日は飛び跳ねることはなかったけれど、
スナメリを見たという人も。
少しの滞在中に前島のおばあちゃん達に出会い、
「あんたら、どっから来たかね?」
方言まるだしの会話が温かくて、
見送りまでしてくれた。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
久賀のAコープへ立ち寄り、
実際の買い物風景を見て頂いたり、
島の物価を確認してもらうと、
「物価高いんじゃない?」など本音が出て参考になる。
久賀のおばあちゃん達による、
【茶がゆ】を昼食に食べながら、
人懐っこい交流を経て、
「島の人の人情がいいですね」と嬉しい言葉。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
最後は移住者の活躍を見てもらおうと、
道の駅にあるチャレンジショップへ寄ったり、
【瀬戸内ジャムズガーデン】で話を聞いたりと、
忙しい日程ながら充実した時間を過ごしてもらった。
島の人情を褒められると悪い気はしない。
お大師信仰の根強い周防大島では、
おもてなしの心は今も強く感じる。
もちろん、田舎ならではの人の距離感に、
不満や不快感を覚える話もよく耳にする。
それは、本人がどう体験するかなのだ。
幻想だけで見る良い面だけが島の当たり前ではない。
実際住んでみると嫌なことも沢山あるだろうし、
想像もしなかった出来事など山のように起こるだろう。
何はともあれ、島の移住事情は、
急加速しているのだが、
まだまだ受け容れる島の方が、
準備できていないのは間違いない。
空き家を借りたい人はこれからも出てくる。
あとは、空き家を貸したい人を探すばかりだ。
地元の人との交流に憧れがある。
島に住むからには、風土に触れ、
人情に触れたいとの想いがあり、
ツアー中の小さな出会いにも、
参加者は色々と感動をしている様子。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
多少の観光も含めての【前島(まえしま)】。
スナメリが見つかるかもしれない船の旅。
この日は飛び跳ねることはなかったけれど、
スナメリを見たという人も。
少しの滞在中に前島のおばあちゃん達に出会い、
「あんたら、どっから来たかね?」
方言まるだしの会話が温かくて、
見送りまでしてくれた。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
久賀のAコープへ立ち寄り、
実際の買い物風景を見て頂いたり、
島の物価を確認してもらうと、
「物価高いんじゃない?」など本音が出て参考になる。
久賀のおばあちゃん達による、
【茶がゆ】を昼食に食べながら、
人懐っこい交流を経て、
「島の人の人情がいいですね」と嬉しい言葉。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
最後は移住者の活躍を見てもらおうと、
道の駅にあるチャレンジショップへ寄ったり、
【瀬戸内ジャムズガーデン】で話を聞いたりと、
忙しい日程ながら充実した時間を過ごしてもらった。
島の人情を褒められると悪い気はしない。
お大師信仰の根強い周防大島では、
おもてなしの心は今も強く感じる。
もちろん、田舎ならではの人の距離感に、
不満や不快感を覚える話もよく耳にする。
それは、本人がどう体験するかなのだ。
幻想だけで見る良い面だけが島の当たり前ではない。
実際住んでみると嫌なことも沢山あるだろうし、
想像もしなかった出来事など山のように起こるだろう。
何はともあれ、島の移住事情は、
急加速しているのだが、
まだまだ受け容れる島の方が、
準備できていないのは間違いない。
空き家を借りたい人はこれからも出てくる。
あとは、空き家を貸したい人を探すばかりだ。
2013年05月29日
周防大島移住・定住ツアー(前編)
流行と表現すると違和感を感じるかもしれないが、
田舎への移住に盛り上がりを感じる。
梅雨前の周防大島で催された定住促進ツアー、
【島時々半島ツアー】に同行させて頂いた。
参加者の世代も職種も様々だが、
東京など遠方の方もいらっしゃる。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
周防大島を魅力的に思っている人たちの話は、
ここに住む私たちにとって貴重なもの。
新しい価値観との出会いが教えてくれるものが、
実に多いことを実感する。
島の医療について教えてくれるのは、
周防大島医師会の【嶋元医院】さん。
島の人でも案外知らない、
島の医療の整備状況について学ぶ。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
今回は春先と言うこともあって、
田植えの体験もしてもらった。
実際に農業に従事している移住者の話しを聞いたり、
田舎の空気を実感する参加者たち。
農業そのものを希望していなくても、
家庭菜園をしたい人は多いようで、
土と触れ合う生活をしたいという、
田舎への大きな期待を感じた。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
田舎の商店街を歩いてもらったり、
空き家バンクに登録された物件を見たりもした。
人が住まなくなって久しい空き家の現実は、
私含め、ツアー参加者も学ぶところが多い。
参加者たちとの交流会も、
島に対する希望や想いを聞かせてもらい、
価値観こそ違っても、
明日は島民になるかもしれない人たち。
その素直な言葉は、
長く島に住んでいる私には新鮮だった。
続く......。
田舎への移住に盛り上がりを感じる。
梅雨前の周防大島で催された定住促進ツアー、
【島時々半島ツアー】に同行させて頂いた。
参加者の世代も職種も様々だが、
東京など遠方の方もいらっしゃる。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
周防大島を魅力的に思っている人たちの話は、
ここに住む私たちにとって貴重なもの。
新しい価値観との出会いが教えてくれるものが、
実に多いことを実感する。
島の医療について教えてくれるのは、
周防大島医師会の【嶋元医院】さん。
島の人でも案外知らない、
島の医療の整備状況について学ぶ。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
今回は春先と言うこともあって、
田植えの体験もしてもらった。
実際に農業に従事している移住者の話しを聞いたり、
田舎の空気を実感する参加者たち。
農業そのものを希望していなくても、
家庭菜園をしたい人は多いようで、
土と触れ合う生活をしたいという、
田舎への大きな期待を感じた。
周防大島定住移住促進 周防大島定住移住促進
田舎の商店街を歩いてもらったり、
空き家バンクに登録された物件を見たりもした。
人が住まなくなって久しい空き家の現実は、
私含め、ツアー参加者も学ぶところが多い。
参加者たちとの交流会も、
島に対する希望や想いを聞かせてもらい、
価値観こそ違っても、
明日は島民になるかもしれない人たち。
その素直な言葉は、
長く島に住んでいる私には新鮮だった。
続く......。
2013年05月25日
竜崎温泉感謝祭
周防大島に来るとのんびりしたくなる。
そういう人は、海岸線で風景を楽しみ、
地元の野菜を買い、そして温泉へ行く。
【竜崎温泉】は島を代表する温泉施設。
本日より感謝祭が行われる。
25日、26日と楽しみなイベントが続き、
なかでも25日の20時にあがる花火が楽しみ。
竜崎温泉 薔薇鍋
新しい名物料理の【バラ鍋】など、
とても華やかな料理を創作したりと、
お客様を五感で楽しませる工夫に満ちている。
26日には似顔絵師の【砂田みどり】さんも登場。
もちろん、2階廊下は私の写真が常設されているので、
皆様に色々な周防大島を楽しんで頂けたらと思う。
■しかくスケジュール■しかく
5/25(土)
11:00 マウンテンマウスオープニングライブ
14:00 マジックショー
19:00 フラダンスショー
20:00 打上げ花火
5/26(日)
11:00 ジャグリング&アートバルーン
15:00 津軽三味線ライブ
※(注記)似顔絵コーナーに砂田みどりさんが登場するよ
そういう人は、海岸線で風景を楽しみ、
地元の野菜を買い、そして温泉へ行く。
【竜崎温泉】は島を代表する温泉施設。
本日より感謝祭が行われる。
25日、26日と楽しみなイベントが続き、
なかでも25日の20時にあがる花火が楽しみ。
竜崎温泉 薔薇鍋
新しい名物料理の【バラ鍋】など、
とても華やかな料理を創作したりと、
お客様を五感で楽しませる工夫に満ちている。
26日には似顔絵師の【砂田みどり】さんも登場。
もちろん、2階廊下は私の写真が常設されているので、
皆様に色々な周防大島を楽しんで頂けたらと思う。
■しかくスケジュール■しかく
5/25(土)
11:00 マウンテンマウスオープニングライブ
14:00 マジックショー
19:00 フラダンスショー
20:00 打上げ花火
5/26(日)
11:00 ジャグリング&アートバルーン
15:00 津軽三味線ライブ
※(注記)似顔絵コーナーに砂田みどりさんが登場するよ
2013年05月23日
みかんの花
島を車で走っていると、
とても気持ちのいい香りがする。
それは、とても繊細で、
なかなか気付きにくいのだが、
島の風にのって私たちに届いてくる。
みかんの花
馴染みがあるようで、
実は馴染みが少ないのがみかんの花。
島の人たちでも時々見落とすほど繊細。
静かな夜には強く香りを感じる。
それは星空を見上げる時に、
とても懐かしく香るのだ。
とても気持ちのいい香りがする。
それは、とても繊細で、
なかなか気付きにくいのだが、
島の風にのって私たちに届いてくる。
みかんの花
馴染みがあるようで、
実は馴染みが少ないのがみかんの花。
島の人たちでも時々見落とすほど繊細。
静かな夜には強く香りを感じる。
それは星空を見上げる時に、
とても懐かしく香るのだ。
2013年05月20日
お大師堂めぐり
春の陽気の合間を縫って、
突然の雨が周防大島に訪れた。
農家は恵みの雨と喜び、
イベント会場は途方に暮れた。
自然の見せる姿に一喜一憂。
これもまた周防大島の日々。
お大師堂めぐり歩け歩け大会
恒例の【お大師堂めぐり歩け歩け大会】も、
さすがの雨に参加者はかなり少なかった。
とは言え数百人の人がカッパを着ての参加。
霧に包まれた屋代を歩く。
会場で催された大抽選会は、
参加者が少なかったせいもあって、
ほとんどの人が当選者。
雨の日の小さなご褒美になったかもしれない。
突然の雨が周防大島に訪れた。
農家は恵みの雨と喜び、
イベント会場は途方に暮れた。
自然の見せる姿に一喜一憂。
これもまた周防大島の日々。
お大師堂めぐり歩け歩け大会
恒例の【お大師堂めぐり歩け歩け大会】も、
さすがの雨に参加者はかなり少なかった。
とは言え数百人の人がカッパを着ての参加。
霧に包まれた屋代を歩く。
会場で催された大抽選会は、
参加者が少なかったせいもあって、
ほとんどの人が当選者。
雨の日の小さなご褒美になったかもしれない。
2013年05月15日
新緑の文珠山
散歩の気持ちいい季節になると、
少し軽装になり、
タオルを首にまわして出かける。
周防大島にある【文珠山】には、
登山道の入口に【文珠堂】がある。
文珠山
見晴らしのいいところとは言えないが、
木々の隙間から見える大島大橋が絶景。
お堂周辺も万緑に包まれ、
山の声を想像できる素晴しい空気がある。
鳥の声も陽気さを増してきた。
夏を迎える準備は人も山も万全の様子。
少し軽装になり、
タオルを首にまわして出かける。
周防大島にある【文珠山】には、
登山道の入口に【文珠堂】がある。
文珠山
見晴らしのいいところとは言えないが、
木々の隙間から見える大島大橋が絶景。
お堂周辺も万緑に包まれ、
山の声を想像できる素晴しい空気がある。
鳥の声も陽気さを増してきた。
夏を迎える準備は人も山も万全の様子。
2013年05月14日
初夏の帯石
夏らしくなると、
山中に新緑が芽吹き始め、
暖かくなるにつれて、
人の動きも活発になる。
初夏の【帯石観音】に登れば、
新しい葉をつけた紅葉の木が、
陽に透けて輝きを増している。
帯石観音
花の美しい春を過ぎると、
葉や幹が美しい夏になる。
季節の移り変わりを森の匂いに感じる。
小さな変化の積み重ねが、
いつの間にかギラギラの夏につながる。
アロハシャツを身につける季節も、
そう遠くないことだろう。
山中に新緑が芽吹き始め、
暖かくなるにつれて、
人の動きも活発になる。
初夏の【帯石観音】に登れば、
新しい葉をつけた紅葉の木が、
陽に透けて輝きを増している。
帯石観音
花の美しい春を過ぎると、
葉や幹が美しい夏になる。
季節の移り変わりを森の匂いに感じる。
小さな変化の積み重ねが、
いつの間にかギラギラの夏につながる。
アロハシャツを身につける季節も、
そう遠くないことだろう。
2013年05月13日
棚田のふるさと
周防大島が平地の少ない地域なのは、
島の特徴のひとつとも言えるだろうが、
大きな島だけあって、
山も高ければ山間部も丘陵になっている。
その急な坂道にそって棚田の跡が残る。
今ではすっかり衰退した農業だが、
山道を歩けば昔の棚田遺構が散在する。
庄司の棚田
久賀(くか)地域の棚田の地下には、
水道が張り巡らされていると言うことで、
【庄地(しょうち)】の棚田に人を案内することが多い。
棚田の立派なことも自慢のひとつ。
民俗学者【宮本常一】氏も一押しの周防大島の棚田。
草木を茂らせながらも、石垣は堅く残っている。
島の特徴のひとつとも言えるだろうが、
大きな島だけあって、
山も高ければ山間部も丘陵になっている。
その急な坂道にそって棚田の跡が残る。
今ではすっかり衰退した農業だが、
山道を歩けば昔の棚田遺構が散在する。
庄司の棚田
久賀(くか)地域の棚田の地下には、
水道が張り巡らされていると言うことで、
【庄地(しょうち)】の棚田に人を案内することが多い。
棚田の立派なことも自慢のひとつ。
民俗学者【宮本常一】氏も一押しの周防大島の棚田。
草木を茂らせながらも、石垣は堅く残っている。
2013年05月12日
周防大島アルプスを歩く
周防大島は平地が少ない。
急勾配を登る山からの眺めは素晴しく、
島にある名物的な山には、
展望台が設置されている場所もある。
それぞれの山から山へ、
尾根を伝って縦走できるルートがあり、
先日はその1部を歩いてみた。
文珠山〜嘉納山
ルートは【文珠山】〜【嘉納山】。
ふかふか気持ちのよい土を踏みながら、
ゆったりした休日を過ごす。
運動不足の体に気持ちのいい空気を吸い込む。
山道には花も咲き、展望ポイントもあり、
とても綺麗に整備されているが嬉しい。
ちょっと登山気分で、
短いルートなど行くのが最近の楽しみでもある。
急勾配を登る山からの眺めは素晴しく、
島にある名物的な山には、
展望台が設置されている場所もある。
それぞれの山から山へ、
尾根を伝って縦走できるルートがあり、
先日はその1部を歩いてみた。
文珠山〜嘉納山
ルートは【文珠山】〜【嘉納山】。
ふかふか気持ちのよい土を踏みながら、
ゆったりした休日を過ごす。
運動不足の体に気持ちのいい空気を吸い込む。
山道には花も咲き、展望ポイントもあり、
とても綺麗に整備されているが嬉しい。
ちょっと登山気分で、
短いルートなど行くのが最近の楽しみでもある。
2013年05月08日
柳井縞の風景
周防大島のお隣の地域、柳井。
白壁の街並みを残す、時代を感じる街並みは、
歩くだけで浪漫にひたれるが、
先日は、伝統文化と融合したイベントが催された。
柳井の伝統工芸【柳井縞】。
機織文化は、商家街の文化だろうか。
柳井白壁の町の柳井縞 柳井白壁の町の柳井縞
白壁の街並みを埋め尽くすように、
柳井縞で作ったのれんが並べられた。
雅やかな風景に金魚提灯も加わり、
日頃より少し賑やかな様子。
イベントで【砂田みどり】さんの、
似顔絵コーナーが登場したが、
似顔絵には柳井縞が貼り付けられ、
こういうお土産の登場に心が躍った。
白壁の街並みを残す、時代を感じる街並みは、
歩くだけで浪漫にひたれるが、
先日は、伝統文化と融合したイベントが催された。
柳井の伝統工芸【柳井縞】。
機織文化は、商家街の文化だろうか。
柳井白壁の町の柳井縞 柳井白壁の町の柳井縞
白壁の街並みを埋め尽くすように、
柳井縞で作ったのれんが並べられた。
雅やかな風景に金魚提灯も加わり、
日頃より少し賑やかな様子。
イベントで【砂田みどり】さんの、
似顔絵コーナーが登場したが、
似顔絵には柳井縞が貼り付けられ、
こういうお土産の登場に心が躍った。