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2008年04月

2008年04月30日

歩け歩け!(前編)

休日は晴れ間に恵まれて、
その美しい初夏日に【歩け歩け大会】が催された。

2008歩け歩け大会 同行二人

イベント名の通り、歩くことが目的。
周防大島はお大師堂が多く、
四国88ヶ所巡りに縁のある、
同じく、88ヶ所巡りの出来るお大師堂が整備されている。

そのうちの数箇所を歩いてまわるイベント。
毎年参加者が多いけれど、
今年は1200人の定員が埋まってしまったとか。

お大師堂巡り スパーク大島

会場は人で埋め尽くされていた。
ほとんどの人が杖を持っていて、
なるほど、つわもの揃いの様子。

準備万端な老若男女に比べ、
帽子も持っていかなかった私は、
この日、惨憺たるな日焼けを体験することに。

88ヶ所巡り 歩け歩け大会

かなり自由度の高いコース設定で、
スタートから皆、好きなように歩き始める。
今年で19回目になるイベントだけあって、
先導をゆく人たちの足取りは地元の人以上に詳しそう。

大きく2手に分かれたので、私はファミリーコースへ。
お大師堂 お接待

札所(ふだしょ)に行けばスタンプが用意されていて、
皆、賽銭を投げ、手を合わせ、スタンプを押印。
それぞれに次の目的地を目指す。

札所には飴などが置かれていて、
沿道にも時々、
参加者をもてなそうと、
ハッサクなどが配られていた。

こういう「お接待」の気持ちもまた、
大師堂巡りの醍醐味である。
さて、続きは明日。



たかし工房


【たかしのみるせかい】はデジタル詩人西山喬が執筆する
山口県は瀬戸内海に浮かぶ周防大島の物語です
Copyright 2008
Takashi Nishiyama all right reserved


2008年04月28日

笑顔の記憶

晴れが続くと、
とたんに夏景色に見えてきた周防大島。
そんな温かい陽気の中でも、
やっぱり人気なのは温泉。

竜崎温泉の似顔絵 潮音の二人

昨日は【竜崎温泉】に似顔絵コーナーが登場。
色々なサービスを展開する竜崎温泉だが、
まだまだ試験的な段階らしい。

それにしても、相変らず見事な腕。
一番に描いてもらったのは私。
現在開催中の個展でのアピールも兼ねて、
2階休憩室にでかでかと展示させていただいた。

みなさんにも、私の似顔絵を見て欲しいところ。
何気に【潮音(しおね)】さんも似顔絵に。

糂汰寿司 糂汰汁

色々な楽しみが生まれる竜崎温泉だけど、
なかでも楽しみなのはやはり温泉と食事。

最近は「糂汰味噌(じんだみそ)」を使った料理が登場。
これがまたご飯に合う!
おかわりがいくらでも出来そうな感じで、
とにかくその食の進みと言ったら、さすが味噌。

味噌ってこんなにうまい。
ジャパンフィーリングする温泉での1日。

フォト詩 フォト詩

そんな私は温泉でゴロゴロしながら、
なんとなくフォトに詩をつけていく。

ゆっくりムードの中で筆を走らせると、
なんだか文字もゆったりしてくる。

どうだろう。
ゴールデンウィークは温泉へ。
私の作品展もいよいよ18日でおしまいだから、
どうか見に来ていただきたい。



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2008年04月27日

別世界

門を開けると、別の世界が見える。
そういう空間がこの世界にはあって、
たとえばそれは大島大橋を渡る瞬間。

島に入ると空気が変わるように、
敷居をまたぐと乙女になれる世界がある。

生活雑貨のお店 生活雑貨のお店

今日行ったのは周防大島に出来たばかりの、
生活雑貨を扱っているお店。
お店の名前は、また次回紹介したいところ。

と言っても、たぶん皆さんはすでにご存知のことだろう。
その空間は本当にメルヘン。
時計の止まった空間が存在する。

時計 糸とハサミ

置いてある雑貨の統一感にまず魅せられる。
その隅々に置かれた小さいけれど、大きな存在感。
小物、小物と簡単に言われているけど、
じっさいその魅力は計り知れない。

「それがあるだけで、空気が変わる」

そういう存在こそが小物なのではないだろうか。

陶器 お皿

純白、純真の世界に心が洗われて、
気がつけば子供の心に戻っている。
乙女の世界だけれど、
男性の心にも十分に響く可能性はある。

光の入る部屋 優美な街灯

光の加減で空間が揺れる。
メルヘンとロマン。
優美さの中に可愛さがあって。

夕方、お店が閉まりそうな時間になると、
入り口の街灯が大島の夜に幻想を燈す。



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2008年04月26日

名残の春

花の暦はあっという間に進みつつも、
どこか遅々としたものを感じさせる。

八重桜 御衣黄桜

桜最終便は八重桜。
今が一番の満開と言った様子で、
しばらくは花に見とれているのがいいだろうか。

もう桜シーズンも終わりだと言うのに、
いまだ桜に想いを寄せる私は、
どこか忘れたくない春があるのだろうか。
不思議な桜の1つ、御衣黄桜(ぎょいこうさくら)を見送る。


蓮華草 シロツメクサ

春のつなぎ目なのか、シロツメクサが輝いているが、
そうかと思えば、
今頃になって蓮華の満開を迎える田んぼも。

春と初夏の混在する季節。
寒くなったり、暑くなったり。
風邪をひく人も多い感じ。

ハマダイコン 夕陽

先日は特に夕陽が美しかったようで、
久しぶりに夕陽を撮ってみたのだが、
涙を誘うような紅さで落ちていく。

花の色さえ失われるような夕暮れの中、
紅い世界には無条件に感動してしまう。



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2008年04月25日

パン工場

お昼ごはんをいつも外で食べているわけではないが、
食べ歩きは確かに多い気がする。

そんな私でも時々はパン食。
久賀(くか)地域の人はよく知っているだろうが、
昔からあるのが【浜田パン】。

周防大島観光協会 浜田製パン所

【周防大島観光協会】の建物から、
ずっと山手に上って行ったら【浜田製パン所】がある。

そこまでの散歩もまた風情がある。
商店街を横切り、
古い町並みも見える。

浜田製パン所 浜田製パン所

パンの販売もしていると言うので、
昼食を買うついでに工場を拝見。

時代を感じながら静かに感じ入るものがある。
ここのパンを食べて育った子供達。
今でも、ここのパンを好きだと言う大人たち。

カレーパン メロンパン

魚肉ソーセージの入ったパンなどあるらしいが、
今回選んだのはカレーパンとコッペパン。
これまた懐かしい様相で、
給食時代を思い出す感じでいただいた。

立派なふるさとの味がする。
ふるさとの香りがする。
時代を生き抜いた職人のパンが久賀にあった。



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2008年04月24日

羊の毛刈り(後編)

先日の日記の続きで、
羊のうーちゃんは、皆様の毛刈り体験により、
無事、スリム化に成功した。

うーちゃんの毛刈り うーちゃんの毛

羊の毛は、羊の出す油などで、黄ばんでいる。
軽くなったうーちゃんは、
相変らずのマイペースで、
お腹が空いていたのだろう、クローバーをむさぼる。

シーツの上に広げられた羊の毛。
上手に毛刈りが出来たらしく、
ひつじの形がまるまる1枚になっている。

山菜バイキング 花冠

楽しみにしていたのは【草の庭】の昼食。
バイキング形式で、山菜料理がずらりと並ぶ。
私の好きな山菜も並び、ボリューム、味付けも最高。

グリーンツーリズムだな、と感じながら体験。
野外、菜の花に囲まれた庭で食べていると、
静かな田舎風景がどれだけ贅沢なものか分かる。

昼食が終わると、花を集めて冠を作るなど、
休日を満喫することが出来た。

川遊び うーちゃんと私

この日はみんな長靴を履いていたので、
水路で遊ぶ姿も見かけられた。
ダム作りや、葉っぱを流して追いかける遊び。
長靴を履くだけで、世界が変わる。

私はというと、丸裸になったうーちゃんと記念撮影。
本当に座ると可哀想なので、
ちょっとまたがってみる。
うーちゃんは気にせず、クローバーを食べている。

毛を洗う ウール

午後からは、うーちゃんの毛を洗濯。
熱湯の中につけて、石鹸水ですすぐと、
不思議なことに、あっという間に白くなっていく。
嬉しくて、どんどん洗ってしまう。

3度洗ったものを干してみると、
最初の毛とはまるで違う白さがはっきりと分かる。
この日は、これを記念品に貰ったのだが、
気づいたら、私が貰ったうーちゃんの毛は、
友人の荷物に紛れ込んだのか、今は手元になかったりする。

また、うーちゃんに会いたい。
こんなゆっくりとした1日を過ごしたいと、
後ろ髪をひかれるような思いで【草の庭】をあとにした。



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2008年04月23日

羊の毛刈り(前編)

先日の日曜日は朝早くから周防大島を離れて、
島根県へ行ってきた。
【七夕屋】主催イベントである「羊の毛刈り体験」が行われたのは、
【草の庭】と言う素晴しい風景の中にあるカフェ。

うーちゃん うーちゃんと魚

メェェェエエエエエエ!

と現れたのは、羊の「うーちゃん」。
名前の由来はうどんの色をしているからだとか。

沢山の参加者の中を悠々と歩くうーちゃん。
のんびりしていて、見ているこっちが幸せ気分。

紅葉の新芽 ハンモックと子供達

島根県と山口県の境にある山村集落は、
まさに風光明媚の里と呼ぶにふさわしく、
揺れる紅葉の新芽や、初夏を告げる新緑に癒される。

周防大島には無い風景や建築物。
ちょっとした所に魅了されてしまう。
こういう生活にも憧れる私がいた。

うーちゃん 羊の毛を刈る喬

羊の毛を刈る順序など、色々とレクチャーを受けて、
いよいよスタート。
羊はひっくり返すと、何もできなくなるらしく、
もう、なされるがまま。

バリカン、または、毛刈り用のハサミを使用。
私はハサミを使用して、チョキチョキと。
ハサミの動きに反応して、羊がビクッとする度にこちらも驚く。
それにしても、羊の毛は、羊の油でベトベト。
終わったら、手がツヤツヤしていて更に驚いた。

草の庭 花と遊ぶ子供

順番待ちに飽きた子供達は、
すぐに自分達の遊びを始めてしまって、
【草の庭】の周辺でごそごそと春遊び。

花を摘んでみたり、鬼ごっこをしたり。
その間にうーちゃんは見事に丸裸にされてしまった。

続きは明日。



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2008年04月22日

デジタル詩人西山喬

周防大島を歩くことに専念して、
もう2年くらいは経過するのだろうか。

詩人として、写真家として、なにより島人として。
私なりに自分の物語を探し続け、構築し続けている。

竜崎温泉 竜崎温泉

始まりは何をしていいか分からず、
ただひたすら歩きまわるばかりだったが、
気づけば色々な形に変わっていって、
この度なんかは地元の温泉施設である、
【竜崎温泉】で作品展を開催させていただいている。

3月18日〜5月18日という、
長い期間も頂き、作品も随時更新しながら、
たくさんの協力をいただいている。

mimoza mimoza

作品展示を手伝ってくれた友人でもある【MIMOZA】さんや、
イラストレーターの【砂田みどり】さん。

何もかも、この数年、自らの足で歩きまわったことで生まれてきた。

もともと詩人としての歩みも、
いつの間にか写真家としての歩みも加わり、
ブライダル写真を撮ったり、子供の記念撮影をしたり、
皆様の思い出に直接関わらせていただける幸せをかみしめた。

流木風景 海岸風景

そんな日々を支えてくれているのは、
今も昔も、ふるさと周防大島の風景。
何もないところだと思っていたけれど、
目線の先には、いつだって素晴しい風景がある。

海と山と空。

その当たり前の風景が与えてくれる毎日の幸せ。
ありがたい。ありがたい。

フォト詩 フォト詩

昔から書いていた詩も、
だんだんと形を変えてきて、
最初は詩を添えた写真をデジタル加工で作っていたものが、
今度は自筆の文字を入れてみたり。

気づけば多種多様な作品が生まれてきて、
とうとう先日は「海草で作った筆」で書いた「書」を、
竜崎温泉に展示させていただいた。

変わり続ける私。
ふるさとと共に。みなさんと共に。

しかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかく
西山たかしは記憶を刻む仕事をしています。
ブライダルや子供の成長記録をフォトアルバムにします。

【サンプル】......(注記)サイト左欄にもあります

百花初雛 初宮参り ブライダルアルバム



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2008年04月21日

立岩の夜

久しぶりに風邪をひいてしまって、
それでもなんだか少し楽しいような。
熱にうなされつつも、こういう時って、
人の温かさがよく分かるんだなぁ、と実感。
時々は風邪をひいてみるのもいいかもしれない。

さて、先日は【クレスト・オブ・ザ・ウェイブ・立岩】にて、
木村先生主催のピアノコンサートが開催された。

ピアノコンサート 木村先生

もともとクレスト立岩の雰囲気は素晴しいものだったが、
ピアノが流れるとさらに空気が美しく揺れる。
サラサラと流れるようなピアノはジャズ。

木村先生の体が揺れるのと同時に、
旋律が流れて行って、
どこに留まるでもなく、音楽は河のようになる。

クレスト・オブ・ザ・ウェイブ・立岩 ピアノコンサート

会場は人で埋め尽くされてしまって、
写真を撮ろうにも、歩きまわることさえ困難。
次第に盛り上がる会場には、
更に人を詰め寄せた。

熱気の中に、ポロロンと音が響き、
時々ではみなで歌唱する。
周防大島の夜には音楽が似合う。

武田裕也 武田裕也

3部構成のステージ。
木村先生に続いたのは上関(かみのせき)出身の、
シンガーソングライターである【武田裕也】さん。

アコースティックを持って、
明るいトークから始まったライブは、
若い力が溢れていた。

武田裕也 武田裕也

音。声。姿。
若いエネルギーから生まれてくる、新しい未来。
会場は静かな熱気に包まれて、
みなが聞きほれるようにする。

反面、トークでは非常に面白い人間性を発揮して、
会場を爆笑の渦に巻き込んだりと、
その人間的魅力にも魅了されてしまった。

次はどこで会えるのだろう?
予定があって第3部を見ることは出来なかったが、
きっとあの後も、会場は素晴しい音楽に包まれていたのだろう。

14日目の月が立岩の上に輝いていた。



たかし工房

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2008年04月19日

春爛漫の花暦

春爛漫と言った様子の周防大島。
桜、桜の季節はとうとう去り往くけれど、
春を賑やかす美しい花々の開花が続く。

木蓮 ツツジ

庭先の「木蓮(もくれん)」が久々の青空に映えた。
風のやや冷たいのは気になったが、
快晴は久しぶり。
厚い雲もあったが、午前中は特に爽やかな気持ちに。

早くも満開なのは我が家の「ツツジ」。
赤色の元気な様子もまた春の風物詩。

シャガ

「藤の花」も開花を始めたので、
いよいよ春も最終段階と言ったところか。

所々で「シャガ」の群生も見かけ、
アイリスや菖蒲の待ち遠しい季節になってきた。
街中には早咲きの菖蒲も見かけた。

八重桜鬱金 八重桜

遅い季節になって生まれてくるのは、
周防大島を彩る八重桜。
最近はあちこちに植えられているので、
その品種の多いことも含め楽しむことが出来る。

ぼったりと重たそうな花は、
ふと見上げると、木になった桜餅のようで、
見ていると、お腹が空いてしまう。

八重桜 枝垂桜

重なりあった花弁の美しいことは言うまでもないが、
その重たい様子に花が下を向いている。
なんだか奥ゆかしくて、眺め続けてしまう。

さすがに終わりになってしまった、
最後の枝垂れ桜は、
風情を色濃くし、儚さを届けてくれた。

まるで曇り空に溶けてしまいそうなくらいの花だった。
春よ、ありがとう。
私も変わり続けるよ。



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