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2007年01月

2007年01月31日

バス停めぐり「伊崎」

さて、先日【地家室(じかむろ)】に行ったその足で、
すぐ隣にある集落へ行ったのだが、
そこはたいへん海の美しい所だった。

海岸線に沿うようにした崖上の道路のバス停から、
急に下ったところに【伊崎】という集落がある。

伊崎のバス停 伊崎の集落






車1台が通るほどの道幅。その道をゆっくり下っていくと、
海から山にかけての盆地に広がる小さな集落が一通り見渡せる。
案外日当たりがよいことを感じたが、
海岸線、防波堤の高さから、冬海の荒れが強いことを想像させる。

それにしても穏やかな集落である。
予想に反して歩けばすぐに人に出会うし、皆よくあいさつをしてくれる。
田舎のよさを感じながら登ったのは、
周防大島88ヶ所巡りの1つ。

伊崎の社 根っこ






何の樹か分からないが、実のなっている大きな樹が生えいている。
85番札所、その足元はこの樹の根っこで埋まっている。
長い時間の経過を感じずにはいられない。
昼闇と太陽の交錯する境内には不思議と怖さがない。

集落の持つ穏やかさは、春の日差しと同じ温度である。

伊崎の消防倉庫 伊崎の公民館






古めかしさを残しつつ、しかし今日まで残っている大島の集落。
深刻な過疎化にありながら、強烈な衰弱は見えない。
午後の田畑を耕す老人たちの生活に陰は無く、
むしろ明るく色々と昔話さえしてくれる。

道端で出会った初老のおばさんは、
この地域に残っている「フルハカさま(古墓様?)」の話をしてくれた。
それはまた機会があったら書きたいと思う。

伊崎の海岸線陽の中で
ゆっくりと甘みを増していく
干し大根は
幾世代を継いで
今もなお
食卓においしさを
届けてくれる
干し大根は
人の叡智であり
自然の恵みの
象徴でもあるのだ



海岸線は特に日当たりがよいので、
今の季節はどこに行っても干し大根を多く見かける。
道端で切った大根を干す老婆たちが多い。
仕事をしているその風景も非常に静かなのだが、
涙が出そうなくらい心に深く刻まれるものがある。

ふるさとの大地と太陽。
潮の香りにつつまれた伊崎は、静かで温かい。

2007年01月30日

バス停めぐり「地家室」

さて、久々のバス停めぐり。
今日は水仙を見たいと思ったので、
【地家室(じかむろ)】へ行った。

地家室 地家室






このあたりは大きな湾になっていて、
丸まった集落が山に沿うようにしている。
水質が非常によいのだろう、海の底は透けてよく見える。

期待通り、今の季節は道路脇は水仙があちこちに並ぶ。
大島でも一番水仙の多い地域ではないかと思う。

地家室の水仙






1つの町興し的なものも手伝ったのだとは思うが、
いつの間にか住民の心の中に芽生えた感覚が強いのではないかと思う。
すなわち「地家室と言えば水仙」的な発想。
この調子で「周防大島と言えばゴミが少ない」と言って、
地域からゴミを減らすことも出来るのではないかとも思う。

この近所で有名なのがこちら。

地家室の石風呂 地家室の石風呂






昔の石風呂跡地があって、その近辺も多くの水仙で埋まっている。
石風呂の原理はサウナ。
穴の中に入って、蒸してもらう仕組みなのだろうが、
なんとなく窒息しそうなイメージがあって怖い。
昔の人はどのように楽しんでいたのであろうか。

地家室の滝 地家室の滝・不動尊













石風呂よりずっと山道を登れば滝も見えて来る。
【石風呂不動尊】がそばに祭られているのだが、
今は道が少し危ない感じ。
竹やらが折れて道をふさいでいるのである。

なんとも静かな空間に水の落ちる音と、竹のこすれる音だけが響く。
悟りを啓くには煩悩多きわが身なれど、
自然の中にいれば、いつしか自我もどこかへと消える。

少しだけ高尚な気分に浸ったらまた世俗へ。
ふらふらと陽気に誘われるように、また大島歩きへと乗り出す。

2007年01月29日

ふるさとの偉人


以前愛媛県松山市の商店街を歩いていて、
なんとなく興味を持ったお寺があって、そこの境内にあった歌碑。
それが【明月(めいげつ)上人】のものだった。

「一仏国界皆法を聞く」

この世界に生れ落ちたら、ありがたい教えは、
生きているままに耳にしている。
もちろん仏教徒でない人には意味のない言葉かもしれないが、
私たちの生きている社会では、仏教の枠を超え、
あらゆる名言や真実の言葉によって癒されていることは否めない。

その明月上人、出生の土地が周防大島だと言うから驚いた。

明月上人 明月上人






近世三筆として名高い明月上人。
その歌碑や記念碑が建つのが、周防大島・日前にある【願行寺】

境内は綺麗に手入れがされていて、
明月上人だけでなく【賀陽豊麻呂】という人の銅像もある。

明月上人 賀陽豊麻呂











記念碑や銅像というものは時として意味のないものと捉えられる。
確かに、ありがたがっても仕方ない部分はある。
しかし、先人たちに素晴らしい魅力を持った人がいて、
そして、その人たちが想い描いたであろう「未来」に生きているのが、
まさに今の私たちなのである。
想いを馳せると、故郷の土さえ魅力的になってくる。

偉人と称される人がいた。
それは1つ励みになるものなのではないか?

明月上人歌碑 明月上人歌碑






並べられた歌碑。
過去の人を過去の人にしない、シンボルがここにある。
それを見て、何を得るかは人それぞれだとして、
私はただ、偉人を生み続ける故郷大島に想いを募らせるのである。

今は作曲家の星野哲郎氏が有名。
次の世代にはマウンテンマウスが続くことだろう。

夢の架け橋、周防大島の未来への物語は、
私たちが生きている「今」なのだと思うと、
大切な毎日が今日も続いていることを喜ぶ。

2007年01月28日

海岸線を走る


ここ最近、頻繁に見かけるようになった海岸線を走る人たち。
そう!
ここ大島に、今年もマラソンの季節がやってくる。

大島で催されるスポーツイベントでもトップクラスなのが、
【サザンセト大島ロードレース大会】
毎年たくさんの参加者がいて、ファンも多い大会。
2月の第一日曜日なので、今年は2月4日と言うことに。

周防大島町グラウンド






場所は【周防大島陸上競技場】。
となりには【道の駅】や【東和総合体育館】がある。

東和体育館 道の駅






当日は体育館は荷物置き場として開放されるし、
道の駅ではもちろん、お土産ものが買える。
周防大島の1大イベントなので、地元住民の気合も十分。

マラソン大会人気の秘密はこちら。

大島の海岸線 大島の海岸線






なんと言っても美しい海岸線。
走っていると気持ちよくなると評判のこの道を、
この寒い季節とは言え、みんな汗だくになって駆け抜ける。

路上は観覧席になり、大島の人たちや来訪者が、
懸命に旗を振り応援する。
子供たちの写真を撮るのに忙しい保護者の列も面白い。

ランナー。応援。受付の人に、お店の人。
一丸になって大きなマラソンイベントを盛り上げる。

ちなみにそのすぐ次の週の日曜日、2月11日には、
なんとこれまた一大イベントである、
【周防大島オープン大会】という卓球大会が催される。

卓球






これも、ここの体育館を使って行われるが、
周防大島でもかなり巨大な大会で、
中国地方はもちろん、九州からも参加する方がいる。

巨大スポーツイベントが続く周防大島。
これも大島の魅力の1つなのである。
どちらの大会も、自由に応援できるので、
興味のある人はぜひ見にきてみて欲しい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【お報せ】
先日、紹介させてもらった迷い犬の件は、
保護者が見つからなかった為、移送されました。
現在は山口県の動物愛護団体にて管理されているそうです。


2007年01月27日

ふるさとの子供たち

やや曇りになり、少し寒い1日になったのだが、
今日は母校【油田(ゆだ)小学校】の学習発表会があった。

地域に配られた案内状。
お年寄りや色々な人が誘い合わせてこの発表会を楽しみにしている。

油田小学校 油田小学校文化祭






地域の老人は語る。

「わしらの家は、子供も外に出て孫も外。
年寄りばっかりじゃ寂しいもんじゃが、
こうやって子供らを見ると元気が出るんよ。」


1学年が10人に満たないのが当たり前の母校。
過疎化が進む母校の全校生徒は指折り数えられる。
子供たちの劇など見ながら心温める地域の人たち。

地域が子供たちを見守る。血縁だけじゃなく地縁。
子供の少ない地域では、我が子じゃなくても我が子同然。

それにしても、プログラムを見て驚いたのがこちら。

マウンテンマウス
マウンテン
マウス




【マウンテンマウス】が来ちょる!
わしの母校にマウマウが来たんじゃぁ!

と一人静かに興奮。
僕だけかと思ったら、やっぱりみんな大喜び。
特に子供たちの盛り上がりはよかった。

そんな中でも一番楽しかったのが子供たちが駆け回る瞬間。

油宇保育園児 子供たちとマウンテンマウス






今日は保育園児も観覧に来ていたが大興奮で踊りまくる。
静かな学習発表会の温度が一気に上昇していく。
地域の人たちも笑顔が絶えない。
この兄弟ユニットの歌声、歌詞には人にとって大切な
「思いやり」や「体温」を感じることが出来る。

「やっぱり子供らは走りまわるのが一番えぇの!」
と言ったのは近所のじいちゃん。
子供たちの一番元気な姿を引き出して、
地域の人たちに伝えてくれた【マウンテンマウス】。

その後も、高学年による落語や、マウマウも一緒の全校合唱。
短い時間の、小さな母校の学習発表会は、
語るときりがないくらい愛しいものなのである。

マウンテンマウス ジャンピングマウンテンマウス






寒い1日だったのだが、半そでのマーシー。
マーちゃんもちょっと寒そうだがなんのその。

この子たちは肝心なものを体で教えてくれる。
誰かを元気にしたかったら、まず自分が元気であろう。
そう感じた寒い1日のホットな時間が母校にあった。

2007年01月26日

カフェミサキのまったり時間

春らしい日と、それでも冷たい空気の冬と。
それぞれが入れ替わりする最近では風邪ひきも多いようです。
まだ今しばらくは寒い様子です。
体調にはくれぐれも気を使っておきましょう。

さて、先日はまったり時間を過ごすことになりました。
友人でもあり色々と精力的に活動されている、
【amicafe228.】(アミーカフェフジヤ)のマスターと、
カフェミサキにて会食をしました。

cafe カフェミサキ






小物販売しつつカフェを運営している、アミカフェでは、
私の写真葉書なども販売していただいています。
現在はマスターの体調も優れずアミカフェは休業中。
情報のやりとりや、今後の展開についての相談などを通して、
励ましていただいています。

とは言え、まずは食事。注文したのは「温泉卵と豆腐のカレー」。
豆腐との相性も良く、カレー壷から卵を出して割るとトロリ......。

カフェミサキのカレー オペラ






速攻で平らげる僕。ドリンクには「オペラ」を注文。
コーヒー豆が真ん中に浮かび、なんだか顔のようにも見える。
ちょっと素敵な飲み物は、ほんわかとする甘さ。
テーブルに飾られた花がまた落ち着かせてくれる。

カフェミサキの花






今月の中ごろ、カフェミサキの特集をしたばかりなので、
興味のある方はぜひ見てもらいたい。
カフェミサキ特集へ

今後の方針などについても話をさせていただきながら、
大島で活動する今後の自分の道筋について思いをめぐらせた。
やはり写真を撮ることは1つ自分の特技として使いたいし、
文章も何かしらに結びつけていきたいと思ってみる。

周防大島から色々なアーティストが生まれてくる未来を考える。
のんびりした空気。この自由を連想される風土の中だからこそ、
じっくりと生まれてくる小物などあっていいように思う。

インターネットって便利。
その便利さを「楽しい」だけでなく使いこなせるように、
これからもがんばって行こうと思います。

2007年01月25日

春近し

今日は久々のフォト詩紹介。
最近は春らしい花が咲き始めた野を歩くのが中心。

フォト詩【花暦】が盛り上がる季節が来た。

水仙「水仙」






この時期、特に野を盛り上げてくれているのが水仙。
水仙の香りがしてくると落ち着くものがある。
色々な種類の水仙があるが、写真は一般的に見られる種類だろう。
小高い丘に沿って咲くものは特に美しく、
周防大島では【地家室(じかむろ)】という地域が有名。

「梅」






早くも咲き始めたのはつぼみを見かけるようになったばかりの梅。
開花し始めると、樹には「めじろ」という鳥が通う。
鳴き声に誘われ、また次のめじろがやってくる。
静かな冬の終わりを告げ、新しい春の到来を告げる。

雪柳「雪柳」






待ちきれずに狂い咲きをしたのは「雪柳」。
枝にはびっしり開花するはずのこの花も、
ちょっと気が早かったのか、2、3輪花をつけただけ。
あまりに暖かい最近の気候に少しだけフライング。

ヒメジョオン「ヒメジョオン」






こちらもやや早咲きの「ヒメジョオン」。
日当たりの良い原っぱではすでにたくさん見かけられる。
小さな花の持つ、温かなイメージはまさに春の野草。

野に山に、春を告げる命の芽吹きが始まっている。
萌え出る。それは土の下に音を聞く。

今日一番の発見は「ふきのとう」。

ふきのとう






西洋蕗(せいようふき)という品種の蕗は、
蕗の中でも早咲き。
アクも強く、苦味や風味もきついので、
「ふきのとう」を好んで食べる人でなければややきつい。

しかし、山野草の代表格である「ふきのとう」は、
天ぷらなどで好まれている。

そう、野人西山喬が、その嗅覚で山を走りまわる季節でもあるのだ。


2007年01月24日

田舎の生活


田舎は楽しそう。田舎は住みやすそう。

それは決して否定しないが、そればかりではないのが田舎。
地方はじわじわと追い込まれ、過疎化の波は歯止めがきかない。
世代交代のない小さな商店は失われていく一方。

岡元酒店 岡元酒店






そういうあえぐ地方には、スーパーだってそれほどない。
もちろんコンビニも少なく、
私の家からだと30分くらいかかる。
それも車があっての話なので、
車を持たない老人から言えばまるで用を為さない。

歩いて買い物が出来る場所が必要。
だがそういう場所は限られてきているのが現状なのだ。

岡元酒店 岡元酒店






ここ【岡元酒店】は今も酒屋兼なんでも屋の様相で、
高齢のおばあ様が店舗経営をされている。
乾電池なども売っているのが嬉しい。
簡単なお菓子やアイスクリームなどはここで買う。
もちろん肉や魚も入荷される。
野菜は家庭での自給自足や、朝市などのフリーマーケットで。

岡元酒店 岡元酒店












店内はそれほど広くないが、ジャンルは雑多。
「田舎のお店で買い物なんて考えられない」
と以前おっしゃる方がいたが、それは間違い。
見栄えはあか抜けなくとも商品はよそと同じ。
どちらかと言えば味のある店内をこそ楽しんで欲しい。

最近では、こういった簡単な買い物が出来ない地域が出現してきた。
地域によっては農協などの公共施設も撤退し、
買い物のみならず金融さえないこともある。
そういう地域に住んでいて車を持たない人は、
往復3時間でもかけて山を越え歩く。

以前歩いていた老婆は70歳を過ぎていた。

岡元酒店 岡元酒店






ちょっと買い物。それは当たり前のようで当たり前でない。
それが田舎の隅っこでは逆に当たり前。
自動販売機こそ溢れているが、
なかなか楽しいばかりでは生活できない過疎地の現状がある。
もちろん広い大島なので、商店の多い地域だってある。

何にせよ楽しいから私はここにいる。
しかしそれは万人が真似できるものではないのである。



2007年01月23日

なぎさの記憶(後編)


さて、昨日に続く【なぎさ水族館】の話です

私たちが日頃、ちょっと目にかからない光景。
それが魚たちが住む、海の中の生活。

こちらは「蝉えび」と「ヒラメ」。

蝉えび ひらめ






蝉えびは少し地中に埋もれるように静かにしている。
その背中は丸出しで、正直、おいしそうなのである。
一方ヒラメは、擬態という特殊能力を使って、
砂の表面と自分の肌の色を同じにしている。
よく見ないとヒラメが見つからないということもあるのである。
しかし、おいしそうである。

まぁ「おいしそう」ばかりが海ではない。
私がいつも目を奪われと同時に大量の時間を奪われるのがこれ。

くらげ 珊瑚






水槽の中のわずかな水流に乗って、
フワフワと漂うくらげの大群。
青い背景の中、ゆっくりと、ひたすらに巡り続ける。
珊瑚も生きているので、
水中に赤く浮かび上がるその触手は、
小さく動き続けているのである。

海中世界に芸術の園がある。

ちなみに目玉として扱われる「クリオネ」は、
遠くオホーツク海から運ばれてきたもの。

クリオネ






流氷の天使と名づけられたクリオネ
上下する水流に乗り、これまた不思議すぎる世界観。
私はこの、何も生まれてこないようで、
ただめぐり続ける時間の流れ方が好きだ。

館内には、タッチングプールがあって、
そちらでは色々な生物に触ることが出来る。

タッチングプール さめ






メバルや鯛、ネコザメやヒトデなど。
上から見ているとこちらはなんとなく見慣れた感じがする。
ネコザメはおとなしく、その背中を触ると面白い感触。
時々「おいしそう」と頭をよぎるが、さすがに我慢(当たり前)。

そうこうしていると館長が一匹ネコザメを連れて行った。

さめ運び






詳しくは分からないが、多分治療などの為ではないかと思う。
病気を持つ魚がいたら隔離して療養させている水槽もある。

館長や、飼育員さんの心ある仕事場。
何気なく見るだけの私たちとは違い、
常に魚たちと向き合い、エサをやり、生かし続ける。

生き物のいる職場は大変な心労だろうと思う。

それにしても泳ぎたくなってしまう私。
今しばらくは我慢なのである。

2007年01月22日

なぎさの記憶(前編)


【陸奥記念館】周辺を歩くのならば、
必ず行ったほうがいいと思うのが【なぎさ水族館】

なぎさ水族館






小さな水族館で、水族館と呼ぶには簡単な建物。
しかし、その内容は決して侮れないどころか、
何度と足を運んでも飽きのこないものがある。
それは海の持つ不思議そのものかもしれない。

ここの看板娘的存在がこの2種類の魚。
「いざりうお」と「コブ鯛」。

いざりうお こぶ鯛






いざり魚は足のようになったヒレで、海底を歩き回るようにする。
頭にはチョウチンのようなものがついていて、
エサを獲る時に使うらしい。
一度だけその様子を見たことがあるが、
それ以降、足しげく通うものの、とうとう見ぬままになっている。

コブ鯛はかなり大きくなっていて、すでに人に懐いている。
人を見ると水槽に顔をこすりつけるように寄ってくる。
不気味でもあるが、ずっと見ていると愛嬌がある気もしてくる。

続く写真は「ハゲ」の一種。

はげ ハゲ縦






ここで見ることの出来る魚のほとんどが地元近海で獲れた魚。
【なぎさ水族館】では世界のびっくり水族館ではなく、
大変身近な世界観を見せてくれる。
しかし、私たちが普段見ている海の話なのに、
それは随分と不思議な世界なのである。

正面から来ると、ちょっと笑ってしまう細さ。
普段泳ぐ所を見ることの少ない魚を間近で見る楽しみ。

「はりせんぼん」や「ねこざめ」などは、
あまり見ない種類の魚たち。

はりせんぼん 猫ざめ






以前漁師が
「はりせんぼんは面白いど!」
と教えてくれたこともあるので、近海にいるようである。
ネコザメなんかは泳いでいると時々見かけることもある。

海の不思議。そのそばに住んでいてなお知らない不思議。
私たちの身近にある海の話。それが詰まっているのが【なぎさ水族館】。
とにかく色々な種類の魚がいて、
見ていると1,2時間はあっという間に過ぎてしまう。

明日の日記はこの続き。
クリオネの写真なども紹介させていただきます。



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