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2013年02月

2013年02月28日

横見の夕暮れ

周防大島の南側を走ることは少ない。
国道に比べると不便だと思っていたからなのだが、
最近は道も良くなっている。

岩場の続く海岸線。
沖に見えるのは柳井や、上関の半島。
風力発電の風車が回るのも見える。

横見夕景

横見(よこみ)の沖には彦島という小さな島がある。
夕陽の沈む時間帯にはより風情があるように見え、
凪いだ瀬戸内海に、仙人が遊びにくるような、
そういう錯覚を覚えるほど雅やかだ。

滅多に通ることがない、
横見の山側に登ってみたが、
少し高台になるだけで案外風が強い。
のどかな集落の、昔から変わらぬ太陽の営みを見送る。



2013年02月27日

逗子の忠魂碑

周防大島の天然ビーチが残る海水浴場として、
【逗子ヶ浜海水浴場】があげられる。
その近くには【筏(いかだ)八幡宮】があり、
東端の集落の人たちにとっては神聖な場所でもある。

この近くに昔から残る忠魂碑がある。
あまり目立たないところに建立されていたのだが、
道路工事が進むなか、更に目立たない場所へ。
高台に据えられたが普通の方法ではいけない。

忠魂碑

現在も工事中なので、いずれは登れるようになるのか、
人の訪れない忠魂碑が静かに逗子を見守っている。
昔の人は何を思って地域を開拓していっただろうか。
瀬戸内海の風景を見ながら色々と考える。

私の幼少期に比べても海は汚れてしまった気がする。
海に潜らずとも見えた砂浜の魚たち。
今でも十分に綺麗な海だとは思うが、
想い出とは過剰に美しく思い出されるものだ。

ここで育つ子供達が、
大人になっても愛してくれる海のまま、
次世代に渡していかねばと思う。



2013年02月26日

海の市の新名物

周防大島の地名でも、
難読で有名なのが【安下庄(あげのしょう)】。
その安下庄地域で毎月催されている、
【海の市】が盛り上がっている。

毎月、小規模なお祭りをしているようなものだが、
交流人口は多く、出店がたくさん並ぶので、
見た目にも賑わいがあり、食品から雑貨まで並ぶ。
地元の人にも嬉しい魚の新鮮市も出る。

海の市

海の市もどんどんパワーアップしていくが、
この度【牡蠣小屋】なるものが登場。
強風にも耐えると言われるビニールハウス構造。
中にはバーベキュー用の台が並ぶ。

魚介類を購入した人で、
その場で食べたい人に貸し出す仕組みのようだが、
海のすぐそばで食べる牡蠣はさぞおいしいことだろう。
今後の展開が楽しみである。

名所が出来れば人の交流が生まれ、
人の交流からは風土が生まれる。
漁師町の安下庄は、これからどんな風土を育てるだろうか。



2013年02月25日

2013アロハ音楽祭

瀬戸内のハワイ、周防大島。
ハワイ州カウアイ島と姉妹縁組を結ぶこの島は、
町内の保育所ではフラを学び、
島の夏はアロハシャツ姿で賑わう。

カウアイ島との交流も今年50周年を向かえ、
瀬戸内のハワイ周防大島にとっても節目となる。
【アロハ音楽祭】は今年も盛大に行われ、
子供達のフラや、熟練のハワイアンミュージックが催された。

アロハ音楽祭

昔から地域でがんばってきた人たちの、
じっくり熟成された、三味線や大正琴の音色で、
ハワイアンミュージックの名曲が奏でられる。
子供達のフラとの競演も行われた。

島の大先輩達がハワイに渡ったのは明治時代。
姉妹島の縁組が結ばれたり、語り継がれながらの今。
もう現役でハワイ移民のことを知る人は、
ほとんどいなくなったが、
私たちは私たちで、今の時代の交流を、
また次世代に語り継いでいけばよいのだと思う。



2013年02月23日

周防大島と移住者

周防大島の活気を雑誌や新聞、テレビに見る。
色々な人が育ち、また色々な人が移住してくる。
その流れの中には地域の葛藤も生まれながら、
しかし、新しい風土が創られていく。

移住の問合せが多いことから、
【島くらす】や【定住促進協議会】など、
色々な団体が生まれてきているが、
移住促進はまだ手探りの段階である。

周防大島移住の家族

移住者は一様に目を輝かせて島を訪れるが、
理想と現実の間で頭を抱える人も多い。
子供がいる人と、そうでない人での違いや、
仕事のある人、無い人ではかなり違ってくる。

簡単な気持ちで来る人もいるし、
慎重に考えてなかなかことが運ばない人もいる。
私たち島で暮らす人と、どう繋がっていくのか?
本当に周防大島を愛してくれるか?など不安はある。

ともかく周防大島を選んでくれたことは、
とても嬉しくて、なにか協力させて頂けたらと願う。
一緒にこの島を自慢してくれる仲間が、
新しい生活をこの島で始めてくれることに、ありがとう。

しかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかくしかく
2月24日(日)は【アロハ音楽祭】。
ハワイと姉妹等の周防大島ならではのイベントだよ!
http://www.suouoshima.com/hawaii.html#news



2013年02月22日

ゴミもアートも人次第

冬になると海岸沿いが急にゴミだれけになる。
これは人の捨てたゴミもそうだが、
自然界から発生する木切れや落ち葉なども多い。

潮の流れがや風が強いこの時期には、
砂浜に打ち寄せられるゴミの量も見た目に増え、
あまり見栄えのしない海からは、
観光客も自然といなくなる(寒いせいもあるが)。

逗子ヶ浜

先日立ち寄ったのは【逗子ヶ浜海水浴場】。
自然の砂浜が広がって残る素晴しいところだと思うが、
やはりここもゴミが多く打ちあがっている。
しかし、その傍らに面白いオブジェを発見する。

誰が作ったかは知らないが、
ゴミと呼べばゴミであるものに、何か面白い意味を感じる。
漂着物で遊ぶ1日というものも面白いかもしれない。
そういうことに興味のある人は幾らいるだろうか。

清掃と遊びと、一緒に出来るのなら、
子供達と一緒に出来るのではないかと思う。



2013年02月21日

荘厳寺のヨーガ

祖父母に連れられてお寺や神社へ。
そういう昔の風習は少しずつ失われている。

小さい頃は親しみやすく感じていた、
お寺へ行くということが、
すこし疎遠になってきていて、
それは地域コミュニティには危機的なことではないかと思う。

寺ヨーガ

先日、日前(ひくま)にある【荘厳寺(しょうごんじ)】で、
ヨーガの体験が出来る教室が開かれた。
仏様の前で、体を伸ばしていく。
何か不思議な光景だったが、なにやら嬉しくもある。

浄土真宗の家に生まれた私にとっては、
お寺に親しみがあり、とても気持ちが楽になる。
昔はよく遊びに行ったお寺の風景が、
いつの間にか遠のいていたのだと懐かしい気持ちになった。

祖父母と遊びに行けるような、
そんなお寺になってくれたら嬉しい。



2013年02月20日

白木山

雨上がりの瀬戸内海が青く暮れていく、
その天も海もひとつになったような瞬間は、
天候がいまいちの時に見ることの出来る、
贅沢な風景ではないかと思う。

霧もやの下に街灯が光り始めると、
山頂にいても生活の気配を感じ取り、
寂しい風景の中に温かみを受け取る。

白木山

白木山は【道の駅サザンセトとうわ】のすぐ山手にあり、
台形の小さい形をしている。
360度が見渡せるので、島の形がよく分かる。
さすがに肌寒いが、なにか清々しいものもある。

瀬戸内海に浮かぶ小さな島々の、
名前の分からないものも多数あるが、
どれも懐かしい風景として、
島出身の人には響くのではないかと思う。



2013年02月19日

けさび太鼓の練習風景

周防大島の催しごとがあると、
あちこちで見かけるのが【けさび太鼓】
周防大島で生まれた太鼓集団である。

小さな子から、パワフルじいちゃんまで。
年齢を問わないこの太鼓集団は、
毎週土曜日の夜【沖浦農村改善センター】で練習。

けさび太鼓

思っていたより肩の力が抜けたムードだったが、
反復練習に掛け声が飛び、
腹の奥を揺さぶってくれる。
子供も大人もない、みんな真剣。

太鼓と言えば腕力かと思ったけれど、
動きのある太鼓では足腰こそ重要な様子。
バランス感覚も求められる練習風景、
きつそうだけど、みんな顔は晴れやか。

女性が多いのも面白い。
みんなでわいわい磨きあう。
この闊達な空気が、あの素晴しい演奏を生むのだ。



2013年02月18日

風の中の集い2013

安下庄(あげのしょう)で毎年開催されている、
【風の中の集い】。
竹馬、竹とんぼをはじめとした沢山の体験が出来る。

私たちの幼少期を振り返りながら、
また次の時代にも同じく遊びを伝えていく。
子供と大人が本気で遊び合う素晴しいイベント。

風の中の集い 風の中の集い

私は少し遅めに行ったのだが、
まだまだ子供は遊び足りない様子で、
大人たちに竹馬を習いながら、
どんどん上達を見せているようだった。

竹とんぼはさすがに難しいらしく、
大人も真剣そのもので、
昔も今も、細かい作業の熱中度は変わらない。
今の時代の子供達も楽しそうにやっている。

子供と真正面から付き合える大人たち。
子供が元気な地域は大人も元気だ。
元気に育つ子供達、そして今の若い大人たちは、
元気なじいちゃんになっていくのだ。



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