2016年04月
全国ツアーを初めとする、様々な事があったにも関わらず、Twitterやオフィシャルに頼りっ放しで長らくブログを書けずにいました。申し訳ありません。
4月の23日、と言ってもまだホンの数日前ですが、初の全国ツアー「Operation ORGA」の全てが終了しました。
私にとっては「ここに至るまで」と「これから」の二つの世界が在ります。
それは「母のいる世界」と「いない世界」を意味します。
再三となって誠に恐縮ですが、Twitterでも触れ、また「Nitrous ORGA」での予約分に付されていた小冊子でも綴りましたように、昨年12月16日に私の母であるマキコが72歳で他界しました。
小冊子にもありますが、私にとって母とは、育ててもらった事は勿論、人間の優しさや正しい事、間違っている事、人はどうあるべきかの全てを教えてくれた人であり、別々とはいえ、近隣に住み、私が1998年に音楽を辞し、1999年に起業した最初の頃は二人っきりで頑張って、それから昨年12月までの16年間、毎日と言って良いほど一緒にいました。
故に思い出が多すぎるのか何なのか、頭では「こんなんじゃダメだ」と分かっているものの身体が全く動かず、情けない事に必要最低限の事だけをするのが精一杯でした。
誰かといる時は全く普通でいられるけれど、一人でいると、そんな風になってしまう。
友愛学園にプレゼントを贈ってくれた方に対してのお礼の宛名書きをしていた最中で、母の命運の渦中に入ってしまった事で、宛名書きをしようとすると思い出してしまって手が止まる。
それに付随してか、一人で行う作業の何もかもに経験した事がないレベルの虚無感が沸き起こって、そこからの派生で何もかもがどうでも良くなったり、出来もしないのに後を追ってみたい衝動に駆られたりで、「そういう思考回路」が働かないように自分なりに自分を操縦してきました。(ツイキャスなんかをした時なんかモロにそうでしたね。ホント情けないです)
簡単に言うと、重ね重ね情けない事に、まともでいる為には現実逃避しか術がなく、現実から逃れたまま日々を過ごしていました
つまり、母がいないのに、いるように思わなければ過ごせなかった、という感じです。
「そんなんじゃお母さんが悲しむ」
「そんな姿をお母さんは望んでない」
同じ境遇で悩んでいた方に対し、私もそんな事を言ってきました。しかし、気持ちは嬉しいのですけれど、その言葉は私には響かず、ただただ母が命を賭けて行かせてくれたツアーの為に集中する事で、何とか自分を維持してきました。
周りにも大変気を使わせて、心配してくれたTERUはライヴに誘ってくれたり、名古屋、京都、新潟とTAKUROは一緒にライヴを演ろうと言ってくれたり、先日の仙台のライヴでは大徳にまでも心配を掛けて足を運ばせてしまったり、
母の病が分かったのが昨年11月で、それからの母の命運が計れなかった為、あの時点で決まっているスケジュール以上の事を入れる事が出来なかったが故に、この夏の空白期間が出来てしまった事も、全て私の責任です。(新音源の制作期間として活かしはします)
本当に、弱く、情けない、周りに迷惑ばかりかける、どうしようもない恥ずべき自分です。
いつでも母は傍にいる。
でもソレは自分の心中の事であって、本当に傍にいるなら、ホンの僅かな力で倒れる立てたペン一つでも倒してみせてくれる筈。
倒れないペンを見つめながら、ただただ涙するような日々を、ずっと送ってきました。
でも、
福岡のライヴを終えたくらいの時に「もう、母はいない」という現実を何とか受け止められるようになってきて、先日の仙台からの帰り道で「これからの人生」の入り口が見えてきた感じがしました。
私が、もっともっと幸せにしてあげたかった人に、もう何もしてあげられない事は悲しいけれど、
そんな思いの全ては、
してあげられなかった事の悔いの全ては、
これを読んでくれている皆さんや、自分なんかを大事に思ってくれる人にさせてもらって昇華させて貰えれば、きっと母も喜んでくれるだろうと、そんな風に思っています。
「さようなら」なんて言葉は、言えなかったし、言いたくもなかったし、言ってもいなければ思ってもいなかったけれど、
その言葉を言わなければ「母のいない世界」に踏み出せず、「いないのに「いる」と自分を誤魔化しながら生きる世界」を引き摺ってしまう。
私の心の中に母はいつでもいる。でも現実にはもう存在しない。
私の中の母は、実際の母とのシンクロ率は100%なので、母を落胆させない事を至上命題とするならば、私は踏み出さなければならない。
回り道をしてしまったけれど、小冊子で明言したとおり、早く逝っただけの甲斐ってヤツを母さんに渡すべく、アナタの誇りになるべくの道を行く為に、
「さようなら、母さん」と言わせて下さい。
ここからの人生は、俺と、俺の中にいる母の問題です。
5月29日、母が最後に楽しみにしていたSTEALTHのライヴがあります。
それを自分の中での明確な起点として、しばらく皆さんの前に立つ事を控えて、新たな人生を過ごす為の覚悟創りをしてきます。
言葉では何とでも言えるので、それを形にするべくの事の詳細をSTEALTHのライヴで発表できると思います。
厳しいところから逃げず、母が親として最後に用意してくれた「人生の課題」をクリアして、また皆さんとお会い出来ればと思っています。
4月の23日、と言ってもまだホンの数日前ですが、初の全国ツアー「Operation ORGA」の全てが終了しました。
私にとっては「ここに至るまで」と「これから」の二つの世界が在ります。
それは「母のいる世界」と「いない世界」を意味します。
再三となって誠に恐縮ですが、Twitterでも触れ、また「Nitrous ORGA」での予約分に付されていた小冊子でも綴りましたように、昨年12月16日に私の母であるマキコが72歳で他界しました。
小冊子にもありますが、私にとって母とは、育ててもらった事は勿論、人間の優しさや正しい事、間違っている事、人はどうあるべきかの全てを教えてくれた人であり、別々とはいえ、近隣に住み、私が1998年に音楽を辞し、1999年に起業した最初の頃は二人っきりで頑張って、それから昨年12月までの16年間、毎日と言って良いほど一緒にいました。
故に思い出が多すぎるのか何なのか、頭では「こんなんじゃダメだ」と分かっているものの身体が全く動かず、情けない事に必要最低限の事だけをするのが精一杯でした。
誰かといる時は全く普通でいられるけれど、一人でいると、そんな風になってしまう。
友愛学園にプレゼントを贈ってくれた方に対してのお礼の宛名書きをしていた最中で、母の命運の渦中に入ってしまった事で、宛名書きをしようとすると思い出してしまって手が止まる。
それに付随してか、一人で行う作業の何もかもに経験した事がないレベルの虚無感が沸き起こって、そこからの派生で何もかもがどうでも良くなったり、出来もしないのに後を追ってみたい衝動に駆られたりで、「そういう思考回路」が働かないように自分なりに自分を操縦してきました。(ツイキャスなんかをした時なんかモロにそうでしたね。ホント情けないです)
簡単に言うと、重ね重ね情けない事に、まともでいる為には現実逃避しか術がなく、現実から逃れたまま日々を過ごしていました
つまり、母がいないのに、いるように思わなければ過ごせなかった、という感じです。
「そんなんじゃお母さんが悲しむ」
「そんな姿をお母さんは望んでない」
同じ境遇で悩んでいた方に対し、私もそんな事を言ってきました。しかし、気持ちは嬉しいのですけれど、その言葉は私には響かず、ただただ母が命を賭けて行かせてくれたツアーの為に集中する事で、何とか自分を維持してきました。
周りにも大変気を使わせて、心配してくれたTERUはライヴに誘ってくれたり、名古屋、京都、新潟とTAKUROは一緒にライヴを演ろうと言ってくれたり、先日の仙台のライヴでは大徳にまでも心配を掛けて足を運ばせてしまったり、
母の病が分かったのが昨年11月で、それからの母の命運が計れなかった為、あの時点で決まっているスケジュール以上の事を入れる事が出来なかったが故に、この夏の空白期間が出来てしまった事も、全て私の責任です。(新音源の制作期間として活かしはします)
本当に、弱く、情けない、周りに迷惑ばかりかける、どうしようもない恥ずべき自分です。
いつでも母は傍にいる。
でもソレは自分の心中の事であって、本当に傍にいるなら、ホンの僅かな力で倒れる立てたペン一つでも倒してみせてくれる筈。
倒れないペンを見つめながら、ただただ涙するような日々を、ずっと送ってきました。
でも、
福岡のライヴを終えたくらいの時に「もう、母はいない」という現実を何とか受け止められるようになってきて、先日の仙台からの帰り道で「これからの人生」の入り口が見えてきた感じがしました。
私が、もっともっと幸せにしてあげたかった人に、もう何もしてあげられない事は悲しいけれど、
そんな思いの全ては、
してあげられなかった事の悔いの全ては、
これを読んでくれている皆さんや、自分なんかを大事に思ってくれる人にさせてもらって昇華させて貰えれば、きっと母も喜んでくれるだろうと、そんな風に思っています。
「さようなら」なんて言葉は、言えなかったし、言いたくもなかったし、言ってもいなければ思ってもいなかったけれど、
その言葉を言わなければ「母のいない世界」に踏み出せず、「いないのに「いる」と自分を誤魔化しながら生きる世界」を引き摺ってしまう。
私の心の中に母はいつでもいる。でも現実にはもう存在しない。
私の中の母は、実際の母とのシンクロ率は100%なので、母を落胆させない事を至上命題とするならば、私は踏み出さなければならない。
回り道をしてしまったけれど、小冊子で明言したとおり、早く逝っただけの甲斐ってヤツを母さんに渡すべく、アナタの誇りになるべくの道を行く為に、
「さようなら、母さん」と言わせて下さい。
ここからの人生は、俺と、俺の中にいる母の問題です。
5月29日、母が最後に楽しみにしていたSTEALTHのライヴがあります。
それを自分の中での明確な起点として、しばらく皆さんの前に立つ事を控えて、新たな人生を過ごす為の覚悟創りをしてきます。
言葉では何とでも言えるので、それを形にするべくの事の詳細をSTEALTHのライヴで発表できると思います。
厳しいところから逃げず、母が親として最後に用意してくれた「人生の課題」をクリアして、また皆さんとお会い出来ればと思っています。
- TOKIc4toki
- [フレーム]
http://blog.livedoor.jp/c4toki/archives/65900646.html二つの世界。
プロフィール
TOKI
C4/STEALTH Vox
グループ法人:
Conquest Group
代表取締役CEO
Keasler Japan Limited/Conquest Group
代表
Conquest Architects.,K.K/Conquest Group
代表取締役
[Conquest Group]
are
Real Estate Division
Store Division
Entertainment Division
Consighment Agent Division
全日本花粉症対策委員会
「花粉症にはヨーグルトの会」
総務部主任
(財)東アジア圏居酒屋普及連合会
「居酒屋で水しか飲まない勇気の会」
2007年度名誉会長
医療法人 男塾
「大体の事は気合で治療の会」
皇帝
特技:
●くろまる企業運営(歴16年)
●くろまるフルコンタクト空手(準指導員をやらせて頂いてます)
免許:普通車、二輪限定解除、3級自動車整備士、モトクロス国内B級、危険物取扱乙種第4類、防火管理責任者、殺しのライセンス(対女性限定・・・なんつってななんつってな)
趣味:
●くろまるナポレオン一世のグッズ収集
●くろまるフランス革命からナポレオン帝政あたりの歴史研究
●くろまるTwitter
https://twitter.com/c4toki
●くろまるC4 Official website-Viper-http://www.keasler.co.jp
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