こんにちは、Sです
ブログを書きながら、ふと「今日は何の日だろう?」と思って調べてみると、「恋人の日」というのが出てきました。何気なく過ごしている毎日にも、いろいろな意味があるんですね。毎日が記念日。面白いなぁと思いましたちなみに、私の誕生日は「コットンの日」でした
さて、今日は、私が最近ハッとさせられたことについて書きたいと思います。
それは、ある日のコンサルテーションの日。いつものように療育の様子をコンサルタントに見ていただいた時のことです。さんりんしゃでは、「サーキット」という身体を動かす活動がありますが、その中での活動内容の提示についてアドバイスをいただきました。
その時の提示の仕方が、このような感じです。↓
P1220545.jpg 話題になったのは、左側に提示してある回数を示したボードです。右側の活動内容が書かれたイラストはお子さん達もよく見れていますが、左側の回数のボードはあまり機能していないかもしれないということです。確かに、実際に体を動かしている時にはそこに着目できているお子さんは少ないかもしれないなぁと思いました。
そこで、同じ提示をするなら、回数のボードよりも順番を教えるボードがあった方がわかりやすいのかもしれないということで、新しく作ってみたのがこれです。(写真はスタッフです。)↓
IMG_3490.jpg 終わったら、顔写真をはずしていきます。以前よりも、順番と回数がわかりやすくなりました。この順番ボードに変更後、順番を理解して自分の順番になるまで待てるお子さんが増えました。変更前も後もどちらも視覚的な提示方法ですが、提示の仕方一つでわかりやすさが違ってくるんだなぁと気付かせていただきました。
今回のことを通して、お子さんたちは「わかればできる」んだなぁということを改めて感じました。こちらが意図していない行動をする時は、こちらが伝えたいことがきちんと伝わっていないからであり、お子さん達の「わかる」につながっていないからなんですね。これは今回のことに限らず、いろいろな場面でも同じことが言えるのではないかなと思います。「わかる」につなげていくために「わかりやすい」方法を考えていくというのは大切なことであり、これからも忘れずにいたいことだなと思いました。