こんにちは〜Cです。暑いですね〜、でも北海道はまだいいんだろうなぁ。ニュースでやっていましたが、38度とか大変ですよね。暑さに弱い私は『北海道でよかった〜』と常々思います。
先週、札幌市の障がい福祉課の方が『療育場面を見てみたい』とのご連絡があり見学に来られました。さんりんしゃは基本的に療育場面の見学はお断りしていますが、子どもが併用している園や他機関の方々については保護者の了解を得てから、療育中の様子を見ていただいています。障がい福祉課の方々については、せっかく市の方が見に来てくれるということだったので、今後の福祉サービスに何かつながってほしいなぁと思いながら一つのグループの保護者の皆様に了解をいただき、活動の様子を短時間でしたが見ていただきました。監査以外は初めてでしたが、こういう機会はありがたいです。
療育中にスタッフ以外の人が来たときは、「今日はお客さんがいます。
○しろまる○しろまるさんです。」というふうに子供たちにも紹介します。もっと伝えられそうな子には、もっと詳しく紹介します。見慣れない人がいるとやはり不思議・不安だと思うし、私達も来客があったらスタッフに紹介しますよね。すると、子供たちは結構あいさつできます。障がい福祉課の方のことも子供たちに紹介しました。恥ずかしがっている子、挨拶する子、名前を呼んで確かめる子いろいろでした。福祉課の方も子どもの目線になってくれたり、子どもの発信に答えてくれたりしたので、子供たちもいつものように活動をし、自分のやることに集中できていました。えらかったです。
で、ある子が次の回に来所したとき。
DSCF8326.jpg 遊び始めて車のおもちゃで集中していたかと思ったときです。
「今日は、お客さんいないの〜?」
と周りを見回していました(笑)!今日はいないことを伝え納得していましたが、ちゃんと分かって覚えていたんですね!褒めてもらったりしたので、嬉しかったんでしょう♪さんりんしゃでは『人は一人一人に名前があって、それぞれ違う人なんだ』ということを伝えたいのでスタッフ名も名前で、子どもの名前も丁寧に呼んでいます。このお子さんは人の認識が最近とても明確になっていて、スタッフはもちろんグループのメンバーの名前と顔の認識もバッチリです。大人にとっては当たり前のことかもしれませんが、子供たちが学んでいない概念はたくさんあります。子どもたちのこういう成長が見られるとうれしいです。