児童発達支援センターさんりんしゃのブログ

このブログは児童発達支援センターさんりんしゃのブログです。ちょっと気の抜ける雑談や療育の中で感じたことなどをつぶやきます♪

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こんにちは〜Cです!残暑続いていますね。みなさん、体調崩していませんか?

さて、しばらく前にもご案内しましたが、9月3日(土)4日(日)の2日間にわたり、札幌サンプラザにてゲーリー・メジボブ氏によるセミナーがあります。もう今週末なのですが、まだ聴講可能ということでしたので、再度お知らせします。詳細は、『はるにれの里』HPをご覧ください!札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがるHPからも、ご覧になれます!

メジボブさんの自閉症・発達障がいについてのお話は本当にわかりやすいですし、何よりも『理解』することが大切なことを教えてくれます。その『理解』の方法も主観的な理解ではなく、しっかりとした長年の取り組みからの根拠がある『理解』の仕方です。私もまったく何もわからずただ毎日自閉症のお子さんと向き合っていた時に、『わからないから勉強しよう!』と思い、出会ったのがTEACCHプログラムでした。TEACCHプログラム云々よりも、自閉症の文化を『理解』し研究を重ねていったこと、その過程の話がおもしろいです。日本では、ややTEACCHという名前にとらわれる傾向があるので、TEACCHはプログラムが先にあるではなく、『理解』が先にあるのだということを聞けるいい機会かなぁと思います。

支援者の皆さん、保護者の皆さん、こんな機会は本当に貴重なので、ぜひ足を運んでくださいね。
こんにちは☆Tです。
日中は暑くても、夜はぐんと寒くなってうっかり薄着をしていると風邪を引いてしまいそうになります。
季節の変わり目ですので、体調管理に気をつけたいものですね。

さて、今回は『休憩の部屋』で過ごしている子どもたちの様子を見て、感じたことを載せたいと思います。

『休憩の部屋』では、子どもたちが自分の好きな遊びを選んで過ごしています。トミカで遊んだり、ぬりえをしたり、ままごとをしたり・・・。以前はあまり遊んでいなかった印象でしたが、最近はパズルを選ぶお子さんも増えてきたなぁと感じます。

さんりんしゃには、アンパンマン、シンデレラ、ミッフィ、ゴセイジャーなどのキャラクターのパズルがあります。スタッフがパズルのやり方やコツを伝えて手伝いながら完成させたり、最初から自分の力で完成させたり、みんな最後まで集中して行っています。ピースの形や、色・絵などを手がかりにはめていきます。何十ピースもあるのですが、その根気がすごいです。

DSC02379.jpg


パズルが完成すると、「できたー」と満足そうに出来上がった絵を眺めています。ピースがぴったりはまっていくこと、少しずつ絵が完成してくること、終わりが分かりやすいこと、などのパズルの特徴が、子どもたちの興味を引く魅力なのかもしれません。好きな余暇に集中して過ごせることは素敵なことですね。

DSCF9493.jpg
お子さんが完成させたシンデレラのパズルです。「ドレス、こんなに大きい!!」と喜んでいました。
お盆を過ぎるとすっかり秋の空気になりましたね。
秋と言えば・・・。食欲の秋!スポーツの秋!そして、読書の秋!!
ということで、今回は『ほんをよむ』ことについてつぶやきたいと思います。

私がさんりんしゃに来て、いろいろな活動の中で「こういう教材もあるのか!」と感動を覚えた教材があります。
それは、『マッチング絵本』というものです。

例えば・・・
トーマスの仲間たちが出てくる絵本
DSC02206.jpg

アンパンマンの仲間たちが出てくる絵本
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など、子どもたちが好きなキャラクターや食べ物などを使って手作りし、興味を持って取り組めるように工夫しています。

『ほんをよむ』という内容は様々あります。
1絵を見て楽しむ。
2触って楽しむ。
3物語を読んで楽しむ。
4絵本の読み聞かせを楽しむ。などなど

私は新しい楽しみ方をさんりんしゃに来て発見しました。
5同じ絵と絵を合わせて楽しむ(型はめもあり)。
6見本と同じ絵を完成させて楽しむ(パズルのように)。

絵を見る、物語を読む(聞く)楽しさだけではなく、自分で操作して楽しめる。ひと工夫することで、"できる!""楽しい!"と感じる活動が増えるんだなぁと、新しい発想に感動しました。

しろまるさんりんしゃでは『ほんをよむ』という活動の中でマッチング絵本を行っています。

DSC02219.jpg
この場所で行っています。
左のトレイに絵本を用意し、取り組んで終わったら右の箱に片付ける流れで、自立して行えるよう環境設定しています。

DSC02208.jpg
これはトーマスの絵本です。
絵本を開いて、左の絵と同じものを右の絵から取って型はめします。

DSC02217.jpg
これは仮面ライダーの絵本です。
パズルを完成させるように、下絵や形を手がかりにピースをはめます。
戦隊物のキャラクターが好きなお子さんも多く、完成させて「かっこいい〜」と言いながら眺めていたりしています。

一人ではあまり絵本を手に取らないお子さんでも、マッチング絵本なら手に取るかもしれない。お子さんの視点に立って教材を工夫することで、活動の幅が広がっていくと日々感じています。

Tでした。





こんにちは。Sです。
お盆明けから急に涼しくなってきましたね。北海道の夏は本当に短いなぁと感じています。夏バテしていないですか??

さて、今日はさんりんしゃで第3回座談会を行いました。前回の座談会で上映できなかった「もっと知りたい!自閉症の人の医療受診」のDVDを上映し、参加してくださった保護者の方たちと意見交換や情報交換をすることができました。

しろまる今はまだ子どもが小さいので何とかなる部分もあるが、成長に応じての手順を考えていきたいと改めて思っ た。
しろまるどう見通しを持たせるかが難しいと感じた。また、医療者側の理解も必要なので、あらゆる医療機関でもDVDを見てもらいたいと思った。
しろまる何事も初めが大事だと思った。
しろまる参考になった。多くの病院の先生方が自閉症を理解し、そういう方々に対応した診察をして欲しい。
しろまる押さえつけての受診も大きくなってからは難しいし、息子にわかる手順を考えて試していきたいと思う。
しろまる自閉症児・者の立場にたった場面がわかりやすかった。いろいろな方が見ても、自閉症の理解につながると思った。
しろまる人事ではないので、とても勉強になった。

・・・などの意見や感想をいただきました。
参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました!
こんにちは〜Cです、帰って来ました♪昨日から復帰しましたが(笑)、久しぶりに子どもたちに会える興奮からか、前日はなかなか眠れず、朝方も早くに目が覚め、NCに行く前と同じような状態でした(汗)!研修中も何度も子どもたちやスタッフを思い出し、聞いた話を早く伝えたい!早くみんなに会いたい!(どれだけホームシックだったんだろう・・・笑)と思いました。

NCでの研修はとても内容が濃く、これまで東京に足を運びTEACCH部の何人かの先生方の講演を聞いたことはありましたが、現地でたくさんのこれまで聞いたことのない先生方のお話を数日間に何本も聞けたことは、これまでの自分が実践してきたことを振り返るいい機会にもなり、また新たな情報をもらう機会でもありました。TEACCH部の先生方はとても知的で、穏やかで、みなさん自閉症理解のために熱心にお話をしてくださいました。きっと何度も話している基本のことだろうけども、その穏やかで真剣な姿勢や態度にとても感動しました。自分達もこんなふうに『自閉症の文化』を伝えていける支援者になれたら・・・と思いました。

さて、昨日の夜は以前のブログ記事にも登場した『さんぱれ』の日でした。数日前に今回の企画担当のYさんから「写真だけでもいいから、報告を聞きたい。」と連絡をもらい、私も伝えたいことがたくさんあったので即OKでした。夜の会議なので時間がそれほどとれず、あっという間に2時間くらい過ぎていました。まとまっていない内容だけど、『すぐに聞きたい!』と思ってくれるスタッフのみんなにも感謝です。

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今後、何度か報告をする機会があるようなので、興味のある方は学習会や報告会情報をブログ内でUPしていきますので、時々見てみてくださいね!さんりんしゃのお母さん方には、保護者学習会の中でもお伝えしていきます♪
こんばんは。NCからブログ書いています、Cです。日本とは13時間差があり、日本は午前11時、こちらは前の日の夜10時です。今回研修でNC(ノースカロライナ)に出していただきました。法人とスタッフみんなに心から感謝です。

せっかくなので、こっちの情報を少し載せたいと思います。日本から13名の参加者と先生1名、通訳の方1名で来ています。初日はGHAという自閉症の方々の専門のグループホームを経営しているNPO法人を見学に行きました。二日目は、PEP-3とTTAP、インフォーマルアセスメントの講習でした。三日目は午前中TEACCHの概要の講義、午後は自閉症協会を訪問とかなり密なスケジュールで動いています。ノースカロライナは日本より少し小さいくらいの面積なので、バスでの移動ですが都市から都市まで1〜3時間くらいの移動時間がかかります。内容が濃く、講義や見学にかなり力が入っているせいか、移動中は参加者ほぼ寝ています(笑)。

こちらでは、自閉症のある方々が自信を持って地域で働き、自分の余暇を楽しみ、穏やかに生活しています。今まで話では聞いてきましたが、本当にその通りでした。日本とアメリカの制度や文化の違いもありますが、今後どうやって自分たちの支援に取り入れることができるかな。。。と考えています。こちらでの成人の方々を見ていて、関わってきた子たちがこういう生活を送ってほしいと心から願うとともに、いろんな子が頭に浮かび、笑ってしまうことが多々あります。

明日も午前中は参加者の希望で学習会をします。来週の帰国まで、あと半分!無駄のないように頑張りますね♪帰ったら、皆さんにまたいろいろお知らせしたいと思います。Sさん、Tさん、Yさん、Cさん、Sさん、よろしくお願いします!!

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