スーパーで求めた"寿司"...(2018年11月07日)

ユジノサハリンスクで撮った写真の中に、少し面白いモノが在りました。

少しだけ住まいへ引揚げるのが遅めになった際に、近所のスーパーに立寄り「居室で何か?」と食べるモノを探しました。

↓探すという程のこともなく、惣菜コーナーの辺りにこういうモノが在りました。「好さそうだ!」と求めました。
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↑夜10時を過ぎていて、大幅に値引きになっていたと記憶しています。

この時は、バスケットボールの試合を観戦に出て、応援していた<ヴォストーク65>が2点差で惜敗だったので、「何か摘まんで一人で"残念会"...」ということでこの寿司を摘まんでいました。

この時は、少し遅めな夜に確りと食べた型で、翌朝は「朝食を省略...」ということにしたのでした。ユジノサハリンスクのスーパーで求められた"寿司"ですが、日本国内の「スーパーの総菜コーナーで出くわすモノ」と大きな差は感じられませんでした。

実は、今般日本国内に入って以降、色々と日頃から親しんでいたモノや、稚内以外の他地域に立寄った際に少し変わったモノを頂いていますが、未だ"寿司"は頂いていなかったというようなことを思い出していました。と言って、ユジノサハリンスクでの用務に出る機会が増える以前に、頻繁に寿司を頂いていた訳でもないのですが。

ユジノサハリンスクにも、随分と色々なモノが在り、不意に行ったとして、特段に困るという程のこともない筈です。

11戦で8勝3敗=目下3位:<ヴォストーク65>:バスケットボール<スーパーリーグ>(2018年12月05日)

2018-19シーズンから、ロシアのバスケットボール<スーパーリーグ>にユジノサハリンスクを本拠地とする<ヴォストーク65>が参加しています。

プロスポーツのリーグで、「新興チーム」は少々苦戦をする場合が目立つように見受けられるのですが、<ヴォストーク65>はリーグ「屈指の得点力」を見せて「快進撃!」と言って差し支えない善戦を見せています。

10月に始まって、年を越して3月まで続くリーグ戦は「ホーム&アウェイ」でロシア全土に散在する参加各チームと総当たりで対戦します。

11月に入ってユジノサハリンスクでの試合の後、<ヴォストーク65>は遠征に出ました。サハリンとの時差が3時間という西部シベリアです。

11月23日 くろまる<ヴォストーク65> 68 : 85 <ノヴォシビルスク> (ノヴォシビルスク)
11月26日 〇<ヴォストーク65> 90 : 66 <イルクート> (イルクーツク)

近年、安定的に5位以内を確保しているという<ノヴォシビルスク>との対戦では、第3クォーターまで競り合って、第4クォーターに抜け出されてしまい、残念ながら敗れました。

<イルクート>との対戦では、持ち前の攻撃力で得点差を得て勝利しました。

そしてサハリンに戻った<ヴォストーク65>は、エカテリンブルグの<ウラルマシ>を迎えました。

12月3日 〇<ヴォストーク65> 75 : 61 <ウラルマシ> (エカテリンブルグ)

新たな選手も迎えて意気上がる<ヴォストーク65>でしたが、前半に相手を圧倒していながら、第3クォータでどうしたものか得点が出来ず、差を詰められてしまいました。第4クォータに持ち直して勝利を得ています。(筆者はユジノサハリンスクを離れていて、現場に観に行ってはいません。)

次の試合は、ユジノサハリンスクに目下9勝2敗で首位の<テンプ・スームズUGMK>を迎えての12月6日の試合ということになります。

HARD LINGONBERRY DRINK...「ハードなコケモモのドリンク」って何だ?!(2018年11月17日)

近所のスーパーに寄り、「居室で飲む何か...」と考えながら様々な商品が並ぶ棚を眺めていました。

↓非常に鮮やかな色の、一寸飲むのに手頃な量と見受けられるボトルに入った飲料を眼に留め、求めてみました。
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↑こういう鮮やかな色は、ユジノサハリンスクではよく見掛ける「ベリー系のフルーツを使った飲料」の特徴で、ラベルのイラストもそれらしいモノです。

近所のスーパーは真夜中の12時まで営業しています。午後10時以降に関して、酒類販売が禁じられているので、ビール等の棚は午後10時頃に覆いを掛け、辺りにテープを張って近寄れないということにして販売を見合わせています。

「ベリー系のフルーツを使った飲料」と見受けられる鮮やかな色の飲料が入ったボトルは、記憶を辿れば、そのビール等の棚の隅に並んでいました。

↓「Seth & Riley's GARAGE」(セス・アンド・リレイズ ガレージ)というのは、この飲料のシリーズブランドなのでしょう。「HARD LINGONBERRY DRINK」という品名のようですが、「ハードなコケモモのドリンク」という、判るような判らないような不思議な名前です。
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↑そして、店頭では全く気にならなかったのですが、丸で囲んで数字が入っていました。「ALC 4.6% VOL」と在りますが、これは「アルコール4.6%」という意味に他なりません。

これは「ビールに類する飲料」という扱いで、アルコール分も入った「酒類」ということになる代物でした。デンマークのビール会社が出し、ロシアのビール会社がライセンス生産しているという商品であるようです。

「酒類」なので、これはビール等の棚の隅に並んでいた訳です。

開けて飲んでみて判りましたが、HARD(ハード)というのは「炭酸がキツい」ということでした。コーラ類を想い起す感じです。そして味わいは、「ベリー系のフルーツを使った飲料」の「仄かに甘酸っぱい」という感じでした。アルコールが入っているという感じは余りしませんでした。沢山飲み続ければ、アルコールの影響も出て来るかもしれませんが、1本を何となく空ける分には「サッパリして甘酸っぱい炭酸飲料」という具合です。色合いは「カクテル?」というようにも思えますが。

こういうような「不思議?」な飲物は、マダマダ色々と在るのだと思います。が、少なくともこの「ハードなコケモモのドリンク」は「存外に美味い」と記憶に残りました。

<SAKHALIN>=一進一退...:アジアリーグアイスホッケー(2018年12月03日)

リーグ戦が展開中のアジアリーグアイスホッケーです。

遠征が続いていた<SAKHALIN>は6連敗を喫してしまって苦しんでいましたが、漸くホームでの試合開催となりました。(筆者はユジノサハリンスクを離れていて、現場に観に行ってはいません。)

11月24日 〇<SAKHALIN> 4 : 1 <王子イーグルス>くろまる
11月25日 くろまる<SAKHALIN> 1 : 3 <王子イーグルス>〇
12月01日 〇<SAKHALIN> 2 : 1 <日本製紙クレインズ>くろまる
12月02日 くろまる<SAKHALIN> 2 : 3 <日本製紙クレインズ>〇

6連敗を脱出はしたのですが、連勝が出来ない感じです。

21試合戦っている<SAKHALIN>は9勝12敗で5位です。5位に踏み止まると、プレイオフで首位チームへの挑戦権を賭けたシリーズです。

この後、12月中に韓国遠征で3試合、1月に日本遠征で4試合が組まれ、レギュラーシーズンの最後は地元ユジノサハリンスクでの3試合です。残りが少なくなって来ました。

<Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018年11月10日)

少し前に読んだ小説の、本筋と然程関係も無いかもしれないような描写が変に記憶に残っています。

作品の主人公でもある40歳代に差し掛かったような刑事が、30歳前位の若い同僚の行動に首を捻り、ブツブツと言っている場面でした。若い同僚は上着のポケットからスマートフォンを取り出し、画面で時刻を確認しました。が、ブツブツ言う40歳代に差し掛かった主人公は「時刻は時計で確認するものではないのか?」と、少し拘って選んだ愛用の腕時計に眼を落すのです。

こういう描写を覚えているのも、筆者自身も時刻を確認するのは専ら腕時計という行動様式であるからかもしれません。少し以前に、永く使っていた腕時計が不具合を来し、他のモノを代替えということにして時刻を確認するようにする羽目に陥ったことが在りましたが、酷く落ち着かない感じだったのを覚えています。

↓少し前にこういうモノを入手しました。
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↑ロシアの腕時計です。8千ルーブル出して釣銭が来ました。

新しい腕時計を入手しなければならない必然性は高くはなかったのでしたが、文字盤の"3"の辺りに埋め込まれたカレンダーの曜日表示が「ロシア語」になっているのを視て、「これ!欲しい!」ということになってしまったのでした。

<Слава>(スラーヴァ)というブランドは、1924年にモスクワの時計工場が使い始めたブランドであるということです。<Слава>(スラーヴァ)は「栄光」という意味です。

日本国内でも、腕時計が売られている場所では新旧様々な国内外の多種多様なモノが売られていますが、ロシア国内でもそれは同様です。個人的には、日本国内では殆ど視掛けない「ロシアのブランド」のモノが陳列されていると、何となく興味を覚えて眺めてしまうことが在ります。「酷く高価?」ということでもない範囲であれば、「ロシアの腕時計」というのも、ロシアを訪ねる際の記念品に好適かもしれません。

「ロシア語」で曜日が出るカレンダーで、見栄えも好いので気に入ってしまって求めた腕時計ですが、時々「手でネジを巻く」ということをしなければならないタイプの、本気で「昔風」または「クラシカル」な代物でした。時計を耳に近付けると、「機械式」ならではな音も聞こえます。

<ДЕСАНТНО ОПАСНАЯ ЗОНА>(危険な上陸地帯) / ウラジーミル・チュイコ氏提供写真

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(ウラジーミル・チュイコ氏提供写真)(<冬>より)

(注記) 「海が迫る」かのような海岸に道路が拓かれているのは、島であるサハリンの「当地ならでは」という光景かもしれません。
(注記) 海を渡る冷たい風が抜け、雪も積もる海岸部の様子です。
2018年11月 2019年01月