コルサコフ港に上陸し、ユジノサハリンスクへ路線バスで向かう?バス停は?
多少長い記事タイトルを出しました。
所謂「よくある質問」ということで「船でコルサコフ港に到着し、ユジノサハリンスク市内のホテルに泊まります。行き方は?」というお尋ねを耳にします。
「纏まった人数でサハリンを訪問する」というような場合については、「コルサコフ港とユジノサハリンスク市内のホテルとの間の送迎」を事前に手配しておくのが一般的であるように見受けられます。が、1人や2人というような次元になると「そこまで、どうしても事前手配しなければならないのか?」と考える方も多いと思われます。
「タクシーを使う」という手段も在り得ますが、「その辺で"客待ち"のタクシーの運転手さんに御願いして」というようなことにはなり悪く、「電話で呼ぶ。呼ぶ際に、何人で何処から何処までと申し出る」というようなやり方が一般的で、「とりあえずコルサコフ港に上陸した旅行者」の目線では少々面倒かもしれません。
「客船に乗降する場所」となれば、「直ぐ目の前でもなくても、何らかの公共輸送機関が動いているのでは?」と考えたくなります。実は、コルサコフ港の旅客施設に関しても、5分強も歩けば「ユジノサハリンスク市内へ向かう路線バス」に乗車可能なバス停留所が在ります。
2018年7月7日に現地に入って、場所を確かめました。
↓これはコルサコフ港の旅客施設の出入口です。7月撮影ですが、5月の催事のポスターがそのまま残っていました。
7月7日撮影―コルサコフ (1).jpg
↑少し「紛らわしい」のですが、画の左側、画が切れている辺りに「バス停」が在ります。しかし、その停留所はコルサコフ市内や近郊で運行されている路線のモノで、ユジノサハリンスクとの間を往来する路線バスが停車するのでもありません。
↓上記の旅客施設を背に立つと、こういう様子が視えます。右側に小さな建物の商店が在ります。
7月7日撮影―コルサコフ (2).jpg
↑足下の「白と黄色に塗り分けられた横断歩道」を渡ります。信号が設置されていない横断歩道は多く見受けられます。が、この画の左寄りの足下に視えるような「白と黄色に塗り分けられた横断歩道」の箇所では「歩行者優先」がかなり徹底しており、道路は渡り易いと思えます。
↓上記の横断歩道を渡った後、左側へ進みます。
7月7日撮影―コルサコフ (3).jpg
↑画の真中、少し大きな街路樹の方向へ真っ直ぐ進みます。
↓少し傾斜が在る通との交差点が近付きます。
7月7日撮影―コルサコフ (4).jpg
↑画の右側の少し大きな建物は税関の庁舎とのことです。
↓交差点の交通標識が少し特徴的で、「好い目印」になると思います。
7月7日撮影―コルサコフ (5).jpg
↑動く自動車が画に入っていますが、「芝生が盛上った箇所」がロータリー式交差点になっていて、標識はその旨を示しています。この標識の辺りから道なりに右へ進みます。
↓程無く、先程在った税関の庁舎の裏側の通と進んで来た通との交差点が在るのですが、そこに視える商店になっている黄色の建物の前がバスの停留所です。
7月7日撮影―コルサコフ (6).jpg
↑ここも、画の右端の足下に視える「白と黄色に塗り分けられた横断歩道」を渡ります。
↓バスの停留所です。
7月7日撮影―コルサコフ (7).jpg
↑正面に停車中のバスは「333」と赤い数字の運行系統番号を掲出しています。これがユジノサハリンスクへ向かう路線のバスです。
この辺りまで、コルサコフ港旅客施設前から歩いて5分か6分かという感じです。多少荷物が在って、ゆっくりした足取りであっても、10分以内と見受けられます。
このバス停留所ですが、コルサコフ市内や近郊で運行されている幾つかの運行系統の路線バスも発着しています。が、ユジノサハリンスクへ向かう路線バスは「見分け易い」と思えます。というのは、他の運行系統は一桁数字か二桁数字の運行系統番号を掲出しているのに対し、ユジノサハリンスクへ向かうバスは「115」または「333」と「三桁の運行系統番号」を掲出しているのです。
このバス停留所に限ったことでもないのですが、ユジノサハリンスクへ向かうバスの時刻表のようなモノが掲出されているのは見当たりません。が、コルサコフ・ユジノサハリンスク間については、日中は「概ね15分から30分に一本」、平均して「20分に一本位」で運行されていて、この停留所に関しては「大概は画のように1台停車して待機中」というように見受けられます。
バスに関しては幾つかのタイプが在りますが、視掛ける頻度が高いのは画のような「十数人が乗車定員の車輛」です。ユジノサハリンスク市内への運賃は、2018年7月現在で片道135ルーブルで、終着のユジノサハリンスク鉄道駅前までの所要時間は概ね1時間弱です。尚、支払は現金のみであるようです。
コルサコフからユジノサハリンスクへ北上する場合、コルサコフ市内の何箇所かで乗客を乗せてから、古くからの道路に入ります。コルサコフ市の市域を過ぎると、かのチェーホフの『サハリン島』にも出て来るような地名の場所を通り過ぎて行きます。やがてユジノサハリンスク市の市域に入り、空港に近いホムトヴォを抜け、商業施設<シティーモール>の巨大な建物が視え、その辺りに停留所も在ります。バスはそのままミール通を進み、パベーダ通との交差点で左折してレーニン通に出ます。レーニン通を少し北上し、巨大なレーニン像が在る辺りから駅前の停留所に入って終着です。
このコルサコフ・ユジノサハリンスク間の路線ですが、両市の間を往来する人達が存外に多いことから、バス車内は「何となく混んでいる」場合も多いように見受けられます。
所謂「よくある質問」ということで「船でコルサコフ港に到着し、ユジノサハリンスク市内のホテルに泊まります。行き方は?」というお尋ねを耳にします。
「纏まった人数でサハリンを訪問する」というような場合については、「コルサコフ港とユジノサハリンスク市内のホテルとの間の送迎」を事前に手配しておくのが一般的であるように見受けられます。が、1人や2人というような次元になると「そこまで、どうしても事前手配しなければならないのか?」と考える方も多いと思われます。
「タクシーを使う」という手段も在り得ますが、「その辺で"客待ち"のタクシーの運転手さんに御願いして」というようなことにはなり悪く、「電話で呼ぶ。呼ぶ際に、何人で何処から何処までと申し出る」というようなやり方が一般的で、「とりあえずコルサコフ港に上陸した旅行者」の目線では少々面倒かもしれません。
「客船に乗降する場所」となれば、「直ぐ目の前でもなくても、何らかの公共輸送機関が動いているのでは?」と考えたくなります。実は、コルサコフ港の旅客施設に関しても、5分強も歩けば「ユジノサハリンスク市内へ向かう路線バス」に乗車可能なバス停留所が在ります。
2018年7月7日に現地に入って、場所を確かめました。
↓これはコルサコフ港の旅客施設の出入口です。7月撮影ですが、5月の催事のポスターがそのまま残っていました。
7月7日撮影―コルサコフ (1).jpg
↑少し「紛らわしい」のですが、画の左側、画が切れている辺りに「バス停」が在ります。しかし、その停留所はコルサコフ市内や近郊で運行されている路線のモノで、ユジノサハリンスクとの間を往来する路線バスが停車するのでもありません。
↓上記の旅客施設を背に立つと、こういう様子が視えます。右側に小さな建物の商店が在ります。
7月7日撮影―コルサコフ (2).jpg
↑足下の「白と黄色に塗り分けられた横断歩道」を渡ります。信号が設置されていない横断歩道は多く見受けられます。が、この画の左寄りの足下に視えるような「白と黄色に塗り分けられた横断歩道」の箇所では「歩行者優先」がかなり徹底しており、道路は渡り易いと思えます。
↓上記の横断歩道を渡った後、左側へ進みます。
7月7日撮影―コルサコフ (3).jpg
↑画の真中、少し大きな街路樹の方向へ真っ直ぐ進みます。
↓少し傾斜が在る通との交差点が近付きます。
7月7日撮影―コルサコフ (4).jpg
↑画の右側の少し大きな建物は税関の庁舎とのことです。
↓交差点の交通標識が少し特徴的で、「好い目印」になると思います。
7月7日撮影―コルサコフ (5).jpg
↑動く自動車が画に入っていますが、「芝生が盛上った箇所」がロータリー式交差点になっていて、標識はその旨を示しています。この標識の辺りから道なりに右へ進みます。
↓程無く、先程在った税関の庁舎の裏側の通と進んで来た通との交差点が在るのですが、そこに視える商店になっている黄色の建物の前がバスの停留所です。
7月7日撮影―コルサコフ (6).jpg
↑ここも、画の右端の足下に視える「白と黄色に塗り分けられた横断歩道」を渡ります。
↓バスの停留所です。
7月7日撮影―コルサコフ (7).jpg
↑正面に停車中のバスは「333」と赤い数字の運行系統番号を掲出しています。これがユジノサハリンスクへ向かう路線のバスです。
この辺りまで、コルサコフ港旅客施設前から歩いて5分か6分かという感じです。多少荷物が在って、ゆっくりした足取りであっても、10分以内と見受けられます。
このバス停留所ですが、コルサコフ市内や近郊で運行されている幾つかの運行系統の路線バスも発着しています。が、ユジノサハリンスクへ向かう路線バスは「見分け易い」と思えます。というのは、他の運行系統は一桁数字か二桁数字の運行系統番号を掲出しているのに対し、ユジノサハリンスクへ向かうバスは「115」または「333」と「三桁の運行系統番号」を掲出しているのです。
このバス停留所に限ったことでもないのですが、ユジノサハリンスクへ向かうバスの時刻表のようなモノが掲出されているのは見当たりません。が、コルサコフ・ユジノサハリンスク間については、日中は「概ね15分から30分に一本」、平均して「20分に一本位」で運行されていて、この停留所に関しては「大概は画のように1台停車して待機中」というように見受けられます。
バスに関しては幾つかのタイプが在りますが、視掛ける頻度が高いのは画のような「十数人が乗車定員の車輛」です。ユジノサハリンスク市内への運賃は、2018年7月現在で片道135ルーブルで、終着のユジノサハリンスク鉄道駅前までの所要時間は概ね1時間弱です。尚、支払は現金のみであるようです。
コルサコフからユジノサハリンスクへ北上する場合、コルサコフ市内の何箇所かで乗客を乗せてから、古くからの道路に入ります。コルサコフ市の市域を過ぎると、かのチェーホフの『サハリン島』にも出て来るような地名の場所を通り過ぎて行きます。やがてユジノサハリンスク市の市域に入り、空港に近いホムトヴォを抜け、商業施設<シティーモール>の巨大な建物が視え、その辺りに停留所も在ります。バスはそのままミール通を進み、パベーダ通との交差点で左折してレーニン通に出ます。レーニン通を少し北上し、巨大なレーニン像が在る辺りから駅前の停留所に入って終着です。
このコルサコフ・ユジノサハリンスク間の路線ですが、両市の間を往来する人達が存外に多いことから、バス車内は「何となく混んでいる」場合も多いように見受けられます。
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