燕が舞う早暁の空(2017年07月26日)

日中に好天に恵まれる日であっても、朝早くには雲が多めであったり、霧が掛かっている日が存外に多いのがユジノサハリンスク辺りの夏季には多いような気がしています。或いは昨日のように、朝早くから昼頃までは強めな雨が交じり、湿度がやや高い状態で午後遅めな時間帯から陽射しが眩しくなるという例も見受けられます。

↓今朝は6時前から明るく晴れた感じでした。住まいの居間の窓から、西寄りの空が視えますが、幾許かの雲が東から射し込む朝日の光を跳ね返し、薄紅色を帯びています。
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↑そういう中、早くも燕が"出動"していて、盛んに「高速編隊飛行」をしています。速いので、写真に入ると"被写体ブレ"で不思議なシルエットが画面に出ます。

ユジノサハリンスクでは、実に多くの燕を視掛けます。方々で、物凄い速さで飛び回っていて、明るくなって来る早朝から、日没の時間帯辺りまで見受けられます。

余計なお世話なのですが、燕を時々眺めて「あんなに速くグルグル廻りながら飛んでいて、目が回らないのか?」とか「早朝の6時以前から午後9時頃まで飛び回っているが、草臥れてしまわないのか?」というようなことを想ってしまいます。

燕は鳥の分類としては雀に近い仲間のようですが、グルグル廻りながら飛んでいる時に発している声音は、少しだけ雀に似ているかもしれません。燕の「編隊飛行」が在る場所は、何やら賑やかなのが常です。窓が開いていれば、屋内でも音が多少聞こえます。

この燕ですが、稚内では視掛けません。稚内とサハリンとは「近い」ので、似ている自然環境で見受けられる他方で、見受けられる生物には若干の違いが在るのです。

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