ホルムスクからやって来た「食べる"ケフィア"」(2017年07月02日)
何時の間にか随分と年月を経てしまいましたが、以前にサハリンの方を稚内にお迎えした際、その方が近所のスーパーの様子を視て言っていたことが在ります。「"牛乳"は色々な会社のモノが売っていて、"低脂肪牛乳"というのも見ましたが、"他の製品"が余り無いような気がしました」とです。仰っている"他の製品"というのは、料理に使うサワークリームや、ヨーグルト系統の乳飲料等のことなのです。
ユジノサハリンスク市内のスーパーで、乳製品等が売られているコーナーを覗くと、少し遠くなった記憶が鮮やかに甦りました。料理に使うサワークリームや、ヨーグルト系統の乳飲料等はなかなかに種類が豊富で、少し規模が大きな感じの店では「こんなに種類が在るのか?各々にどう違うのか?!」と困惑を覚える程度に色々なモノが売られています。
稚内でも「飲むヨーグルト」というようなタイプの製品は時々求めていましたが、ユジノサハリンスクではそんな「飲むヨーグルト」に分類されるようなモノは多く見受けられます。
そういう「飲むヨーグルト」に分類されるモノには色々と在るのですが、店の規模を問わず、多くの店で視掛けるのは<кефир>(ケフィール)と呼ばれているモノです。<кефир>(ケフィール)はカフカース地方発祥と言われるヨーグルトの一種です。これは日本では寧ろ<ケフィア>という名で紹介されているようです。
↓<кефир>(ケフィール)と書かれた蓋が付いた、「これ?飲むモノなのか?」という雰囲気の容器を見付け、好奇心に駆られてこれを求めてしまいました。
食べるケフィア (1).jpg
↑ホルムスク地区の会社の製品らしく、店頭の棚に在った価格の表示された札には「Холмск」(ホルムスク)という地名が出ていました。店で在庫を管理するような人達が「ホルムスクのあれだ!」という具合に、他の同類の商品と区別しているのでしょう。
「500グラム」というように容量が表記されています。"飲物"なら、「ミリリットル」や「リットル」という「液体の量」の単位が使用されるような気がしますが、ユジノサハリンスクの飲食店等で、飲物に関して「250グラム」というような表示になっている場合も多々見受けられます。故に「そういう、何でも"グラム"で標記するような感じか?」と思っていました。
↓「容器の中はどういう具合なのか?」と蓋を「恐る恐る...」のように開けてみれば、こういう様子でした。
食べるケフィア (2).jpg
↑数分間、黙って眺めてしまいました。これは「食べるヨーグルト」そのものでした。
<кефир>(ケフィール)というのは、日本では寧ろ<ケフィア>という名で紹介されている「飲むモノ」と思い込んでいましたが、こういう「食べる」モノも在ったのです。
このホルムスク地区で製造しているという「食べる"ケフィア"」ですが、何となく「乳製品らしいコクのようなモノ」が感じられる、なかなかに美味しい"プレーンヨーグルト"でした。価格は店によって多少前後していましたが、40ルーブルとか44ルーブルでした。
「他所に滞在してみる」ということは、こういう「最初はよく判らずに試食すると、妙に美味しいので気に入った」というような、無数の細々したモノとの出会いを重ねることなのかもしれません。
ユジノサハリンスク市内のスーパーで、乳製品等が売られているコーナーを覗くと、少し遠くなった記憶が鮮やかに甦りました。料理に使うサワークリームや、ヨーグルト系統の乳飲料等はなかなかに種類が豊富で、少し規模が大きな感じの店では「こんなに種類が在るのか?各々にどう違うのか?!」と困惑を覚える程度に色々なモノが売られています。
稚内でも「飲むヨーグルト」というようなタイプの製品は時々求めていましたが、ユジノサハリンスクではそんな「飲むヨーグルト」に分類されるようなモノは多く見受けられます。
そういう「飲むヨーグルト」に分類されるモノには色々と在るのですが、店の規模を問わず、多くの店で視掛けるのは<кефир>(ケフィール)と呼ばれているモノです。<кефир>(ケフィール)はカフカース地方発祥と言われるヨーグルトの一種です。これは日本では寧ろ<ケフィア>という名で紹介されているようです。
↓<кефир>(ケフィール)と書かれた蓋が付いた、「これ?飲むモノなのか?」という雰囲気の容器を見付け、好奇心に駆られてこれを求めてしまいました。
食べるケフィア (1).jpg
↑ホルムスク地区の会社の製品らしく、店頭の棚に在った価格の表示された札には「Холмск」(ホルムスク)という地名が出ていました。店で在庫を管理するような人達が「ホルムスクのあれだ!」という具合に、他の同類の商品と区別しているのでしょう。
「500グラム」というように容量が表記されています。"飲物"なら、「ミリリットル」や「リットル」という「液体の量」の単位が使用されるような気がしますが、ユジノサハリンスクの飲食店等で、飲物に関して「250グラム」というような表示になっている場合も多々見受けられます。故に「そういう、何でも"グラム"で標記するような感じか?」と思っていました。
↓「容器の中はどういう具合なのか?」と蓋を「恐る恐る...」のように開けてみれば、こういう様子でした。
食べるケフィア (2).jpg
↑数分間、黙って眺めてしまいました。これは「食べるヨーグルト」そのものでした。
<кефир>(ケフィール)というのは、日本では寧ろ<ケフィア>という名で紹介されている「飲むモノ」と思い込んでいましたが、こういう「食べる」モノも在ったのです。
このホルムスク地区で製造しているという「食べる"ケフィア"」ですが、何となく「乳製品らしいコクのようなモノ」が感じられる、なかなかに美味しい"プレーンヨーグルト"でした。価格は店によって多少前後していましたが、40ルーブルとか44ルーブルでした。
「他所に滞在してみる」ということは、こういう「最初はよく判らずに試食すると、妙に美味しいので気に入った」というような、無数の細々したモノとの出会いを重ねることなのかもしれません。
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