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コーチングスタッフのブログ

2017年12月

2017年12月18日23:05
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今年度も皆様からご支援、ご声援のおかげで無事に活動を終えることできました。そして昨日の納会をもち2017年度の活動を終えました。

今年度より東京農工大学、日本社会事業大学と合同チームとして活動して参りました。この場をお借りしてご声援いただいたOBOGの皆様、両校の学生、OBOGの方にも御礼申し上げます。今後は更なる連携によるチーム強化を図りたい所存です。

今年度は田渕キャプテンを中心として、昨年度以上に現状の課題克服に目を向けて活動して参りました。秋の公式戦では思うような結果は得られませんでしたが、今後成果につながる1年だったと感じております。我々は部員が少ない一方で、今年は卒業生いない点、1年生も多く入部したことで更なるチーム強化に期待が持てると感じております。

そして、これまでご指導いただきました竹内監督には新たな発想やアイデアを駆使し、学生の環境改善だけでなく、伝統の継承にご尽力いただきました。私自身も多くのことを勉強させていただき、本当に感謝しております。併せて御礼申し上げます。

来年度より、私、吉呑が杏林大学ラグビー部監督を仰せつかりました。大役を任され、身が引き締まる思いではありますが、前向きによりよくしたい一心で職責を全うしたいと思います。竹内監督同様ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。この場をお借りしてご挨拶をさせていただきます。

現在、ラグビーを取り巻く環境はラグビーワールドカップ日本開催に向けて一定の盛り上がりをみせています。その一方で大学ラグビーをプレーする環境においては昨今の経済状況に端を発し、学業とスポーツ、生活のバランスがこれまでと大きく変わりつつあります。現状、一部の強豪校を除き環境の改善、充実は図られていないと私の目には映っています。

我々杏林大学でも八王子キャンパスから井の頭キャンパスへの移転に伴い、ラグビー部での活動環境が大きく変わりました。グランドの件、慢性的な部員不足など私の在校していた約14年前とは環境が激変しました。苦難の多い中、学生は環境に甘んずることなく活動しております。

そのような中、現状を打破し成果をあげられる組織にすべく、私が監督に就任するにあたりまず、「再現性のあるチーム」作りをお約束します。

私は卒業後から、コーチとして勉強させていただき約10年が経過しました。新甫総監督が監督時代に私の学生時代から提唱された「考えるラグビー」について感じることは、昨今「考える」の発想が昔と意味が変わってきていることです。その「考える」の意味合いが不明瞭になりつつあるため、明確にさせることが私には求められていると感じております。そこで具体的に「考える」の1つの要素を明確にするため、「再現性」をテーマにチーム作りをしていきたいと考えました。

(再現性=同じ要素や要因を条件として整えた時に、再びまったく同じ事象が起こる性質をそなえていること。〈wikipediaより〉)

「再現性」と聞いて皆さんはどのようなことを具体的に想像されますか?私が例えるなら、練習で光るタックルをする彼なら試合でもすごいタックル期待できる。社内のプレゼンが上手だから取引先へのプレゼンも説得力があり大きな成果をもたらすかもしれない。など。いわゆる期待感、イメージに似たものかなと私は考えます。そのような期待感、将来を見据える力をチームに浸透させることを「再現性」を通じ育んでいきたいと考えます。

その結果、ラグビーを通じて将来をイメージし「考え」、厳しい環境にも負けない、結果を残せるチーム作りを目指して参ります。そしてチームを離れてもここで培った力が自分の支えの1つになればと願っております。

そしてもう1点学生支援、指導の観点から、闘杏会を中心に外部団体との連携強化を積極的に進めていくことも併せてお約束いたします。

私も学生時代は多くの卒業生、社会人チームなど外部団体と交流させていただく機会を得たことで、ラグビーのプレースタイルにとどまらず、ラグビー以外でも多くの勉強をさせていただきました。現在でもその経験が社会に出て苦難に立ち向かう時にも役に立っていると感じております。それ以上に年代を超えた人脈構築は何物にも代えがたい財産になっています。

更に現在の合同チームは、違った伝統を持つ者が集まる集合体です。違った文化、伝統に触れることで広い視野やアイデア、発想も膨らむとよい機会でもあると期待しております。

杏林ラグビーのIdentityを醸成しつつ闘杏会との融和さらには外部団体との融和に努めて参ります。

以上、簡単な内容ではございますが、「再現性あるチーム」作り、外部団体との連携強化をお約束し私の所信表明を代えさせていただきます。

若輩者で至らぬこと多々ありご迷惑おかけすると思いますが、学生の充実したラグビー部活動のために精進して参ります。何卒、ご指導、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

杏林大学ラグビー部 吉呑 雅志

2017年12月18日17:24
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こんにちは、監督の竹内です。

12月17日に納会が行われ今年度の活動が終了となりました。
今年度は、東京農工大学・日本社会事業大学との合同チームでスターをしました。
春のオープン戦も夏合宿もできず、厳しい環境でしたが、限られた練習の中で初心者の1年生の成長もあり、無事に公式戦を迎える事ができました。
ゲームを重ねるたびに、チーム力はUPしていましたが、私の力不足により勝たせてあげることができず反省をしております。
今年度は、4年生がおりませんので、卒業生がおりません。
よって来年度の体制は、今年度と同じ田淵主将・甲斐山マネージャーリーダー・入村主務となります。

また、今年度をもちまして監督を退任することになりましたのでご報告申し上げます。

来年度から新監督には現コーチの吉呑雅志氏が就任いたします。
新コーチに金澤秀明氏(18期)が就任いたします。
先般、進邦部長、新甫総監督、丹羽闘杏会会長のご承認を頂きました。
私はアドバイザーとしてスッタフをサポートしていくことになりましたことも合わせてご報告申し上げます。

3年間という短い期間でしたが、大学のキャンパス移転やそれに伴うグランドの問題等色々とありましたが、その都度多くの人に助けていただき、なんとかやり続けることができました。
ありがとうございました。
吉呑新監督をよろしくお願いいたします。

納会後はオフとなります。
今年度も大変お世話になりました。
大学関係者の皆様、協会および地区対抗戦関東一区2部の皆様、闘杏会会員の皆様、そして応援頂きましたご父兄の皆様に心から感謝とお礼を申し上げたいと存知ます。

皆様のお力添えがあって今年度も無事に活動することができました。
本当にありがとうございました。

来年度も杏林大学ラグビー部を何卒よろしくお願い申し上げます。

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