2014年12月
あらためまして。
監督の新甫です。
この度、今年度をもちまして監督を辞任・退任することになりましたのでご報告申し上げます。
来年度から新監督には現コーチの竹内秀光氏が就任されます。
先般、高坂顧問、黒田総監督、百瀬闘杏会会長のご承認を頂きました。
同時に黒田総監督は名誉顧問に、私は総監督としてチームをサポートしていくことになりましたことも合わせてご報告申し上げます。
1991年に26歳で就任以来、23年間務めさせて頂きました。
これまで関わった全ての方々に心から御礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
杏林大学ラグビー部一期生として創部に加わり、監督を拝命以来、創部10、20、30周年の節目に常に関わって参りました。
大学入学以来、49歳になる今までの30年間のうち、4年間は現役選手として、2年間は闘杏会会長として、23年間は監督として、これまでの私の人生の大半を当ラグビー部の活動が占めております。
チームを強くしたい、盤石揺るぎない組織を作りたい、魅力ある人材を育成したいと、杏林大学ラグビー部が進化・発展していく夢は、決して途絶えることはありませんでした。
これまでの公式戦の戦績結果が、闘杏会や関係者の皆様にご納得頂けるものかはわかりませんが、ラグビー部への貢献が十分に及ばなかったこと、そして指導者としてはまだまだ未熟であったことを反省するばかりです。
そのような中でも、杏林大学ラグビー部の『クラブ理念と行動指針』を制定したことや『創部30周年』を迎えられたことは、私にとって最も意味深い出来事だったと感じています。
初代の黒田雅夫元監督(現総監督)は、私達に多くの影響を及ぼしました。それは刺激的かつ尊い教えばかりでした。
それらを正しく受け継ぎ、ラグビー部の進化・発展に繋げていくことが、私に与えられた使命のひとつであると認識して取組んでまいりました。
そして我々杏林ラガーが唱える『考えるラグビー』を推し進めた結果、『走って、繋いで、粘り強くディフェンスする』という杏林ラグビーのスタイルが確立されたのだと思います。
杏林大学ラグビー部の存在意義は、勝利と優勝を目指すことを前提とした体育会ラグビー部の活動を通じて人間を育成し『魅力ある社会人』を創出すること、だと認識しています。
これは杏林大学ラグビー部が存在する限り、失ってはならない根幹だと考えております。
2014年12月1日時点のOB/OG数は137名、現役生22名、合計159名の杏林大学ラグビー部同門者がおります。
内、私が監督就任後に卒業した部員数は6期生から27期生までで102名、現役生22名を加えますと監督としては124名と関わったことになります。
当然、1期生から5期生の仲間達は熟知しておりますので、私は杏林ラガー159名の全員と関わったことになるわけです。
出会った部員達との交流・関係の全てが、私のこれまでの人生における『財産』となっております。
そして、卒業していった者たちが、たとえ細やかであっても人や世の中に貢献できる『魅力ある社会人』として活躍してくれていることを耳にしますと、喜ばしく、頼もしく、とても嬉しい気持ちになります。
先述しましたように、今後は現コーチの竹内コーチが新監督に就任されます。
竹内コーチは昨年の30周年記念式典の実行委員長も務められ、今年度からはコーチとして私と共に部員達の指導にあたってくれました。
力強く心強いサポートをして頂きました。名実ともに備わっており指導力も十分に養われております。
今後ラグビー部を取り巻く環境は大きく変わってまいります。
少子化、大学男女学生比率の変化、2016年度の大学移転による練習場所の確保など、状況や環境は刻一刻と変化をしてきております。
従って、『新たな発想』『新たな見識』『新たな取組み』によって、この変化に対応しさらなる進化をすべきだと考え、指導者体制にも変化をもたらす必要があるとの判断に至りました。
30周年記念式典に掲げたスローガンである『Progress the tradition.』は、まさに次世代に向けた杏林大学ラグビー部の在り方を示唆した、強烈かつ本質的なメッセージです。
我々はラグビー部の組織を永遠に継続させていくためにも、変化と進化を絶やすことはできません。
今後も皆様から竹内新監督への強力なお力添えが必要となります。
ますますのご支援とサポートを切にお願いするばかりです。
特に、現役生の皆さんは竹内新監督と共に新たな杏林の歴史をつくりあげていく義務があります。部員数が少なくてもやり抜く気概を持ち、鍛錬する努力を怠らず、勝つための工夫を凝らしていってほしいと願っております。
最後に。。。
再度御礼を申し上げたいと思います。
過去に合同チームとして共に闘った仲間の大学の皆様。
ライバルとして常に対戦してきた地区対抗戦関東一区各校の皆様。
ご指導頂いた東芝およびラグビー団体関係者の皆様。
杏林大学関係者の皆様。
残念ながらラグビー部を途中で退部していった方々。
活動をあたたかく見守って頂いた私の仕事関係の皆様。
そして。。。
現在の現役生部員達。
共に指導にあたったコーチの皆様。
教え子含む全ての闘杏会会員の皆様。
特に私を支えてくれた1期〜4期までの現役時代の仲間達。
私が23年間続けてこれたのも、ひとえに皆様のおかげだと感謝いたしております。
活動を支えて頂きました全ての関係者の皆様に、心からの御礼を申し上げて私の辞任・退任のご報告とさせて頂きます。
長文にもかかわらずご精読頂きまして誠にありがとうございました。
新甫 雄二郎
監督の新甫です。
この度、今年度をもちまして監督を辞任・退任することになりましたのでご報告申し上げます。
来年度から新監督には現コーチの竹内秀光氏が就任されます。
先般、高坂顧問、黒田総監督、百瀬闘杏会会長のご承認を頂きました。
同時に黒田総監督は名誉顧問に、私は総監督としてチームをサポートしていくことになりましたことも合わせてご報告申し上げます。
1991年に26歳で就任以来、23年間務めさせて頂きました。
これまで関わった全ての方々に心から御礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
杏林大学ラグビー部一期生として創部に加わり、監督を拝命以来、創部10、20、30周年の節目に常に関わって参りました。
大学入学以来、49歳になる今までの30年間のうち、4年間は現役選手として、2年間は闘杏会会長として、23年間は監督として、これまでの私の人生の大半を当ラグビー部の活動が占めております。
チームを強くしたい、盤石揺るぎない組織を作りたい、魅力ある人材を育成したいと、杏林大学ラグビー部が進化・発展していく夢は、決して途絶えることはありませんでした。
これまでの公式戦の戦績結果が、闘杏会や関係者の皆様にご納得頂けるものかはわかりませんが、ラグビー部への貢献が十分に及ばなかったこと、そして指導者としてはまだまだ未熟であったことを反省するばかりです。
そのような中でも、杏林大学ラグビー部の『クラブ理念と行動指針』を制定したことや『創部30周年』を迎えられたことは、私にとって最も意味深い出来事だったと感じています。
初代の黒田雅夫元監督(現総監督)は、私達に多くの影響を及ぼしました。それは刺激的かつ尊い教えばかりでした。
それらを正しく受け継ぎ、ラグビー部の進化・発展に繋げていくことが、私に与えられた使命のひとつであると認識して取組んでまいりました。
そして我々杏林ラガーが唱える『考えるラグビー』を推し進めた結果、『走って、繋いで、粘り強くディフェンスする』という杏林ラグビーのスタイルが確立されたのだと思います。
杏林大学ラグビー部の存在意義は、勝利と優勝を目指すことを前提とした体育会ラグビー部の活動を通じて人間を育成し『魅力ある社会人』を創出すること、だと認識しています。
これは杏林大学ラグビー部が存在する限り、失ってはならない根幹だと考えております。
2014年12月1日時点のOB/OG数は137名、現役生22名、合計159名の杏林大学ラグビー部同門者がおります。
内、私が監督就任後に卒業した部員数は6期生から27期生までで102名、現役生22名を加えますと監督としては124名と関わったことになります。
当然、1期生から5期生の仲間達は熟知しておりますので、私は杏林ラガー159名の全員と関わったことになるわけです。
出会った部員達との交流・関係の全てが、私のこれまでの人生における『財産』となっております。
そして、卒業していった者たちが、たとえ細やかであっても人や世の中に貢献できる『魅力ある社会人』として活躍してくれていることを耳にしますと、喜ばしく、頼もしく、とても嬉しい気持ちになります。
先述しましたように、今後は現コーチの竹内コーチが新監督に就任されます。
竹内コーチは昨年の30周年記念式典の実行委員長も務められ、今年度からはコーチとして私と共に部員達の指導にあたってくれました。
力強く心強いサポートをして頂きました。名実ともに備わっており指導力も十分に養われております。
今後ラグビー部を取り巻く環境は大きく変わってまいります。
少子化、大学男女学生比率の変化、2016年度の大学移転による練習場所の確保など、状況や環境は刻一刻と変化をしてきております。
従って、『新たな発想』『新たな見識』『新たな取組み』によって、この変化に対応しさらなる進化をすべきだと考え、指導者体制にも変化をもたらす必要があるとの判断に至りました。
30周年記念式典に掲げたスローガンである『Progress the tradition.』は、まさに次世代に向けた杏林大学ラグビー部の在り方を示唆した、強烈かつ本質的なメッセージです。
我々はラグビー部の組織を永遠に継続させていくためにも、変化と進化を絶やすことはできません。
今後も皆様から竹内新監督への強力なお力添えが必要となります。
ますますのご支援とサポートを切にお願いするばかりです。
特に、現役生の皆さんは竹内新監督と共に新たな杏林の歴史をつくりあげていく義務があります。部員数が少なくてもやり抜く気概を持ち、鍛錬する努力を怠らず、勝つための工夫を凝らしていってほしいと願っております。
最後に。。。
再度御礼を申し上げたいと思います。
過去に合同チームとして共に闘った仲間の大学の皆様。
ライバルとして常に対戦してきた地区対抗戦関東一区各校の皆様。
ご指導頂いた東芝およびラグビー団体関係者の皆様。
杏林大学関係者の皆様。
残念ながらラグビー部を途中で退部していった方々。
活動をあたたかく見守って頂いた私の仕事関係の皆様。
そして。。。
現在の現役生部員達。
共に指導にあたったコーチの皆様。
教え子含む全ての闘杏会会員の皆様。
特に私を支えてくれた1期〜4期までの現役時代の仲間達。
私が23年間続けてこれたのも、ひとえに皆様のおかげだと感謝いたしております。
活動を支えて頂きました全ての関係者の皆様に、心からの御礼を申し上げて私の辞任・退任のご報告とさせて頂きます。
長文にもかかわらずご精読頂きまして誠にありがとうございました。
新甫 雄二郎
こんばんは。
監督の新甫です。
12/7(日)京王プラザホテル八王子にて開催されました納会をもちまして、今シーズンの活動が無事に終了したことをご報告申し上げます。
今季は入れ替え戦対象校が二校になった新たな制度の中で活動してきただけに、目標を達成できず本当に残念なシーズンとなってしまいました。私としても反省が大きかったシーズンでした。
結果は出せませんでしたが...
チームを取り巻く厳しい環境に負けることなく、12〜13人で公式戦を闘いきった部員達。
勝利を目指して最後まで果敢に取り組んだ部員達には、最高のエールを贈りたいと思います。
様々な課題を克服するために『考えて工夫して実践する』杏林ラグビーのクラブ理念と行動指針の上に活動してきたことは、たくさんの成果を生み出したはずです。
三年生以下の部員達には、この経験をノウハウに変えていくことを強く希望します。
今季引退・卒業をしていくメンバーは以下の通りです。
荒井大介
小林孝之
瀬沼一輝
高橋洋晶
前田瑞稀
藤 真綾
この6名は入部した頃から少ない部員数の中で活動してきた者達です。
15人に満たない選手層の中で、それでも勝利を目指してチームの原動力となって闘ってきてくれました。
私は彼ら彼女らのこれまでの四年間のチャレンジ精神に敬意を表したいと思います。
引退・卒業していく者達全員が今後は各々の立場で社会貢献してくれることを信じてやみません。
納会を機に、来年度に向けての活動はしばらくOFFとなりますが、年があ明けたら間もなく試験が始まります。
これまで何度も記載しましたが、学生の本業は学業です。ラグビー部員である前に杏林大学の大学生です。
OFFの期間にしっかりと勉学に励み、規定単位を確実に取得するよう、学び努めてほしいと思います。
今年度も大変お世話になりました。
大学関係者の皆様、協会および地区対抗戦関東一区代表者会議の皆様、闘杏会会員の皆様、そして応援頂きましたご父兄の皆様に心から感謝とお礼を申し上げたいと存知ます。
皆様のお力添えがあって今年度も無事に活動することができました。
本当にありがとうございました。
来年度も杏林大学ラグビー部を何卒よろしくお願い申し上げます。
監督 新甫 雄二郎
監督の新甫です。
12/7(日)京王プラザホテル八王子にて開催されました納会をもちまして、今シーズンの活動が無事に終了したことをご報告申し上げます。
今季は入れ替え戦対象校が二校になった新たな制度の中で活動してきただけに、目標を達成できず本当に残念なシーズンとなってしまいました。私としても反省が大きかったシーズンでした。
結果は出せませんでしたが...
チームを取り巻く厳しい環境に負けることなく、12〜13人で公式戦を闘いきった部員達。
勝利を目指して最後まで果敢に取り組んだ部員達には、最高のエールを贈りたいと思います。
様々な課題を克服するために『考えて工夫して実践する』杏林ラグビーのクラブ理念と行動指針の上に活動してきたことは、たくさんの成果を生み出したはずです。
三年生以下の部員達には、この経験をノウハウに変えていくことを強く希望します。
今季引退・卒業をしていくメンバーは以下の通りです。
荒井大介
小林孝之
瀬沼一輝
高橋洋晶
前田瑞稀
藤 真綾
この6名は入部した頃から少ない部員数の中で活動してきた者達です。
15人に満たない選手層の中で、それでも勝利を目指してチームの原動力となって闘ってきてくれました。
私は彼ら彼女らのこれまでの四年間のチャレンジ精神に敬意を表したいと思います。
引退・卒業していく者達全員が今後は各々の立場で社会貢献してくれることを信じてやみません。
納会を機に、来年度に向けての活動はしばらくOFFとなりますが、年があ明けたら間もなく試験が始まります。
これまで何度も記載しましたが、学生の本業は学業です。ラグビー部員である前に杏林大学の大学生です。
OFFの期間にしっかりと勉学に励み、規定単位を確実に取得するよう、学び努めてほしいと思います。
今年度も大変お世話になりました。
大学関係者の皆様、協会および地区対抗戦関東一区代表者会議の皆様、闘杏会会員の皆様、そして応援頂きましたご父兄の皆様に心から感謝とお礼を申し上げたいと存知ます。
皆様のお力添えがあって今年度も無事に活動することができました。
本当にありがとうございました。
来年度も杏林大学ラグビー部を何卒よろしくお願い申し上げます。
監督 新甫 雄二郎
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