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コーチングスタッフのブログ

2011年06月

2011年06月29日07:05
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おはようございます。
監督の新甫です。
本日、6月29日は私の誕生日です。
早いもので今年で監督就任丸20年となりました。
まずは、ここまで続けてこれた事に対し、ラグビー協会の関係者ならびに当大学および当ラグビー部関係者に心から感謝し御礼を申し上げたいと思います。
時が過ぎ行くのは早いもので、振り返ってみれば20年経っていた・・・そんな思いでいます。
毎年毎年「優勝」を目標に、部員達と共に一心不乱に駆け抜けてきました。
部員数等に恵まれているわけでもない当ラグビー部が、何故これまで継続してこれたのか。
ひとえに、創部以来ラグビー部に関ってこられた黒田総監督をはじめとしたご指導に関っていただいた皆様の熱意と誠意、そして、何よりも卒業して行ったOB全員のラグビー部に対する熱い思いの賜物だと感じています。
そして、真摯な日々の活動そのものが杏林ラグビーの伝統を築いていったのだと思います。
「考えるラグビー」がラグビー部の理念であることは何度も書いていますが、勝つためにはどうするのかを考え、それをベースに活動してきた結果、「繋いでボールを動かす」ことや「ひたむきにディフェンスする」という杏林独特のラグビースタイルに辿り着いているように思います。
再来年の2013年には創部30周年記念式典を計画しており、杏林ラグビーの新たな歴史を刻もうとしています。
1984年のラグビー部発足後、登録されているOB(闘杏会)会員数は135名となりました。
私が監督就任以来の卒業生も既に90名を超えています。
いかなる仕事や活動にせよ、そのOB達が社会に貢献している姿を見たり聞いたりすることは頼もしく、「魅力ある社会人」として活躍していることを再確認できることは、杏林ラグビーの存在意義そのものを証明していることになり、本当に嬉しい限りです。
余談ですが、私の倅達は大学3年生と大学1年生になりました。
今の部員達とまったく同世代というわけです。
そういった意味では、今の部員達と共に活動していることは私なりに大変感慨深いものを感じています。
自分の誕生日を祝う歳でもなくなりましたが、監督就任20年という節目の年として、あらためて今日の日を噛み締めたいと思います。
今年もさらなる発展を目指して取り組んでまいります。
新甫雄二郎

2011年06月05日23:50
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本日、6月5日、農工大小金井グランドにてオープン戦を行いました。
試合中怪我人が出ましたが、ホームの農工大の選手の皆さんには心あるご対応をいただきまして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
さて、今シーズンの2試合目です。
スコアは14対14。
結果は同点ゲームでしたが、農工大は1部在籍のチームであることと、最後まで諦めず後半残り時間わずかのところで追いついたことは、今後のチームの士気向上に繋がるでしょう。
今日の試合は以下の3つを目的に実施しました。
(1)アタックについて
個人プレーではなく、固まりで継続プレーに心がける。
(2)タックルについて
タックル後のジャッカルを徹底する。
(3)ディフェンス
前に出てプレッシャー(圧)をかける。
各々良かった点も見られましたが、より一層、反省と課題が明確になった有意義な試合でした。
試合後、改善点および向上すべき点を選手達に伝えました。
指摘事項における選手達の理解度は個々にまだバラツキはありますが、認識している選手の表情は、話手の私から見ていれば一目瞭然です。
選手達の成長するポテンシャルがあることの実感を、私なりに掴めたと思います。
次回の試合までの課題は以下の3点です。
1フィットネス強化
2ブレイクダウン、モール及びラックも含めてのコンタクトプレーの強化
3ノミネート、UP、タックル、ジャッカルまでの一貫したディフェンス技術の強化
今シーズンも下級生を中心としたチーム構成ですが、ラグビーにおいては「基本」と「ひたむきさ」が最も重要であることを認識すれば、今よりもさらに高いパフォーマンスが実現できることは間違いないと思います。
次回の練習からは、ビデオでの検証を十分に実施し、指摘事項を修正あるいは向上させるための練習に励んで欲しいと思います。
選手達の自主性をベースに、我が校伝統の「考えるラグビー」を実践してほしいと思います。
強いチームになるかならないかは、彼ら自身が自分自身をどこまで追い込めるか・・・にかかっています。
監督 新甫雄二郎

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