[フレーム]

コーチングスタッフのブログ

2010年09月

2010年09月20日09:12
カテゴリ
こんにちは。
監督の新甫です。
昨日は今期の公式戦初戦でした。
対戦相手は芝浦工業大学で、昨年まで1部で活躍していた強豪チームです。
結果は5-80で完敗でした。
反省点としては、1対1の接点で完全に圧倒されていたことです。
相手選手にプレッシャーをかけられる低いタックルができれば、ミスを誘い流れを変えられるチャンスもあったと思います。
しかし、「受身」になってしまいタックルが高くなったこと、また、長時間のディフェンスに集中力が途切れてしまう結果となってしまいました。
さらに、とても暑い日だったため、フィットネス的にも選手個々のバラツキが目立つ試合でした。
合同チームとしての初戦で、かつ対戦相手は昨年まで1部所属の強豪チームとあって、当初から苦戦は覚悟の上で望みました。
しかし、試合に望む選手全員の意識統一がはかりきれなかったことが、今回の得点差を産み出してしまった最大の要因と考えます。
試合の勝ち負けとは別に最も反省すべき点だと思います。
しかし、良かった点もありました。
合同チームとして練習してきたシークエンスが、強豪チームにも通用することを選手達が実感できたことです。
試合後、選手達は自主的にFWとBKに分かれて反省会をして、次の試合への課題解決について検討をしていました。
また、合同チームを「ひとつのチーム」としてまとめようと努力している選手の姿も見られました。
合同チームでの公式戦参加は単独チームよりも難しい環境のチーム構成です。
しかし、どうせやるならば、この環境を貴重な経験として捉えてプラスの要素に変えていこう、という前向きな取組みがその人間を大きく成長させると思います。
私はそういう選手を一人でも多く育てたいと思いますし、心からサポートしてあげたいと考えます。
10月10日(日)14:00から電気通信大学(&早稲田大学理工学部との合同チーム)と対戦します(電通大グランド)。
初戦の反省を克服し、今期、我々(社事大+杏林大=社杏)が求めてきているラグビーが実践できて勝利できるよう、日々精進してまいります。
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
新甫雄二郎

2010年09月05日11:22
カテゴリ
こんにちは。監督の新甫です。
9/4(土)、神奈川県伊勢原市にある産業能率大学湘南キャンパスにて同校ラグビー部と練習試合を行いました。
我々は今年のパートナーチームである社会事業大学と合同チームとして初めての練習試合となりました。
人工芝のグランドで環境面には恵まれましたが、とにかく暑い日で両チーム選手達も大変厳しいコンディションでのゲームでしたので、ウォーミングアップ前からの水分補給に留意しました。
今回の試合の最大の目的は「合同チーム」としての実践力を確認することでした。
ケームにのぞむにあたっては以下の3つの指示をしました。
1ずらして当たるボティーコントロールを意識すること
2タックル後のジャッカルを意識して取り組むこと
3当チームのアタックパターン(詳細記載は割愛します)を試みること
ハーフタイムには、以下の指示をしました。
しかく当たった後のレッグドライブに心がけ、立ってプレーをすること
しかくスクラム・プッシュ後の両フランカーの上がりを早くすること(スクラムで圧倒していた為)
しかくキック後のチェイス方法の是正
戦績は19対21で残念ながら黒星★でした。
しかし、合同チームとして初戦でありながら、全体としてはよくまとまっていたと思います。
社会事業大学の部員はまじめで大学生らしい選手が多く、ひたむきにプレーするスタイルが持ち味です。是非とも見習いと思います。
今回のゲームは社事大キャプテンの小林君にゲームキャプテンを遂行してもらいました。彼の熱いブレーがメンバーの士気を高めたと思います。
杏林は今シーズン立てた目標に対して、愚直に取り組んでいる成果がよく現れていました。我々のスタイル確立に向けて前進できていると思います。
また、以下の点は大きな成果でした。
だいやまーく立ってボールを繋ぐ継続プレーが垣間見れたこと
だいやまーくタックル後のジャッカルにより、相手ボールを奪うシーンが散見されたこと
だいやまーくひたむきな低いタックルがあったこと
試合後、FW&BKに分かれて「反省会」をしました。
そこでは、選手達が前向きに意見を出し合い、是正・改善するにはどうすべきか、上手くいくにはどうすべきか等など、「考える」ことを実践してくれていました。
杏林ラグビーの理念は「考えるラグビー」です。どのようにしたら上達するのか、勝てるのか、合同チームとして克服すべきことは何なのか・・・。様々な局面で「考える」ことに徹してほしいと思います。そして、そこで考えたことを「身体で実践(=行動)」してほしいと思います。
9/19の芝浦工大との公式戦一回戦に向けて、勝利を目指して精進してまいります。
大学関係者ならびに闘杏会の皆様、是非とも応援をよろしくお願いいたします。
新甫雄二郎

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /