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コーチングスタッフのブログ

2014年11月

2014年11月17日18:22
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昨日、一昨日(11/15-16)は、久しぶりに晴れ渡った、とても気持ちのいい天気が続いた土日でした。
紅葉狩りで秋を満喫された方々も多かったことでしょう。

こんばんは。
監督の新甫です。

昨日はICUとの試合が行われました。

従来、全国地区対抗戦リーグ関東一区では、入替戦なしの自動昇格/降格となっておりました。
しかし、三年前から一部最下位と二部優勝チームが試合をする入替戦制度が導入され、さらに今季からは二校が入替戦の対象となっていることは既報の通りです。

そうした中、昨日11/16、初めての入替戦への参戦となりました。
我々は一部昇格をかけてICUに挑みました。

前半10-12
後半0-24
合計10-36

残念ながら敗戦となりました。

スクラムは6or7人で組みましたが完全に押し勝っていましたし、ラインアウトも安定していました。
継続プレーによってボールの支配率も杏林の方が高かったと思います。
さらに、フィットネスも負けてはいませんでしたし、ディフェンスも粘り強くできたと思います。

これは、まさに我々が積み上げて来た13人で戦うための戦術が活かされた証拠だったと思います。

部員達が13人で戦うことを『当たり前』と認識し、一切のネガティブ感情を捨てて今季は取組んできました。
そして、様々なシーンを想定し、様々なパターンを練習してきました。
まさに『考えて、工夫する』を実践してきたわけです。

しかし。。。

やはり、人数差によるディフェンスの穴を埋め切れませんでした。

特にパス能力の高いICUバックスがグランド全体を使ったパスワークの駆使によって、大幅なゲインを許すこととなりました。
杏林は攻め込みながらも味方の些細なミスから、相手のワンプレーによってトライを奪われる...という結果を招いてしまいました。

また、1対1のフィジカル差があったのも事実です。やはり一部のチームは違うということをあらためて認識させられました。

試合は負けはしましたが、先述したように、得点差以上に選手・マネージャーは本当によく戦ったと思います。

今季は一部昇格を目標に掲げていただけに、部員達にとっても大事な試合であったのと同時に、ひとつの節目を迎える意味で私にとっても極めて大事な試合でした。

30周年記念式典開催の翌年で、創部1984年から換算すると事実上の30周年であったこと、また、選手登録数12-13人であっても公式戦にのぞみ、『それでも杏林は勝つ』ということを証明して見せたかったからです。

勝利を手にすることができなかったのは、監督である私の力不足に他なりません。


今回の試合で今季の公式戦日程は全て終了いたしました。
大学関係者ならびに闘杏会の皆様、今季も暖かいご声援を誠にありがとうございました。

しばしのオフをはさみ、来年度の新体制を構築し、新チームの土台作りのために納会までは練習を続けてまいります。

なお、納会はご案内通り、12/7を予定しております。
闘杏会の皆様のご参加をお待ちいたしております。

監督 新甫 雄二郎
2014年11月10日18:25
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こんにちは。
監督の新甫です。

今季二部リーグの最終戦で、かつ二試合目の北里大学戦が杏林グランドで行われました。

残念ながら、0対43で完敗に終わりました。

北里大学の大型FWによる強力スクラムにどう対処できるかがゲームを左右するポイントのひとつでした。

我々は今回も13人で戦うことから、フォーメーションやディフェンス面を再考し試合にのぞみました。

対策の効用と選手達の頑張りもあり、全体的にいい局面も見受けられましたが、地力にまさる北里大学の攻撃に対して対抗しきれませんでした。

特にディフェンス面で受けに回ってしまった途端に、数によるハンデの穴を埋めることができなくなりました。
最初からわかっていたことですので、選手達全員が一人分以上の責任を全うし、タックルして走り抜くことが試合にのぞむ大前提でした。

試合に向けての重要ポイントおよび結果は以下の通りでした。
1FWのスクラム対策→前半しろさんかく後半しろまる
2立ってプレーする→しろさんかく
3ディフェンスで圧をかける→しろさんかく+
4全選手が責任を全うする→しろさんかく-

残念ながら、勝利に繋がらなかったため、更なる反省と精度強化の必要性を感じさせられました。

なお、昨日の試合には多くの闘杏会の方々やご父兄が応援に来て頂きました。何よりも部員達の励みになります。本当にありがとうございました!

一期生 尾上さん、崎山さん、寺嶋さん
二期生 松本さん夫妻
25期生 吉良さん
26期生 中村さん、宮林さん
27期生 望月、石井さん

ご父兄の方々もお忙しい中、いつも本当にありがとうございます。


さて、これで二部の順位が確定したことになります。

1位 北里大学
2位 電通大&早大理工
3位 杏林大学
4位 社事大&電機大

地区対抗戦関東一区の規定により、単独チームの上位二校が一部との入替戦にのぞむ権利を有します。
従って、11/16に以下の入替戦が予定されています。

・一部6位ICUvs二部3位杏林大
・一部7位農工大vs二部1位北里大

一部昇格をかけたICUとの試合日程は11/16(日)13:00KO(ICUグランド)となりました。

次回は今シーズン最後の試合となります。入れ替え戦に勝って、一部昇格を果たしたいと思います。
関係者の皆様、当日も応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

監督 新甫 雄二郎
2014年11月02日16:33
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こんにちは。
監督の新甫です。

台風の影響で試合が延期になっていた電通大&早大理工との二試合目が、昨日杏林大学グランドで行われました。

まずは結果からです。

19vs26で、あと一歩力及ばずという残念な結果となりました。
後半残り10分の時点で同点に追いついたものの、後半の終盤で再度相手FWにモールを押し込まれ得点を許してしまいました。

一試合目は本来の力を発揮できず完敗していた相手だけに、今回は何としても勝ちたいところでした。

前回の電通大&早大理工戦は13人、今回も13人で戦うつもりで反省や改善対策を検討してまいりました。

しかし、試合の数日前に突然の部員の怪我により12人で戦う状況になったため、急遽新たな対策・戦術で対処することを余儀なくされました。

とはいえ、前回の試合に比べて部員達の意識も高く、戦術の理解もしつつ良い局面もたくさん出ていた試合だったと思います。
人数のハンデを埋めるためにも、80分間走り抜く気概も見えました。

しかし、以下の三点が試合結果を左右してしまったと思っています。

1役割を果たしている選手とそうでない選手のバラツキが今だに解消されていないこと。
→今季のチームにおける以前からの最重要課題。自覚と当事者意識の醸成が急務。

2ここ一番でのプレーの判断における意識統一がなされていなかったこと。
→立ってプレーすべき時、ファイトすべき時、タックルミスをしない時など、ゲームの流れやどこでどのようにプレーすべきかを再度理解を深める必要がある。

3基本プレー(当たり方、立ってのプレー、タックルなど)の対応ができないこと。
→結果として反則や不利な状況を作り出してしまう。個人毎に基本練習に対する姿勢の差が試合で顕著に表れているため、能力が不足している選手は春先から指導してきた基本の修練に再度励む必要あり。

部員全員がまずは上記三点について是正および強化をすることが重要となります。


一部との入れ替え戦を除くと、来週は今季公式戦二部での最終戦(北里大学戦)となります。
今季の二部では最も強敵なチームで我々は初戦で敗戦していることから、今週は対策実践のための練習に特化して取組み、次回は必ず勝ちたいと思います!


最後に最終戦に向けて最も大事なことを書きたいと思います。

・チームがひとつにまとまること。
・部員達は自己に厳しく、仲間を敬うこと。
・自分と仲間のために、頭と心と身体を使って試合に向けて一点集中すること。
・日々の鍛錬を怠らないこと。

四年生、三年生、二年生、一年生、各々思いや感じることがあるはずです。それを形にしてください!

チーム一丸となって戦いましょう!

監督 新甫 雄二郎
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