2012年05月
おはようございます。
監督の新甫です。
長期の休みが可能なGWも、全国的なあいにくのお天気で、思ったような休暇を過ごせずにいらっしゃる方々も多いことでしょう。
そんな中、昨日の5/3(木)、今季オープン戦第2戦目となるICU大戦が行われました。
前回の対戦相手である東京農工大と同様、ICU大は地区対抗戦関東1区1部に所属するチームであり、我々よりも上位に位置し大変実力のあるチームです。
当日も含め連日の豪雨により、土のグランドは泥と水溜りにより、コンディションは決して良い状態とはいえないものでした。
試合開始後まもなく、両チームともジャージの区別がつかず選手もレフリーの方も大変だったと思います。
また泥が目に入り、コンタクトレンズが外れてしまう選手も多数おりました。
そんな状況ではありましたが、試合結果は10vs5で勝利しました。
以下に試合内容について記載したいと思います。
今回の試合は前回の農工大戦と同じ試合目的をもって望みました。
(シークエンス/ディフェンスフォーメーション/粘り強いタックル)
しかし、天候やグランドコンディションが良くなかったため、以下の3点を加えて指示しました。
◆だいやまーく今回の試合は悪天候の中での実戦経験の場とすること
◆だいやまーく練習してきたモールを実践すること
◆だいやまーく素早いリアクションを意識すること
結果、総論としては・・・。
アタック面においては、コンディションが悪い中でもFWを中心にボールをよく繋ぎました。
また、ゴール前でのモールでは練習の成果が表れ、トライに結びつけられたと思います。
ディフェンスでは、前に出て相手にプレッシャーを与えることができたため、相手のミスを誘いディフェンス時にゲインすることができました。
走って、繋いで、粘り強くディフェンスする、杏林らしいラグビーによる勝利ができたと思います。
練習でやってきた成果が少しずつ出てきていることは、まさに部員達の成長の証だと思います。
部員達は指導されたことを、首脳陣を中心に自分達なりに工夫を加えて、練習に活かしていってくれています。
しかし、試合後は部員達に敢えて厳しいコメントをしました。
それは、初戦と2戦目に勝ったことを甘く見てほしくなかったからです。
まだまだ、是正すべき点は多々あります。
我々は決して恵まれたチーム状況で公式戦を戦うわけではなく、今後の部員達の心構えのためにも、まだまだ上を目指して欲しいからです。
自信は大切です。しかし、過信は大変危険です。
謙虚に愚直に、実力向上を図っていって欲しいと、切に願っています。
さて、試合には勝ちましたが課題もたくさんありました。
◆だいやまーく停滞からのリセットプレー
◆だいやまーく決まり事の再徹底
◆だいやまーく的確なポジショニング
上記の改善と今季定めたチームの決まり事による戦術精度を高めていくことが、今後の最重要課題となります。
今日から数日間はGWによるOFFに入ります。
やる時はやる、休む時は休む。
この時期は春先からの練習の疲れもあり、昔から休みを取り入れています。
また、活動にもメリハリをつけてほしいと考えています。
部員達にはOFFに充実した時間を過ごしてもらい、休み明けからまた真摯に練習に取り組んでほしいと思います。
最後に、現在運営しているHPですが、大学やシステム会社の都合により、一時休止のご案内を差し上げています。
大学側とも相談し、新規の運営改編を検討しておりますので、あらためてご案内申し上げます。
それまでの間、当プログや部員日記あるいは闘杏会からのお知らせはご覧いただけますので、当面はそれぞれのURLをご登録いただきまして、継続してご覧いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
監督 新甫雄二郎
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