2010年08月
こんにちは。
監督の新甫です。
我々杏林大学ラグビー部は、8月12日(木)〜16日(月)の5日間、菅平で夏合宿を実施してまいりました。例年通り、エーデルホテル様にお世話になりました。
通常は7泊8日の合宿が恒例でしたが、近年、部員の減少や大学前期試験スケジュールの関係から、1週間弱の日程で行っています。
私も13日午前中の練習から参加し15日までの3日間(内、吉呑コーチは2日間)、部員達の指導にあたりました。
今年の合宿は、合同チームを形成する社事大とは各々実施するため、単独での合宿となりました。
しかし、現地にて神奈川歯科大学(神奈川県横須賀市)ラグビー部とご縁があり、何度か合同練習をする機会に恵まれ活動を共にしてまいりました。
この経験は大変貴重であり、神奈川歯科大学の坂田主将をはじめ部員の皆様たちに心より感謝申し上げます。
今期は社事大ラグビー部との合同チームによって公式戦参加をするため、公式戦にむけてのいい経験が積めたと思いますし、15日には杏林&神奈川歯科との合同チームで山梨大学工学部ラグビー部と練習試合を行いました。戦績も26-10で勝利し、即席チームながらいい成果が得られたと思います。
さて、今期の合宿の目的と狙いは以下の通りでした。
■しかく「個」の強化
■しかく「繋ぎ」「当たり」「タックル」の精度向上
特に、パスワークやずらしによる「繋ぎ」の強化には力を注ぎました。
結果、何故そのようなプレーが必要なのか「基本の重要性」をきちんと理解してくれたと思います。
少ない人数ながら大変成果のある合宿でした。
また、今回の合宿を宮本主将と共に振り返りました。
<良かった点>
◆だいやまーくチームの絆が強くなった。
◆だいやまーく合宿で合同練習や合同チームでの試合ができ、公式戦へ向けて貴重な経験を積めた。
◆だいやまーくボールを有していないプレーヤーの「声」の重要性の理解を深めた。
◆だいやまーく部員達の得手・不得手が理解できるようになった。
<悪かった点>
◆だいやまーく元気がない。
◆だいやまーく時間厳守できなかった選手がいた。
◆だいやまーく練習と休憩のめりはりがない。
◆だいやまーく部員自らの目的意識が弱い。
ここに挙げていない問題や課題はまだまだたくさんありますが、まずはこれらの点について、より「上昇」あるいは「改善」を施していきたいと思います。
最後に、お盆の帰省ラッシュのさなか、合宿にかけつけていただいた闘杏会(OB会)の方々、本当にありがとうございました。
2期生竹内さんをはじめ、一昨年卒業の21期生倉林さん、広田さん、安島さん。そして昨年度卒業の23期生岡村さん、大内さん、野口さん。
さらに、新潟からはるばる参加予定だった15期生の本間さんは、菅平に向かう途中の高速道路にて、車の故障が発生し菅平到着を断念されました・・・。
しかし、無事で何よりでした(笑)。
OBの皆さんには練習で多くのお手伝いをいただきました。本当にありがとうございました。また、闘杏会からは合宿支援費を頂戴いたしました。この場をお借りしまして御礼申し上げます。
21日(土)から練習を再開予定です。
公式戦勝利に向けて今後も強化をはかってまいります。
新甫雄二郎
<追伸>
全国の高校生の皆様。
7月中旬に各校に入試案内を郵送いたしております。是非ともご一読いただき、当校への受験をお薦めいたします。私達と共にラグビーを通じて充実した大学生活をおくりましょう!!!
毎日暑い日が続きますが皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
杏林大学ラグビー部監督の新甫雄二郎です。
昨日から、当校ラグビー部は今シーズンの下半期(後期)の活動を開始いたしました。
(今年は7月4日(日)のラグビー祭を最後に、試験等都合のため例年になく長いOFFとなりました)
昨日は、練習開始にあたりミーティングを実施し、今年度方針と夏練習(合宿)ガイド、そして合同チーム方針の説明を実施しました。
さて、先述しましたが、我々杏林大学ラグビー部は、今期、社会事業大学と高千穂大学の3校合同チームによる公式戦参加と決まりました。
従来通り、全国地区対抗戦リーグ関東1区2部での参加となります。(しかし・・・高千穂大学はチーム事情により参加未定)
今シーズンに入って、全国地区対抗関東1区の「代表者連絡会」にて「合同チーム規定案」作成を着手し、当連絡会にて合同チームとしてのご承認をいただきました。
体育会チームでありながら「合同チーム」を形成しているのは、他でもなく「部員不足」が原因です。各校、昨今の少子化による男子学生数の減少等により、どこの大学も同じような課題を抱えているのが実情です。我々ラグヒーの普及を目指す指導者はこの状況を看過できません。ラグビーによって成長していく青年(女子マネージャーもいますが)を一人でも多く増やしていき、魅力ある社会人を育成して行くことが、我々ラグビーを指導している者の「使命」と心得ています。
部員不足によって公式戦参加が途絶えてしまうことは、取り組む学生達のモチベーション低下に繋がりかねません。その点をご理解いただくよう代表者連絡会にてお願いしてまいりました。結果、地区対抗関東1区の「代表者連絡会」の討議においても、「合同チーム」での参加を快くご了承いただけました。
この場をお借りいたしまして、協会関係者の皆様と代表者連絡会にご参加いただきました各校関係者の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
また、今回の社事大と高千穂大との合同チーム形成にあたっては、社事大の下島監督に様々なご配慮をいただきました。重ねて御礼申し上げます。
本日10:30から、社事大と杏林Gにて合同練習を開始しました。
コミュニケーションを深めるためのドリル、メンバーの力量を確認するためのドリル等、2時間の全体練習を実施しました。社事大の学生の皆さんは、部員・Mgrに関らず、大変元気が良く、みんな「はきはき」として大変気持ちのいい大学生&スポーツマンの皆さんでした!この点は当校ラグビー部も是非とも見習いたいと思います。
今日初めての練習ということもあり、まずは部員同士、顔と名前を早く覚えてお互いを「知る」ことが重要です。互いのキャプテンが中心となってとても良くコミュニケーションをはかっていたと思います。これから、メンバー全員が「ひとつのチーム」として機能していくことに大きな期待をしています。
上手い、下手も重要でしょうが、この「ひとつのチーム」で「勝利」を目指して真剣に取り組んで行くその「プロセス」が、彼らにとって最も大切で貴重な宝になると認識しています。特に、異なるチームがひとつのチームとして融合していくには、若者なりに多くの葛藤があるのも事実でしょう。しかし、これは現実なのです。
従って、この状況の中で、お互いを知っていい刺激を受けて成長の場として活用するか、あるいは事実を受け入れず自分の世界に留まって自己成長の場を遠ざけてしまうかは、大学生である「本人の自覚」の問題でしょう。この機会を活用して、両校の学生達が是非とも成長していってほしいと切に願っています。
公式戦一回戦まであと約2ヶ月強です。限られた時間の中で選手達が最大限のパフォーマンスを出せるよう指導に当たるのが、社事大下島監督と私の役目と認識しています。そして、当事者・主役である「学生達」が、自らの努力と知恵の結集によって、このチームの成果が変わってくる・・・ということを促すことが重要と考えています。具体的な戦略・戦術構築は、あと数回一緒に練習してからのことになるでしょう。
最後に、杏林は8月12日〜16日までが合宿です。社事大はその翌週に合宿予定です。従って、次回の合同練習開催は8/28(土)を予定しています。ひとつひとつステップアップしていけるよう両校共に頑張ります。関係者の皆様、闘杏会の皆様、応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
新甫雄二郎
月別アーカイブ
QRコード
[画像:QRコード]