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コーチングスタッフのブログ

2012年12月

2012年12月03日19:37
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街並みの彩りが変化することで、いよいよ冬を感じる今日この頃です。
今年は暑かった反面、最近の厳しい寒さが身に染みます。。。

こんばんは。
監督の新甫です。

12/1土曜日、今シーズンの杏林大学ラグビー部の納会が終了し、今年度も無事に活動の節目を迎えることができました。
これもひとえに、大学関係者やご父兄の皆様、そして顧問の高坂先生や黒田総監督の支えがあってこそと、心より感謝申し上げます。

また、忙しい中、ご参加頂いた闘杏会の百瀬会長、金澤役員、そして30周年記念式典実行委員長の竹内さん。
本当にありがとうございました。
コーチの吉呑共々、厚く御礼申し上げます。

今シーズンの公式戦は4試合が組まれ、二勝二敗(内一試合は不戦勝)という成績でした。
今年こそ優勝をと、春の練習試合からも幸先のいいスタートがきれましたが、公式戦では満足のいく結果を残すに至れませんでした。

選手が15人揃ったのは久しぶりでしたが、公式戦の実戦三試合の内、全員で戦えたのは最終戦だけでした。
しかし、その一試合も、全十字靭帯を断絶している選手が気迫の出場を果たしたものの、満身創痍での戦いとなりました。

今年の二部は例年になく高いレベルで、北里、芝浦、杏林の三校とも実力が拮抗していたと思います。

そのような状況だからこそ、ラグビーの試合に望む為の前提条件が整っているかどうかは、やはり重要なファクターであるとあらためて認識させられました。

しかし、我々はそれを敗因にしたくはありません。最初からわかっていたことですし昨年度も同じでしたから!
今後も何人であっても、戦って勝つ術を探求していく所存です。

いずれにしても、優勝できなかったことは指導者である私の力不足と痛感している次第です。


さて、当日の納会では、高坂先生、黒田総監督、吉呑コーチ、百瀬会長、金澤役員、竹内実行委員長、全員からお話を頂戴しました。皆さんのお話を振り返りますと、ほぼ以下の三つの話に集約されたと思います。

〓杏林ラグビーの『考えるラグビー』について、今一度認識を深めて実践してほしい。

〓何故、ラグビーに取り組むのか、杏林大学ラグビー部でラグビーに取り組む『意義』を選手・マネージャー各々がよく考えてほしい。

〓来年の創部30周年記念には必ず『優勝』したい。その為には、闘杏会と現役が組織一丸となって記念式典を成功させ、優勝への起爆剤としたい。

学生達にとってためになる大変いい話しばかりでした。
あらためて、この杏林ラグビーを経験してきた人間の根幹には、同じものが流れ培われていることを実感した次第です。

また、懇親時間帯では、今年は例年よりも学生諸君が指導者や闘杏会の皆さんに積極的に交流をはかり、大変有意義な会話が活発になされていました。

これもひとえに現四年生と新首脳陣の組織改善意識の表れだと思います。
納会に参加した闘杏会の皆さんも大変喜んでおられました。

数年にわたるチーム組織改善がようやく実感できてきました。
しかし、目指すレベルはまだまだ高く、新首脳陣を中心として、あらためてチーム組織力の改善と強化に務めていく必要があると認識しております。

今年はこのHPで、その都度、プレーや戦術、練習への取組み、試合の反省について触れてきました。
ですから、今回の投稿では細かく触れませんが、すでに来年度にむけての課題はおおよそ明確になっていますので、新首脳陣とも良く協議し方針を策定していく所存です。

部員達は暫くはラグビーから離れた生活に入ります。現三年生は就職活動にも取り組むことになります。

OFFの期間の有意義な過ごし方を、部員全員が意識してほしいと思います。


最後に...。

引退をする四名の四年生。
本当にお疲れ様でした。

入部してきた君達の年に初めて合同チームを経験しました。あれから時が経ち、引退を迎えた君達を見ていて、私は大変感慨深いものを感じています。本当に良く頑張りましたね!

君達はまだ学生ですが、卒業後は闘杏会の一員として、現役生の活性化に務めて下さい。
これからの皆さんの活躍におおいに期待しています!

まずは、最後の試験をクリアして堂々と卒業して下さいね!

監督
新甫 雄二郎
traq

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